「Tomak〜Save the Earth〜Love Story」の版間の差分

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== 概要 ==
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神に滅ぼされようとする地球を救うために'''頭だけの姿'''で地上に降臨した[[愛]]の[[女神]]に愛を注ぐという'''生首育成ゲーム'''である。
神に滅ぼされようとする地球を救うために'''頭だけの姿'''で地上に降臨した[[愛]]の[[女神]]に愛を注ぐという'''生首育成ゲーム'''である。<br>
そのあまりにも奇怪で奇抜なアイディアに「知らなくてもいいPCゲームの世界」という個人サイトがネタとして取り上げ、[[クソゲー]]マニアが注目。<br>
韓国から輸入されるや否や[[韓国語]]が分からないにもかかわらずプレイを強行する者も多数現れた。<br>
韓国のゲームに対する倫理規定があまりにも厳しいので、その厳しさを逆手にとって考えられたという。<br>
その結果、2002年3月、[[サンソフト]]より日本語[[Microsoft Windows|Windows]]版発売。同年12月には[[プレイステーション2]]版も発売される。<br>
なお、「Tomak({{Lang|ko|토막}})」とは、韓国語で「切れ端」とか「断片」といった意味である。。<br>
続編としてSeed9社より『{{Lang|ko|토막}}again』が発売されたが、これは恋愛シミュレーションゲームではなくアーケード版[[シューティングゲーム]]である。<br>
『{{Lang|ko|토막}}again』は日本では未発売だが『[[月刊アルカディア]]』において少しだけ紹介されたことがある。<br>


== 設定とゲーム内容 ==
そのあまりにも奇怪で奇抜なアイディアに「知らなくてもいいPCゲームの世界」という個人サイトがネタとして取り上げ、[[クソゲー]]マニアが注目。韓国から輸入されるや否や[[韓国語]]が分からないにもかかわらずプレイを強行する者も多数現れた。
神々は、「人類は[[欲望]]に走りすぎているので、滅ぼした方がいいのではないか?」と話し合っていた。愛の神'''エビアン'''は、「人類には愛があります」と言ったが、他の神は「そんなものは、単なる肉体的な愛情だ」と取り合わない。結局、美しい肉体を捨てて首だけになったエビアンを愛する人間が現れれば、人類に精神的な愛情があることを認めて、人類を滅ぼすのを止めるということになった。そして、エビアンは種子となって地上に降りる。

韓国のゲームに対する倫理規定があまりにも厳しいので、その厳しさを逆手にとって考えられたという。

その結果、2002年3月、[[サンソフト]]より日本語[[Microsoft Windows|Windows]]版発売。同年12月には[[プレイステーション2]]版も発売される。

なお、「Tomak({{Lang|ko|토막}})」とは、韓国語で「切れ端」とか「断片」といった意味である。

続編としてSeed9社より『{{Lang|ko|토막}}again』が発売されたが、これは恋愛シミュレーションゲームではなくアーケード版[[シューティングゲーム]]である。
日本では未発売だがこのゲームについては『[[月刊アルカディア]]』にて少しだけ記事にしている。

== ゲーム内容 ==
神々は、「人類は欲望に走りすぎているので、滅ぼした方がいいのではないか?」と話し合っていた。愛の神'''エビアン'''は、「人類には愛があります」と言ったが、他の神は「そんなものは、単なる肉体的な愛情だ」と取り合わない。結局、美しい肉体を捨てて首だけになったエビアンを愛する人間が現れれば、人類に精神的な愛情があることを認めて、人類を滅ぼすのを止めるということになった。そして、エビアンは種子となって地上に降りる。


3か月後、あなた(プレイヤー)の部屋には、植木鉢から首だけを生やした女性(エビアン)がいた。首の回りには葉も出ていて、植物でもあるようだ。おまけに、あなたに話し掛けてくる!! <br>
3か月後、あなた(プレイヤー)の部屋には、植木鉢から首だけを生やした女性(エビアン)がいた。首の回りには葉も出ていて、植物でもあるようだ。おまけに、あなたに話し掛けてくる!! <br>
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; 李春香:[[佐藤朱]]
; 李春香:[[佐藤朱]]
: 親の仕事の関係で海外から引っ越してきた女の子。日本版で追加されたキャラクター。
: 親の仕事の関係で海外から引っ越してきた女の子。日本版で追加されたキャラクター。



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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www.seed9.com/ Seed9]-Seed9社([[韓国語]])
*[http://www.seed9.com/ Seed9]-Seed9社公式サイト([[韓国語]]、サイトの内容は会社の業務案内など
*[http://park12.wakwak.com/~pusai/ 知らなくてもいいPCゲームの世界]
*[http://park12.wakwak.com/~pusai/ 知らなくてもいいPCゲームの世界(日本語)]
**[http://park12.wakwak.com/~pusai/tmtop01.htm Seed9社公認のゲーム内容紹介サイト(日本語)]
**[http://park12.wakwak.com/~pusai/tmtop01.htm Seed9社公認のゲーム内容紹介サイト(日本語)]



2011年9月24日 (土) 19:37時点における版

Tomak〜Save the Earth〜Love Story』(トマック〜セイブ・ジ・アース〜ラブ・ストーリー)とは2001年5月、韓国のSeed9社によって作られた恋愛シミュレーションゲーム


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


概要

神に滅ぼされようとする地球を救うために頭だけの姿で地上に降臨した女神に愛を注ぐという生首育成ゲームである。
そのあまりにも奇怪で奇抜なアイディアに「知らなくてもいいPCゲームの世界」という個人サイトがネタとして取り上げ、クソゲーマニアが注目。
韓国から輸入されるや否や韓国語が分からないにもかかわらずプレイを強行する者も多数現れた。
韓国のゲームに対する倫理規定があまりにも厳しいので、その厳しさを逆手にとって考えられたという。
その結果、2002年3月、サンソフトより日本語Windows版発売。同年12月にはプレイステーション2版も発売される。
なお、「Tomak(토막)」とは、韓国語で「切れ端」とか「断片」といった意味である。。
続編としてSeed9社より『토막again』が発売されたが、これは恋愛シミュレーションゲームではなくアーケード版シューティングゲームである。
토막again』は日本では未発売だが、『月刊アルカディア』において少しだけ紹介されたことがある。

設定とゲーム内容

神々は、「人類は欲望に走りすぎているので、滅ぼした方がいいのではないか?」と話し合っていた。愛の神エビアンは、「人類には愛があります」と言ったが、他の神は「そんなものは、単なる肉体的な愛情だ」と取り合わない。結局、美しい肉体を捨てて首だけになったエビアンを愛する人間が現れれば、人類に精神的な愛情があることを認めて、人類を滅ぼすのを止めるということになった。そして、エビアンは種子となって地上に降りる。

3か月後、あなた(プレイヤー)の部屋には、植木鉢から首だけを生やした女性(エビアン)がいた。首の回りには葉も出ていて、植物でもあるようだ。おまけに、あなたに話し掛けてくる!!
しかし、あなたは、この奇怪な状況を受け入れて、彼女の世話をすることになる。

具体的には、植木鉢の置き場所を変えて温度・湿度を調整し、水分や食事を与え、コミュニケーションをとったり、オシャレをさせたりしてながら、彼女の様々なステータスを上げていく。もし、健康状態が悪くなれば、神は地球を滅亡させてしまう。彼女は、接し方によって、普通の女性と同じよう(!?)に「ウキウキ」、「ひねくれ」、「ナマイキ」などの状態になり、それらに伴ってステータスも上下する。

また、あなたは月に一度は街に出て、彼女のために買い物をしたり、友人や普通の女性に会ったりもする。この女性たちとも交流を深めることも出来る。

3年間、しっかり育てることができれば、あなたの行動に見合ったエンディングをむかえることが出来る。

シュールで異常な状況であるのは間違いないが、ゲームとしては少々ボリュームが足りないところがある位で、クソゲーというほどおかしなものではない。

また、OPの一部に「すごいよ!!マサルさん」のMAD映像が挿入されている。

登場人物

声優は日本で発売されたPC版のもの。カッコ内の日本人名はプレイステーション2版のもの。

愛の女神エビアン:榎本温子
抜群の美貌を持つ女神だが、人間界に愛があることを証明するため「頭だけ」の姿で地上に舞い降りる。性格はかなり人間ぽい。
嫉妬の女神デザワ:金月真美
エビアンの妹で。今回の計画の発案者。
破壊の神バスタイル:沼田祐介
破壊を好むが実は小心者で、エビアンに好意をもっており主人公の邪魔をする。
モーニングサンシャイン:堀秀行
天界を統べる全能の神。
イ・ソヨン(北条愛美):満仲由紀子
活発な女の子。主人公とはコンパで出会う。
チャン・ウンジュ(織原綾乃):前田このみ
主人公の幼馴染で、初恋の相手。さばさばした性格で主人公の異性関係の相談役的存在。
キム・チヒョン(桜井いずみ):中山さら
同じく主人公の幼馴染で、やや大人びた性格。
パク・ソンテ(杉野昭治):梶原彰
カン・ソンフン(麻生桂一):渡辺武彦
主人公の友人。
李春香:佐藤朱
親の仕事の関係で海外から引っ越してきた女の子。日本版で追加されたキャラクター。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


外部リンク