1/6の夢旅人2002

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1/6の夢旅人2002
樋口了一シングル
初出アルバム『lives』
B面 words of life
きみへのうた
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ランブータンレコード
サッポロサウンズ
プロデュース 太田憲行
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 31位(オリコン
  • 樋口了一 シングル 年表
    words of life
    1997年
    1/6の夢旅人2002
    2003年
    1/6の夢旅人/二度目のありがとう
    2005年
    テンプレートを表示

    1/6の夢旅人2002」(ろくぶんのいちのゆめたびびとにせんに)は、樋口了一の通算9枚目のシングルである。

    概要[編集]

    現在の『水曜どうでしょう』(北海道テレビ放送制作)本放送終了後の、新作シリーズのエンディングテーマとなっている。楽曲の経緯などは「1/6の夢旅人」を参照。

    同番組の企画「原付ベトナム縦断1800km」で初披露された。その後、同番組シリーズ『水曜どうでしょうClassic』のエンディングテーマとして使用されるようになる。

    発売当初のオリコン最高順位は162位だったが、後に記録を更新しており、最高位は31位である。現在でもたまに「オリコンインディーズランキング」で20位以内にランクインすることがある。

    収録曲[編集]

    全作詞・作曲:樋口了一

    1. 1/6の夢旅人2002
      編曲:本田優一郎
    2. words of life
      編曲:河野圭
    3. きみへのうた
      ピアノ:岡本洋
    4. 1/6の夢旅人2002(オリジナルカラオケ)
    5. words of life(オリジナルカラオケ)
    1. 水曜どうでしょう同窓会

    CD EXTRA[編集]

    このCDには「水曜どうでしょう同窓会」という映像が収録されており、パソコンにて再生すると自動的に再生される。内容は、『水曜どうでしょう』に出演の鈴井貴之大泉洋との対談(ディレクターの藤村忠寿も事実上参加)である。同映像は、後に『どうでしょうDVD』にも収録された。

    『リターンズ』では、西日本制覇(北海道で2002年レギュラー放送終了後に放送)で大泉が「1/6」を口ずさむシーンの挿入歌として「2002」バージョンを使用、これ以降は「2002」を使用している。

    鳥の鳴き声が入ったマスター音源[編集]

    2002年9月25日の番組レギュラー最終回で放送され、その後DVDにもなったベトナム横断1800キロのエンディングに収録されたバージョンの「1/6の夢旅人2002」には、樋口が飼っていたインコのポーちゃんの声が入っている。後に本人がCD EXTRAの中で告白した(『どうでしょうDVD』第4弾「サイコロ3」の特典映像にも収録)。通称「インコバージョン」。

    これは樋口が自宅での制作中、ラインでドラムの打ち込みを録音する際にマイクで拾ったポーちゃんの鳴き声を誤って一緒に録音してしまったためである。ところが樋口は、「まぁいいか」とそのポーちゃんの声入りドラムトラックをそのまま使って曲を完成させ、番組ディレクターの藤村忠寿に渡した。ディレクターや音響効果担当の工藤哲也は編集時、曲の途中で入る「シーシーシー」という音には気づき、疑問をもちつつも「多分これはシンセサイザー打楽器か何かの音で、樋口さんのアレンジのひとつなのだろう」と思い、そのまま番組に使用し電波に乗せてしまった。それを知った樋口は、「北海道の人たちは本当のことを何も知らないで大喜びしている」と語っている。

    後に本人の口からあの音はインコの鳴き声であることが明かされたが、偶然にも該当部がケツァールの飛び立つ場面で流れていたため、樋口は藤村たちが鳥の鳴き声と気づいた上で使ったのだと思っていたという。

    発売されたCDの「1/6の夢旅人2002」は最終回で放送されたものとは違い、アレンジに手を加え改めて札幌のスタジオで収録されたもので、ポーちゃんの声は入っていない。また、一部だけ歌詞に違いがあり、マスター音源では「いつの日かきっと」であったのが、発売CDでは「いつの日かきっと」になっている。CD版は主に『水曜どうでしょうClassic』で使用されている。また「ベトナム横断1800キロ」のエンディングもClassicではCD版に差し替えられている。

    その他[編集]

    • バンダイナムコゲームスシミュレーションゲーム「THE IDOLM@STER』のキャラクター「秋月律子」(声・若林直美)によるTHE IDOLM@STER MASTER ARTIST10内に収録された「1/6の夢旅人2002」のカバーは、クレジット上の表記は「2002」であるが実際は「1/6の夢旅人/二度目のありがとう」に収録されている2005年バージョンを歌っている。
    • 2006年に発売された樋口了一のベストアルバム『ベストコレクション〜あの頃の僕がいるなら〜』には、同曲のNew Recordingバージョンが収録されている。
    • 現在、熊本県にある壺溪塾CMソングとなっている。
    • 2009年より、北海道日本ハムファイターズ武田勝(『水曜どうでしょう』の大ファンとして知られている)が引退まで登場曲として使っていた。2016年9月30日の武田の引退試合には樋口が札幌ドームに駆けつけて生演奏を披露している。
    • 日本のアイドルグループももいろクローバーZのマネージャーである川上アキラが大ファンで、たびたびライブの序章や終章で使用している。
    • コナミの音楽シミュレーションゲーム『ミライダガッキ』に収録された(ただし、KONAMIによるカバーが収録)。
    • Mr.Childrenは、2014年に開催したファンクラブツアーの北海道公演で、桜井が好きだという同番組からこの曲をバンドでアレンジしカヴァーを披露している。
    • UNISON SQUARE GARDENも、2015年及び2016年に開催したファンクラブツアーの全公演でこの曲をカバーしている。なお、この時のメインボーカルは普段ベース及びコーラスを担当している田淵智也であった。
    • 東日本大震災の被災地のひとつ、宮城県女川町で、2012年から毎年3月に開催されている「女川町復幸祭」では、毎年「水曜どうでしょう」のD陣(藤村・嬉野)と共に、樋口がゲストとして招かれ、イベントの最後にライブでこの歌を披露している。これは同町のラジオ局「おながわさいがいエフエム」のスタッフら、女川町の若者たちに「どうでしょう」ファンが多く、津波で避難生活をしているときに「どうでしょう」の名台詞や、この歌に励まされたというエピソードが藤村たちに伝わったことがきっかけであり、樋口自身も、実際に毎年東北の被災地でこの歌を歌い続け、また2016年には自身も熊本地震で被災し、この歌の持つ意味がさらに深まったと語っている。

    関連項目[編集]

    参考文献[編集]

    1. ^ RIAJ 2014年12月度