キヤノンITソリューションズ

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キヤノンITソリューションズ株式会社
CANON IT SOLUTIONS INC.
Nomura Fudosan Tennozu Bldg.JPG
種類 株式会社
略称 キヤノンITS
本社所在地 日本の旗 日本
140-8526
東京都品川区東品川 2-4-11野村不動産天王洲ビル
設立 1982年昭和57年)7月1日
業種 情報・通信業
法人番号 6010701025982
事業内容 情報システムのコンサルティング・設計・構築、運用管理・保守サービスの提供
ソフトウエアの開発・販売
代表者 神森晶久(代表取締役社長)
資本金 3,617百万円
売上高 単体:756億円
2016年12月期)
従業員数 単体:3,107名(2016年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(100%)
主要子会社 佳能信息系統(上海)有限公司
スーパーストリーム株式会社
関係する人物 佐藤雄二郎
太田清史
浅田和則
外部リンク http://www.canon-its.co.jp/
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キヤノンITソリューションズ株式会社 (CANON IT SOLUTIONS INC.) は、キヤノングループシステムインテグレーター。キヤノンシステムソリューションズ株式会社と株式会社アルゴ21が2008年平成20年)4月1日に合併して誕生した。東京のほか、新川崎西東京大阪名古屋刈谷宇都宮に事業所を持つ。2009年(平成21年)に中国ソリューション事業推進室を設置、2014年にタイのIT会社を傘下に加えるなど、海外事業の強化に乗り出している。2017年7月1日にキヤノンソフトウェア株式会社と経営統合した。

主な事業[編集]

業種別のSI[編集]

製造業と金融業を中心に、流通・サービス業、公共・公益、医療、文教など、業種別に展開している。

エンベデッド[編集]

車載機器、携帯電話、産業機器などへの組み込みソフトウエア、ならびに制御システムを開発している。

IT基盤構築[編集]

コンピュータネットワークの設計・構築、データベースの構築・サポート、運用管理システムの構築、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境の構築、ディザスタリカバリ対策、24時間365日の運用サポートサービスなどを手掛ける。

iDC[編集]

西東京データセンター、ならびに子会社のクオリサイトテクノロジーズが運営する沖縄県名護市のデータセンターを用い、ホスティング、ハウジング、ISPサービスを提供している。また、キヤノンが法人向けに展開しているISPASPである「Canonet」では、キヤノンITソリューションズがサーバー運用を行っている。

セキュリティ[編集]

ファイアウォールアンチウイルスソフトウェア、コンテンツフィルタリング製品などのセキュリティ製品を開発・販売している。 また、マルウェア解析サービスも行っている。

ドキュメント[編集]

DTPソフトウエアの開発・販売、帳票システムやOCRシステムの構築のほか、キヤノン製複合機・プリンターのアプリケーションプラットフォームであるMEAPに対応したシステム開発を行っている。

ソリューション事業[編集]

研究開発[編集]

オブジェクト指向開発技術、開発基盤(クラウドなど)、オープンソースソフトウエア、映像認識(パターン認識など)、自然言語処理の研究を行う。また、オペレーションズリサーチ(Operations Research)を用いたシステム開発・コンサルティングを行う数理技術部門を持ち、同技術を活用したソリューションパッケージも開発している。

主な製品[編集]

自社開発[編集]

  • EDICOLOR(国産DTPパッケージ)
  • Edian Wing(印刷業・新聞社向けDTPシステム)
  • RubyNavigation(形態素解析)
  • GUARDIANWALL(電子メール監査、コンテンツフィルタリング)
  • NTS(EDIソフトウエア)
  • FOREMAST(需要予測・在庫発注補充計画)
  • RouteCreator(物流・輸配送・配車計画)
  • ALPHASE(生産計画、生産管理パッケージ)
  • SuperMate(アパレル業向けパッケージ)
  • Web Peformer(超高速開発ツール)

など。

日本語ローカライズ[編集]

など。

沿革[編集]

設立
2008年(平成20年)
  • 株式会社アルゴ21とキヤノンシステムソリューションズ株式会社が合併し、キヤノンITソリューションズ株式会社が発足。同時にアルゴインテリジェントサービスの社名をAISに、アルゴエデュケーションサービスの社名をAESにそれぞれ変更。
  • ニイウスコーならびにビックカメラより、ビックニイウスの全株式を取得し、社名をクオリサイトテクノロジーズに変更。
2009年(平成21年)
  • キヤノンネットワークコミュニケーションズ株式会社を吸収合併。
  • 医療ソリューション事業をFMSに移管し、同社社名をキヤノンITSメディカルに変更。
  • 傘下のAISとキヤノンMJの子会社ソリューションサービスが合併し、キヤノンビズアテンダに社名変更。
  • 中国ソリューション事業推進室を設置し、現地企業向けのSI事業を本格化。
  • キヤノンMJの中堅企業向けシステム営業部門を編入。
  • SSJの開発部門を編入[1]
2010年(平成22年)
2012年(平成24年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
2016年(平成28年)
  • キヤノンMJ内のIT事業再編におけるキヤノンMJ-ITHDの消滅により、キヤノンMJに株主変更。
  • キヤノンMJ-ITHDの子会社であった、キヤノンソフトウェア株式会社とエディフィストラーニング株式会社を子会社化。
2017年(平成29年)
  • キヤノンソフトウェア株式会社を吸収合併[2]
  • 傘下のキヤノンITSメディカル株式会社、キヤノンビズアテンダの株式を、キヤノンMJへ譲渡。

合併前の沿革:キヤノンシステムソリューションズ[編集]

大手鉄鋼メーカー住友金属工業株式会社の情報システム部門及び研究開発部門とその子会社を前身とする。

1982年(昭和57年)
  • 住金システム開発株式会社を設立。
1989年(平成元年)
  • 住友金属システム開発に社名変更。
1991年(平成3年)
  • 通商産業省 システムインテグレータ企業に認定。
1995年(平成7年)
  • サンネットと合併。
1997年(平成9年)
  • 住友金属工業システム事業部より、ソフト商品開発・販売業務および社内システム開発業務を編入。
  • 住金控制系統(上海)有限公司を設立。
2000年(平成12年)
  • 住友金属情報システム、住金ソフトウエアファクトリー、住金制御エンジニアリングの3社と合併し、株式会社住友金属システムソリューションズに社名変更。
2003年(平成15年)
  • キヤノン販売(現キヤノンMJ)に株主変更、キヤノンシステムソリューションズ株式会社に社名変更。住金控制系統(上海)有限公司を佳能控制系統(上海)有限公司に社名変更。
2004年(平成16年)
  • キヤノン販売の基幹SI部門を編入。
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
  • キヤノンMJのドキュメントソリューション開発部門を編入。同時に、キヤノン製品向けドライバー開発事業を譲り受ける。
  • クボタソリッドテクノロジーからCAD事業(SolidWorks)の販売部門を譲り受ける。
2007年(平成19年)
  • キヤノンMJの医療向けソリューション事業を編入。
2008年(平成20年)

合併前の沿革:アルゴ21[編集]

日本ユニバック(現日本ユニシス)に在籍していた技術者を中心に創立された。

1984年(昭和59年)
  • 株式会社アルゴ二十一を設立。
1985年(昭和60年)
  • アルゴグラフィックスおよびマーテック二十一を設立。
1988年(昭和63年)
  • 通商産業省 システムインテグレータ企業に認定。
1989年(平成元年)
  • 日本テクノシステム株式会社を吸収合併し、社名を株式会社アルゴテクノス二十一に変更。
1997年(平成9年)
  • 株式を店頭公開。
1999年(平成11年)
2000年(平成12年)
  • 東京証券取引所1部指定替え。
  • 内外データサービスを子会社化するとともに、同社とマーテック二十一とを合併しアルゴインテリジェントサービスに社名変更。
  • 社名を株式会社アルゴ二十一に変更。
2001年(平成13年)
  • システムインを子会社化し、株式会社アルゴコンサルティングサービスに社名変更
  • 株式会社ユニテル(現 Pro-SPIRE)に出資し、同社との協業でITコーディネータ育成教育事業を開始。
2002年(平成14年)
  • 住金物産情報システムを吸収合併。
  • ユニテルの教育事業を譲り受け、株式会社アルゴエデュケーションサービスを設立。
2003年(平成15年)
  • 社名を株式会社アルゴ21に変更。
2004年(平成16年)
  • 株式会社アルゴコンサルティングサービスを吸収合併
  • デジタルエンジニアリング部門をアルゴグラフィックスに譲渡。
  • パソコンの保守サービス事業の一部を日本オフィス・システム株式会社に譲渡
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
  • 株式公開買い付け(TOB)によりキヤノンマーケティングジャパンの子会社となる。
  • アルゴグラフィックスの自社株式買付に応募し、同社との資本関係を解消。
  • Pro-SPIREとの資本提携を解消。
  • キヤノンマーケティングジャパンの完全子会社となり、上場廃止。
2008年(平成20年)
  • ホテル向けソリューション事業をガーデンネットワークに移管。


関連会社[編集]

連結子会社[編集]

その他の関連企業[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ BCN 2009年11月17日付記事「SSJ、販売に徹する新体制へ、開発部門を親会社のキヤノンITSに移管」
  2. ^ キヤノンITソリューションズ株式会社とキヤノンソフトウェア株式会社を合併

関連項目[編集]

外部リンク[編集]