人間科学部
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人間科学部(にんげんかがくぶ)は、人文学が人間の作り上げてきた総合的な文化に関する学問であるとして、その諸文化を紡ぎ上げてきた人間自身を対象に生命科学、行動科学、生物学、人類学、社会学、心理学、教育学、哲学、看護学などの多種多様な学問領域を跨いで教育・研究する大学の教育課程である。略称は人科(じんか)。
歴史
[編集]「人間科学」(Human Sciences)は、19世紀以降に進んだ学問の専門分化に対し、人間を総合的・学際的に研究する学問領域として形成された。その成立には、ドイツの精神科学(Geisteswissenschaft)、アメリカの「Science of Man」、フランスの「Sciences humaines」などの思想的・学問的潮流が影響した。日本では1960年代、日本学術会議において「人間科学総合研究機関」の設立構想が検討されるなど、人間科学に関する学際的研究体制の整備が模索された[1]。
こうした流れを背景として、1972年(昭和47年)に大阪大学が国立大学として初めて人間科学部を設置した[2]。私立大学では、1976年(昭和51年)に文教大学が初めて人間科学部を設置した[3]。その後も設置校は増加し、1987年(昭和62年)には早稲田大学が人間科学部(人間基礎科学科・人間健康科学科・スポーツ科学科)を開設するなど[4]、人間科学部は全国へ広がっていった。
学部内の組織
[編集]大学の組織によって異なるが、学部内には一般的に、人間環境科学科、健康福祉科学科、人間情報科学科、人間科学科、臨床心理学科、心理学科、教育学科、社会学科、社会福祉学科、看護学科等の学科が設置されている。