He 119 (航空機)

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Heinkel He 119 profiles.svg

He 119 は、ドイツのハインケル社で第二次世界大戦の直前に試作された偵察爆撃機である。8機が製造され、1937年に初飛行した。

概要[編集]

胴体中央部にエンジン2基を並列に搭載し、延長軸で機首のプロペラを回す高速偵察爆撃機として開発された。しかし、エンジンの冷却不足や機体構造の扱い辛さからドイツ空軍では採用されなかった。

試作機のうちV-7とV-8は日本に売却され、1941年(昭和16年)5月に日本に到着し日本海軍による試験を受けたが、2機とも試験中の事故で破損したため、試験は中止された。また、He 119は高速陸上偵察機「景雲」開発の参考資料ともなった。

スペック[編集]

Heinkel He 119 V4 3-view.svg
  • 全長: 14.79 m
  • 全幅: 15.89 m
  • 全高: 5.40 m
  • 全備重量: 7,665 kg
  • エンジン: ダイムラー・ベンツ DB606A-2 2,350 hp × 1
  • 最大速度: 590 km/h
  • 上限高度: 8,500 m
  • 航続距離: 3,120 km
  • 武装
  • 乗員: 3名

参考文献[編集]

関連項目[編集]