来訪神

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来訪神(らいほうしん)は、年に一度、決まった時期に人間の世界に来訪するとされるである。

概要[編集]

多くの場合、仮面仮装した異形の姿で現れ、豊饒や幸福をもたらすとされる。行事ではその地域の住民等が神に扮する。世界各地で行われるが、日本では折口学によりまれびととして提唱された。

日本の来訪神[編集]

日本での代表的なものとしては、鹿児島県薩摩川内市下甑島トシドンが挙げられる。この行事は、「甑島のトシドン」として、2009年国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている[1]。日本政府は、「甑島のトシドン」に他の来訪神行事を加えて8件に拡張した「来訪神:仮面・仮装の神々」の無形文化遺産登録を2016年にユネスコに提案したが、審査が先送りされ、2017年にはさらに10件に拡張して再提案することが決定している[2]。この提案に含まれる10件の来訪神行事は以下の通りである[3]

脚注[編集]

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  1. ^ 甑島のトシドン! ユネスコ無形文化遺産登録!!”. 薩摩川内市観光協会 (2009年). 2011年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月10日閲覧。
  2. ^ 無形文化遺産、「来訪神」10件で再申請へ 政府 日本経済新聞、2017年3月2日
  3. ^ 「来訪神:仮面・仮装の神々」のユネスコ無形文化遺産登録に向けた再提案及び当面の対応について (PDF) 文化庁、2017年2月22日