ドーム前千代崎駅
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左はドーム前駅、右はドーム前千代崎駅 | |
所在地 | 大阪市西区 |
所属事業者 |
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro・駅詳細) 阪神電気鉄道(駅詳細) |
ドーム前千代崎駅(ドームまえちよざきえき)は、大阪府大阪市西区千代崎三丁目にある大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)長堀鶴見緑地線の駅。駅番号はN12。
本項では、同地にある阪神電気鉄道阪神なんば線の駅であるドーム前駅(ドームまええき)についても記述する。
歴史
[編集]- 1997年(平成9年)8月29日:長堀鶴見緑地線が心斎橋駅から大正駅間延伸に伴い、大阪市営地下鉄の駅が大阪ドーム前千代崎駅として開業する。
- 2006年(平成18年)12月24日:大阪市営地下鉄の駅がドーム前千代崎駅に改称する。
- 2009年(平成21年)3月20日:阪神なんば線が西九条駅から大阪難波駅間延伸に伴い、阪神電気鉄道のドーム前駅が開業する[1]。
- 2010年(平成22年)8月:大阪市営地下鉄の駅で可動式ホーム柵の供用を開始する[2]。
- 2014年(平成26年)4月1日:阪神電気鉄道に駅番号導入。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、大阪市営地下鉄の所属事業者・管轄がOsaka Metroに変更。
駅構造
[編集]Osaka Metro(ドーム前千代崎駅)
[編集]Osaka Metro ドーム前千代崎駅 | |
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1号出入口(2020年8月) | |
ドームまえちよざき Dome-mae Chiyozaki (京セラドーム大阪 KYOCERA DOME OSAKA) | |
◄N11 大正 (0.6 km) (1.0 km) 西長堀 N13► | |
所在地 | 大阪市西区千代崎三丁目 |
駅番号 | N12 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●長堀鶴見緑地線 |
キロ程 | 0.6 km(大正起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,260人/日(降車客含まず) -2020年- |
乗降人員 -統計年度- |
9,305人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1997年(平成9年)8月29日 |
* 2006年に大阪ドーム前千代崎駅より改称。 |
島式ホーム(延長135 m、幅7.5 m)1面2線を有する地下駅である[3]。改札口は大正寄りの1箇所のみ。プロ野球試合などのイベントに対応できるように臨時きっぷ売り場が設けられている。なお、仮称の駅名は単に千代崎だった。
開業当初の駅名は大阪ドーム前千代崎であったが、2006年7月に大阪ドームが京セラドーム大阪と呼称を変更したことにより、同年12月の今里筋線の開業に併せて現在の駅名に改称された。
改称時に、近隣施設である「京セラドーム大阪」が括弧書きで併記されるようになり、駅名標にも駅名の下部に併記されるようになった。阪神なんば線とは、地下2階と地下1階(1号出口、地上へ上がる階段の中間地点)の連絡通路で接続している。
- 当駅はドーム前千代崎管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅、西大橋駅、大正駅を管轄する。
- PiTaPaに対応した各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券はPiTaPaの項を参照)。
- 駅のデザインテーマは「にぎわい」である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[4] |
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1 | 長堀鶴見緑地線 | 心斎橋・森ノ宮・京橋・門真南方面 |
2 | 大正方面 |
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2号出入口
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改札口
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ホーム
阪神電気鉄道(ドーム前駅)
[編集]阪神 ドーム前駅 | |
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駅出入口(2020年8月) | |
ドームまえ Dome-Mae | |
◄HS 42 桜川 (0.8 km) (0.6 km) 九条 HS 44► | |
所在地 | 大阪市西区千代崎三丁目北2-14 |
駅番号 | HS43 |
所属事業者 | |
所属路線 | 阪神なんば線 |
キロ程 | 8.2 km(尼崎起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
9,599人/日 -2019年- |
開業年月日 | 2009年(平成21年)3月20日[1] |
島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホーム有効長は21m級の近畿日本鉄道車両10両編成に対応する。なお、仮称は岩崎橋駅(いわさきばしえき)だった[5]。
ホームは地下5階、改札口は地下2階に1箇所ある。自動改札機は、IC乗車券の利用のほか、切符の処理は出場時2枚一括で対応が可能である。ホーム階と改札階の中間となる地下4階には、プロ野球試合などのイベント開催時の混雑緩和のためのスペースがある。
改札口から地上への出口は2箇所あり、地下2階と地下1階に長堀鶴見緑地線への連絡通路がある。エレベーターはホーム - 改札口と改札口 - 地上(2番)出口に各1箇所、エスカレーター(上り・下りとも、ただし地上1番出口へは上りのみ)は各フロア間に、階段は地下4 - 5階は4箇所、地下2 - 4階は2箇所がそれぞれ設置されている。地下2階改札外に売店(アイビーショップ)が1店舗あるほか、改札口前のコンコースにイオンモール大阪ドームシティが直結している。
ホームの一部は天井が地下4階の高さまであり、壁には煉瓦が16万個使用されている。これは当駅近くが大阪ガス発祥の地となっており、そのガス工場を模したものとなっている[6][7]。
地上との高低差は30メートルと阪神の駅では一番深い。また隣の九条駅とは営業上での駅間距離は0.6キロだが、ドーム前駅の端から九条駅の端までの距離が0.3キロと実質の駅間距離では一番短い[注 1][注 2]。
駅舎のデザインテーマは「懐かしさと新しさの融合」である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■阪神なんば線 | 上り | 大阪難波方面 |
2 | 下り | 尼崎方面 |
-
1番出入口(2024年6月)
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イオンモール1Fにある地下改札口へのエスカレーター(2024年6月)
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改札口(2024年6月)
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ホーム(2023年7月)
利用状況
[編集]- Osaka Metro - 2020年11月10日の1日乗降人員は9,305人(乗車人員:4,260人、降車人員:5,045人)である[大阪府 1]。
- 阪神電気鉄道 - 2019年次の1日平均乗降人員は9,599人(乗車人員:4,747人、降車人員:4,852人)である。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおりである。
年次 | 阪神電気鉄道 | 大阪市高速電気軌道[注 3] | 出典 | |||
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乗降人員 | 乗車人員 | 調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1998年 | 未開業 | 11月10日 | 6,719 | 3,557 | [大阪府 2] | |
1999年 | - | |||||
2000年 | - | |||||
2001年 | - | |||||
2002年 | - | |||||
2003年 | - | |||||
2004年 | - | |||||
2005年 | - | |||||
2006年 | - | |||||
2007年 | 11月13日 | 7,258 | 3,364 | [大阪府 3] | ||
2008年 | 11月11日 | 7,221 | 3,329 | [大阪府 4] | ||
2009年 | 4,856 | 2,462 | 11月10日 | 7,366 | 3,468 | [大阪府 5] |
2010年 | 4,678 | 2,296 | 11月 | 9日9,687 | 4,462 | [大阪府 6] |
2011年 | 4,713 | 2,313 | 11月 | 8日7,427 | 3,472 | [大阪府 7] |
2012年 | 5,436 | 2,601 | 11月13日 | 9,632 | 4,471 | [大阪府 8] |
2013年 | 6,961 | 3,391 | 11月19日 | 9,744 | 4,514 | [大阪府 9] |
2014年 | 7,437 | 3,632 | 11月11日 | 11,719 | 5,369 | [大阪府 10] |
2015年 | 8,292 | 4,278 | 11月17日 | 11,027 | 5,185 | [大阪府 11] |
2016年 | 8,195 | 4,032 | 11月 | 8日15,262 | 7,084 | [大阪府 12] |
2017年 | 9,056 | 4,393 | 11月14日 | 11,878 | 5,577 | [大阪府 13] |
2018年 | 9,760 | 4,729 | 11月13日 | 11,520 | 5,358 | [大阪府 14] |
2019年 | 9,599 | 4,747 | 11月12日 | 12,015 | 5,690 | [大阪府 15] |
2020年 | 11月10日 | 9,305 | 4,260 |
駅周辺
[編集]- 京セラドーム大阪
- 大阪ガス ドームシティガスビル
- hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)
- イオンモール大阪ドームシティ
- スーパービバホーム 大阪ドームシティ
- フォレオ大阪ドームシティ
- 大阪市高速電気軌道・大阪シティバス 本社(旧大阪市交通局 本庁舎)
- 大阪市西消防署
- 九条変電所
- 大阪市立西中学校
- 多根総合病院
- 大阪ドーム千代崎港 - 木津川の船着き場
バス路線
[編集]最寄停留所はドーム前千代崎(京セラドーム大阪)である。2007年(平成19年)1月7日までの停留所名は「大阪ドーム前千代崎」だった。
大阪シティバスにより、以下の路線が運行されている。大正区内各地へのバスターミナルの性格を有しており、急行バス(土曜・休日運休)も当停留所を始終着として運行されている。
隣の駅
[編集]括弧内は駅番号を示す。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]本文
[編集]- ^ a b 『阪神電車、ミナミへ。神戸〜難波〜奈良がつながります! 平成21年3月20日(祝) 阪神なんば線開通(予定)』(PDF)(プレスリリース)西大阪高速鉄道/阪神電気鉄道、2008年8月1日。オリジナルの2020年11月23日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ 可動式ホーム柵 - 大阪市交通局
- ^ 『大阪の地下鉄 -創業期から現在までの全車両・全路線を詳細解説-』 石本隆一 著、産調出版、1999年、p.112 ISBN 4-88282-206-7
- ^ “Osaka Metro|ドーム前千代崎”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
- ^ 西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました あわせて新設する3駅の駅名も決定 (PDF) 、阪神電気鉄道、2007年8月9日。
- ^ ドーム前駅のレンガ壁は本物? Archived 2009-03-12 at the Wayback Machine.(もっと楽しむ阪神なんば線) - 阪神電気鉄道
- ^ 駅のデザイン秘話 2 ドーム前駅より Archived 2012-05-30 at the Wayback Machine.(もっと楽しむ阪神なんば線) - 阪神電気鉄道
利用状況
[編集]- ^ “路線別乗降人員(2020年11月10日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月8日閲覧。
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 京セラ前駅 - 滋賀県にある近江鉄道本線の駅。稀に京セラドーム大阪の最寄り駅と勘違いして下車する人がいるため、近江鉄道の主要駅には注意書きが貼られている。
- 千代崎駅 - 近鉄名古屋線にある駅。