敦賀短期大学
敦賀短期大学 | |
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大学設置/創立 | 1986年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人敦賀学園 |
本部所在地 | 福井県敦賀市木崎78-2-1 |
学部 | 地域総合科学科 |
ウェブサイト | http://www.tsuruga.ac.jp/ |
敦賀短期大学(つるがたんきだいがく、英語: Tsuruga Junior College)は、福井県敦賀市木崎78-2-1に本部を置く日本の私立大学。1986年創立、1986年大学設置。大学の略称は敦短(とんたん)。
概観
大学全体
- 敦賀短期大学は、福井県敦賀市内にある日本の私立短期大学。学校法人敦賀学園により1986年敦賀女子短期大学として設置された。1998年より共学化された。かつては2学科体制をとっていたが、再編により1学科に統合されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 敦賀短期大学における建学の精神は「教育・文化の向上と人間性豊な人材の育成」となっている。
教育および研究
- 敦賀短期大学には地域総合科学科が設置されており、「リテラシー」・「心理・教育」・「歴史遺産」・「資格課程」・「音楽」・「情報」・「生活安全」の各フィールドからなる。学生自らが将来の進路や興味・関心に応じて各フィールドから科目を自由に選択していくシステムとなっている。
学風および特色
- 敦賀短期大学には、教育支援・子育て支援制度があり、育児する傍らで学業にはげむ社会人学生をサポートしている。
- 地域密着型の学習を取り入れられているところに特徴がある。
沿革
- 1986年 敦賀女子短期大学(つるがじょしたんきだいがく)として開学。以下の2学科を設置。初代学長に高木孝一が就任。
- 1988年 瀬戸内寂聴が2代目の学長に就任。
- 1992年 中村博が3代目の学長に就任。
- 1996年 藏並省自が4代目の学長に就任。
- 1998年 男女共学になり、敦賀短期大学に名称変更。
- 2002年 佐久田昌昭が5代目の学長に就任。
- 2006年 経営学科と日本史学科を解消し、地域総合科学科を新設。
- 2011年 6月文部科学省に地域総合科学科の平成24年度学生募集停止の報告を提出
- 2013年 3月末 廃止予定
基礎データ
所在地
- 本部キャンパス(福井県敦賀市木崎78-2-1)
交通アクセス
教育および研究
学科
- 地域総合科学科
過去の学科体制[3]
- 経営学科:「経営史」・「マーケティング」・「管理会計」・「情報科学」・「秘書実務」などのビジネス科目を中心としたカリキュラムとなっていた。
- 日本史学科:全国の短大では有数の学科で、「考古学概論」・「日本古代史」・「日本中世史」・「日本近代史」・「日本近世史」・「歴史地理学」・「日本史演習」などの科目ほか「漆工芸演習」や「紙工芸演習」といったユニークな科目も開講されていた。現在は、地域総合科学科の「歴史遺産フィールド」科目に組み込まれている。
取得資格について
- 学芸員補資格ほか
附属機関
- 敦賀短期大学図書館
- 地域交流センター
- 地域総合研究所
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
- 敦賀短期大学の学園祭は「敦短祭」と呼ばれ、2008年度は10月25日・26日に行われた。J Soul Brothersによるライブが催された。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
大学関係者
施設
キャンパス
- ダンススタジオ
- レコーディングスタジオ
- 音楽レッスン室(通称レオパ)
- 漆工芸実習室
- 紙工芸実習室
- 託児ルーム
- とんたん牧場ほか
学生食堂
- 敦賀短期大学の学生食堂は、本短大の学生のみならず地域住民も利用できるところに特徴がある。
対外関係
他大学との協定
アメリカ
社会との関わり
- 「第三回新潟県伝統工芸展」にて出品作品が奨励賞を受賞している。
- 生涯学習や公開講座が催されている。
逸話
- 2007年度入学生に、イノシシを素手で絶命させたという学生が出現。一種の社会現象となった。
- 2010年〜2011年にかけて、大学生でありながら制服で学校に行くというスタイル(いわゆるコスプレ)が流行。
就職について
- 経営学科:全日空ホテルズ・京都センチュリーホテル・伊藤園ホテルグループ・福井テレビジョン放送・コニックス・ヤマト運輸・近畿日本ツーリスト・黒部峡谷鉄道・東京モノレール・日本通運・伊藤忠商事・江守商事・かちどき薬品・グロリアガス北陸販売・リコー・富山トヨペット・日産プリンス福井販売・日本商事・パロマ・コクヨ・福井トヨタ自動車・ヤナセ・吉忠・石川銀行・コスモ証券・第四銀行・越前信用金庫・富山第一銀行・長浜信用金庫・野村證券・びわこ銀行・福井信用金庫・富士火災海上保険・北國銀行・大倉建設・熊谷組・清水建設・セキスイハイム・三菱地所・アイシン・エィ・ダブリュ・ウラセ・永大産業・クラシエホールディングス・倉敷紡績・栗田工業・三協アルミニウム工業・新日軽・タカラスタンダード・敦賀セメント・東洋紡績・ブルボン・松下電器産業・ヤマハ発動機・YKK・関西電力・中部電力・日本原子力発電・越前たけふ農業協同組合・敦賀市農業協同組合・三方五湖農業協同組合・若狭美浜町農業協同組合など一般企業ほか、大野市役所・村上市役所・峰山町役場等官公庁への就職者もみられる。
- 日本史学科:USEN・近江鉄道・オリエンタルランド・芝政ワールド・近畿日本ツーリスト・中央観光社・トナミ運輸・日本交通・日本通運・スズケン・伊勢丹・阪急百貨店・ブックオフコーポレーション・ミキハウス・名鉄百貨店・ユニー・横浜そごう・柏崎信用金庫・城南信用金庫・長野銀行・八十二銀行・福邦銀行・和光証券・旭化成・住友金属工業・日立製作所・ヤマサ・北陸電力・野村不動産など一般企業ほか、地方公務員や都道府県警察など官公庁に就職している者もいる。その他、青森県郷土資料館・福井県埋蔵文化財調査センター等の団体関連に就職する者もいる。
公立大学法人化について
学校法人敦賀学園理事長は、敦賀市長が勤めるなど私立短期大学でありながら敦賀市との関係が深く、敦賀市は近年の学園運営の厳しさから、短大と同市に所在する敦賀市立看護専門学校とを統合し、新たに看護系の大学(仮称:公立大学法人敦賀大学)の設立を検討していたが、[4][5][6]平成23年8月30日開催の敦賀市議会敦賀短期大学等調査特別委員会では当初案であった「敦賀短期大学」と「敦賀市立看護専門学校」との統合による公立大学法人の設立ではなく、両校を廃止し、新規に四年制看護系公立大学を設立する方針が説明された。[7][8]
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『敦賀短期大学』入学案内小冊子
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)