点描
点描(てんびょう、英: pointillism)は、絵画などにおいて線ではなく点の集合や非常に短いタッチ[1]で表現する技法である。点描画、点描法とも言う。
概要
印象派による鮮やかな色の配列の視覚混合を、フランスの画家、ジョルジュ・スーラがさらに追求し、点描主義(新印象派)を確立。ポール・シニャックやカミーユ・ピサロらを生み出した。
水墨画では、米芾や米友仁による、水墨の点を集合させて表現する米点法があり、その作品を米法山水と言う。
コンピュータグラフィックスにおいては、フィルターを使用し、写実的な画像や写真を点描に変換することができる。
科学におけるスケッチでは、陰影を着けるための技法である。
外部リンク
関連項目
- 点描似た技法
- 印象派
- 新印象派
- アール・デコ
- ストリームライン・モダン
- マシン・エイジ
- プロパガンダ
- アドルフ・ムーロン・カッサンドル
- レイモン・サヴィニャック
- 岡鹿之助
- 國領經郎
- 点描のしくみ - 内田けんじ監督の映画「鍵泥棒のメソッド」の主題歌
- 「点描のしくみ Queen of Hearts」上記楽曲をイメージして出来た短編映画
- 点描の唄 - 映画青夏 きみに恋した30日挿入歌Mrs. GREEN APPLE歌唱
- 漫画の効果線の点描
脚注
- ^ タッチ、または筆触。『筆触』 - コトバンク