コンテンツにスキップ

NTTタウンページ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTTタウンページ株式会社
NTT TownPage Corporation
本社:NTT虎ノ門ビル
種類 株式会社
略称 NTT-TP
本社所在地 日本の旗 日本
105-0001
東京都港区虎ノ門3丁目8-8
NTT虎ノ門ビル[1]
設立 1998年12月4日(エヌ・ティ・ティ番号情報株式会社)[1]
業種 電気通信
法人番号 3010401036746 ウィキデータを編集
事業内容

NTT東日本及びNTT西日本に係る

代表者 村田和也 (代表取締役)[社長]
資本金 1億円[1]
売上高 214億9700万円(2023年度実績)[2]
純利益 8億7500万円(2023年度実績)[2]
従業員数 約1,100名(2024年3月31日現在)[1]
支店舗数 全国12拠点[1]
主要株主 東日本電信電話 100%[1]
主要子会社 #グループ会社を参照
外部リンク https://www.ntt-tp.co.jp/
テンプレートを表示

NTTタウンページ株式会社(エヌ・ティ・ティタウンページ、英:NTT TownPage Corporation)は、1999年3月、再編成実施前の日本電信電話(NTT)の電話帳部門と情報案内部門の統合・一本化により営業開始した企業。現在は東日本電信電話(NTT東日本)が100パーセント出資しており、電話帳の発行・電話番号案内・データベース販売などを行っている。[1]

近年では、電話帳広告販売を中心としたビジネスモデルから、SMB(中小規模ビジネス)事業を支援する「デジタルマーケティングソリューション」ビジネスへの転換を図り、顧客にとって付加価値の高い新たなビジネスモデルを創出している。[3]

組織[1]

[編集]

過去に存在した組織(〜2019年6月30日)[4]

[編集]
  • サービス開発部
  • プロダクト部
  • 情報開発部
  • コンタクトセンタ事業部
  • データベース事業本部
  • 情報システム部
  • 経営企画部
  • 財務部
  • 人事部
  • 営業本部
    • 北海道営業本部、東北営業本部、信越営業本部、中部営業本部、関西営業本部、中国営業本部、四国営業本部、九州営業本部

沿革

[編集]
  • 1998年12月4日 - 日本電信電話(NTT)の100%出資によりNTT番号情報株式会社(エヌ・ティ・ティばんごうじょうほう、略称:NTT-BJ)が設立される。
  • 1999年
    • 3月1日 - 以下の内容を事業として営業を開始する。初代代表取締役社長:山賀豊。
      1. NTTに係る電話帳(タウンページハローページ)の発行等に係る受託業務、電話番号案内・手動接続通話サービス等の受託業務
      2. 番号情報及びこれに関連する各種情報の収集、各種情報データベースの構築・開発業務
      3. 2を活用した各情報提供業務
    • 7月1日 - NTT再編成に伴い、東日本電信電話(NTT東日本)の100%出資子会社となる。
  • 2000年12月25日 - 電話帳事業部(当時)が、電話帳の企画・発行及び配達・回収活動を適用範囲として、ISO14001の認証を受ける[5]
  • 2001年6月7日 - NTTグループ以外の通信事業者(au)が提供する「EZweb」で、タウンページ情報が検索できる、「iタウンページ」のサービス提供を開始する。
    • 「iタウンページ」は1996年12月にNTTがサービス提供開始[6]。NTTドコモが提供する「iモード」では1999年2月22日にサービス提供開始済。
  • 2002年6月26日 - 第2代代表取締役社長に山口隆彦が就任する。
  • 2004年11月1日 - NTTレゾナントが提供するポータルサイト「goo」と連携したローカルサーチサービス「gooタウンページ」のサービス提供を開始する[7]
  • 2006年6月22日 - 第3代代表取締役社長に中田昭雄が就任する。
  • 2008年 - NTT東日本とNTT西日本の委託により展開したDIAL104の広告が公正取引委員会の排除命令を受けた[8]
  • 2011年 - ゆるキャラグランプリの冠協賛となる。
  • 2011年10月1日 - 全国の電話帳販売編集会社8社を吸収合併[9]
  • 2012年7月1日 - NTT番号情報がNTT情報開発を吸収合併しNTTタウンページに商号変更[10]
  • 2018年6月22日 - 代表取締役社長に酒井紀雄が就任。
  • 2019年
    • 7月1日 - 組織改正により各地域営業本部を解消し、本社直下のソリューション営業部として統合改正する[4]
    • 9月4日 - NTTタウンページがWix.comと戦略的業務提携を締結し、新サービス「NTTタウンページDigital Lead Powered by Wix」の提供を開始する[11]
  • 2021年3月31日 - 防災タウンページネット版を終了[12]
  • 2023年2月 - ハローページの発行・配布を終了[13]

サービス・商品

[編集]

過去に存在したサービス・商品

[編集]

グループ会社

[編集]
  • NTT印刷株式会社

かつてのグループ会社[9]

[編集]
  • エヌ・ティ・ティ北海道電話帳株式会社
  • エヌ・ティ・ティ東北電話帳株式会社
  • エヌ・ティ・ティ東京電話帳株式会社
  • エヌ・ティ・ティ信越電話帳株式会社
  • エヌ・ティ・ティ東海北陸電話帳株式会社
(2010年4月1日付けでエヌ・ティ・ティ東海電話帳株式会社とエヌ・ティ・ティ北陸電話帳株式会社が合併)
  • エヌ・ティ・ティ関西四国電話帳株式会社
(2010年4月1日付けでエヌ・ティ・ティ関西電話帳株式会社とエヌ・ティ・ティ四国電話帳株式会社が合併)
  • エヌ・ティ・ティ中国電話帳株式会社
  • エヌ・ティ・ティ九州電話帳株式会社

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 会社概要 | NTTタウンページ株式会社
  2. ^ a b 2023年度 第26期貸借対照表及び損益計算書 - 経営情報(公告)
  3. ^ NTTタウンページ株式会社:導入事例 - NPSソリューション”. NTTコム オンライン. 2023年6月30日閲覧。
  4. ^ a b NTTタウンページ株式会社組織図 (2019年7月1日)-NTTタウンページニュースリリース(2019年6月17日)
  5. ^ 電話帳クローズドループリサイクル - NTT技術ジャーナル
  6. ^ 当初のサイト名はiタウンページではなく、インターネットタウンページであった。
  7. ^ 「gooタウンページ」の提供開始について”. NTTレゾナント株式会社. 2004年11月1日閲覧。
  8. ^ NTT東西に排除命令 「DIAL104」料金で不当表示”. ITmedia NEWS. 2008年3月13日閲覧。
  9. ^ a b NTT番号情報と電話帳販売編集会社(8社)の統合について - NTT番号情報ニュースリリース
  10. ^ 「NTTタウンページ株式会社」への商号変更、及びNTT情報開発株式会社との統合について - NTT番号情報ニュースリリース(2012年6月19日)
  11. ^ 清嶋直樹 (2019年9月14日). “NTTタウンページとWix.comが新サービス、中小のサイト制作・運用を支援”. 日経xTECH. 2021年4月16日閲覧。
  12. ^ 「防災タウンページ(ネット版)」サービス終了のお知らせ”. 2021年4月1日閲覧。
  13. ^ NTT東西が紙の「タウンページ」を廃止へ、130年超の歴史に幕”. 日経xTECH. 2020年6月18日閲覧。
  14. ^ 電話帳の歴史 タウンページ博物館 - タウンページNET
  15. ^ a b c 【別紙1】iタウンページ ハイパーサーチ・みんなのスクエアマップ・みんながつくる街(β版)の提供イメージ

外部リンク

[編集]