ジンジャーブレッド
ジンジャーブレッド | |
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![]() ケーキ風のジンジャーブレッド | |
種類 | 洋菓子 |
誕生時期 | 古代ギリシア |
主な材料 | 生姜 |
派生料理 | ジンジャーブレッドマン |
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ジンジャーブレッド (Gingerbread)は、生姜を使った洋菓子の一種である。
ジンジャークッキー、あるいはそれを家の形に組み立てたジンジャーブレッドハウス(ヘクセンハウス)を指すこともあるが、本項ではケーキ状になったものについて述べる。ただし両者の違いは必ずしも明確ではない。
概要[編集]
ジンジャーブレッドの起源は、古代ギリシア時代に、ロドス島のパン屋が焼いたものと言われる[1]。中東から十字軍がヨーロッパに持ち帰ったことで各地に広まり、現在では東ヨーロッパからアングロアメリカまで広く見られる。小説『メリー・ポピンズ』の中にも登場する。
イギリスではとても一般的なケーキである。ローマ時代に、アフリカ産の良質の生姜とともに伝わったとも言われる[1]。なかでも、ヨークシャーなどイングランド北部には、パーキンというオートミールと糖蜜を使ったジンジャーブレッドがあり、ガイ・フォークス・ナイトに食べる習慣がある。
アメリカ合衆国では冬、特にクリスマスの前後に家庭で作って食べることが多い。
材料[編集]
生姜はジンジャーパウダー(ショウガの乾燥粉末)、あるいはおろし生姜の絞り汁のみを使う。また甘味を付けるには糖蜜(トリックルもしくはモラセス)を用いるため、ジンジャーブレッドも黒みがかった色になる。
生地の中にマスタードやレーズン、ナッツ類を加えることや温めたレモンソースなどを添えることもある。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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- ジンジャーブレッドレシピ作り方特集