「アリーナ立川立飛」の版間の差分

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[[File:TACHUKAWATACHIHI CIMG5589.jpg|thumb|250px|アリーナ立川立飛(正面歩道から撮影)]]
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'''アリーナ立川立飛'''(アリーナ たちかわ たちひ)は、[[東京都]][[立川市]]に本社を置く不動産建設会社「[[立飛企業]]」・「立飛ホールディングス」が[[2017年]][[10月]]開場した[[体育館]]である。
'''アリーナ立川立飛'''(アリーナ たちかわ たちひ)は、[[東京都]][[立川市]]に本社を置く不動産建設会社「[[立飛ホールディングス]]」が[[2017年]][[10月]]開場した[[体育館]]である。


==建設経緯==
==建設経緯==

2019年7月11日 (木) 10:58時点における版

アリーナ立川立飛(立飛駅から撮影)
アリーナ立川立飛(正面歩道から撮影)
地図
地図

アリーナ立川立飛(アリーナ たちかわ たちひ)は、東京都立川市に本社を置く不動産建設会社「立飛ホールディングス」が2017年10月開場した体育館である。

建設経緯

同地は飛行機製造から不動産・建設業に転換した立飛企業が、アメリカ軍立川飛行場周辺で、軍隊の飛行機製造を行っていた工場敷地の土地の再開発の一環として建設を進めているもので、バスケットボールが盛んな立川市の土地柄を踏まえ、Bリーグディビジョン2(B2)のホームアリーナに充足する3000人程度の収容能力を持つ、鉄骨2階建ての体育館である。

設計は、日本建築構造センター株式会社(現・JSC株式会社)が開発を行い、面積が限られた省スペースで、建設費用を低コストに抑えながらも、短期間の工事で約50年程度使用でき、耐震・耐風性に優れ、また外壁や屋根に遮音・遮熱性に優れた金属材を使うことによってコンサートなどにも使える他、撤去後も躯体や部材を他に移して再利用することも可能な「仮設型」の体育館としている。この「ローコストアリーナ」の第1号案件として採用されたものである。同社では、Bリーグディビジョン1(B1)のホームコートに求められる5000人程度収容できるアリーナの建設も推進しており、このアリーナ立川立飛での採用例を受けて全国各地で同種のアリーナ建設へ向けた問い合わせ・計画が相次いでいるという。

2017年-2018年シーズンのBリーグディビジョン1(B1)では、「アルバルク東京」が、本来本拠としている国立代々木競技場第2体育館の老朽化と2020年東京オリンピック東京パラリンピックの会場として使用するための耐震補強改修工事を実施するため、レギュラーシーズンの主管試合30試合中26試合を開催するホームコート(残り4試合は駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)として使用する。

日本フットサルリーグ(Fリーグ)に所属する府中アスレティックフットボールクラブ(立川・府中アスレティックFC)が、2019年-2019年シーズンより本拠地としてホームゲームを開催している。

またこのアリーナのある多摩都市モノレール立飛駅周辺では、飛行場跡地の再開発の一環で、2015年三井不動産との協働による「ららぽーと立川立飛」を開設、さらに近接の立川北駅にある国営昭和記念公園東の旧国有地にも2500人収容のコンサートホールやホテル・オフィスビルなどの土地の再開発を予定しており、これらを総合して立川市街地の賑わいづくりを目指している。なお現「ららぽーと立川立飛」の敷地内には、かつて立飛企業がゴルフ練習場軟式野球場を設置したことがあり、地域スポーツ振興に貢献したいとしている。

ドーム立川立飛

2018年8月16日竣工、アリーナ立川立飛の南側にできた施設[1]。建設は立飛グループの立飛エステート。移動式の観客席は1000席。建築面積が約1,600㎡。8月22日、大相撲夏巡業立川立飛場所での力士控室として初使用。9月の東レパンパシテニスオープントーナメントでは予選会場として使用された。

道を挟んだ地区には人工の砂浜1200トンで造成されたタチヒビーチを増設。ビーチサッカーは1面、ビーチバレーなら2面が確保できる。

立飛ホールディングスパンナム・スポーツ機構加盟国、約20か国の海外選手団受け入れを決めた[2]ことから、アリーナ、ドームとともに2020年東京五輪の事前トレーニングキャンプ地となることが予定されている[1]

アクセス

脚注

出典

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度42分55.6秒 東経139度24分59.1秒 / 北緯35.715444度 東経139.416417度 / 35.715444; 139.416417