クリスタプス・ポルジンギス
![]() 2015年のポルジンギス | |
ダラス・マーベリックス | |
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ポジション | PF/C |
身長 | 221cm (7 ft 3 in) |
体重 | 109kg (240 lb) |
ウィングスパン | 230cm (7 ft 7 in) |
シューズ | アディダス [1] |
基本情報 | |
本名 | Kristaps Porzingis |
愛称 | KP6、ユニコーン |
ラテン文字 | Kristaps Porzingis |
ラトビア語 | Kristaps Porziņģis |
誕生日 | 1995年8月2日(23歳) |
国 |
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出身地 |
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出身 |
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ドラフト | 2015年 1巡目 4位 ニックス[1] DraftExpress [2] NBADraft |
選手経歴 | |
2011-2015 2015-2019 2019- |
![]() ニューヨーク・ニックス ダラス・マーベリックス |
受賞歴 | |
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代表歴 | |
キャップ |
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クリスタプス・ポルジンギス (Kristaps Porzingis ラトビア語:Kristaps PorziņģisIPA: ['kris.taps 'pʊ͡ɔr.ziɲ.ɟis]; 1995年8月2日 - )は、ラトビア・リエパーヤ出身のプロバスケットボール選手。身長221cm 体重109kg。ポジションはフォワードセンター。NBAのダラス・マーベリックスに所属している。愛称はユニコーン。
目次
来歴[編集]
CBセビリア[編集]
6歳の時に地元リエパーヤのクラブチームのユースチームに入団したポルジンギスは、2011年にスペインに渡り、リーガACBのCBセビリアと契約[2]。2011-12シーズンはBチームで過ごした後、2012-13シーズンよりトップチームでプレー。レベルの高いリーガACBの中でも有望株として注目されたポルジンギスは、2014年のNBAドラフトにエントリーする予定だったが回避[3]。2014-15シーズンはユーロカップでも活躍し、ライジングスター賞を受賞するなどした。
ニューヨーク・ニックス[編集]
2015-16シーズン[編集]
自信を付けて改めて2015年のNBAドラフトにエントリーを表明[4]。全体4位という高い評価を得てニューヨーク・ニックスから指名された[5][6]。なおドラフト会場に居たニックスファンからは昨シーズンの低迷もあり即戦力となる選手を期待していただけに全米では無名に近かったポルジンギスの指名が決まった直後ファンからブーイングが巻き起こった[7]。更に同チームのエースであるカーメロ・アンソニーもポルジンギスの指名を疑問視する発言をした[8]。2015-16シーズン開幕戦のミルウォーキー・バックス戦で16得点5リバウンドでNBAデビュー[9]。11月17日のシャーロット・ホーネッツ戦では、自己最高の29得点を記録した[10]。その後もドラフト時の評価を覆す活躍を見せ、ルーキーシーズンは平均14,3得点 7.8リバウンドを記録し、NBAオールルーキーチームの1stチームに選出された[11]。
2016-17シーズン[編集]
2016年11月16日に行われたデトロイト・ピストンズ戦で35得点を記録、試合はニックスが105-102で勝利した[12]。12月11日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で26得点、12リバウンド、キャリア・ハイタイの7ブロックを記録、試合はニックスが118-112で勝利した[13]。2017年1月19日に行われたワシントン・ウィザーズ戦で左アキレス腱痛から4試合ぶりに復帰、NBAキャリア初のベンチからの出場となった。ポルジンギスは15得点を記録したが、試合はウィザーズに113-110で敗れた[14]。2017年のオールスターウィークエンドではチーム・ワールドの一員としてライジング・スターズ・チャレンジに出場、更にNBAスキルチャレンジでは優勝を飾った[15]。
2017-18シーズン[編集]
2017年10月30日のデンバー・ナゲッツ戦では38得点を記録[16][17]。11月5日のインディアナ・ペイサーズ戦では、自己最多を更に更新する40得点に加え、6ブロックショットを決めた[18][19]。12月12日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で37得点、11リバウンドを記録、試合はニックスがオーバータイムの末、113-109で勝利した[20]。2018年1月23日、2月18日に行われるNBAオールスターゲームに出場することが発表されたが[21]、2018年2月6日に行われたミルウォーキー・バックス戦で左膝前十字靭帯断裂の負傷を負った[22]。
2018-19シーズン[編集]
前年の前十字靱帯の負傷の影響によりニックスでプレーすることは無かった。
ダラス・マーベリックス[編集]
2019年1月31日、ティム・ハーダウェイ・ジュニア、コートニー・リー、トレイ・バークと共にデアンドレ・ジョーダン、ウェズリー・マシューズ、デニス・スミス・ジュニア、複数のドラフト1巡目指名権とのトレードでダラス・マーベリックスに移籍した[23]。
個人成績[編集]
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | リーグリーダー | 優勝シーズン ![]() |
NBAレギュラーシーズン[編集]
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015–16 | New York | 72 | 72 | 28.4 | .421 | .333 | .838 | 7.3 | 1.3 | .7 | 1.9 | 14.3 |
2016–17 | New York | 66 | 65 | 32.8 | .450 | .357 | .786 | 7.2 | 1.5 | .7 | 2.0 | 18.1 |
2017–18 | New York | 48 | 48 | 32.4 | .439 | .393 | .793 | 6.6 | 1.2 | .8 | 2.4 | 22.7 |
Career | 186 | 185 | 31.0 | .437 | .360 | .804 | 7.1 | 1.3 | .7 | 2.0 | 17.8 |
プレースタイル・評価[編集]
7フッターでありながらミドルシュートや3ポイントシュートを打てるシュートセンスを持っており、フリースローも確実に決める。 リバウンドでも強くプットバックダンクを決める力強さも兼ね備えている。 さらに、7フッターというサイズを活かしたブロックなど長い手足を使ったプレーも得意としている。 ポテンシャルも高くこれからの可能性がさらに感じられる選手である。
その他[編集]
- 2015年のNBAドラフトでは、ポルジンギスとCBセビリアでチームメイトだったウィリー・エルナンゴメスも35位でフィラデルフィア・76ersから指名され、その後交渉権がニューヨーク・ニックスに渡っている。尚、エルナンゴメスは、2015-16シーズンはレアル・マドリード・バロンセストでプレー、2016-17シーズンからニックスで共にプレーしている。
脚注[編集]
- ^ Kristaps Porzingis’ deal with Adidas is for seven years
- ^ Kristaps Porzingis, Baloncesto Seville
- ^ Porziņģis tomēr pieteicies NBA draftam
- ^ Latvian power forward Kristaps Porzingis to enter draft
- ^ With The No. 4 Pick, The Knicks Select Kristaps Porzingis
- ^ Knicks Sign Kristaps Porzingis and Jerian Grant
- ^ [杉浦大介コラム第44回]エース放出案も浮上!? 新人ポルジンギスはニックスの救世主になり得るか
- ^ 【NBA】ドラフトの当たり年。「3人の超人ルーキー」に注目!
- ^ Williams scores 24, Knicks beat Bucks 122-97 in opener
- ^ Kristaps Porzingis Posts Career-High 29 Points
- ^ Wolves' Towns, Knicks' Porzingis lead 2015-16 NBA All-Rookie teams
- ^ “Porzingis scores career-high 35, Knicks top Pistons 105-102”. ESPN.com (2016年11月16日). 2016年11月16日閲覧。
- ^ “Porzingis, Rose lead Knicks past slumping Lakers, 118-112”. ESPN.com (2016年12月11日). 2016年12月12日閲覧。
- ^ “Wall has 29 points, 13 assists as Wizards top Knicks 113-110”. ESPN.com (2017年1月19日). 2017年1月20日閲覧。
- ^ Dwyer, Kelly (2017年2月18日). “Kristaps Porzingis takes the NBA's Skills Challenge, as the 'Bigs' rule again”. Yahoo.com. 2017年2月18日閲覧。
- ^ Knicks' Kristaps Porzingis scores career high with 38 points
- ^ ニックスがナゲッツ下して3連勝、38得点のクリスタプス・ポルジンギスは第3Qの不調を教訓に NBA.com JAPAN
- ^ Knicks' Kristaps Porzingis set new career high with 40 points, adding 8 rebounds and 6 blocks
- ^ クリスタプス・ポルジンギスが40得点で、ニックスが19点差をひっくり返す逆転勝利 NBA.com JAPAN
- ^ “Porzingis, Beasley help Knicks edge Lakers 113-109 in OT” (英語). ESPN.com. ESPN (2017年12月12日). 2018年4月10日閲覧。
- ^ “ブラッドリー・ビール、ビクター・オラディポ、クリスタプス・ポルジンギス、カール・アンソニー・タウンズが初選出”. NBA.com (2018年1月24日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ “Giannis dunks over Knicks, who lose Porzingis to knee injury” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年2月6日). 2018年2月7日閲覧。
- ^ “Knicks trade Kristaps Porzingis to Mavericks as part of 7-player swap” (英語). ESPN.com (2019年2月2日). 2019年2月7日閲覧。
外部リンク[編集]
- クリスタプス・ポルジンギスの通算成績と情報 NBA.com (英語)、NBA公式サイト、Basketball-Reference.com (英語)
- クリスタプス・ポルジンギスのドラフト情報 NBADraft.com (英語)、DraftExpress.com (英語)
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