赤いスイートピー
「赤いスイートピー」 | ||||
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松田聖子 の シングル | ||||
初出アルバム『Pineapple』 | ||||
B面 | 制服 | |||
リリース | ||||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル |
CBS・ソニー (8cmCD含む) ソニー・ミュージックレコーズ (12cmCDのみ) | |||
作詞・作曲 |
松本隆 呉田軽穂(松任谷由実) | |||
チャート最高順位 | ||||
松田聖子 シングル 年表 | ||||
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「赤いスイートピー」(あかいスイートピー)は、1982年1月にリリースされた松田聖子の8枚目のシングルである。
品番:07SH 1112(レコード)
解説
- 松任谷由実(呉田軽穂 名義)作曲による、聖子への最初の提供曲。松本隆の依頼に対し、松任谷は引き受けたという。
- B面に収録された「制服」もこの時期の聖子の代表曲の一つであり、『Seiko Box』をはじめとする数多くのベスト・アルバムに収録されている。
- 1988年のアルバム『Citron』に、この曲のその後を描いた楽曲「続・赤いスイートピー」が収録された。作詞は松本だが、作曲者は異なる。また1989年には8cmCDとして、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。
- 2005年に実施された『スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜』では上位100曲に選ばれている。NHK紅白歌合戦では長らく未歌唱であったが、デビュー35周年且つリリースから33年後にあたる2015年に第66回NHK紅白歌合戦で紅組トリおよび大トリで歌われた[1]。
- デビュー25周年に当たる2005年に、同名の写真集(篠山紀信撮影)を発売した。「『赤いスイートピー』時代の聖子のイメージ」で撮影された。
- 2009年、聖子は中島みゆきと富士フイルムの化粧品「アスタリフト」のCMで共演。その「純白の出会い・中島みゆきさん」篇で本曲がバックに流れているが、その中でみゆきは聖子の声とハモるように口ずさんでいる。
- なお、赤色のスイートピーは本作が発売された1982年当時では実在していなかった、という記事もある[2]が、実際は赤色のスイートピーはその182年前の1800年に既に存在していた[3]。
- ジャケットは"赤いスイートピー"と"制服"の文字が同じ大きさで書かれたものが存在する。2003年にリリースされたベスト・アルバム『Another Side of Seiko 27』封入のシングルジャケットカード、2011年にリリースされたベストアルバム『SEIKO STORY〜80's HITS COLLECTION〜』のシングルジャケットコレクションにはそのジャケットが使用されている。
- 2013年公開の映画『麦子さんと』(監督・吉田恵輔、主演・堀北真希)の挿入歌に起用された[4]。
- 2016年3月12日に、BSジャパン開局15周年特別企画ドラマスペシャル『青春の名曲ストーリー』でのオムニバスドラマの1編にて、本作をモチーフにした同名タイトルのドラマが放送[5]。
収録曲
2曲共に、作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂(松任谷由実)/編曲:松任谷正隆
- 赤いスイートピー(3分37秒)
- 制服(3分33秒)
カバー・バージョン
赤いスイートピー
- 1991年 - Patti Austin(パティ・オースティン)(アルバム『ROMANTIQUE』)
- 1996年 - 三代目魚武濱田成夫 (アルバム『三代目魚武濱田成夫』)
- 2002年 - What's Love?(シングル「恋の味」のカップリング曲としてBONNIE PINKをボーカルに迎え、カバー)
- 2003年 - Springs(アルバム『Springs Super Best』)
- 2004年 - バーニーズ[6](サンリオキャラクターのマイメロディ・ウサハナ・マロンクリームによって結成されたユニット。サンリオピューロランドにて開催されるキャラクターショーで披露されることがある)
- 2006年 - ミサイルイノベーション(シングル『踊ろよハニー』のc/w)
- 2006年 - CHiYO(ネット配信)
- 2007年 - 沢田知可子(アルバム『花心』)
- 2008年 - 赤夜萌香(水樹奈々):テレビアニメ『ロザリオとバンパイア』のキャラクターソングシングルとして本曲をカバーし、アニメ第8話で挿入曲として使われた。また、水樹奈々も同年7月に国立代々木競技場第1体育館で行われた自身のライブでも本曲を歌っている。
- 2008年 - シジミジル(アルバム『NHK連続テレビ小説「だんだん」オリジナル・サウンドトラック』。2008年下半期のNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中でヒロインの母のお気に入りの曲と位置づけられており、ヒロインの三倉茉奈・佳奈らによる劇中のユニット・シジミジルによって歌われ、サウンドトラック盤にも収録された。)
- 2008年 - 深見東州(アルバム『アメリカンポップス&J-POPS・ライブ名曲集』2007年にシングルカットも発売)[7]
- 2009年 - 茉奈 佳奈(アルバム『ふたりうた』)
- 2009年 - 宮武美桜(bump.yのCDアルバム『Sweet Hits☆』)
- 2009年 - タンポポ#(アルバム『チャンプル(1)〜ハッピーマリッジソングカバー集〜』)
- 2010年(魔暦12年) - デーモン閣下(カバーアルバム『GIRLS' ROCK Best』)
- 2010年 - 徳永英明(アルバム『VOCALIST 4』)
- 2010年 - 綾瀬はるか(ネット配信、アルバム『松本隆に捧ぐ-風街DNA-』)
- 2012年 - さくらまや(アルバム『まや☆カラ カラオケクイーンさくらまやと歌おう!!』)
- 2013年 - ダイアナ・ガーネット(アルバム『COVER☆GIRL』)
- 2013年、岩佐美咲(アルバム『リクエスト・カバーズ』に収録)
制服
- 2004年 - カントリー娘。(アルバム『FS5〜卒業〜』)
- 2006年 - ガガガSP(松田聖子トリビュート・アルバム『Jewel Songs 〜Seiko Matsuda Tribute & Covers〜』)
- 2013年 - 白石涼子(アルバム『Twinkle Voice 〜声の贈り物〜』)
関連作品
- 赤いスイートピー
- Pineapple
- Seiko・index
- Seiko・plaza
- 金色のリボン
- Seiko-Train
- Seiko Box
- Seiko Monument
- Bible
- Bible II
- Bible III
- Complete Bible
- Seiko Matsuda 1980-1995
- Seiko Celebration
- Ballad 〜20th Anniversary
- SEIKO SUITE
- 『LOVE』 Seiko Matsuda 20th Anniversary Best Selection
- Best of Best 27 (13)
- 『Seiko Smile』 Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection
- Premium Diamond Bible
- Diamond Bible
- I'll fall in love 愛的禮物
- 制服
- Seiko・index
- Seiko・plaza
- Touch Me, Seiko
- Seiko-Train
- Seiko Box
- Bible II
- Complete Bible
- Seiko Matsuda 1980-1995
- SEIKO SUITE
- Another side of Seiko 27 (14)
- Best of Best 27
- 『Seiko Smile』 Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection
- Premium Diamond Bible
- Diamond Bible
関連項目
- 春の桜と優雅に語らう17の知恵 ‐ 春の曲を集めたコンピレーション・アルバム
- 歌姫 〜センチメンタル女性ヴォーカリスト〜 - 1970年代・1980年代にヒットした女性ヴォーカル・ソング集
- 風街図鑑 - 松本隆 作詞家活動30周年記念CD-BOX、「赤いスイートピー」収録。
備考
- ^ 第65回NHK紅白歌合戦の曲目選考でも候補に上がっていたという。なお、リリースされた1982年の第33回NHK紅白歌合戦で歌唱されたのは「野ばらのエチュード」である。
- ^ 中日新聞三重版2006年1月28日記事
- ^ The unwin book of sweet peas
- ^ 映画「麦子さんと」予告編
- ^ “昭和の名曲がドラマに 赤いスイートピー&神田川”. スポニチアネックス (2016年2月10日). 2016年2月10日閲覧。
- ^ Barnies(MyMelody,U・SA・HA・NA,マロンクリーム)〜赤いスイートピー〜、サンリオピューロランド。(2015/2/21閲覧)
- ^ 吉田豪 (2012年7月3日). “吉田豪のギリギリレビュー!! vol.7 深見東州『アメリカンポップス&J-POPS・ライブ名曲集』”. オリコン. 2014年3月26日閲覧。