新琴似駅

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新琴似駅
新琴似駅駅舎(2012年10月)
新琴似駅駅舎(2012年10月)
しんことに - Shin-Kotoni
G04 新川 (1.9km)
(1.7km) 太平 G06
所在地 北海道札幌市北区新琴似8条1丁目4番1号
駅番号 G05
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 札沼線(学園都市線)
キロ程 5.6km(桑園起点)
電報略号 コニ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,738人/日(降車客含まず)
-2014年度-
開業年月日 1934年昭和9年)11月20日
備考 [札] 札幌市内
*業務委託駅
*みどりの窓口
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新琴似駅(しんことにえき)は、北海道札幌市北区新琴似8条1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)のである。駅番号G05電報略号コニ

札沼線は桑園駅から当駅までが高架区間、次の太平駅から終点の新十津川駅まで地上区間となる。

歴史[編集]

1976年、地上駅時代の新琴似駅と周囲約750m範囲。下が札幌方面。相対式ホーム2面2線、少し離れた外側に留置線とそこから北側の民有地へ引込み線。この引込み線は中小の石油・ガス燃料会社用専用線。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

新琴似という地名は、1887年(明治20年)に入植した屯田兵の新琴似兵村に由来する。兵役終了後、新琴似兵村部落会が札沼線敷設に際して駅を置くよう運動して、新琴似駅が設置されることになった。駅設置当時の村の中心は北西側で、周辺は農地だった。後に工場が進出したが戦後に閉鎖、移転してなくなった。1978年(昭和53年)に札幌市営地下鉄南北線麻生駅ができた頃から宅地化が急速に進み、一帯は全面が市街地になった。

かつては駅東南約300mに札幌市電鉄北線(てつほくせん)の終点である新琴似駅前停留場(しんことにえきまえていりゅうじょう)が設置されていたが、札幌市営地下鉄南北線麻生駅延伸を待たずして廃止された。

JR北海道[編集]

札幌市電[編集]

  • 1964年(昭和39年)12月1日札幌市電鉄北線 麻生町 - 新琴似駅前間の開通に伴い、新琴似駅前停留場が開業。非電化[11]
  • 1967年(昭和42年)11月1日:札幌市電鉄北線 北33条 - 新琴似間が電化(直流600V)。
  • 1974年(昭和49年)5月1日:札幌市電鉄北線 北24条 - 新琴似駅前間の廃線に伴い、新琴似駅前停留場廃止。


駅構造[編集]

ホームは相対式2面2線の高架駅。ホームへは、階段・エレベーターのほかに上下両方向のエスカレーターが設置されている。2012年5月31日までは八軒駅新川駅と並び、非電化・高架・複線という珍しい構造の駅だった[注 1]。高架化工事中、当駅周辺では一時的に線路を(複線のまま)もとの路盤よりも更に北西側(現下り線の更に外側)に振った。現駅舎は旧駅のほぼ真上に構築された。

桑園駅管理の業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット)。みどりの窓口(営業時間5時40分 - 22時15分)、自動券売機自動改札機、ICカードチャージ機、セブン-イレブン北海道キヨスク運営、サンクスから転換)設置。待合室にはパン専門店ベーカリーベル新琴似店(日曜定休)もある。

待合室には、苔生したの像がある。これは旧駅舎の札幌方面行ホームにあったものを移設したもので、公募によって「新ちゃん」と名づけられた。いつ頃から置かれたのかは不明だが、ご神体のような役割があるといわれた、旧駅時代にいたずらをされた時には、駅の売上げが落ちたという言い伝えがある。この熊の像は寄贈されたもので、一度片付けたところ事故が起きたため、今では手厚く保護されている。

のりば
のりば 路線 方向 行先
1 札沼線(学園都市線) 上り 桑園札幌方面
2 下り あいの里公園石狩当別北海道医療大学方面

駅周辺[編集]

東口は南東に約500メートル離れた麻生駅を中心とした麻生地区の外れにあり、その位置関係の微妙さから、一部の乗り換え需要を除けば人の流れを引き付ける求心力は乏しかった。一方、西口はかつての新琴似兵村の中心であり、西5丁目樽川通沿いを中心に体育館や図書館等の公共施設が立ち並び、商業施設が集積する麻生地区とは別の拠点を形成している。但し、広大な新琴似の住民の多くが利用する北海道中央バスの路線バスは地下鉄南北線麻生駅や北24条駅札幌ターミナル等をバスターミナルとしており、新琴似駅を利用する住民の割合は限られる。複線電化完成後、駅周辺には大小のマンションが集積し、地下鉄とは競合しない利用者層が目立ち出している。

利用状況[編集]

2014年度の1日平均の乗車人員3,738人 である。

年度 1日平均
乗車人員
2000年(平成12年) 2,951
2001年(平成13年) 3,002
2002年(平成14年) 2,915
2003年(平成15年) 2,994
2004年(平成16年) 2,990
2005年(平成17年) 3,103
2006年(平成18年) 3,227
2007年(平成19年) 3,238
2008年(平成20年) 3,306
2009年(平成21年) 3,356
2010年(平成22年) 3,382
2011年(平成23年) 3,457
2012年(平成24年) 3,524
2013年(平成25年) 3,664
2014年(平成26年) 3,738

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
札沼線(学園都市線)
新川駅 (G04) - 新琴似駅 (G05) - 太平駅 (G06)

かつて存在した路線[編集]

札幌市電
鉄北線
北24条停留場 - 新琴似駅前停留場

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 札沼線(学園都市線)の電化後はJR線には存在せず、他社線でも東海交通事業城北線伊勢鉄道伊勢線で見られるのみである。

出典[編集]

  1. ^ a b c “札沼線(学園都市線)の電化について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2009年9月9日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090909-2.pdf 2009年9月14日閲覧。 
  2. ^ 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、25頁。
  3. ^ a b “札沼線(学園都市線)の電化開業時期について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2011年10月13日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/111013-3.pdf 2011年10月17日閲覧。 
  4. ^ a b c 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」、『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、 27頁。
  5. ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
  6. ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2007年9月12日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf 2014年9月6日閲覧。 
  7. ^ “Kitacaサービス開始日決定について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2008年9月10日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080910-1.pdf 2015年1月10日閲覧。 
  8. ^ “札幌市営地下鉄との代替輸送の実施について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2008年10月29日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/081029-1.pdf 2015年1月10日閲覧。 
  9. ^ “学園都市線電化開業に伴う電車の投入(第一次)について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2012年3月14日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2012/120314-1.pdf 2014年7月21日閲覧。 
  10. ^ “平成24年10月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2012年8月3日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2012/120803-1.pdf 2012年8月17日閲覧。 
  11. ^ “札幌市電、鉄北線の延長工事完成”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1964年12月2日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]