サイバーマンデー

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サイバーマンデー(英:Cyber Monday)は、アメリカ合衆国感謝祭11月の第4木曜日)の次の月曜日を指す。この日は、オンラインショップ等におけるホリデーシーズンのセールの開始日と考えられており、各社が大々的なキャンペーンを実施し売上が急増する。

概要[編集]

アメリカ合衆国では、伝統的に感謝祭翌日の金曜日(ブラックフライデー)から年末セールが始まり、感謝祭の休暇中、実店舗は買い物客で混雑する。一方、オンラインの店舗では、感謝祭の休暇明けの月曜日に売上が急増することから、この日はサイバーマンデーと呼ばれている。この呼び方は、2005年のホリデーシーズンに「Shop.org」によって使われ始めたものであるとされる。

サイバーマンデーにオンラインショップの売上が急増するのは、休暇明けの月曜日に職場の高速回線を使ってオンラインの店舗にアクセスして買い物をする人々が多いためであるとも、感謝祭の休暇中には実店舗での買い物に外出したり帰省していた人々が、家庭に戻ってオンラインでショッピングするからであるとも言われる。また、オンラインショップ各社がサイバーマンデーと銘打ってセールを行うことも、当然、売上が大きく増える要因である。

オンラインショップの売上はサイバーマンデーを境に大幅に増加するものの、それをピークに売上が落ち込むわけではなく、ホリデーシーズンにかけて好調な売上が続く。2011年のホリデー商戦は、サイバーマンデーの12億5100万ドルを筆頭に、1日のオンライン売上高が10億ドルを上回った日は合計10日間に及んだ[1]

2007年のサイバーマンデーにおけるオンラインショップの売上は7億3300万ドルで、直前の4週間平均の84%増であった[2]。2010年は史上初めて1日のオンライン売上が10億ドルを突破し10億2800万ドルとなった[3]。感謝祭の休暇中は実店舗が混雑するため、最近では、実店舗での買い物を控え、サイバーマンデーにオンラインで買い物する消費者がますます増加している。

2006年Shop.orgはCyberMonday.comポータルを立ち上げたことを発表し、サイバーマンデー取引がすぐにできるショップを運営できる。サイバーマンデーはカナダ、イギリス、ポルトガル、ドイツ、チリのオンライン小売業者によって使われる国際マーケティング用語になった。日本では2012年にAmazon.co.jpが12月第2月曜日を日本版のサイバーマンデーとして日本記念日協会に申請し、認定された[4]

オンラインショップの売上げ等に関する類似の日[編集]

グリーンマンデー・フリーシッピングデー[編集]

サイバーマンデーと並んでオンラインショップの売上が急増する日として注目されるのが12月第2週の月曜日であるグリーンマンデーGreen Monday)である(2011年は12月12日)。これはeBayが2007年に提唱したもので、「オンラインショップで注文し、クリスマス休暇前に自宅に届く締切り間近の月曜日」であり駆け込み需要が発生する。2010年の売上高は9億5400万ドルで、サイバーマンデーに次いで年間第2位の売上高を記録した[3]

フリーシッピングデーFree Shipping Day)は「参加企業が合同で配送無料キャンペーンを実施する日」で(2011年は12月16日)、同様に駆け込み需要が発生する。

脚注[編集]

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