クリスタルキング
| クリスタルキング | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出身地 | |
| ジャンル | ロック、歌謡曲 |
| 活動期間 | 1971年 - 現在 |
| レーベル | キャニオンレコード他 |
| 事務所 | |
| 共同作業者 | 井上大輔 |
| メンバー | |
| ムッシュ吉崎(ボーカル・低音) | |
| 旧メンバー | |
| 田中 昌之(ボーカル・高音) 山下 三智夫(ギター) 中村 公晴(ピアノ) 今給黎 博美(キーボード) 金福 健(ドラム) 野元 英俊(ベース) 尾町 英司(ベース) 高木 和好(ドラム) 高岡 丈二(ドラム) 福田 彰一郎 (ギター) 秦 好樹(ベース・プログラミング) 上坂 哲史(ギター) 川上 聡(ギター) ファンキー末吉(ドラム) 内田 聖治(ボーカル) |
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クリスタルキングは日本のロックバンド。「大都会」をはじめ、「蜃気楼」、「セシル」、「瀬戸内行進曲」、「愛をとりもどせ!!」といったヒット曲がある。
目次 |
メンバー [編集]
★の付いたメンバーは1979年(昭和54年)にキャニオン・レコードから再デビューした時に在籍していたメンバーである。
- ★ ムッシュ吉崎(ムッシュよしざき、本名:吉崎 勝正〈よしざき かつまさ〉、ボーカル低、1948年(昭和23年)12月25日 - )
- ★ 田中 昌之(たなか まさゆき、ボーカル高、1951年(昭和26年)6月30日 - )
- ★ 山下 三智夫(やました みちお、ギター、1952年(昭和27年)10月3日 - )
- 作曲を担当し、「大都会」「蜃気楼」「愛をとりもどせ!」などの代表曲を作曲した。
- 「セシル」、「マラソンマン」、「十月の渚」などでボーカルを担当した。
- ★ 中村 公晴(なかむら きみはる、ピアノ、1952年(昭和27年)5月30日 - )
- ★ 今給黎 博美(いまきいれ ひろみ、キーボード、1953年(昭和28年)3月15日 - )
- キーボードセンスは「3秒の誘惑」に結実。ギターも担当する。ほとんどの曲は山下と今給黎が作曲を担当している。
- ★ 金福 健(かねふく けん、ドラム)
- ★ 野元 英俊(のもと ひでとし、ベース)
- 尾町 英司(おまち ひでし、ベース)
- 高木 和好(たかぎ かずよし、ドラム)
- 高岡 丈二(たかおか じょうじ、ドラム)
- ファンキー末吉(ファンキーすえよし、ドラム)
- 金福脱退後、高木参加まで在籍。「愛をとりもどせ!!」でドラムを披露している。
- 福田 彰一郎 (ふくだ しょういちろう、ギター)
- 秦 好樹(はた よしき、ベース、プログラミング)
- 上坂 哲史(こうさか てつし、ギター)
- 川上 聡(かわかみ さとる、ギター)
- 内田 聖治(うちだ しょうじ、ボーカル)
概要 [編集]
1971年(昭和46年)、ムッシュ吉崎を中心に九州で結成。佐世保の米軍キャンプのクラブや、米兵が集まる佐世保市内のディスコで米兵相手にアメリカ音楽を演奏したり、福岡のディスコ・クラブでも活動していた。
1975年(昭和50年)から田中昌之・中村公晴・山下三智夫が参加。低音の吉崎と高音の田中によるツインボーカルで九州を中心に徐々に人気を獲得。
1976年(昭和51年)、カバー曲の「カモン!ハッスル・ベイビー」でテイチク(テイチクBLACKレーベル)よりデビュー。
1979年(昭和54年)、世界歌謡祭グランプリを受賞をきっかけにキャニオン・レコードより再びデビュー。11月21日にリリースされたデビューシングル「大都会」は150万枚以上のミリオンセラーを記録し[2]、翌1980年(昭和55年)の『第31回NHK紅白歌合戦』に出場。続いてリリースされた「蜃気楼」も資生堂のキャンペーンソングに起用され75万枚[2]のヒットを記録した。『ザ・ベストテン』では「大都会」と「蜃気楼」で2曲連続1位を獲得した。
1980年(昭和55年)、司馬遼太郎の歴史小説が原作のNHK連続テレビドラマ『風神の門』の音楽を担当。主題歌「時間差」は話題となるがレコード化されなかった。なお、その他の未発売楽曲には「Ten Years Ago」「大都会2000」がある。
1983年(昭和58年)末、金福健が脱退。
1984年(昭和59年)6月、阿久悠原作の映画『瀬戸内少年野球団』に主題歌「瀬戸内行進曲」で参加。また、同年10月に発表された「愛をとりもどせ!!」は、テレビアニメ『世紀末救世主伝説 北斗の拳』の主題歌に起用され50万枚[3]のセールスを記録した。
1985年(昭和60年)4月17日に発売された中島みゆきのアルバム『御色なおし』では「さよならの鐘」「煙草」の編曲と演奏を担当した。
1986年(昭和61年)にはパソコン用ゲームソフト『レリクス』のテーマ曲を担当した。これは開発・発売元であるボーステック社長の八巻龍一とクリスタルキングのメンバーが旧知の仲だったことで実現したものだが、まだコンピュータゲームが一般的には受け入れられていなかった時期にメジャーなバンドがオリジナル曲を提供したことは話題となった。
同年2月、田中昌之・山下三智夫・野元英俊が脱退。
なおキーボードの今給黎は、1990年(平成2年)にリバーヒルソフトが発売したPC用ゲームソフト『BURAI下巻完結編』と、それ以降発売されたコンシューマー版の音楽を担当した。クリスタルキングはニンテンドーDS用ソフト『くりきん ナノアイランドストーリー』の主題歌も担当しており、ムッシュ吉崎が「くるくるくりくり」と「奇跡のチカラ」を歌っている。
1995年(平成7年)10月に田中が一時復帰するも、1998年(平成10年)1月に再び脱退(中村公晴・福田彰一郎・高岡丈二も同時期に脱退)。その直後に内田聖治が加入し、2002年まで在籍した。内田脱退後のクリスタルキングはムッシュ吉崎のソロバンドとして活動している。
1999年(平成11年)「愛をとりもどせ!」が、タイピングソフト『北斗の拳』のプロモーションに使用され、その後も『北斗の拳』がネットゲーム、タイピングソフト、パチスロなど媒体を変えてヒットするたびに脚光を浴びた。パチスロ機『北斗の拳』では、10連チャンで大当たりした時に流れる曲として20年ぶりにセルフカバーで復活した。2006年(平成18年)の劇場版『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』主題歌として、リーダーのムッシュ吉崎による3度目のレコーディングが行われ、野村義男がギタリストとして演奏に参加(田中も同年にソロ名義でセルフカバーしたCDを発表している)。日本音楽著作権協会(JASRAC)の2007年(平成19年)4月〜2008年(平成20年)3月期の音楽著作権料の分配額では9位を記録した[4]。
2009年(平成21年)、グループ名「クリスタルキング」は吉崎の会社が商標登録しており、元メンバーの田中がコンサートの告知広告などで(元を付けずに)グループ名を挙げたりすることは商標権の侵害にあたるとして、吉崎が田中を相手取り、グループ名の使用禁止と損害賠償などを求め東京地裁に提訴。2010年(平成22年)、東京地裁は、脱退後に元メンバーが「クリスタルキング」の名前を使っても、吉崎の活動に関する社会的評価を低下させないなどとして吉崎の請求を棄却した。また、吉崎は田中が1998年(平成10年)にテレビ番組で「クリスタルキングは解散した」と虚偽の発言をしたことについても訴えていたが、当該発言から3年以上経過しており時効が成立しているとして棄却された。しかし、このような法的措置も含め、吉崎と田中の関係は修復不可能であるほど悪化しているとされる[5]。
ディスコグラフィ [編集]
シングル [編集]
- 大都会(1979年11月21日)
- 蜃気楼(1980年4月5日)
- 処女航海(1980年8月21日)
- 明日への旅立ち(1980年11月5日)
- パッション・レディ(1981年4月21日)
- パッション・レディ(英語)(1981年8月5日)
- 海南風(コカ・コーラ夏のスーパーレコードキャンペーンソング、景品につき非売品)
- チャーチ(1981年9月5日)
- セシル(1982年7月21日)
- 3秒の誘惑(1983年1月21日)
- メモリー(1983年7月)
- 愛情AGAIN(1983年11月)
- 瀬戸内行進曲
- セシル/メモリー(ラジオ局オンエアー用限定盤)
- 愛をとりもどせ!!(1984年10月5日)
- Moon Light(1985年5月21日)
- Lady〜涙が唇に(1987年6月25日)
- 愛をとりもどせ!!/ルパン三世のテーマ(2004年7月7日) TEAM Entertainment KDSD-00040
- ユリア…永遠に/愛をとりもどせ!!REMIX(2004年10月20日) TEAM Entertainment KDSD-00053
- 愛をとりもどせ!!(MOVIE ver.)(2006年3月2日) TEAM Entertainment KDSD-0009
- くるくるくりくり(2007年8月29日)
- 夢見た雲、あおい空(2010年6月23日)/11年ぶりとなる新曲を発表
アルバム [編集]
- クリスタルキング(1980年5月5日)
- LOCUS(1980年12月21日)
- CRYSTAL KING(コカ・コーラ夏のスーパーレコードキャンペーン用アルバム、景品につき非売品)
- eleven carats(1981年9月21日)
- City Adventure(1983年)
- MOON(1985年6月21日) キャニオンレコード D32A0093
- 1968・夏・東京(1987年7月25日) BOURBON RECORDS 32BTC-159
- CRYSTAL KING(1994年11月18日) ポニーキャニオン PCCA-00664
- クリスタルキングII LOCUS(1996年3月21日) PCCA-00920
- eleven carats(1996年5月17日) ポニーキャニオン PCCA-05956
- City Adventure(1996年5月17日) ポニーキャニオン PCCA-00957
- CRYSTAL KING(2001年12月19日) ヤマハミュージックコミュニケーションズ YCCU-00008
- ポプコン・スーパー・セレクション クリスタルキング ベスト(2003年3月26日) キングレコード KICS-2402
- Bear Away(1999年6月6日)
参考文献 [編集]
- クリスタルキング、『まだ間に合うかもしれない』ヤマハ音楽振興会、1981年。
- 岩政伸治、「10章-アメリカン・ドリームの末裔」『アメリカ文化への招待』北星堂、2004年。
脚注 [編集]
- ^ 宝泉薫著『歌謡界「一発屋」伝説』 彩流社、1998年
- ^ a b ミュージック、テレビ朝日(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
- ^ 北斗の拳でクリスタルキング甦る 主題歌20年ぶり発売、スポーツ報知、2004年6月15日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
- ^ 音楽著作権料分配、「エヴァ」「北斗の拳」上位 パチンコ・オンラインゲーム寄与(ITmedia)
- ^ なお2012年(平成24年)1月20日に放送されたABCテレビ系の『探偵!ナイトスクープ』にて「クリスタルキング『大都会』を熱唱したい!!」という依頼があり田中と吉崎が出ていたが、収録は全く別々であり共演しなかったのは言うまでもない。