餓狼伝説2

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餓狼伝説2
Fatal Fury 2
ジャンル 対戦格闘ゲーム
対応機種 ネオジオ[NG]
スーパーファミコン[SFC]
メガドライブ[MD]
PCエンジン[PCE]
ネオジオCD[NGCD]
PlayStation 2[PS2]
Wii
Xbox One[XB1]
PlayStation 4[PS4]
Nintendo Switch[Switch]
開発元 SNK
発売元 SNK
人数 1 - 2人
メディア NG:カセット
SFC:カセット
PCE:CD-ROM1枚
MD:カセット
NGCD:CD-ROM1枚
PS2:DVD-ROM1枚
発売日 AC:1992年12月10日稼動
NG:1993年3月5日
SFC:1993年11月26日
PCE:1994年3月12日
MD:1994年6月24日
NGCD:1994年9月9日
PS2:2008年5月20日
Wii:2008年5月20日
XB1:2017年4月20日
PS4、Switch:2017年6月22日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
デバイス 1レバー+4ボタン
システム基板 Multi Video System
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餓狼伝説2 -新たなる闘い-』(がろうでんせつ2 あらたなるたたかい)は、1992年12月SNKが発売した2D対戦格闘ゲームで、『餓狼伝説』の続編。欧米でのタイトル表記は『Fatal Fury 2』。

解説[編集]

1992年12月10日、100メガショック第2弾として登場。操作も1レバー+4ボタンとなり、4つのボタンはパンチ/キックの強弱となった。前作にも存在したが任意に利用できなかった2ラインシステムが進化し、自ら別ラインに移動したり(弱攻撃ボタン同時押し)別ラインに相手を吹き飛ばしたり(強攻撃ボタン同時押し)することが出来るようになった。また、体力が一定値を下回っている時のみ使用可能で絶大な威力を持つ「超必殺技」がシリーズ初導入された。ただし、入力コマンドはインストラクションカードには掲載されておらず秘密扱いとなっている。キャラクターイラストは白井影二が担当した。

前作にもあったボーナスステージは4ステージごとに入っており、1回目は土管、2回目は石柱を制限時間内に次々壊せばボーナスポイントが入る。

なお、前作ではプレイヤーとCPUキャラクターが互いに固定されていたが、今作はプレイヤーキャラクターとして操作できるキャラクター同士の総当たり戦+ボス戦であり、選んだキャラクター自身が服の色違いで登場し対決する「同一キャラクター対決」も存在し、しかもそれぞれに対応した台詞も存在する。同一キャラクター対決の時は、オリジナルと違う色彩の服を着ている方が、キャラクター名が赤色で表記されている(通常は青色)。なお、台詞の内容から同一キャラクター同士の対戦時は、互いが互いに「自分の真似をしている偽者」という認識をしているようである。

登場キャラクター[編集]

テリー・ボガードTerry Bogard](橋本さとし
ギース・ハワードに暗殺されたジェフ・ボガードの息子。バックストーリーでは趣味のビデオゲームで『龍虎の拳』をプレイしている。エンディング画面ではパオパオカフェでホットドッグを食べるシーンが描かれているが、当時『ゲーメスト』誌にて連載中だったコミック『餓狼伝説』(作・LEO ADVER)に登場するオリジナルキャラクター「メディア」が登場している。『餓狼伝説スペシャル』(以下『餓狼SP』と表記)では同じシーンながらメディアが別の女性に変えられている。
アンディ・ボガードAndy Bogard](声:橋本潤
テリーの弟で骨法の達人。師は舞の祖父・不知火半蔵。
ジョー・ヒガシJoe Higashi](声:生瀬勝久
「嵐を呼ぶ男」の異名を持つムエタイチャンプ。日本式に名前を書けば「東丈」。

新キャラクター[編集]

ビッグ・ベアBig Bear](声:竹田団吾
巨大な体格のプロレスラー。前作に登場したライデンと同一人物であるが、改心してマスクを脱いだ。
チン・シンザンCheng Sinzan](声:橋本潤)
香港でもトップクラスの財力を持つ大金持ちの太極拳使い。ストーリー内でロバート・ガルシアらしき実業家と接待ゴルフをしている。後に『コミックゲーメスト』で連載されたコミカライズ版にて、タン・フー・ルーの元弟子で、破門されているという設定が追加された。
不知火舞Mai Shiranui](声:曽木康代
不知火流忍術を駆使して戦う巨乳のくノ一。アンディがお気に入り。餓狼シリーズ初の女性キャラクター。
キム・カッファンKim Kaphwan](声:橋本さとし)
悪を許さないテコンドー師範。名前は実在する韓国企業であり、ネオジオのサードパーティとしてソフト販売もしていたビッコムの社長の名前からとられている。
山田十平衛Jubei Yamada](声:竹田団吾)
柔道の達人で、若い頃は鬼と怖れられたが、相当なスケベ老人。

ボスキャラクター[編集]

ビリー・カーンBilly Kane](声:生瀬勝久)
三闘士の一人。元ギースの側近で棒術の達人。棍棒を三節棍に持ち替えたことにより、棒をなくして攻撃不能になることはなくなった。
本作の発表当時はギースは本当に死んでいる設定だったが、アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説2』を基に『餓狼SP』ではギースの命令でクラウザーの下で働いている設定となった。
アクセル・ホークAxel Hawk](声:マイケル・ビアード)
三闘士の一人。ボクシングの元ヘビー級チャンピオン。その後、前作に登場したマイケル・マックスをトレーナーに現役復帰を目指している。『餓狼SP』とは飛び道具技が違う。
ローレンス・ブラッドLaurence Blood](声:生瀬勝久)
三闘士の一人。素手で闘牛を殺すことのできる凄腕の闘牛士。
ヴォルフガング・クラウザーWolfgang Krauser](声:マイケル・ビアード)
本作の最終ボスで、シュトロハイム城の城主。裏の世界では闇の帝王と呼ばれて怖れられており、表社会への進出のためにKOF開催を企てる。本作ではギースが最も恐れていた男として描かれているが、続編の『餓狼SP』ではアニメ版の設定を導入してギースの異母弟という設定が追加された。
ステージBGMにはモーツァルトのレクイエム(怒りの日)が使用されている。

この他にも前作の敵キャラクターたちがクラウザーのやられ役として中間デモに登場している(ギースと本作に出演中のビリー、ライデン=ビッグ・ベアを除く)。

移植作品[編集]

ネオジオ
SNK 1993年3月5日発売 (106メガビット)
アーケードと基板の仕様は全く一緒なので、クレジットのシステムやオプションなどの細かな違い以外はゲーム内容の違いは無い。ROMカートリッジを使用しており、読み込み時間などもない。
スーパーファミコン
タカラ 1993年11月26日発売 (20メガビット)
全体的な画面の雰囲気等は再現しているが、一部の技のグラフィックがほかの技のものと統一されたり、キャンセル可能な技が増えるなど操作感はだいぶ変化している。また、画面の上下が黒帯でカットされ、キャラクターの等身もアーケードやネオジオ版に比べ小さくなっている。容量の問題で一部のキャラクターの避け攻撃やライン飛ばし攻撃がネオジオ版とは違うほか、ライン移動攻撃もネオジオ版ではパンチとキックの2種類あるキャラクターも容量の関係でライン移動攻撃がパンチかキックのどちらか1種類に減らされている。タイトルデモも容量の問題で無し。隠しコマンド(『TAKARA』ロゴ表示中に、「B、A、X、Y、上、左、下、右、L、R」と入力し、「OK」という声がしたら成功)でビリー、アクセル、ローレンス、クラウザーを使用できるが、技の種類やコマンドは『餓狼SP』と多少異なっており、さらにアクセルとクラウザーの『餓狼SP』での超必殺技は通常の必殺技に設定されている。隠しキャラクターのエンディングも用意されているが4人とも同じエンディングである。難易度は前作とは対照的にネオジオ版に忠実になっている。
X68000
魔法 1993年12月23日発売
かなりアーケード版に近い出来ではあるが、再生メディアがフロッピーディスクでの供給だったので、ほとんど1ステージごとにディスクを入れ替える作業が必要とされ、読み込み時間も長い。ハードディスクにインストールすることで回避可能。4ボタンの専用ジョイパッドが同梱されていたが、電波新聞社のチェルノブアダプタを使用すればメガドライブ用6ボタンパッドが使用可能。後の同社移植作と違いボタン配置を変更できない。2ボタンパッドでもプレイ可能で、その場合は攻撃の強弱をボタンを押している長さで変えることができる。MIDI音源に対応しており、機器があればより豪華なサウンドでプレイ可能。
PCエンジン
ハドソン 1994年3月12日発売(アーケードカード専用)
PCエンジンCD-ROM²のアーケードカード専用ソフト第一弾として発売。SNKとハドソンが技術提携し、ネオジオCDでCD-ROMソフト供給を計画していたSNKへのCD-ROMソフト製作のノウハウと交換する形で、SNKから本作の内部データ供与を受けて移植されたため、キャラクターのサイズやパターン、アルゴリズムなどをほぼ再現しており移植度は非常に高い。PCエンジンは拡大縮小機能がないため、手前ライン用と奥ライン用の2種類のサイズで全てのキャラクターパターンを用意することでライン移動時の縮小を再現している。またオープニングデモやクラウザーステージのスクロール演出なども再現している。しかしキムの「飛翔脚」のボイスがネオジオ版とは異なっている。キャラクター選択後に地球が回転するシーンの裏で読み込みを行うなど工夫されているが、ロード時間で若干待たされる。BGMはCD-ROMの特性を活かしたアレンジ曲となっており(アレンジには久保こーじが参加している)、ロードで裏読みを行う場面ではCD-DAが使えないため、読み込み中のシーンで流れるBGMとSEは内蔵音源が使用されている。
メガドライブ
タカラ 1994年6月24日発売 (24メガビット)
携帯ハードを除けば最後発ということで、大胆なアレンジが加わった内容。『餓狼SP』を先取りしてか連続技が成立するほか、技の性能の大幅な調整、避け攻撃と超必殺技のコマンドの簡略化、ライン移動の高速化、しゃがみライン飛ばし攻撃の追加など、もはや別物といえるほど変更点が多い。タイトルデモは英語表記とオリジナルの映像を使った独自の内容になり、またゲーム画面は、スコアとキャラクター名表示を廃止し、画面上部を黒帯でカットした部分に体力ゲージとキャラクターの顔と勝利カウントを表示するなど、大胆な画面構成の変更が行われている。キャラクターに関してもボイスの使い回しや、必殺技のグラフィックを流用した勝利ポーズの変更などがみられる。黒帯部分を除いた画面サイズはスーパーファミコン版と同じだが、キャラクターのサイズはスーパーファミコン版よりも若干大きい。その他に特筆すべき点としては隠しコマンドによる裏技が多く含まれており、三闘士とクラウザーが使用可能になったり(MD版オリジナルの超必殺技や独自のエンディングも用意されている)デバッグ紛いの細かい環境設定も可能になる。
ゲームボーイ
タカラ 1994年7月29日発売
タイトルは『熱闘餓狼伝説2 -あらたなるたたかい-』。タカラの『熱闘シリーズ』2作目として登場。ゲームボーイの性能に合わせてキャラクターが2頭身にアレンジされ、ラインの概念が削除されている。キャラクターのボイスがない代わりに、漫画のようなフキダシでセリフが表示されるというコミカルな演出を採用。隠しキャラクターのビリー、アクセル、ローレンス、クラウザーには『餓狼SP』と同じ超必殺技が実装され、エンディングも『餓狼SP』と同じものに変更されている。
ネオジオCD
SNK 1994年9月9日発売
基本的にアーケードとほとんど同じ内容だが、BGMがCD-DAによる生音源である。ソフトの定価がROMカートリッジ版に比べて非常に安い。その代わり読み込み時間が長い。またVSデモのナレーションで、キャラクター名やVSのボイスが『餓狼SP』のものに変更されている。
PlayStation 2
SNKプレイモア 2006年7月20日発売
NEOGEO オンラインコレクションの第5弾「餓狼伝説 バトルアーカイブズ1」の収録タイトルの一つとして発売・移植。PS2版特有の追加要素を除き、ネオジオ版・アーケード版のほぼ完全な移植となっている。「DVD-ROM」というディスクメディアではあるが、一度タイトルを選択するとBGM以外のデータを全て一括で読み込むため、ゲーム開始後はロード時間で待たされることはなく、快適にプレイできる(BGMはDVD-ROM内から再生)。
Wii-バーチャルコンソール
D4エンタープライズ 2008年5月20日配信
ネオジオ版の移植。バーチャルコンソールは基本的にオリジナル版をほぼ忠実に移植するため、内容にネオジオ版との違いはない。
Xbox One-アケアカNEOGEO
ハムスター 2017年4月20日配信
アケアカNEOGEOの1作品として配信。MVS版を配信。
PlayStation 4Nintendo Switch-アケアカNEOGEO版
ハムスター 2017年6月22日配信
アケアカNEOGEOの1作品として配信。MVS版を配信。

タイアップ[編集]

  • 横道坊主 「Vietnam」- スーパーファミコン・メガドライブ版CMで使用

オリジナル サウンドトラック[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]