高槻市駅

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高槻市駅
北口
北口
たかつきし - Takatsuki-shi
HK-71 富田 (3.3km)
(4.3km) 上牧 HK-73
大阪府高槻市城北町二丁目1番18号[1]
駅番号 HK-72
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 京都本線
キロ程 20.6km(十三起点)
梅田から23.0km
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
62,858人/日
-2014年-
開業年月日 1928年昭和3年)1月16日
備考 * 1943年(昭和18年)に高槻町駅から改称
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ホーム
引上線

高槻市駅たかつきしえきは、大阪府高槻市城北町二丁目にある、阪急電鉄京都本線。駅番号はHK-72

東隣の上牧駅との駅間距離は4.3kmで、阪急線内では最も長い[2][3]

歴史[編集]

大阪と京都の中間に位置する高槻市は戦後より市街地の開発が進行し人口が急増、このためラッシュ時の混雑を緩和する必要があり駅の高架化が企図されてきた[1]。1980年(昭和55年)には朝夕のみ稼働する定期券専用改札口を設置するなど臨時の対策を講じていたが、翌年より連続立体交差事業が進められ、1994年(平成6年)に高架化工事が完了した[1]

  • 1928年昭和3年)
  • 1930年(昭和5年)9月15日 - 会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる[2]
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日 - 高槻町の市制施行に伴い高槻市駅に改称[1][2]
    • 10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる[2]
  • 1949年(昭和24年)12月1日 - 新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる[2]
  • 1969年(昭和44年)12月6日 - 大阪市営地下鉄堺筋線開業に伴い、当駅までの相互直通運転開始。(河原町駅まで直通する堺筋急行は1979年(昭和54年)3月5日から運行開始)
  • 1981年(昭和56年)3月 - 「阪急京都線高槻市駅周辺連続立体交差事業」に基づき高架化工事着工。高架化工事中、構内引き上げ線が使用不能になるため、京都側(丸大食品工場裏付近)に高槻東信号所(引き上げ・折り返し用)が設けられた。
  • 1989年平成元年)4月 - 下り線高架化。
  • 1993年(平成5年)10月 - 上り線高架化。(2号線は同年2月21日ダイヤ改正より使用開始)
  • 1994年(平成6年)3月31日 - 「阪急京都線高槻市駅周辺連続立体交差事業」が竣工[5]
  • 1997年(平成9年)3月2日 - 全営業列車停車駅になる。
  • 2011年(平成23年)5月14日 - 土曜日・休日に当駅を通過する快速特急の運転を開始し、全列車停車は平日ダイヤ時のみとなる。

駅構造[編集]

待避可能な島式2面4線のホームを有する高架駅

ホームは3階にあり、改札コンコースは2階の1か所のみ。各階を結ぶエレベーターや上り下りのエスカレーターが整備されているので、上下移動は比較的容易である。

自動改札機東芝製で、PiTaPaなどのIC乗車券専用のものが2台置かれている(その他の全筐体もIC対応型)。主要な駅にあるごあんないカウンター(かつての「サービスセンター」)や定期券売り場も設置されている。

河原町寄りに引き上げ線があり、当駅で折り返す普通が主に使用する。

のりば[編集]

号線 路線 方向 行先
1・2 京都本線 上り 京都(河原町)嵐山方面
3・4 京都本線 下り 大阪(梅田)天下茶屋北千里神戸宝塚方面

※内側2線(2号線と3号線)が主本線、外側2線(1号線と4号線)が待避線である。

駅ビル[編集]

駅ビルは『ミング阪急高槻』と名付けられ、阪急電鉄が運営している。スーパーKOHYO)、飲食店、雑貨店、ファッション店、エステTBC)、スポーツクラブKONAMI)、理容室(QBハウス)、銀行りそな銀行)などが入居する。

また高槻市の行政サービスコーナーもあり、各種証明書の発行が可能である。

停車する列車[編集]

土・休日のみ運転される「快速特急」を除き、全定期列車が停車する。運行ダイヤの境界に設定されており、梅田方面からの半数程度の列車が当駅で折り返しを行う[6]

「普通」は日中の全ての梅田発着便、および地下鉄堺筋線との相互直通運転による天下茶屋発着便のほぼ全て(例外は平日夕方の河原町行き1本と土・休日の河原町行き3本のみ)が折り返す。

多くの普通が当駅で折り返すのをカバーするため、「準急」は当駅から河原町寄りの各駅に停車する。また、天下茶屋発着便で河原町方面へ直通するのは、全て「堺筋準急」である。

2008年(平成20年)秋から運行されている、行楽期の嵐山方面への臨時直通列車は当駅には停車しない。営業列車で当駅を通過する列車の設定は1997年(平成9年)以来である。

日中の上り(京都方面行き)の特急は当駅止まりの普通に加え、準急とも緩急接続する。一方、下り(大阪方面行き)の特急は当駅始発の下り普通と「片接続」をするだけで、準急との緩急接続は茨木市駅にて行われる。

利用状況[編集]

2014年(平成26年)度の1日の乗降客数62,858人で、阪急電鉄全線では第8位である(出典:大阪府統計年鑑)[7]

各年度の乗車・乗降人員数は下表のとおり。

年度 特定日 1日平均
乗車人員[8]
出典
乗降人員 乗車人員
1995年(平成07年) 69,427 34,290 - [9]
1996年(平成08年) 75,087 37,154 [10]
1997年(平成09年) 75,637 37,223 [11]
1998年(平成10年) 76,571 37,338 [12]
1999年(平成11年) - -
2000年(平成12年) 70,617 35,273 [13]
2001年(平成13年) 68,896 34,260 [14]
2002年(平成14年) 67,411 33,542 [15]
2003年(平成15年) 63,939 31,681 [16]
2004年(平成16年) 64,094 31,607 [17]
2005年(平成17年) 66,660 33,106 [18]
2006年(平成18年) 63,781 31,743 [19]
2007年(平成19年) 65,301 32,481 35,194 [20]
2008年(平成20年) 63,429 31,440 35,800 [21]
2009年(平成21年) 60,218 29,619 33,441 [22]
2010年(平成22年) 61,253 30,094 31,995 [23]
2011年(平成23年) 62,859 30,887 33,194 [24]
2012年(平成24年) 62,115 30,511 33,962 [25]
2013年(平成25年) 63,167 30,937 34,258 [26]
2014年(平成26年) 62,858 30,720 34,852 [27]

駅周辺[編集]

JR高槻駅周辺が再開発により大型商業施設が集積しているのに比べ、当駅周辺には高架化の前後を通じて目立った再開発事業はなく、大型商業施設が存在せず小規模な商店・飲食店が建ち並ぶ「私鉄駅」の佇まいを残す。

1階コンコース(東西自由通路)と、梅田寄りの高架下広場、北口駅前の噴水広場は、毎年ゴールデンウィークに開催される「高槻ジャズストリート」の演奏会場となっている。

バス路線[編集]

北口に高槻市営バス市営バス発車予定時刻表も参照)、南口に京阪バスが乗り入れている。停留所名は前者が「阪急高槻駅」、後者が「阪急高槻」。

北口は駅前のみずき通り沿いにのりばが6つあるが、南口は周辺の道路が狭隘なため1つしかない。なお、阪急電鉄系の阪急バスは乗り入れていない。

高槻市営バス[編集]

  • 1番のりば - 1 JR高槻駅南行
  • 2番のりば - 4 阪急富田駅、17A 栄町、22・23 柱本団地方面
  • 3番のりば - 18 富田団地方面
  • 4番のりば - 15 北大塚、16 下田部団地、16B 玉川橋団地方面
  • 5番のりば - 14 六中前、13 前島、12 道鵜町、7・7A 上牧方面/1 JR高槻駅南行
  • 6番のりば - 32 上成合、33 川久保、34 梶原東、56 別所本町公園北、57A (美しが丘経由)寺谷町方面

京阪バス[編集]

いずれの経路も高槻営業所が担当する。

  • 1A・2号経路[28] - 枚方市駅行(松原・辻子・大塚・枚方公園口経由)
  • 1B・2B号経路 - 竹ノ内町行(松原・辻子・大塚経由)
  • 1A・5A号経路[28] - JR高槻行(市役所前経由)
  • 早朝バス - JR高槻行(市役所前経由)(平日朝のみ、長尾口始発)
  • 5・5A号経路 - 番田一丁目行(松原・辻子・大塚・竹ノ内町経由)

隣の駅[編集]

阪急電鉄
京都本線
快速特急・直通特急
通過
特急・通勤特急・快速急行・快速
茨木市駅 (HK-69) - 高槻市駅 (HK-72) - 長岡天神駅 (HK-77)
準急(当駅から上牧側の各駅に停車)
茨木市駅 (HK-69) - 高槻市駅 (HK-72) - 上牧駅 (HK-73)
普通
富田駅 (HK-71) - 高槻市駅 (HK-72) - 上牧駅 (HK-73)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 『阪急ステーション』 阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、98-99頁。ISBN 4-89485-051-6
  2. ^ a b c d e f g 生田誠 『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』 彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・24-25頁。ISBN 978-4-7791-1726-8
  3. ^ 開業当時は大山崎駅まで7.1kmにわたって駅がなかった。
  4. ^ 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』9 関西2、新潮社2009年、50頁。ISBN 978-4-10-790027-2
  5. ^ 『阪急コレクション』 阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 1〉、2000年、135頁。ISBN 4-89485-038-9
  6. ^ 競合するJR高槻駅でも、同様に大阪方面へ折り返す列車の設定がある。
  7. ^ JRの新快速京阪神快速)が高槻駅に停車する以前は阪急電鉄全体で第5位だった。
  8. ^ 高槻市統計書より
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  28. ^ a b 1A号は早朝と夜間のみ設定。派生元の1号は当駅に寄らず、JR高槻に直行する。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]