2004年のJリーグカップ
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Jリーグヤマザキナビスコカップ | |
開催国 | 日本 |
---|---|
開催期間 | 2004年3月27日-11月3日 |
参加チーム数 | 16 |
優勝 | FC東京 |
準優勝 | 浦和レッズ |
試合総数 | 55 |
ゴール数 | 160 (1試合平均 2.91点) |
観客動員数 | 720,098 (1試合平均 13,093人) |
得点王 | ウェズレイ (名古屋・7得点) |
最優秀選手 | 土肥洋一 (FC東京) |
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2004年のJリーグカップは3月27日に開幕、11月3日に国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で決勝戦が行われた。
優勝はFC東京(初優勝)。
大会名称
[編集]ヤマザキナビスコを冠スポンサーとしてJリーグヤマザキナビスコカップとして開催された。
レギュレーション
[編集]2004年のJリーグカップのレギュレーションは以下の通りである。
- 参加クラブはJ1リーグの16クラブのみである。[2]
- 16クラブを4クラブずつのグループリーグに分けてホーム・アンド・アウェーの総当りリーグ戦を行う。
- グループリーグの1位と2位のクラブが予選通過、決勝トーナメントに進出する。
- 準々決勝、準決勝、決勝戦は1試合のみで決着を付ける。
- 準々決勝、準決勝、決勝で90分以内に勝敗が決しない場合は、15分ハーフでVゴール方式の延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦によって決定する。
グループリーグ
[編集]グループリーグは3月27日・4月29日・5月29日・6月5日・7月17日・24日に行われた。
グループリーグの結果は以下の通りである。
グループA
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | VER | FMA | SFR | CRZ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 東京ヴェルディ1969 | 6 | 5 | 1 | 0 | 16 | 4 | +12 | 16 | 決勝トーナメント | — | 3–0 | 3–0 | 4–1 | |
2 | 横浜F・マリノス | 6 | 3 | 1 | 2 | 5 | 6 | −1 | 10 | 1–2 | — | 2–1 | 1–0 | ||
3 | サンフレッチェ広島 | 6 | 2 | 1 | 3 | 6 | 8 | −2 | 7 | 1–3 | 0–0 | — | 2–0 | ||
4 | セレッソ大阪 | 6 | 0 | 1 | 5 | 2 | 11 | −9 | 1 | 1–1 | 0–1 | 0–2 | — |
グループB
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | GRA | GAM | ALB | JUB | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋グランパスエイト | 6 | 3 | 2 | 1 | 13 | 8 | +5 | 11 | 決勝トーナメント | — | 2–2 | 1–2 | 5–2 | |
2 | ガンバ大阪 | 6 | 2 | 2 | 2 | 12 | 12 | 0 | 8 | 1–3 | — | 2–0 | 2–3 | ||
3 | アルビレックス新潟 | 6 | 1 | 3 | 2 | 7 | 9 | −2 | 6 | 0–1 | 4–4 | — | 1–1 | ||
4 | ジュビロ磐田 | 6 | 1 | 3 | 2 | 7 | 10 | −3 | 6 | 1–1 | 0–1 | 0–0 | — |
グループC
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | RED | SSP | JEF | TRI | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 浦和レッズ | 6 | 4 | 0 | 2 | 12 | 7 | +5 | 12 | 決勝トーナメント | — | 3–0 | 2–1 | 2–3 | |
2 | 清水エスパルス | 6 | 4 | 0 | 2 | 8 | 9 | −1 | 12 | 2–0 | — | 3–2 | 1–0 | ||
3 | ジェフユナイテッド市原 | 6 | 3 | 0 | 3 | 14 | 8 | +6 | 9 | 1–2 | 4–0 | — | 2–0 | ||
4 | 大分トリニータ | 6 | 1 | 0 | 5 | 4 | 14 | −10 | 3 | 0–3 | 0–2 | 1–4 | — |
グループD
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | TOK | ANT | REY | VIS | ||
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1 | FC東京 | 6 | 4 | 1 | 1 | 10 | 6 | +4 | 13 | 決勝トーナメント | — | 1–2 | 1–1 | 2–1 | |
2 | 鹿島アントラーズ | 6 | 3 | 1 | 2 | 8 | 5 | +3 | 10 | 1–2 | — | 0–2 | 2–0 | ||
3 | 柏レイソル | 6 | 1 | 3 | 2 | 4 | 5 | −1 | 6 | 0–2 | 0–0 | — | 1–1 | ||
4 | ヴィッセル神戸 | 6 | 1 | 1 | 4 | 4 | 10 | −6 | 4 | 1–2 | 0–3 | 1–0 | — |
決勝トーナメント
[編集]決勝トーナメントは準々決勝が9月4日に、準決勝が10月11日/13日に、決勝戦は11月3日に行われた。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
9月4日 | ||||||||||
FC東京 | 4 | |||||||||
10月13日 | ||||||||||
ガンバ大阪 | 1 | |||||||||
FC東京 | 4v | |||||||||
9月4日 | ||||||||||
東京ヴェルディ1969 | 3 | |||||||||
東京ヴェルディ1969 | 2v | |||||||||
11月3日 | ||||||||||
清水エスパルス | 1 | |||||||||
FC東京 | 0 (PK4) | |||||||||
9月4日 | ||||||||||
浦和レッズ | 0 (PK2) | |||||||||
名古屋グランパスエイト | 2 | |||||||||
10月11日 | ||||||||||
鹿島アントラーズ | 1 | |||||||||
名古屋グランパスエイト | 1 | |||||||||
9月4日 | ||||||||||
浦和レッズ | 4 | |||||||||
浦和レッズ | 3 | |||||||||
横浜F・マリノス | 2 | |||||||||
準々決勝
[編集]準決勝
[編集]決勝
[編集]3年連続で決勝進出を果たした前回王者の浦和と初のタイトル獲得を狙うFC東京が対戦した。この年も大勢の浦和サポーターがチケットを求めに走った結果、決勝戦のチケットは3年連続で即日完売した。試合は前半29分にFC東京のCBジャーンが浦和FWエメルソンを倒して退場となり、FC東京にとっては早々に1人少なくなるという苦しい展開となったが、浦和の攻勢を延長を含む120分間耐え抜きPK戦に持ち込んだ。PK戦では日本代表GK土肥洋一が好セーブを見せ、FC東京が初優勝を果たす。J2からスタートしたクラブがタイトルを獲得したのはFC東京が初めてであった。
2004年11月3日
14:07 |
FC東京 | 0 - 0 (延長) |
浦和レッズ |
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公式記録 | ||
PK戦 | ||
ルーカス 馬場憂太 今野泰幸 梶山陽平 加地亮 |
4 - 2 | 田中マルクス闘莉王 長谷部誠 田中達也 山田暢久 |
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- テレビ中継
- フジテレビジョン系列
表彰
[編集]順位 | 選手名 | 所属 | 得点 |
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1 | ウェズレイ | 名古屋グランパスエイト | 7 |
2 | ルーカス | FC東京 | 6 |
3 | マルケス | 名古屋グランパスエイト | 5 |
脚注
[編集]- ^ 本来であれば、2002年度の天皇杯で優勝した京都パープルサンガがACL出場となるべきだったが、京都が当時属していたJ2リーグの日程の過密などを理由に出場辞退し、磐田が代替参加した
- ^ この年はAFCチャンピオンズリーグ2004に2003年J1年間総合優勝の横浜FMと、同2位のジュビロ磐田[1] が出場しているが、2003年の事象とは異なり、予選免除とはしなかった
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 2004公式記録 ヤマザキナビスコカップ - Jリーグ公式サイト内