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アーニー・ヤング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アーニー・ヤング
Ernie Young
2019年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州シカゴ
生年月日 (1969-07-08) 1969年7月8日(55歳)
身長
体重
183 cm
106 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1990年 MLBドラフト10巡目
初出場 MLB / 1994年5月17日
NPB / 2002年6月7日
最終出場 MLB / 2004年9月24日
NPB / 2002年9月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2000年
オリンピック
男子 野球
2000 野球

エルネスト・ウェスリー・ヤング(Ernest Wesley "Ernie" Young、1969年7月8日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の元プロ野球選手外野手)。

経歴

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現役時代

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1990年ドラフト10巡目(全体289位)でオークランド・アスレチックスに入団。1994年メジャー初昇格。

1996年は141試合に出場し19本塁打を放つ活躍を見せた。中でも5月10日の対ミネソタ・ツインズ戦では1試合3本塁打の離れ業だった。

2000年シドニーオリンピックでは野球アメリカ合衆国代表としてロイ・オズワルトらと共に出場し、金メダルを獲得した。代表の4番打者として、チームの金メダル獲得に貢献した。対日本戦では松坂大輔からヒットを放っている。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の3Aツーソン・サイドワインダーズに在籍中の2002年シーズン途中、新外国人マイク・グランの不振もあり、得点力不足に悩まされ最下位に沈んでいた横浜ベイスターズに入団。6月7日の対ヤクルトスワローズ戦でいきなり4番・センターとして登場し、第3打席でケビン・ホッジスから初本塁打という衝撃のデビューを飾った。その後も巨体を生かしたパワフルな打撃ぶりを見せたが、打率は1割台と安定感を欠き、シーズン途中でウェーバー公示された。

横浜退団後は2007年までほぼマイナーリーグでプレー。マイナー通算1516試合出場、打率.283(5359打数1516安打)、298本塁打、1042打点。

現役引退後

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2008年から2013年まで、シカゴ・ホワイトソックスデトロイト・タイガース傘下のマイナー球団の指導者を務めた。

2015年6月30日に、2015年パンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表打撃コーチを務めることが発表された[1]。同大会では決勝のカナダ戦でサヨナラ負けし[2]、準優勝だった。10月21日には、第1回WBSCプレミア12のアメリカ合衆国代表打撃コーチを務めることが発表された[3]

その後も、2019年第2回WBSCプレミア12[4]2021年東京オリンピック[5]のアメリカ合衆国代表チームのコーチを歴任している。

選手としての特徴

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詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
1994 OAK 11 31 30 2 2 1 0 0 3 3 0 0 0 0 1 0 0 8 1 .067 .097 .100 .197
1995 26 58 50 9 10 3 0 2 19 5 0 0 0 0 8 0 0 12 1 .200 .310 .380 .690
1996 141 528 462 72 112 19 4 19 196 65 7 5 3 4 52 1 7 118 13 .242 .326 .424 .750
1997 71 200 175 22 39 7 0 5 61 15 1 3 2 2 19 0 2 57 6 .223 .303 .349 .652
1998 KC 25 56 53 2 10 3 0 1 16 3 2 1 0 0 2 0 1 9 3 .189 .232 .302 .534
1999 ARI 6 15 11 1 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 3 0 1 2 0 .182 .400 .182 .582
2002 横浜 32 124 110 15 19 3 0 8 46 16 0 0 0 1 10 0 3 39 4 .173 .258 .418 .676
2003 DET 5 15 11 0 2 0 0 0 2 0 0 2 0 0 4 0 0 5 1 .182 .400 .182 .582
2004 CLE 3 5 4 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .500 .600 .500 1.100
MLB:8年 288 908 796 108 179 33 4 27 301 90 10 11 5 6 90 1 11 213 25 .225 .310 .378 .688
NPB:1年 32 124 110 15 19 3 0 8 46 16 0 0 0 1 10 0 3 39 4 .173 .258 .418 .676

記録

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NPB

背番号

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  • 9(1994年 - 1995年)
  • 11(1996年 - 1997年)
  • 12(1998年)
  • 47(1999年)
  • 25(2002年)
  • 30(2003年)
  • 36(2004年)

代表歴

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コーチ歴

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脚注

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  1. ^ 2015 U.S. Pan Am Men's Baseball roster announced Official web site of USA baseball (英語) (2015年6月30日) 2015年7月21日閲覧
  2. ^ Costly errors sink U.S., Canada wins Pan Am baseball gold in wild final Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) (2015年7月19日) 2016年4月12日閲覧
  3. ^ 2015 USA Baseball Premier12™ roster announced Official Websitr of USA Baseball (英語) (2015年10月21日) 2015年10月24日閲覧
  4. ^ 米国 | 出場選手 | 2019 WBSC プレミア12”. 一般社団法人日本野球機構 (2019年10月31日). 2021年8月5日閲覧。
  5. ^ 登録選手名簿 United States”. World Baseball Softball Confederation. 2021年8月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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