キヤノン電子

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キヤノン電子株式会社
Canon Electronics Inc.
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Canon Electronics Inc. 1.JPG
本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7739
1981年8月上場
本社所在地 日本の旗 日本
369-1892
埼玉県秩父市下影森1248番地
設立 1954年5月20日
業種 電気機器
法人番号 7030001090700
事業内容 精密機械器具、電子・電気機械器具、光学機械器具、情報機器、コンピュータ・通信機器ソフトウェアの開発・生産・販売
代表者 酒巻久(代表取締役社長)
資本金 49億6,915万円
発行済株式総数 42,206,540株
売上高 連結:1054億50百万円
単体:922億17百万円
純資産 連結:682億02百万円
単体:693億85百万円
総資産 連結:910億61百万円
単体:899億70百万円
従業員数 連結:6,073名、単体:1,802名
決算期 12月31日
主要株主 キヤノン 2,250万株(53.3%)
主要子会社 関連会社参照
外部リンク www.canon-elec.co.jp
特記事項:経営指標は2012年12月期
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キヤノン電子株式会社(キヤノンでんし)は、埼玉県秩父市に本社を置くキヤノングループの一社。

ビジネス向けのドキュメントスキャナー、携帯情報端末の開発・生産を行いキヤノンの各国販売会社に卸しているほか、独自事業としてITサービス事業にも注力。自社で情報セキュリティ分野に取り組むとともにキヤノンエスキースシステムグループおよびキヤノン電子テクノロジーグループを傘下に持ち、CRMや業種向けSIを手掛けている。

会社のオフィスから一切、椅子をなくし業績を向上させたことでも知られる。これは『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』(祥伝社)の著者でもある酒巻久社長の発案によるもので、生産部門だけでなく管理部門や社長室からも椅子をなくした。酒巻によれば、立つことで社員同士のコミュニケーション力が高まり、問題解決の速度や精度が劇的に改善したという(ただし、社長室には椅子があるとする社員の証言もある)[1]。また工場の廊下に青く塗られたゾーンがあり、「5m 3.6秒」よりも遅く歩いているとセンサーが感知し、警報音が鳴る[1]。青いゾーンには「急ごう、さもないと会社も地球も滅びてしまう」というスローガンが書かれている。

沿革[編集]

  • 1954年 株式会社秩父英工舎設立(創業)。
  • 1964年
    • キヤノン電子株式会社に商号変更。影森工場を開設。
    • 一眼レフ用FLレンズ絞りユニットの生産開始。
  • 1965年 東京営業所を開設。
  • 1971年 カセットステレオデッキ用磁気ヘッドの生産開始。
  • 1975年 キヤノンAE-1用シャッタ・主要ユニットの生産開始。
  • 1979年 フロッピーディスクドライブの生産開始。
  • 1981年 東京証券取引所第二部に上場。
  • 1984年 美里工場を開設。
  • 1989年 Canon Electronics (Malaysia) SDN.BHD.を開設。
  • 1990年 電子ファイリングシステムの生産開始。
  • 1993年 美里工場事務機ISO9002認証を取得。
  • 1995年
    • 美里工場BS7750認証取得。
    • スキャナカートリッジの生産開始。
  • 1996年
    • マイクロ製品をキヤノンから事業移管(IMS事業発足)。
    • 美里工場ISO14001認証取得(切換)。
    • レーザービームプリンタ累計生産500万台達成。
    • APSカメラ用磁気ヘッドの生産開始。
  • 1998年
    • 東京証券取引所第一部に指定替え。
    • 事務機コンポ生産移管。
    • CAM(超小型ステッピングモータ)の生産開始。
  • 1999年
    • 「高収益企業化」ビジョンの明示と意識改革運動開始。
    • 赤城工場(LBP委託組立)を開設。
    • レーザースキャナユニットをキヤノンから生産移管。
    • 赤城工場ISO14001認証取得。
    • 影森工場ISO14001認証取得。
    • 芝浦フロントオフィスおよび芝浦R&Dセンターを開設。
    • プレゼンテーション用ソフトウェアの開発、販売開始。
  • 2000年
    • ハンディターミナル事業をキヤノンから事業移管(HT事業発足)。
    • レーザスキャナユニットの一貫生産体制が確立。
  • 2001年 秩父地区3工場を1工場に拠点統合。
  • 2002年
    • 秩父地区生産子会社2社の清算と事業再構築。
    • 小型射出成型機の生産開始。
  • 2003年
    • 有利子負債がゼロとなり無借金体質の達成。
    • プライバシーマーク認証を取得。
  • 2004年
    • 芝浦フロントオフィスを東京本社に改称。
    • 美里事業所リニューアル。
  • 2005年
    • 業務用生ごみ処理機を生産開始。
    • 早稲田大学(本庄)にキヤノン電子奨学金制度開設。
  • 2006年
    • 赤城モールド工場の稼動開始。
    • 連結売上高が初めて1000億円を突破。
    • プラスチックレンズ累計生産個数1億個達成。
    • 第三者割当増資でイーシステム(現・キヤノンエスキースシステム)を連結子会社化。
  • 2007年 株式分割実施(1株に対し、1.5株の割当)
  • 2008年 TOBによりアジアパシフィックシステム総研(現・キヤノン電子テクノロジー)を連結子会社化。
  • 2017年
  • 2018年
    • 初めて参画した小型ロケットSS-520の打ち上げ成功。

関連会社[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b ITpro日経BP社「 本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス 2009/05/19」