安部友裕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
安部 友裕
広島東洋カープ #6
Abe60.jpg
2017年11月7日 天福球場秋季キャンプ にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県北九州市小倉北区
生年月日 (1989-06-24) 1989年6月24日(29歳)
身長
体重
181 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 三塁手遊撃手二塁手
プロ入り 2007年 高校生ドラフト1巡目
初出場 2011年6月6日
年俸 4,600万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

安部 友裕(あべ ともひろ、1989年6月24日 - )は、福岡県北九州市出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。広島東洋カープ所属。

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校2年から野球を始め、中学では小倉バディーズに所属し、2年の時に俊足を活かす為、左打ちに転向した。

福岡工大城東高に進学すると、2年時にレギュラーを獲得するも夏の甲子園では怪我でベンチ入りに留まった。3年の夏の県大会は足の故障で1回戦はベースコーチを務め、2回戦から不慣れな外野を守るもその2回戦でチームは敗れた。全国的には無名ながら高校屈指の内野手として評価され、12球団すべてのチームから調査書が届いた。

2007年10月3日の高校生ドラフト会議で、唐川侑己の抽選に外れた広島東洋カープに1巡目指名を受けた。11月11日に契約金7000万円、年俸600万円(推定)で仮契約。背番号は60

プロ入り後[編集]

2008年(1年目)はファームで49試合に出場。打撃は打率2割とやや苦戦したが、盗塁9個、犠打10個を記録した。守備も二軍内野守備・走塁コーチだった岡義朗からの指導と練習で成長を見せ、フェニックス・リーグでは全試合スタメン、秋季キャンプでも主力選手中心の日南組に抜擢された。

2011年6月6日、代打として一軍初出場を果たした。スタメンとして出場する場合、8番を投手、9番が安部となる打順を組む場合がある。二軍で盗塁王を獲得。

2014年は一軍出場わずか3試合にとどまった。この年、2011年に続いて自身2度目となる二軍での盗塁王を獲得したが、「1度目の受賞は嬉しかったが、今回は悔しい気持ちが大きい。自分がまだ二軍にいるということなので」とコメントした。

2015年は26試合出場し、打率.243だった。シーズン終盤では三塁手として出場機会があった。

2016年はシーズン当初は打率0割台と不振に喘いだものの徐々に調子を上げ、5月8日に猛打賞を記録し3割に乗せた。主に相手チームの先発投手が右投手の場合に三塁手としてスタメン出場し、スタメンを外れた試合でも代打や守備固めからの出場機会を得た。最終的に自己最多の115試合出場、6本塁打、33打点、企図数は7ながら盗塁成功率100%を記録し、飛躍のシーズンになると同時にチームのリーグ優勝に貢献した。

打席での安部(2017/6/15 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島にて)

2017年は123試合に出場し、自身初の規定打席に到達。打率.310、4本塁打、49打点、17盗塁を記録した。11月22日に背番号が6に変更されることが発表された[2]

2018年は三塁手のレギュラーとして開幕を迎えたが、6月14日の時点で打率1割7分9厘と深刻な打撃不振に陥り出場選手登録を抹消された[3]。その後1軍に復帰したものの、8月5日の対横浜DeNAベイスターズ戦で守備捕球の際に右手中指を骨折、同7日に再び登録を抹消された[4]福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは全試合に先発出場し[5]、第3戦(10月30日福岡ヤフオク!ドーム)で鈴木誠也とともに2本塁打を記録。1試合で2選手が2発を放つのは日本シリーズ史上初の快挙であった[6]

選手としての特徴・人物[編集]

走攻守三拍子揃った大型内野手。高校通算39本塁打、遠投110m、50m5秒8。高校時代の監督からは真面目で素直な性格と評されている[7]

同級生である東京ヤクルトスワローズ投手の木谷良平は小倉バディーズ時代のチームメイトであり、互いの出身中学も学区が隣同士であった。

広島で後々同僚となる野村祐輔は同じ生年月日。岡山県倉敷市出身だが母方の実家のある北九州市で生まれており、2人は同じ病院で出生している。安部が30分早く生まれていたという[8]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2011 広島 8 20 20 3 3 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 .150 .150 .150 .300
2012 53 135 119 15 30 3 0 1 36 2 5 2 9 0 7 0 0 21 1 .252 .294 .303 .596
2013 75 142 123 13 27 4 0 1 34 8 5 2 6 1 12 0 0 31 1 .220 .287 .276 .563
2014 3 3 3 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .333 .333 .333 .667
2015 26 74 70 6 17 0 0 0 17 2 1 2 3 0 1 0 0 6 1 .243 .254 .243 .504
2016 115 292 259 23 73 12 4 6 111 33 7 0 7 5 19 2 1 64 3 .282 .327 .429 .756
2017 123 455 413 63 128 17 4 4 165 49 17 5 12 1 27 1 2 94 3 .310 .354 .400 .754
2018 72 252 220 32 52 11 4 4 83 24 7 1 7 2 21 3 2 60 1 .236 .306 .377 .683
NPB:8年 480 1373 1227 155 331 47 12 16 450 118 42 12 44 9 87 6 5 282 10 .270 .319 .367 .685
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

内野守備

二塁 三塁 遊撃 一塁
















































2011 - 2 0 2 1 0 .667 5 6 9 1 0 .938 -
2012 35 79 82 2 14 .988 - 2 0 1 0 0 1.000 -
2013 8 5 11 1 2 .941 7 0 2 1 0 .667 37 29 65 4 12 .959 -
2015 - 22 18 33 0 2 1.000 - -
2016 5 3 7 0 0 1.000 93 66 112 6 6 .967 - 2 6 0 0 0 1.000
2017 7 10 14 1 2 .960 91 46 168 8 5 .964 - 27 163 16 1 17 .994
2018 5 4 5 0 2 1.000 57 40 89 6 9 .956 - 19 89 7 2 3 .980
通算 60 101 119 4 20 .982 272 170 406 22 22 .963 44 35 75 5 12 .957 48 258 23 3 20 .989
外野守備

外野












2012 3 3 0 0 0 1.000
2013 2 1 0 0 0 1.000
2016 1 2 0 0 0 1.000
通算 6 6 0 0 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 60(2008年 - 2017年)
  • 6 (2018年 - )

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年6月17日閲覧。
  2. ^ 来季の背番号変更選手 および 新入団選手背番号のお知らせ広島東洋カープ公式サイト 2017年11月22日掲載
  3. ^ “広島安部3カ月ぶり2号、いばらの道乗り越えた - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. https://www.nikkansports.com/baseball/news/201807210000323.html 2018年11月7日閲覧。 
  4. ^ “広島安部が右手骨折で登録抹消 三塁守備で痛める - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. https://www.nikkansports.com/baseball/news/201808070000535.html 2018年11月7日閲覧。 
  5. ^ 一般社団法人日本野球機構. “SMBC日本シリーズ2018” (日本語). NPB.jp 日本野球機構. http://npb.jp/nippons/2018/ 2018年11月7日閲覧。 
  6. ^ “広島・誠也&安部が日本シリーズ史上初2発共演!セ敵地13連敗も光” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ). https://www.sanspo.com/baseball/news/20181031/car18103105040004-n1.html 2018年11月7日閲覧。 
  7. ^ 安部友裕内野手 - ルーキーの挑戦”. 中国新聞. 2013年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月30日閲覧。
  8. ^ “安部と野村“30分差の同級生”奮闘実らず”. 東京スポーツ. (2013年6月26日). http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/156343/ 2017年5月2日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]