PlayStation 2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
PlayStation > PlayStation 2
PlayStation 2
プレイステーション2
PlayStation 2 logo.png
PS2-Versions.jpg
PlayStation 2の本体とコントローラ
(右はSCPH-70000系以降の薄型機)
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE)
種別 据置型ゲーム機
世代 第6世代
発売日 日本の旗 2000年3月4日
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 2000年10月26日
欧州連合の旗 2000年11月24日
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗 2000年11月30日
中華民国の旗 2002年1月24日
大韓民国の旗 2002年2月22日
中華人民共和国の旗 2004年1月1日
ブラジルの旗 2009年11月18日[1][2]
CPU Emotion Engine
GPU Graphics Synthesizer
対応メディア DVD
コンパクトディスク
対応ストレージ メモリーカードMagicGate対応)
ハードディスクドライブ(一部のみ)
コントローラ入力 DUALSHOCK 2
アナログコントローラ(デュアルショック)
プレイステーションコントローラ(いずれも有線)
外部接続 PCカードスロット(SCPH-30000以前)
EXPANSION BAY(SCPH-30000〜50000)
イーサネット(SCPH-70000以降)
USB
IEEE 1394(一部のみ)
オンラインサービス PlayStation BB
売上台数 日本の旗 2,198万台[3]
世界 1億5,500万台[4]
最高売上ソフト 日本の旗 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 /380万本[5]
世界 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス /1,733万本[6]
互換ハード PSX
後方互換 PlayStation
前世代ハードウェア PlayStation
次世代ハードウェア PlayStation 3
テンプレートを表示

PlayStation 2(プレイステーションツー)は、2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機。略称はPS2。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) (現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) )。

概要[編集]

PlayStation (PS) の次世代機として開発された。日本では日付語呂にあわせて2000年平成12年)3月4日に発売開始となり、発売から3日で98万台の販売台数を記録した[7]。また、2005年11月には全世界で1億台の生産出荷台数を記録している。なお、使用部品の性能の高さと安価性から「兵器転用の恐れがある」としてワッセナー・アレンジメントで輸出規制の対象となり、発売当初に話題となった。PSと同様に、ユーザー間では「プレステ2」や「プレ2」などと略されることが多いが、CMや自社製品内での記載では一貫して「PS2(ピーエスツー)」としている。

起動と同時に表示される柱の数には仕掛けがある。PS3の画面のインターフェースを担当した平松修治によると、起動時にメモリーカードの中のタイトル起動回数を読み込みその数に応じて柱の数が変わるという。ちょうど、一般家庭の使用状況下においてPS3の発売時期に画面いっぱいに柱が立つようになっている[8]2004年11月3日には軽量・薄型化された新型のPS2が発売された。

外観[編集]

発売当初の外観は初代PSの本体やコントローラのデザイン、VAIOシリーズのネーミングロゴデザイン、一部本体デザインなどを手掛けた後藤禎祐[9]により「地球から宇宙へのメッセージを発信する黒い箱」(モノリス)をイメージして作られている。極めて直線的な形によって、従来の家庭用ゲーム機に多い「横置き」と、発売時点では他にはPC-FXくらいしか例がない「縦置き」が出来るようになっている。なお、縦置きの際には転倒防止のため専用スタンド(別売り)を併用することが推奨されている。

性能[編集]

DVD-ROMドライブを搭載し、USBIEEE 1394 (i.LINK) 端子といったパソコンと同じインターフェースも備える。USB端子はキーボードやUSBマイクを利用したゲームなどに使用された。逆にUSB端子以外の使用頻度が低い端子は、本体の型番が上がるにつれて削除される傾向があった(#バリエーションを参照)。Graphics Synthesizerは4MBのDRAMをチップ内に形成している。従来は論理LSIとDRAMを同一チップ上に形成するのは製造プロセスの違いから難しいとされており、当時としては大容量のDRAMを用いたDRAM混載LSIの先駆け的存在となった。VRAM(混載DRAM)のバス幅を2560bitにすることで、48GB/sという発売時期からすれば常軌を逸したメモリ帯域を実現している。

VRAMの帯域は次世代機のPlayStation 3と比較しても約2倍広く(PS3のVRAMのバス幅は128 bitで、メモリ帯域は22.4GB/s)、アルファブレンドのようなVRAM上の大量のピクセルの値を変更する処理においてはPS3よりも優れている。GPUにプログラマブルシェーダが搭載されていないため、非常に高速なVRAMの速度を活用し、半透明テクスチャを大量に重ね描きすることにより個性的なシェーダ特殊効果を実装するメーカーが多かった(逆に表示ポリゴン数以上のポリゴン処理が必要、何度も同じレンダリングするため。当時ポリゴン処理数が重要視された理由、シェーダならあらゆるエフェクトが1度で済む)。このようなハードウェアの特異な構成により、ハードウェアの研究とソフトウェアの工夫によっては他社製のハードウェアでは実現できない特殊な処理が可能となった[10]。その反面、特異なハードウェアを活かすために常にソフトウェア側に工夫が必要とされるため、開発が全体的に難しくなり、ソフトウェアの移植性に劣り、開発で得たノウハウが直接他のハードウェアで使えないという欠点があった。

上位互換性[編集]

2000年の発売開始当時、すでに世界での出荷台数の累計が7000万台を超えていたPS用のソフトウェアの大部分をそのまま利用できるというハードウェアの上位互換性はゲーム専用機として画期的であった。旧来ユーザーはPSのゲーム資産がそのまま引き継げること、新規ユーザーはPS2だけ購入すればPS用ゲームソフトも購入して遊べること、ゲーム開発者はPS用ゲームを引き続き製作してもソフトウェアの売り上げに響かないなど、大きな利点があった。ソフト開発が難しい仕様である上、当初は十分な開発ツールが提供されなかったため、良質なゲームソフトが出揃うまで時間がかかり、ここでも互換性は大きな意味を持った。この成功により、他社のゲーム機にも互換性が取り入れられるようになっていった(元々セガSC-3000セガ・マークIIIの時に上位互換性をとったが、当時の強者だった任天堂ファミリーコンピュータスーパーファミコンの時に上位互換性をとらなかったので、コンシューマー機的には上位互換性をとらないものという認識が一般化していた)。

またPSソフトに対して、以下の2点でパフォーマンスを強化することが可能である。これらのモードは規格外高性能PSとして動作する為サポート対象外であり、動作に問題が生じる場合がある。そのためかこれらのモードは基本的にオフの設定であり、一度オンにしたとしてもPS2本体の電源を切ったりリセットしたりするたび、設定の変更は解除されてしまう。また、規格外ディスクを入れると、『PlaystationまたはPlaystation2規格のディスクではありません』と警告メッセージが表示される。

テクスチャマッピング補間
3DCGのテクスチャを多用したゲームで大きな効果があり、グラフィックが格段に滑らかになる。ただし、スプライト的に使用されているポリゴンのテクスチャまでも補間してしまうため、テクスチャの解像度によっては文字や静止画がぼやけるなど、必ずしも画質が向上するとは限らない場合もあった。
CD-ROM高速読み込み
PS2のCD-ROM(24倍速)と同じ速度で読み込む。しかし低速でもロード時間を短くするよう工夫されたソフトも多いため効果が薄い場合も中にはあった。PS2ソフト同等速度として動作する以上、回転速度も上がりドライブの騒音がPS2ソフトと同等に大きくなる弊害も一応はある。一部のソフトにおいては、BIOSまでは起動する(PlayStation のロゴまでは出る)が、タイトル画面が出ないこともある。また、ゲームによってはサウンドが音飛びを起こしたり、サウンドの再生が異常に速くなってしまったりするものがある(『ファイナルファンタジーIV』の戦闘音楽が頻繁に高速化、『幻想水滸伝II』の一部のシーン、『サイレントヒル』でのポリゴンムービー、『メタルギアソリッド』でテクスチャの一部が点滅するなど)。
逆に最初から隠し機能として高速モードがあるソフト(『ときめきメモリアル』等)はコマンド入力無しに発動する恩恵もある。

メモリーカードスロットも互換性があり、PS用メモリーカードを直接使用できる。PS2用メモリーカード (8MB) にもブラウザによってPlayStation用のセーブデータをコピーすることができ、バックアップとして保存できる。ただしPS用ソフトを起動しているときにはPS2用メモリーカード (8MB) にはアクセスすることはできない。また、メモリーカードの読み書きを高速化する機能も案としてあったが(技術的には十分可能)、読み書き速度に依存したソフトが多いことを理由に採用されなかった。

上位互換性は完全ではなく、極一部のPSソフトは正常に動作しないので注意が必要である[11]

PS2をD端子ケーブルやコンポーネント端子ケーブルで接続した場合、PS用ゲームは一般的な映像フォーマットではない240p(解像度720*240プログレッシブ)で出力される為、接続したモニタによっては信号に対応せずゲーム画面が乱れたり、全く出力されなかったりする事がある。

DVDプレーヤー[編集]

上記の通り本機の光学ドライブはDVD-ROMにも対応しており、DVDビデオの再生機能が搭載されている。DVDビデオの普及期に単なるゲーム機ではなく、DVDプレーヤーとして活用できるゲーム機として登場したことは、DVDの普及に大きな弾みを付けることとなった。特に話題作『マトリックス』のDVDソフトは国内ではPS2と同時期に発売され、相乗効果となり普及に貢献した。また、発売当初の39,800円と言うメーカー希望小売価格は既存のDVDプレーヤーと比べて格段に安く、DVDプレーヤーの低価格化の火付け役となった。2000年代後半以降はDVDレコーダーの普及により単体DVDプレーヤーの需要が減っている上、プレーヤーの価格も最も安いもので4,000円前後まで低下している。

ゲームソフトにおいてはCD-ROMが採用されたのは初期のものが殆どであり、ゲームデータの複雑化・大容量化に伴って大多数のソフトがDVD-ROMでの供給となっている。また、片面1層のDVD-ROMでは間に合わず2層ディスクや複数枚のディスクを採用したソフトもある。

多くのDVDプレーヤーやDVDレコーダーが対応しているMP3には対応していない。

PS3発売以後のシェア[編集]

次世代機のPlayStation 3 (PS3) が2006年11月に発売された後もしばらくはテレビゲーム市場の一角を占めていた。例えば2007年の北米における年末商戦ではPS3が120万台・PS2が130万台を売り上げていた[12]。裕福層がPCゲームへと移行する中、比較的貧困層向けへのビデオゲームの売れ行きが良く、特に発売から年数が経過し購入しやすい価格となったPS2は人気であった。また、この頃よりゲームソフトのマルチプラットフォーム化が進んで、大手メーカーのソフトがPS2を含めた多機種で発売される場合もあった。

PS3の初期モデルにはPS2互換機能が搭載(PS2のプロセッサを内蔵)されていたが、コストダウンを最優先する姿勢から2007年秋に発売された新型PS3はPS2互換機能が撤廃された。そのため2009年頃まで多くのメーカーがPS2・PS3双方でソフトをリリースしていたが、映像出力等のパフォーマンスの違いを除けば、操作方法を含めて両者はほとんど同じソフトであった。ソフトによってはXbox 360WiiPlayStation Portable (PSP) でも発売されるため、合計5ハードで一つのソフトが発売される事もあった。

2008年に入ると、次世代機であるPS3やWiiの普及、さらに日本の家庭用ゲーム市場が携帯ゲーム機中心にシフトした影響で、日本での全ゲームソフトに占めるPS2ソフトの販売割合は10%未満まで減少した。なお、SCEは同年7月発売の『ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団』(PSPからの移植)を最後に、新作PS2ソフトを発売していない。PSNでもPS2向けの情報は基本的に配信されていない。

シェアの衰退に伴い新作ソフト数が減少する中、恋愛ゲーム萌えを意識した内容の作品はPS2に残留していたが、2009年には次世代ないし携帯ハードへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。女性向けの乙女ゲームは、2009年までPS2単独で展開するソフトがほとんどだったが、2010年に入ると次世代ないし携帯ハードやPCへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。

日本をはじめ、アメリカやヨーロッパなどの先進国ではPS3が主流となったが、ゲームが楽しめる上にDVDプレーヤーとしても使えること、DVDそのものが依然として主流であること、主要国ではそれらが“枯れた”規格としての手軽さなどから東南アジアや中東などの新興国で売り上げを伸ばしており、2011年1月には全世界での販売台数が1億5000万台を突破した[13]。現在、世界一売れたゲーム機である。

ヨーロッパでは2010年にPS2を内蔵したソニー液晶テレビBRAVIA KDL22PX300」が販売されている。

出荷完了と終焉[編集]

日本市場では2012年に対応ソフトは廉価版を含め全く発売されなかった。そして、2012年12月28日をもって日本国内における本体(SCPH-90000)の出荷が完了したことがSCEJより発表された[14]。事前予告がされていなかったため駆け込み需要が発生し、ネットショッピングサイトでは2013年の正月にかけて瞬く間に新品在庫が完売。家電量販店総合スーパー、テレビゲーム専門店においても相次いで完売したことから、メーカーの修理保証が付けられる新品の購入は困難となっている。

海外市場でも完全に生産が終了したことが2013年1月4日に英紙the Guardianで報道された[15]

2013年3月27日に最後の新作ソフト『ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境』(スクウェア・エニックス)が発売され、また2016年3月31日 23:00(JST)をもってFFXIのPS2でのサービスが終了した[16]。初代の『ファイナルファンタジーXI』と同日発売で同じくオンライン専用ソフトだった『信長の野望Online』も2014年でオンラインサービスを終了、PlayStation 3版及びPlayStation 4版に移行しているため、日本市場でのPS2は名実とも完全に歴史の幕を下ろすことになる。新作ソフトの発売は2000年3月4日のPS2の発売から13年間も続き、家庭用ゲーム機ではネオジオゲームボーイに次ぐ長寿ハードとなった。

新作ソフトの発売は無くなったものの、ソフトやDUALSHOCK2など周辺機器の新品販売は在庫限りで続いている。2012年7月よりゲームアーカイブスでPS2タイトルの配信が開始された。しかしながらリリースされたタイトルは莫大な数に上り、アーカイブス化されていないPS2ソフトを遊ぶためには、改めてPS2本体もしくはPS2互換機能を持った初期型のPS3の所持が必要である[17]

なお、2014年3月31日には、PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で修理等のアフターサービス受付終了し[18][19]、ハードウェアの修理も困難になった。

仕様[編集]

Emotion Engine CXD9615GB
Graphics Synthesizer CXD2934GB
DRDRAM TC59RM716GB
専用CD-ROM
専用DVD-ROM
PlayStation 2の基板
  • サウンド
  • メディア
    • DVD-ROMドライブ
      • DVDは4倍速、CDは24倍速読み込み。
      • PlayStation 2用ソフトのメディア裏面の色はCD-ROMが青、DVD-ROMは銀色。データ面にPlayStationの共通ロゴマークがうっすらと見える。
      • SCPH-50000以降はDVD-RW/DVD+RWに対応。DVD-VR形式で書き込んだDVD-RWにも対応する(CPRMには非対応)。
  • I/O プロセッサ
    • CPUコア: MIPS R3000カスタム(33.8/37.5MHz)
    • サブバス: 32 Bit
    • PlayStationのメインチップを流用したもので、PlayStation用ゲームの動作にも用いられる
  • インターフェース

沿革[編集]

全盛期のPlayStation 2本体
(PS2のステレオタイプ)
  • 1998年5月20日翌日発売のVジャンプ7月号の創刊5周年記念のページにて堀井雄二のインタビューで次世代機の存在が明かされている[補足 1]
  • 1999年
    • 2月17日 - 国際固体素子回路会議en:International Solid-State Circuits Conference)におけるSCEと東芝の基調講演で、次世代ゲーム機向けの新型マイクロコントローラGraphics Synthesizer)の開発に成功したと発表。
    • 3月2日 - 東京国際フォーラムで開催された「PlayStation Meeting 1999」において「次世代プレイステーション」として発表。製品発表会には殆ど姿を出さない出井伸之ソニー社長(当時)が出席し「あまりにも素晴らしいものができたので応援に来た」と発言した[20]。基本仕様とSCEおよびサードパーティー(ナムコ、スクウェア)制作の性能デモが公開される[21]。花火やキャラクターの表情が動くなどの高度な3DCGは当時のゲーム機ではおよそ考えられないものであり、多大な衝撃と期待を集めた。当初は同年12月から出荷予定としており、PlayStationと同じ12月3日発売説が濃厚とされた。
    • 9月13日 - 正式名称「PlayStation 2」と日本市場での価格・発売日(2000年3月4日)を発表。全世界で150以上のソフトメーカーが参入を決め、発売前から市場の制覇は確実とされた。
  • 2000年
    • 2月 - SCEが自社直販のショッピングサイト「PlayStation.com」を立ち上げ、ユーザー登録を開始。2月18日午前0時から先行予約受付を開始した(AIBOと同じ手法であった)。しかし瞬く間にサイトが一時ダウン[22]するなど当初から注目を集めた。
    • 3月2日 - PlayStation.comでの注文者の氏名・商品配送先が受注番号の入力だけで閲覧可能な状態となっており、第三者からの不正アクセスにより個人情報が流出したことが明らかとなる[23]
    • 3月4日 - 日本で発売開始。一般マスメディアも大々的に報道し社会現象となった。SCEは98万台を出荷したと発表。
      • 発売直後、DVDプレーヤー機能にリージョンチェックを回避できる不具合が発覚。当時プレーヤーソフトはメモリーカードに記録しバージョンアップできる仕様となっており、出荷した全ての本体を対象にユーティリティディスクの交換による無償バージョンアップが行われた(ただし自発的な回収に応じたユーザーのみ)。
    • 10月26日 - 北米発売開始。エクスパンションベイを備えるなど日本仕様より一歩進んだハードだった。
  • 2001年
    • 4月26日 - SCEがPS2をLinuxマシンとして利用可能とするPS2 Linuxを発売することを発表した。
    • 本格的なソフトが出揃い始め、『鬼武者』(カプコン)が初のミリオンセラーに。7月には『ファイナルファンタジーX』(スクウェア)が200万枚以上を売り上げ、ソフト面でもPlayStationからの本格的な世代交代を果たした。
      • 2001年9月にニンテンドーゲームキューブ、2002年2月にXboxとライバル機が出現。これらはPS2を上回る性能とソフト開発の容易さをアピールしたが、PS2の牙城を崩すには至らなかった。2004年時点で日本の据置ゲーム機の8割に上るシェアを握った。日本以外では比較的競争が激しいものの、やはりシェアではトップを維持していた。
  • 2004年11月 - 新型のSCPH-70000 CBで、従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)のコンパクトボディでネットワーク接続機能(100BASE-TX)標準装備したモデルを発売した。
  • 2005年
    • 3月4日 - 発売5周年。
    • 3月24日 - アメリカイマージョン[要曖昧さ回避]社がカリフォルニア州オークランドの連邦地裁に起こしたコントローラ振動技術の特許権をめぐる訴訟で、SCEなどに米国での販売差し止めと約96億円の損害賠償を命じる判決。(俗にいうサブマリン特許
    • 5月 - 次世代機のPlayStation 3の概要が発表され、同年11月にはXbox 360が発売されるなど次世代機への関心が高まり、相対的にPS2の販売台数は縮小傾向となった。
  • 2006年3月14日 - アメリカでのコントローラ振動技術の特許権をめぐる訴訟でSCEの再審請求を棄却。これにより、アメリカでPlayStation、およびPlayStation 2が販売出来なくなる危機に陥る可能性があった。
  • 2007年
    • 3月1日 - イマージョン社の請求金額とライセンス料を全面的に支払い、業務提携する形でSCEが和解した。和解金額は非公開。
    • 7月1日 - 本体重量を軽量化したSCPH-79000発売。
    • 11月22日 - SCPH-90000発売。更に軽量化され、ACアダプターが廃止され電源ユニットが内蔵になった。
  • 2010年3月4日 - 発売10周年。
  • 2012年12月28日 - 日本国内における新品出荷を終了。
  • 2014年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で修理等のアフターサービス受付終了[24]
  • 2015年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHの修理等のアフターサービス受付終了。

累計生産出荷台数[編集]

※SCEが発表時に用いる「台数」は小売店に引き渡された数字のため[13]、本項では登記上正統な「出荷台数」で表記する。

機種別主要機能比較表[編集]

PlayStation 2機種別主要機能比較表
SCPH-10000系 SCPH-30000系 SCPH-50000系 SCPH-70000系 SCPH-90000系
DVDプレーヤー
PCカードスロット ×
エクスパンションベイ × ×
i.LINK ×
リモコン受光部 別売
DVDトレイ 電動 シェルトップ
電源 内蔵 外付 内蔵
HDD接続 ×
LAN接続 外付 内蔵
DVDのプログレッシブ出力 ×
DVD-R,-RW読込
DVD+R,+RW読込 ×

※SCPH-18000のみDVDプレーヤーを内蔵。SCPH-10000とSCPH-15000ではユーティリティディスクのインストールで対応。
※ゲームのプログレッシブ出力は全モデル対応。プログレッシブ出力対応ソフトでゲーム内のオプション設定、もしくはゲーム起動時に隠しコマンドの入力[補足 2]をすることで、プログレッシブ出力設定をする必要がある。PS2ゲームのほとんどはインターレース出力のみの対応。

バリエーション[編集]

SCPH-10000系[編集]

日本でのみ発売されたモデル。唯一PCカードスロットを持つ。消費電力は約50W。

SCPH-10000
(2000年3月4日〜39800円)
最初に発売されたモデル。この機種とSCPH-15000にだけ専用メモリーカードが同梱されており、DVD-Videoの再生にはDVD再生ソフトを書き込んだカード(付属のユーティリティディスクを用いることで書き込み可能)を装着する。
簡単な操作により日本以外のリージョンが設定されたDVDも再生できたが、再生ソフトのバージョンアップにより修正された。
また付属のメモリーカードに不具合(セーブデータが破損するなど)があるものもある。
ディスクドライブに使用されているピックアップ「KHS-400A」の性能が悪く、片面二層式DVDの読み込みに失敗することがある。
SCPH-15000
(2000年6月15日〜39800円)
生産性向上・ユーティリティディスク1.00対策などのマイナーチェンジ。
設定ミスにより、メインメニュー上ではSCPH-10000と表示される。その旨を記載した注意書も同梱されている。
SCPH-18000
(2000年12月8日〜39800円)
リモコン対応版DVD再生ソフトを本体に内蔵・リモコン同梱・DVDビデオ再生時にRGBケーブル使用制限。専用メモリーカードは別売りとなった。ディスクドライブに使用されているピックアップがKHS-400Bに変更された。

SCPH-30000系[編集]

PlayStation 2
(SCPH-30000)
PlayStation2に貼られた封印シール

北米・欧州モデルで初めて搭載されたエクスパンションベイを搭載し、世界統一仕様となったモデル。DVD再生機能が向上。消費電力が39Wに低下し、チップのシュリンク化と通気口の改善を計ったが、ファンの回転数は増え、騒音は増加した。これらはSCPH-10000系の発熱問題の対処と、内蔵HDDの発熱処理のためと見られている。尚本シリーズ以前でのみ、i.LINK端子接続による対戦が可能である。ちなみにこの代から改造・分解防止の封印シールが張られるようになるため、分解したり、分解しなくてもシールが剥がされた物はSCEによる修理は有償無償問わず受付拒否となる。

SCPH-30000
(2001年4月18日〜オープン価格、6月29日から35000円、11月29日から29800円、2002年5月16日から再びオープン価格)
PCカードスロットを廃止し、拡張(エクスパンション)ベイを追加・EEとGSが0.18μm化・ファン騒音増加。また、トレイ開閉時のモーター音が増加。内部的にもハードディスクの接続を見越した部分がある(ハードウェア側ではアクセスランプの内蔵、ソフトウェア側では拡張ベイ部分のドライバを内蔵しているためPlayStation BB Unit使用時にメモリーカードにドライバを組み込む必要がない)。製造コストを抑えるために、DVD-ROMドライブ制御基板のメインボードへの統合、シールド板を兼ねたフレームでメインボードを挟み込む構造など様々な工夫がされている。光学ドライブの耐久性が低く、DVD-ROM規格のディスクを読み込めなくなる機体が多い。片面一層式のディスクは読めても、グランツーリスモ4などの片面二層ディスクは読み込み不良を起こすことがある。非公式ながら、DVD-RDVD+Rが再生可能になった。
SCPH-30000 ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション
(2001年11月8日 受注販売のみ〜各色50000円 5色セット25万円)
PS2の生産出荷台数累計2000万台を記念して発売された限定特別色モデル、本体と付属のコントローラー、縦置きスタンドが通常色とは異なるカラーで鏡面色塗装処理が施され通常別売のメモリーカードも本体に同封されている。実際の自動車用の塗料を用いて塗装されているが、自動車用の塗料は塗膜が柔らかくそのまま梱包すると塗面がへこんでしまうため、塗装後に堅い塗膜のトップコートが施されている[27]
日本国内での販売はプレイステーションドットコムのみで単体販売600台、5色セットが66台の計666台。
カラーはスーパーレッド、メタリックシルバー、アストラルブルー、スノーホワイト、ライトイエローの5色。
SCPH-35000 GT
(2001年6月8日〜39800円)
SCPH-30000に『グランツーリスモ3』を同梱したセット。
SCPH-37000 L
(2002年7月19日〜30000円)
本体色がOceanBlueのバージョン。ヒートシンクなどに変更が見られる。縦置きスタンド・リモコン同梱。ディスクドライブが変更され、非公式ながらDVD-RWDVD+RWが再生可能。
SCPH-37000 B
(2002年8月1日〜30000円)
本体色がZenBlackのバージョン。その他の特徴はSCPH-37000 Lと同じ。
SCPH-39000
PlayStation 2
(SCPH-39000)
(2002年11月21日〜オープン価格)
コスト削減などのマイナーチェンジ。
SCPH-39000RC
(2002年12月3日〜26800円)
ラチェット&クランク』同梱のアクションパック。
SCPH-39000TB
(2002年12月3日〜26799円)
上記「SCPH-39000RC」の、トイザらス限定品。本体色はトイザらス限定カラー「トイズ・ブルー」。
SCPH-39000 S
(2003年2月13日〜25000円)
本体色がシルバー。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
SCPH-39000 SA
(2003年2月20日〜25000円)
「SAKURA」。本体色が薄ピンク。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
SCPH-39000 AQ
(2003年2月20日〜25000円)
「AQUA」。本体色が薄めの青水色。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
 5000番台でも同色が設定されたSAKURA、シルバーと違いAQUAは39000番のみの設定であった為、流通数が少ない。

SCPH-50000系[編集]

SCPH-30000系での問題点を修正している。特にDVD機能が強化され、市販のプレーヤーと遜色ないレベルに達している。SCPH-50000系以降ではi.LINK端子接続による対戦ができなくなった。

SCPH-50000
(2003年5月15日〜25000円)
i.LINK端子が削除。これにより、『グランツーリスモ3 A-spec』などでi.LINK端子を使用することによってできた対戦が不可能となった。
リモコン受光部を内蔵、30%の静音化。
DVDドライブがDVD-RDVD-RWDVD+RDVD+RWに正式対応。DVDビデオのプログレッシブ出力に対応。
SCPH-50000 MB/NH
(2003年6月12日〜35000円、2003年11月13日から29800円、2004年11月3日から24800円)
PlayStation 2 BB Pack。本体色がミッドナイト・ブルーのSCPH-50000にPlayStation BB Unitを標準装備したセット。同色の縦置きスタンドを同梱。
SCPH-50000 NB
(2003年11月13日〜19800円)
本体色がミッドナイト・ブラック(半透明黒)に変更。
SCPH-50000 TSS
(2003年11月19日〜19799円)
トイザらス限定品。本体色はトイザらス限定カラー「サテン・シルバー」。
SCPH-55000 GU
(2003年12月4日〜35000円)
機動戦士Ζガンダム百式ゴールド・パック」。本体色がゴールド。『機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』、大河原邦男デザインの特製縦置きスタンド等を同梱。
SCPH-55000 GT
(2003年12月4日〜22000円)
本体色がセラミック・ホワイト。『グランツーリスモ4"プロローグ"版』同梱。
SCPH-50000 CW
(2004年3月18日〜19800円)
本体色がセラミック・ホワイト。
SCPH-50000 SA
(2004年3月25日〜19800円)
SCPH-39000でも発売された、同色の「SAKURA」で、本体色が薄ピンク。2004年春季限定カラーモデル。
SCPH-50000 PW
(2004年7月25日〜19800円)
本体色がパール・ホワイト。2004年夏季限定カラーモデル。

SCPH-70000系(以後スリム化PS2)[編集]

PlayStation 2
(SCPH-70000)
ワンチップEE+GS
CXD9833GB
(SCPH-70000CB)

コンパクト、軽量、スリム化(本体サイズ:約301mm×78mm×182mm→約230×28×152mm(幅×高さ×奥行き)/重量:約2.0kg→約900g)が特徴である。唯一、ACアダプターに対応している。SCPH-50000系以前に発売された周辺機器のほとんどが使用可能であったが、後期の型番のハードでは正常に動作しないPS・PS2ソフトが存在するなど問題点も多かった。SCPH-55000までの本体ではDVD-ROMドライブのピックアップはソニー製の特注品であったが、SCPH-70000以降の薄型機では主にミツミ製の汎用部品が使われている。

SCPH-70000 CB
(2004年11月3日〜オープン価格)
従来機より体積比約4分の1(従来の23%)、重さ約半分(従来の45%)のコンパクトボディ。本体色はチャコール・ブラック。ネットワーク接続機能(100BASE-TX)標準装備。HDD非対応。シェルトップローディング方式への変更。また、EEGSのワンチップ化が行われた。ただし、本体とは別に大型のACアダプターが必要となった上に、消費電力は45Wと増加した。実勢価格は19,800円。
SCPH-70000 CW
(2005年5月26日〜オープン価格)
機能は先に発売された「SCPH-70000 CB」と変化はなく、本体色の違いのみである。本体色はセラミック・ホワイト。
SCPH-75000 SSS
(2005年11月23日〜オープン価格)
機能は先に発売された「SCPH-70000 CW」と変化はなく、本体色がサテン・シルバーになっただけだが、これ以降の型番のハードでは正常に動作しないソフトが存在する。
SCPH-75000 FF
(2006年3月16日〜オープン価格)
「PlayStation 2 FINAL FANTASY XII Pack」。スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXII』をセットにしたパッケージ。本体色はチャコール・ブラックでそこにFFXIIに登場するジャッジマスターの紋章がデザインされている。本体の機能は「SCPH-75000 SSS」に準ずる。
SCPH-77000 CB
(2006年9月15日〜16,000円)
本体価格を下げたモデル。性能・機能は「SCPH-75000」と全く同一だが、同シリーズ以降から続く正常に動作しないソフトの一部に互換性の確保がされた。2006年11月22日には、サテン・シルバー (SS) が定番色に加わるとともに、限定色としてピンクが発売。
SCPH-79000 CB
(2007年7月1日〜16,000円)
本体の軽量化(約900g (SCPH-77000) から約600g (SCPH-79000))とACアダプターの軽量化(約350g (SCPH-77000) から約250g (SCPH-79000))が行われた。外観・性能等に大きな変化は無い。EE+GSとメインメモリがワンパッケージ化されている。わずか5ヵ月後に後継機種SCPH-90000が発売となったため、非常に短命なモデルとなった。

SCPH-90000系[編集]

機能はSCPH-70000系とほぼ同じで、周辺機器もSCPH-70000系と同じものが使用できる。初期モデルに比べて発熱も大幅に抑えられている。消費電力は約35W。本体のサイズはSCPH-70000系とほぼ同じだが、PlayStation 2のデザイン特徴であった凸凹状の溝が無くなり、シンプルな外装となった。

SCPH-90000 CB/CW/SS
(2007年11月22日〜16,000円)
ACアダプター部分を内蔵し、SCPH-50000系以前と同様に通常の電源ケーブルのみで使用できるように。重量は約720gで、SCPH-79000の本体とACアダプターを合わせた重量(600g+250g)よりも軽い。
SCPH-70000台で使用可能であった非純正の直付け液晶モニタは、上記変更点により本型番では使用できない[28]
チャコール・ブラック(CB)、セラミック・ホワイト(CW)、サテン・シルバー(SS)の3色が同時発売。
2009年3月をもってセラミック・ホワイトとサテン・シルバーの生産が終了。コントローラ、メモリーカードもブラック以外の色がすべて生産終了し店頭在庫限りの販売となる。
SCPH-90000 CR
(2008年7月3日〜16,000円)
限定色のシナバー・レッド、このシナバーレッドがPS2最後の追加色であった。

システムバージョン[編集]

SCPH-10000 SCPH-15000 SCPH-18000 SCPH-30000 SCPH-37000 SCPH-39000 SCPH-50000 SCPH-55000 SCPH-70000 SCPH-75000 SCPH-90000
ブラウザ 1.00 1.20 1.40
CDプレイヤー 2.00
PlayStationドライバー 1.01 1.02 2.00
DVDプレイヤー (1.00) (1.01) 2.00 2.02 2.12 2.14 3.00 3.02 3.10 3.11

周辺機器[編集]

SCE純正、ソニーグループより発売[編集]

型番 名称 発売日 備考
SCPH-10000 PlayStation 2 2000年3月4日 本体。
SCPH-10010 アナログコントローラ DUALSHOCK 2 見かけはDUALSHOCKとあまり変わりはないが、ボタンにもアナログ入力機能があり、押す際の圧力を感知して入力具合を検知する機能を搭載しているのが最大の相違点。PlayStation 2対応ソフトの大半がDUALSHOCK 2専用なので基本的に常用となるが、旧PSのゲームをプレイする際に不具合が発生するものもある。DUALSHOCKとの外見上の違いは、本体上部にDUALSHOCK2と青色で記してあるかである。本体に1つ同梱。
SCPH-10020 メモリーカード (8MB) PS2専用。PS用メモリーカードとの大きさ、形状はほぼ同一であるが、PS用メモリーカードの方がやや丸い。ただし、PS用メモリーカードとの差別化のため、「PlayStation 2 8MB」のプリントがされている。見た目はほぼ同じだが、メモリーカードの挿入側の切り欠き部分が異なっていて、PS本体のメモリーカードスロットに物理的に挿入できない構造となっており、PS用ソフトで用いることができない(切り欠きのおかげで、PS2でPS用のソフトをプレイしてもPS2のメモリーカードの挿入を検出できないようになっている)。

PS用メモリーカードと比べて、ブロック制の廃止、大容量化、メモリーカードの読み書きの高速化、著作権保護技術「Magic Gate」搭載、といった特徴を持つ。PS用ソフトのセーブデータをバックアップなどのためにコピーすることは可能。セーブデータ自体にコピーを制限するフラグを付加できるようになった(PS2だけではムーブには未対応[補足 3]

SCPH-10030 AVケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポジット映像端子付きのテレビで利用できる。
本体に同梱。PlayStationと共用。
後継はSCPH-10500。
SCPH-10040 縦置きスタンド SCPH-10000シリーズ、SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-10050 電源コード 本体に同梱。
2Pメガネ型のコネクタが付いた電源ケーブル。
PlayStationと共用。
SCPH-10060 S端子ケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。S端子付きのテレビで利用できる。
PlayStationと共用。
SCPH-10070 RFUアダプターキット SCPH-1120の改良型。
チャンネル切替スイッチがAVマルチ端子側からRF端子側へと改良されており、RF端子の形状も変えられている。
PlayStationと共用。
SCPH-10080 AVアダプター コンポジット映像端子とAVマルチ端子が付いたアダプタ。
後継はSCPH-10130。
SCPH-10090 マルチタップ SCPH-10000シリーズ、SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
SCPH-70000シリーズ以降では使用できないため、SCPH-70120が必要。
SCPH-10100 コンポーネントAVケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポーネント入力端子付のテレビで利用できる。
SCPH-10110 横置きスタンド SCPH-10000シリーズ、SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
本体を横置きにする際に載せるための台。
SCPH-10120 AVマルチケーブル 発売中止 RGB接続用のケーブル。VMC-AVM250と同等品[29]
SCPH-10130 AVアダプター(S映像出力端子付き) 2000年10月12日 コンポジット映像端子とAVマルチ端子とS端子が付いたアダプタ。
SCPH-10080の後継。
SCPH-10142 EURO-AV Cable 2001年1月1日 音声・映像を出力するためのケーブル。SCART端子付きのテレビで利用できる。日本未発売。
SCPH-10150 DVDリモートコントローラ 2000年12月8日(SCPH-18000付属として)
2000年12月22日(SCPH-10170付属として)
SCPH-10160 IRレシーバー
SCPH-10170 DVDリモートコントローラキット 2000年12月22日
SCPH-10180 携帯電話接続ケーブル 2001年3月29日
SCPH-10190 ネットワークアダプター(Ethernet)
(PC CARDタイプ)
2001年7月19日 SCPH-10000シリーズ用。
SCPH-10210に同梱。
SCPH-10200 外付型ハードディスクドライブ用ACアダプタ
SCPH-10210 ハードディスクドライブユニット
(外付型 40GB)
SCPH-10000シリーズ用。
SCPH-10220 縦置きスタンド
(外付型ハードディスクドライブ対応)
SCPH-10000シリーズ、SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-10040の後継であり、外付型ハードディスクドライブを本体の横に立てられるように横幅の調整が可能になっている。
SCPH-10230 USB マウス 2001年9月20日 PS2のロゴが入ったUSB接続のボール式3ボタンマウス。
SCPH-10240 USB キーボード PS2のロゴが入ったUSB接続のメンブレンキーボード。
SCPH-10250 ネットワークアダプター SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
SCPH-10350と内容は同じ。
SCPH-10260 ハードディスクドライブユニット
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
2001年7月19日 SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
SCPH-10270 LinuxKit 2001年5月9日
SCPH-10320 D-sub15ピン変換ケーブル SCPH-10270に同梱。
SCPH-10330 D端子ケーブル 2.5m 2002年7月25日 音声・映像を出力するためのケーブル。D端子付きのテレビで利用できる。
SCPH-10350 ネットワークアダプター(Ethernet)
(EXPANSION BAYタイプ)
2003年6月12日 SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用。
SCPH-10250と内容は同じ。
SCPH-10390 PlayStation BB Unit
(外付型 40GB)
2002年5月頃 SCPH-10000シリーズ用。
2002年5月頃から提携のISPで販売を開始した。
SCPH-10400 PlayStation BB Unit
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
2003年6月12日 SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用
SCPH-10420 DVDリモートコントローラ 2003年5月15日
SCPH-10480 S端子ケーブル 3.0m 2006年12月7日 SCPH-10060の後継品。
SCPH-10490 コンポーネントAVケーブル 3.0m SCPH-10100の後継品。
SCPH-10500 AVケーブル 3.0m SCPH-10030の後継品。
SCPH-10510 D端子ケーブル 3.0m 2006年11月22日 SCPH-10330の後継品。
SCPH-20400 ハードディスクドライブ
(外付型 40GB)
2003年6月12日 SCPH-10000シリーズ用
SCPH-20401 ハードディスクドライブ
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
SCPH-30000シリーズ、SCPH-50000シリーズ用
SCPH-30000 PlayStation 2 2001年4月13日 本体。
SCPH-50000 PlayStation 2 2003年5月15日 本体。
SCPH-70000 PlayStation 2 2004年11月3日 本体。
SCPH-70100 ACアダプター SCPH-70000シリーズ用
SCPH-70110 縦置きスタンド SCPH-70000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
これまでの縦置きスタンドと違い、円形でネジ止めするようになっている。
SCPH-70120 マルチタップ SCPH-70000シリーズ、SCPH-90000シリーズ用。
SCPH-10090から若干薄型化している。
SCPH-50000シリーズ以前では使用できないため、SCPH-10090が必要。
SCPH-90000 PlayStation 2 2007年11月22日 本体。
SCPH-90110 縦置きスタンド SCPH-90000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-70110とは違い、従来の差し込む形に戻された。
SCJH-10001 EyeToy 2004年2月11日 マイク付きWebカメラ
AVマルチケーブル
専用のAVマルチ端子を搭載した一部のWEGAに向け、信号劣化の少ない映像出力ができる。本来PlayStation用の周辺機器だが、PlayStation 2でも使用可能。ただし、DVDプレーヤーのバージョン1.01以降ではコピーガード回避に使われるのを避けるためにRGB信号による再生ができず、強制的にコンポーネント出力になる(再生不可能になる訳ではないが、緑がかった画像となり正常な色で再生できない。使用するWEGAのAVマルチ端子がコンポーネント映像信号に対応していれば視聴可能)。
RGBケーブル(RGB21ピン
PlayStation用のケーブルを転用、AVマルチケーブルと同様の現象が起こることがある。
popegg(ポップエッグ)
ソニーマーケティングより発売のUSB接続プリンター。パソコン無しで印刷できる環境というのが売りだった。
デジタルカメラ
ソニーマーケティングよりサイバーショットシリーズとして発売。USBで接続してゲームキャラクターの顔にデジタルカメラで撮った自分の顔を貼るといった使い方が可能だが、こちらも対応ソフトはそれほど出ていない。
ヘッドマウントディスプレイ[30]
型番PUD-J5A。ヘッドアクショントラッカー機能付きのHMD。PlayStation.comでのみ販売。対応ソフトは『エナジーエアフォース』『エナジーエアフォース aimStrike!』『エアフォースデルタ ブルーウィングナイツ』『SIDEWINDER V』。

他社発売[編集]

仕様変更にまつわる互換性[編集]

SCPH-10000
本体の形式がSCPH-10000からSCPH-30000に上がる際、動作仕様に変更があった。といっても、どちらもソニーの公開する「仕様」通りに動作する事は変わりが無いのだが、10000の本体には、一部仕様外の挙動をする箇所が有った(バグ)。PS2発売当初に開発された一部のゲームが、この仕様外の挙動に依存したプログラムになっていたため、10000の本体では「問題なく」動作するのに、30000以降で不具合が生じる結果を招いた。なお、その後に開発されたにも関わらず、開発環境に10000系の本体を使用していたためか、10000のみ「問題なく」動作し、その後の本体で不具合が生じるゲームが僅かだが存在する(『メタルギアソリッド3』など)。
SCPH-50000以降
i.LINK (IEEE 1394) 端子が無くなったため、『グランツーリスモ3 A-spec』等i.LINK端子を使って対戦する事が不可能になった。
SCPH-70000以降
HDDが搭載できないため、『ファイナルファンタジーXI』、『信長の野望Online』等のHDDにインストールする必要のあるゲームがプレイ不可能となった。
SCPH-75000以降
SCPH-75000以降では、『鉄拳5』などの一部のソフトで正常作動しないソフトが存在する互換性の問題があり、それらについてはSCEの公式発表として告知があった。なお、2006年9月15日に発売されたSCPH-77000シリーズにおいて、一部互換性が保てなかった鉄拳5を含むタイトルの再生互換が確認された(2007年11月時点では一部のPS2タイトル中心に改善)。互換性の詳細は[4]を参照

メモリーカードに関する不具合[編集]

初期型のSCPH-10000発売後、PS2専用メモリーカードのデータが壊れる不具合の報告が相次いだ。SCEはPS2専用メモリーカードの不具合と発表し、無償交換に応じることとなった。その後発売されたSCPH-15000では、メモリーカードのリセット回路が改良されており、この問題は解決したかのように思えた。

しかし、SCPH-10000及び15000において、旧世代機のPlayStation(以下PS1)のメモリーカードのデータが壊れる不具合が発覚した。今までPS1においてメモリーカードのデータが消えてしまう不具合は報告されていなかった。このことから、SCPH-10000及び15000の本体に何らかの問題があると考えるのが妥当であったが、SCEはこの不具合もPS1専用メモリーカードの一部の不具合と発表して無償交換に応じた。SCEはこの不具合を回避するには、「電源投入前にメモリーカードを本体から外し、電源投入後にメモリーカードを本体に刺せば不具合が発生しない」とした。SCPH-15000の一部やPS one Booksには、その注意書きが同梱された(ただしPS one Booksには壊れるという記述はなく、回避方法が書かれているのみであり、壊れるまで回避方法の重要さに気付かなかったユーザーもいた)。

SCPH-18000になるとPS1専用メモリーカードの不具合も発生しなくなったため、その注意書きも同梱されなくなった。

その他[編集]

  • フランスの大手自動車会社のルノーの販売する小型車、ルノー・クリオのスポーツバージョンであるルノー・クリオルノー・スポールの「PlayStation 2バージョン」が2004年ヨーロッパで限定発売された。シートに「PS2」のロゴが刺繍で入るほか、フロントサイド部分にもロゴが入る。
  • 2014年9月、設計を手掛けた鳳康宏が明らかにしたところによれば、「スリム化」前のPS2の冷却ファンは通常のものとは回転方向が逆(吸い込み側から見て時計回り)である[27]

脚注[編集]

[ヘルプ]

補足[編集]

  1. ^ その時の仮称は「スーパープレイステーション」だった。
  2. ^ コントローラの△と×ボタンを押し続けるとプログレッシブ化メニューが起動するソフトが多い。
  3. ^ PSXシステムソフトウェアver.1.80以降のPS3とその周辺機器である「メモリーカードアダプター」を組み合わせれば可能になる。

出典[編集]

  1. ^ http://www.jeuxvideo.com/news/2009/00038727-sony-lance-la-ps2-au-bresil.htm
  2. ^ http://www.gamers.fr/actus/2009/11/20/sortie-officielle-de-la-ps2-au-bresil
  3. ^ 週刊ファミ通 2013年2月14日号(1月31日発売)17ページ、2013年1月20日現在。
  4. ^ 「第11章 CESAゲームアーカイブス」『2014 CESAゲーム白書』、CESA、2014年、159頁。
  5. ^ ミリオンセラーのゲームソフト一覧』より引用。
  6. ^ ウィキペディア英語版. “en:List of best-selling video games”. 2015年2月25日閲覧。
  7. ^ 「プレイステーション 2」初回販売台数98万台を達成”. SCEI プレスリリース (2007年3月6日). 2008年8月13日閲覧。
  8. ^ PLAYSTATION 3 Desiginer Interviews - PLAYSTATION 3 User Interface、ソニー・コンピュータエンタテインメント
  9. ^ 後藤禎祐氏インタビュー(株式会社L'arcx -ラルクス-)
  10. ^ http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20140220_635903.html
  11. ^ [1][2]
  12. ^ SCEのニュースリリース 2008年1月7日
  13. ^ a b c 「プレイステーション 2」全世界累計売上1億5000万台を達成” (日本語). 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (2011年2月14日). 2011年10月20日閲覧。
  14. ^ “プレイステーション2の日本国内での出荷が本日(2012年12月28日)で完了” (日本語). ファミ通.com. (2012年12月28日). http://www.famitsu.com/news/201212/28026636.html 2012年12月29日閲覧。 
  15. ^ “PlayStation 2 manufacture ends after 12 years” (英語). the Guardian. (2013年1月4日). http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/04/playstation-2-manufacture-ends-years 2013年1月8日閲覧。 
  16. ^ “【3月31日(木)23:00】に「ファイナルファンタジーXI」PlayStation®2版/Xbox 360®版のサービスを終了します。詳細は公式サイトをご確認ください。” (日本語). ファイナルファンタジーXI 日本語版公式Twitterアカウント(スクウェア・エニックス). (2016年2月25日). https://twitter.com/FFXI_JP/status/702768209926094848 2016年2月27日閲覧。 
  17. ^ ただしPS3では発売当初からPS2ソフトの動作不良が言及されており、幾分動作が安定するはずの現在のシステムファームウェアをもってしても不具合が発生する可能性があることは否めないので、完全な動作を求める場合はPS2で起動することをお勧めする。
  18. ^ PlayStation一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ
  19. ^ PSシリーズサポート終了機種一覧
  20. ^ 続報:次世代プレステの発表会で出井社長がコメント,「ソニー・グループ全社を挙げて応援する」 日経BP Tech-on 1999年3月2日
  21. ^ 続報:次世代プレイステーション,精緻な描画能力を披露 日経BP Tech-on 1999年3月2日
  22. ^ 速報:プレイステーション・ドットコム、1時半現在予約できず PC Watch 2000年2月18日
  23. ^ 購入者の個人情報が流出 プレステ2予約販売サイトで2000年3月2日 日経BPnet 2000年3月2日
  24. ^ PlayStation一部機種のアフターサービス受付終了のお知らせ
  25. ^ ハードウェア累計生産出荷台数(2000〜2007年度)、SCE
  26. ^ ハードウェア売上台数(2006年度以降)、SCE。従来の生産出荷台数から売上台数の公表に変更。
  27. ^ a b 西川善司 (2014年9月6日). “[CEDEC 2014]PS4の作り方教えます。SCEのメカ設計担当者自らが内部構造を徹底解説”. 4Gamer.net. Aetas, Inc.. 2014年9月6日閲覧。
  28. ^ コレを使って「PStwo COMBO」を作ろう(笑)
  29. ^ [3]
  30. ^ ゲーム内の仮想空間を全方位見渡せる"ヘッドマウントディスプレイ"発売

関連項目[編集]

ソフト一覧[編集]

ハードウェア・周辺機器等[編集]

本体製品
  • PlayStation - 本機は初代 PlayStation との上位互換機能を持つ。
  • PSX - PlayStation 2 の機能を併せ持った、ハードディスク搭載DVDレコーダー。
  • PlayStation 3 - 一部製品のみ PlayStation 2 との上位互換機能を持つ。
周辺機器

その他[編集]

外部リンク[編集]