アール・アイ・エー

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株式会社アール・アイ・エー
RESEARCH INSTITUTE OF ARCHITECTURE
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南2-12-26
港南パークビル
法人番号 6010401000963
事業内容 都市・建築・住宅に関する調査・研究・企画・計画・設計
代表者 代表取締役社長 岩永裕人
資本金 9500万円
外部リンク http://www.ria.co.jp/
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株式会社アール・アイ・エー (RIA, RESEARCH INSTITUTE OF ARCHITECTURE) は、東京都港区に本拠を置く組織系建築設計事務所都市計画コンサルタント山口文象らが起こした建築設計協働組織を前身とする。大規模建築物や法定再開発を得意とする。

沿革[編集]

  • 1934年 山口文象建築事務所設立。
  • 1953年 RIA建築綜合研究所に名称変更。
  • 1959年 株式会社に改組 株式会社建築綜合研究所となる。
  • 1975年 株式会社アール・アイ・エー建築綜合研究所に改称。
  • 1987年 株式会社アール・アイ・エーに改称。
  • 2000年 6支社でISO 9001認証取得。

おもな作品・業績[編集]

東北地方[編集]

ビッグアイ

関東地方[編集]

渋谷Q-FRONTビル
DAIKANYAMA T-SITE
二子玉川RISE

中部地方[編集]

TOYAMAキラリ
近江町いちば館(金沢武蔵ヶ辻再開発)

近畿地方[編集]

中国地方[編集]

九州地方[編集]

  • タワーシティ長崎
  • 土ケ合原地区住宅地開発事業計画(1970年)
  • 築上町火葬場(福岡県美しいまちづくり建築賞大賞)
  • 木の葉モール橋本

日本国外[編集]

疑惑や問題[編集]

和歌山市民図書館の談合疑惑[編集]

海老名市立中央図書館の改修や多賀城市立図書館の建設など、これまで2つのツタヤ図書館建設やその他にもカルチュア・コンビニエンス・クラブ関連の事業に携わっている同社が、2017年に和歌山市駅前開発事業の一環として和歌山市民図書館の基本設計業務も行った。しかしその設計がカルチュア・コンビニエンス・クラブの指定管理者となる前提で行われたのではないかと言う疑惑が持ち上がり問題となっている。また和歌山市は2017年11月に和歌山市民図書館の指定管理者プロポーザルを行われカルチュア・コンビニエンス・クラブに決まったが、その過程も問題となっている[6][7][8]

小牧市子供関連施設での官製談合疑惑と見積書の改竄[編集]

2017年8月小牧市が整備を進める「(仮称)小牧市こども未来館」に同社はプロポーザルを経て整備基本構想策定業務委託業者に選ばれ、その後特命随意契約で基本設計と実施設計も受託。また同じ建物に整備が進められていた子育て包括支援センターの設計業務も受託したが、これら2つの設計業務の市の予定価格と同社の見積価格が同額である事が発覚。予定価格を不正に得た可能性が疑われている[9]。その後子育て包括支援センターの監理業務も市の予定価格と同額である事が発覚し、同年10月小牧市はこの一連の問題に関し情報漏えいがなかったかなどを調べるため、弁護士などによる第三者委員会の設置を発表した[10]。さらに同年12月の小牧市議会で、同社が本来提出が義務付けられてる契約の見積書が未提出だった事を隠蔽するため、小牧市職員の指示で見積書を同年6月に作成。本来提出されてるはずの同年4月と日付けを改竄していた事が発覚。さらにこの際基本設計と実施設計の額を合計金額から4対6の割合いで制作していた事も発覚した[11]

関連人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 多賀城駅北地区第一種市街地再開発事業」、『近代建築』第71巻第8号、近代建築社、2017年8月、 72-76頁。
  2. ^ 「土浦駅前地区第一種市街地再開発事業 ウララ」、『近代建築』第51巻第12号、近代建築社、1997年12月、 75-82頁、 NAID 40000778683
  3. ^ 代官山プロジェクトの基本設計及び実施設計の決定について”. ニュースリリース. 2018年8月12日閲覧。
  4. ^ 海老名市立中央図書館 <大規模改修>|株式会社アール・アイ・エー」『』。2018年8月12日閲覧。
  5. ^ 和歌山市駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物 基本設計報告書(公益施設棟抜粋)和歌山市民図書館”. 2018年8月13日閲覧。
  6. ^ “著名教授も「だまされた!」ーー和歌山市・ツタヤ図書館“談合疑惑”の裏で、競合“ガリバー企業”の不可解な影 - 社会 - ニュース” (日本語). 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]. (2018年2月7日). https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2018/02/07/99225/ 2018年8月12日閲覧。 
  7. ^ “炎上しまくりの“ツタヤ図書館”で利権を巡る仁義なき「談合レース」が…!? - 社会 - ニュース” (日本語). 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]. (2018年2月8日). https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2018/02/08/99227/ 2018年8月12日閲覧。 
  8. ^ “和歌山市・ツタヤ図書館誘致で関係者に出回る“怪文書”の中身ーー談合疑惑はさらにブラック化? - 社会 - ニュース” (日本語). 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]. (2018年5月24日). https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2018/05/24/104872/ 2018年8月12日閲覧。 
  9. ^ “民報こまき NO.1131”. (2018年8月5日) (2018-08-05発行) 
  10. ^ “落札率100%第三者調査 こども未来館 設計委託で小牧市方針 - 中日新聞”. (2018年10月2日) 
  11. ^ 平成30年第4回小牧市議会定例会

参考文献[編集]

  • 建築設計資料集成 [総合篇]
  • 建築計画・設計シリーズ『都市再開発』
  • 建築計画設計シリーズ 街なみ街づくり
  • 公共空間のデザイン100 日本の都市環境デザイン85~95
  • シビックデザイン(中部地建シビックデザイン検討委員会編)
  • 手づくり郷土賞PART8 ぎょうせい出版
  • 建築設計資料集成【地域・都市 I ~プロジェクト編】第1章
  • 建築計画・設計シリーズ『都市再開発』
  • 村松貞次郎 『日本建築家山脈』鹿島出版会、1965年
  • 現代日本建築家全集11 坂倉順三 山口文象とRIA, 1971年 産品書房
  • RIA建築総合研究所 近藤正一『建築家 山口文象 人と作品』(日本の建築明治大正昭和第10巻)相模書房、1982年(新編2003年)
  • 近江栄・堀勇良『日本のモダニズム』三省堂、1981年
  • 「RIAリポート」『新建築』1955年10-11月号 
  • 「RIAレポート」『建築文化』1956年7、10、11、12月号、57年5月号
  • 「RIA特集」『建築』1962年6月号
  • 川添登「RIAの総帥 山口文象」『現代建築を創る人びと』井上書店、1966年
  • 「RIA List of Works 1953~2003」50周年記念誌発行
  • 「RIA 1953~1966」RIA, 1966年