中国高速鉄道CR200J型電車

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中国CR200J型電車
FXD1-J0010 at Guangqumen (20190203093259).jpg
北京駅付近を走行中のCR200J
基本情報
運用者 中国鉄路総公司
製造所
製造年 2017年 (2017) -
主要諸元
編成
軌間 1,435 mm
電気方式 交流25,000 V 50 Hz
最高運転速度 160 km/h
設計最高速度
  • 180 km/h
  • 210 km/h (機関車のみ)
全幅 3,105 mm
全高 4,433 mm
車体 ステンレス鋼
編成出力 5,500 kW
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ (応荷重装置付)
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中国CR200J型電車 (ちゅうごくこうそくてつどうCR200Jがたでんしゃ) は、中華人民共和国の在来線專用車輛である。

愛称はゴミ箱 (簡体字: 垃圾桶)[注釈 1]

概要[編集]

CR200Jは、中国鉄路総公司中国中車が中心となって行っている動力集中型動車組と呼ばれるプロジェクトで開発している車両で[1]、中国中車グループの製造所で製造されている。動力集中方式の車両で、「復興号[注釈 2]」という愛称で呼ばれている。和諧型電機及び25T型客車中国語版の次代となる在来線用高速型車両で、「復興型」高速鉄道車両と車内設備や保守点検方式等の共通化がなされている。

中国鉄路総公司指揮の下、大連機車 (東芝が共同開発)、株洲電力機車南京浦鎮車輛唐山機車車輛及び関係企業、研究機関が共同で開発した[2]

種類・編成[編集]

短編成型[編集]

短編成型のCR200J型は1M8Tの9両編成で、制御客車のKZ25T型客車と7両の25T型客車、FXD1-J中国語版またはFXD3-J中国語版電気機関車で組成されており、ICE 2藍箭の様な単端式機関車と運転台のある制御客車を組み合わせたプッシュプル方式で、機回しをせず推進運転が可能である。また編成同士の増結や機関車のみの重連も可能であるが、両端を制御客車とし編成中に電気機関車を挟む編成の組成は出来ない。客車は制御客車のみ1等車で、残りは2等車である。2018年3月時点での編成総数は7編成である。2018年4月20日に蘭渝線試運転を行った[1]

長編成型[編集]

長編成型のCR200J型は2M16Tの18両編成[3]で、16両の25T型客車と編成両端のFXD1-JまたはFXD3-J電気機関車で組成されており、TGV中華之星と同様の前後の機関車で客車を挟み込む動力集中方式である。短編成型との相違点は、両端とも機関車であるので制御客車が無い、ホーム有効長の関係で重連運転ができない事である。また中間の客車は工場出場前に編成を変更することが可能で、食堂車、座席車、寝台車、荷物車を適宜組み込むことができ、実質上従来型の機関車牽引式列車の編成と明確な相違点はない。この他、輸送量の変化に合わせて客車は9両から18両の間で自由に編成長の変更が可能であるが、編成変更は製造会社の工場で変更した上に総公司のデータベースで変更を記録した後で営業運転が可能となる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 量産型のみ
  2. ^ 習近平総書記 (国家主席) の「中華民族の偉大な復興」に由来する。

出典[編集]

関連項目[編集]