神奈川大学附属中・高等学校

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神奈川大学附属中・高等学校
KanagawaUniv highschool.jpg
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人神奈川大学
校訓

質実剛健・積極進取 (他にも建学の精神として上記2つの他に

'中正堅実'というものが存在する)
設立年月日 1984年11月19日
創立者 米田吉盛
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 完全一貫制
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 14571J
所在地 226-0014
神奈川県横浜市緑区台村町800番地
外部リンク 公式サイト
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神奈川大学附属中・高等学校の位置(神奈川県内)
神奈川大学附属中・高等学校

神奈川大学附属中・高等学校(かながわだいがくふぞくちゅう・こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市緑区台村町に所在する男女共学私立中学校高等学校中高一貫校(高校での生徒募集はない)。略称「神大附属」「KUHS

概要[編集]

  • 神奈川大学の附属校であるが実態は進学校である。2014年度(平成26年度)入試では卒業生約200名のうち、国公立大学に約21%、早慶上理に約20%、GMARCH・ICU・関関同立に約22%に進学しており、神奈川大学への進学は0.5%であった。東大合格者は3名、京大1名、医学部医学科13名、横国合格者は14名であった[1]
  • 中高共に1学年6クラス35 - 40人が基本であるが、入学者が多かった学年は例外的に7クラスある。なお、1999年度(平成11年度)入学者までは5クラス40人が基本で、中学1・2年次のみ6クラスであった。
  • 情報教育に力を入れており、WindowsとMac2種類のコンピュータルームがある。高校2年後期には4、5人のグループでウェブサイトの構築を1から行う。希望者で全国中学高校Webコンテスト(旧ThinkQuest)に参加し、入賞常連校となっている。
  • 校則などは最低限で、自主的判断が出来る生徒を育成すると言う観点から、比較的自由な校風である。と言っているが、実際は制服の裾、スカート、ネクタイなどに細かな着用規定があったり、靴下までもが学校指定されている、尚この靴下は壊れやすい。他にも施設利用に関することや、学校祭、体育大会、校外研修時においても細かい規則が多く存在する。また、制服の夏服着用期間が6月 - 10月と比較的長期である。

建学の精神[編集]

  • 「質実剛健・積極進取・中正堅実」[2]

沿革[編集]

  • 1983年(昭和58年)
    • 4月25日 - 学校法人神奈川大学第25回理事会で中学校と高等学校の設置決定。
    • 4月26日 - 学校法人神奈川大学第8回評議員会で中学校と高等学校の設置承認。
  • 1984年(昭和59年)
    • 1月14日 - 神奈川大学附属高等学校設置計画書が県知事より承認。
    • 11月19日 - 神奈川大学附属高等学校(1学年6学級・定員男子204名)の設置が県知事より認可、初代高等学校長に大澤清克を任命、校章と校旗を制定。
    • 11月27日 - 開校式を挙行、中学校と高等学校の業務開始。
  • 1985年(昭和60年)
    • 3月31日 - 一号館(校舎)・二号館(体育館)、多目的グラウンド、野球場、テニスコート、プールが完成。
    • 4月1日 - 神奈川大学附属中・高等学校が開校。
    • 10月26日 - 校歌の制定(作詞:栗原一登 作曲:團伊玖磨)。
  • 1988年(昭和63年)3月31日 - 三号館(校舎)が完成。
  • 1990年(平成2年)4月1日 - 定員の変更(1学年5学級・定員200名)が認可、男女共学の実施。
  • 1994年(平成6年)11月19日 - 創立10周年。
  • 1997年(平成9年)4月1日 - 第二代校長に青柳昌宏を任命。
  • 1998年(平成10年)
    • 11月20日 - 学校法人神奈川大学創立70周年。
    • 12月11日 - 第三代校長に菅原實を任命。
  • 2001年(平成13年)7月4日 - 学則の改正、学校5日制に係わる変更が県知事に受理。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月1日 - 第四代校長に澤田敏志を任命。
    • 9月4日 - 学則の変更、中高併設型学校と学校6日制への移行を県知事が受理。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日 - 学校6日制の実施、中高一貫校となる。
    • 10月7日 - 4号館完成。
    • 11月19日 - 創立20周年。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 第四代校長に澤田敏志が再任(2期目)。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 第四代校長に澤田敏志が再任(3期目)。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - 第五代校長に鈴木義嗣を任命。
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 第六代校長に菊池久を任命。

教育課程[編集]

教育理念[編集]

  • 学力の涵養
    基礎的な知識を体系的に把握し、論理的な思考力で、学力の充実に努める。
  • 心身の鍛錬
    いかなる試練にも耐え抜く強い意志と、身体の錬成、体力の充実に努める。
  • 品性の陶冶
    学校や家庭の中から人間相互の情宜の大切さを知り、親愛の心を育み、人格の養成に努める。

教育目標と生きる力[編集]

6つの教育目標[編集]

  • 生涯教育を意識した教育
  • 男女共修による相互理解教育
  • 個別化・個性化を尊重した教育
  • 情報化社会に即した教育
  • 国際化に即した教育
  • 「生き方探し」の進路教育

5つの生きる力[編集]

  • すべての土台となる基礎学力
  • 人類の遺産を継承し、発展させてく力
  • 本物を見る目を養い、自ら創造する力
  • 健康な体と心を育み、自他ともに尊重する力
  • 社会の中で協力し合い、たすけあう力

設備[編集]

  • 1号館 普段の授業はここで行われる。
    1階には、普通教室(中1、中2HR教室)、事務室、保健室、校長室、副校長室、応接室、校務センター1、購買部、食堂、中1・中2担任室、講義室2などがある。
    2階には、普通教室(中3、高1HR教室)、講義室1、校務センター2、地学教室、生物教室、化学教室、物理教室、生徒会室、中3・高1担任室、進路相談室などがある。
    3階には、普通教室(高2、高3HR教室)、コンピュータ教室(Windows、Macの2つ)、美術教室(2つ)、音楽教室(音楽講義室、音楽実技室の2つ)、自習室、高2・高3担任室、講義室3などがある。
  • 2号館
    第一体育館、第二体育館、第三体育館、更衣室、剣道場、柔道場などがある。
  • 3号館
    技術教室、家庭科教室(被服室、調理室の2つ)、大講義室、図書室、和室、会議室などがある。
  • 4号館
    普通教室(特定の授業のみに使用される)などがある。
  • テニスコート(人工芝)4面
  • 陸上グラウンド(サッカーコート、300m土トラック、400m全天候型トラック)
  • 野球場
  • 大学野球場(室内練習場完備)
  • 大学ラグビー場(人工芝)
  • プール(50m×7コース)

そのほかに自然観察林(現在封鎖中)などがあり、すべてあわせると東京ドーム4つ分という広大な敷地を有する。(1人あたり教室1個分の面積を有せる程の広さ) また、上記の大学設備は授業や部活等で中学・高校生が使用する場合がある。

部活動・同好会[編集]

そのほか、軽音楽ダンスなどの同好会がある年もある。(2017年現在はある。)

生徒会機関・組織[編集]

役員会は選挙によってえらばれた会長(1名)、中学・高校副会長(各1名)と会長が指名した庶務(3~5名)と会計(2名)で構成される。また、代議員会と各委員会(学芸部委員会と運動部委員会は除く)は各学級から選出された2名(高校学祭委員は4名)の委員によって構成される(ただし、合唱コンクール実行委員会は中学のみ)。学芸部委員会及び運動部委員会はそれぞれ該当する各部の代表2名によって構成される。

  • 生徒総会...生徒全員が在籍
  • 執行部...役員会と各委員会の幹部
  • 役員会
  • 代議員会
  • 学級委員会
  • 保健委員会
  • 広報委員会
  • 図書委員会
  • 放送委員会
  • 学芸部委員会
  • 運動部委員会
  • 体育大会実行委員会
  • 学校祭実行委員会
  • 合唱コンクール実行委員会
  • 選挙管理委員会

学校祭[編集]

学校祭(名称「くすのき祭」)が9月末から10月頭頃に2日間開催される。

1998年から2007年には「REVOLUTION10年計画」が実施され、毎年「Revolution」の綴りの一文字ずつに単語を割り当ててその年のくすのき祭のテーマとした。

  • 1998年 - Revolution
  • 1999年 - Egg
  • 2000年 - Vision
  • 2001年 - Origin
  • 2002年 - Liberty
  • 2003年 - Unstoppable
  • 2004年 - Twinkle
  • 2005年 - Infinity
  • 2006年 - Oasis
  • 2007年 - Nexus

また、2008年から2014年には「虹の7年計画」が実施され各年ごとに虹の7色からイメージカラーを定め、それを元にテーマを決めた。 なお、虹の色は紫から始まるが、最初の年にしては色が暗すぎるため、特例として青から始めた。くすのき祭の新たなスタートを「新たな航海の始まり」に見立て、毎年「船のオブジェ」を製作した。

  • 2008年 - The Earth/Eco(青)
  • 2009年 - KU magic ~魅了~(紫)
  • 2010年 - 神大染め(藍)
  • 2011年 - Power of Nature ~絆~(緑)
  • 2012年 - GALAXY ~KU Stars~(黄)
  • 2013年 - 情熱果実 ~Orange~(橙)
  • 2014年 - 赫 ~煌めく青春~(赤)

「虹の7年計画」が終わり次の計画を考える際に、「長期計画だと年度を重ねることで低学年の実行委員が運営に1から携われなくなる」等の意見が出たため、「0からのスタート」を合言葉に単年度計画の実施に至った。

  • 2015年 -Bubble~溢れる想い~
  • 2016年 -Palette~1313色の調和~
  • 2017年 -和〜Link of memory〜

体育大会[編集]

体育大会は年一回9月に開催される。かつての体育行事は7月の競泳と球技を中心とした「神大附属オリンピック」と、10月の陸上グラウンドでのトラック競技を中心とした「体育祭」の二本立てであったが、受験を控えた高校三年の生徒に配慮する形で、7月開催の「体育大会」として両者が統合されるのを経て、現在の形となっている。

中学校と高等学校が共同で競技することはない。

なお、午前は主に球技、午後は陸上競技が行われる。 例年球技は、中学校がドッジボール、キックベース、サッカー、バスケットボール、ソフトバレーボール。高校は、サッカー、バスケットボール(3on3)、バレーボール、男女混合ソフトボールである。

陸上競技は、中学生は長縄(合唱コンクール同様、どのクラスも学級単位で朝練や放課後の練習を熱心に行う)と学級対抗リレー。高校生は騎馬戦(男子)と飛びつき綱引き(女子)、そして学年対抗リレーである。以前は部活対抗リレー(各部活が部活着を着て、各部活で使用する小物又はボールをバトンにして行う)も行われていたが現在は無くなっている。

なお、高等学校の学年対抗リレーで、三年のアンカーがゴールする直前に、高校三年生ほぼ全員が一緒にゴールするのが恒例となっている。

合唱コンクール[編集]

合唱コンクールは毎年3月中頃に開催。中学生のみで企画・運営される。各学年ごとに、まず学年の課題曲を全員で歌い、その後各クラスごとにそれぞれ「自由曲」を一曲歌う。審査は他学年の生徒による投票と他学年の担任による採点を合わせて学年別に順位を決定していく。中学3年の優勝クラスはアンコールでもう一度歌う。会場は横浜みなとみらいホールである。どのクラスも相当熱心に練習にうちこむのが特徴で、とくに熱心なクラスは放課後はもちろん、ホームルームをその時間を練習に充てるほどである。例年この行事をきっかけに、最後の思い出として仲が深まるクラスと、意欲の差により内部分裂するクラスとに分かれる。 かつては、大学六角橋キャンパス内の大講堂(現在は存在しない)で12月の開催であった。

また、2011年3月16日に行われるはずだった第24回合唱コンクールは、2011年3月11日の東日本大震災の影響で創設以来初めて中止となった。

通学バス[編集]

1988年(昭和63年)頃より2001年(平成13年)3月まで運行。担当は相鉄バス旭営業所(当時は相模鉄道旭営業所)。 運行は同校から中山駅までの復路のみで中山駅発はなかった。 本数は当初は平日・土曜ともに5本/日だったが、後に運行形態が変更され、末期は日により本数が変化し2本/日 - 5本/日だった。 運賃は100円で事務室が作成した乗車券により乗車でき、乗車場はくすの木前にあった。 しかし、徒歩で行ける距離であったことや周辺の道路事情の変化・女子生徒の優先乗車の規定などにより、利用者が伸び悩み2000年度をもって廃止された。

交通[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 平成26年度大学入試 合格状況 [2014年4月18日現在
  2. ^ 神奈川大学附属中・高等学校 建学の精神2008年12月24日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]