中田敦彦

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中田 敦彦
2007年
本名 中田 敦彦(なかだあつひこ)
ニックネーム あっちゃん[1]
生年月日 (1982-09-27) 1982年9月27日(41歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府高槻市
血液型 O型
身長 173cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 慶應義塾大学経済学部卒業
コンビ名 オリエンタルラジオ
相方 藤森慎吾
芸風 ボケ
立ち位置
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
吉本興業東京本社
活動時期 2003年 -
同期 はんにゃフルーツポンチなど
他の活動 俳優
配偶者 福田萌(2012年 - )
親族 FISHBOY(弟)
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中田 敦彦(なかた あつひこ、1982年9月27日 - )は、日本のお笑いタレントお笑いコンビオリエンタルラジオボケ、ネタ作り担当。相方は藤森慎吾

略歴

1982年(昭和57年)、大阪府高槻市で生まれる。弟はポップダンスチームBLACK D.O.G.SのFISHBOY[2]。1992年4月、大阪から山口県山口市に移り、同市の小学校に転入。1995年4月、東京学芸大学附属小金井中学校に進学[3]。中学校では茶道部に在籍。東京学芸大学附属高等学校を経て、2001年4月に慶應義塾大学経済学部入学。高校生の時に観たビデオでダウンタウン千原ジュニアシティボーイズが好きになり、お笑い芸人に興味を持った。[4]。高校時代に爆笑問題のラジオ番組である「爆笑問題カーボーイ」に、自らが投稿したネタが採用された経験がある。

高校時代の同級生に、フリーアナウンサー平井理央[5]、大学時代の同級生に元TBSアナウンサーの青木裕子がいる。そしてアルバイト先の保険会社の受付オペレーターをしていた藤森慎吾と出会う[4]。2003年8月1日に「オリエンタルラジオ」を結成。2004年4月に藤森の誘いで、吉本総合芸能学院 (NSC) 東京校に入学[3]。大学は芸能活動が多忙のため、2度留年し、2007年3月に6年がかりで卒業した[6]

2011年から、お天気キャスターとして知られるタレントの福田萌と交際[7][8]。そして2012年6月3日、同月5日に福田萌との婚姻届を提出することを発表[9]、同月4日に結婚記者会見を行った[10]

お笑い芸人

山口県の小学校時代に通っていた塾で一緒だった川口誉と上京後の大学で再会し、コンビ「サメハダ」を組み、インディーズ団体に所属して活動を行っていた。解散後、川口はNHKに入局。解散後5年、川口とは音信不通だったが、2011年1月に同局の『ドキュメント20min.』で、「再会」と題して川口がディレクターとなり、中田に密着するドキュメンタリーが放送された[11]。なお、この回は『20min.』史上最高となる視聴率(関東地区3.9%)を記録した。

2004年、M-1グランプリでNSC在籍中ながら準決勝に進出し、一躍注目を浴びる[1]。中田は、「雑学芸人」[12]として単独でクイズ番組などに出演している。『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』や『めちゃ×2イケてるッ!』の企画「抜き打ちテスト」など、いずれも好成績を収めている[注釈 1]

その他

2007年、フジテレビ『牛に願いを Love&Farm』で、テレビドラマ初出演[13]

人物

趣味・特技は、ダンス映画漫画鑑賞。

大阪山口育ちだが、中学から東京なため、標準語で話す。

新世紀エヴァンゲリオン』のファン。初恋の相手は綾波レイ。中学生時代に、アニメのレイの音声をカセットテープに録音し、それをヘッドフォンで聴きながら登校していた[14]

L'Arc〜en〜Cielのファン。ミュージックステーションでVAMPS(L'Arc〜en〜Cielのヴォーカリストhydeによるロックユニット)と共演した際は「高校のときからファン」と発言していた。その後、ラルクのギタリストkenやベーシストtetsuyaとも自身の番組で共演。kenのソロ曲のPVに相方・藤森とともに参加した。もっとも好きな曲は「DIVE TO BLUE」。

雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」の『中学時代イケてないグループに属していた芸人』に出演時、中田は当時丸メガネをかけていたことから「瀧廉太郎」というあだ名を付けられていた。また、中田は中学3年生から茶道部に所属していたが、小学校4年生から中学校2年生までサッカー部に所属していた。

高校時代、父親からは、一橋大学に進学し東京海上火災保険に入社することを望まれた。しかし、すでに早稲田大学と慶應義塾大学に特化した受験勉強をしていたため、慶應義塾大学に進学した[15]

かつては喫煙者であったが、結婚後、妻の要望を受けて禁煙した[16]

関ジャニ∞横山裕大倉忠義が高校卒業認定試験を受験するという企画で彼らの家庭教師をしたことがある[17][18]

芸風

オリエンタルラジオのネタは、全て中田が作っている。バラエティ番組『10カラット』のコントでは、高飛車な役柄を演じた[19]

出演

バラエティ

レギュラー
準レギュラー

ドラマ

情報番組

ラジオ

  • 今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧(2010年5月5日、NHK-FM) ※エヴァンゲリオン特集コーナー 13時55分頃 - 14時58分頃の出演

映画

劇場アニメ

吹き替え

書籍

  • 「芸人前夜」(2013年11月27日、ワニブックス)

脚注

注釈

  1. ^ 参加した「第9回抜き打ちテスト」では、総合1位。2位になった相方の藤森との点差は52点で歴代最大。また、彼が出した得点「455点」は2014年の「フジテレビ開局55周年記念スペシャル」で菊川怜が「459点」を記録するまでは歴代最高記録であった。

出典

  1. ^ a b 遠藤敏文「今年の芸人人気ランキングで急浮上 お笑い要注意人物11」『日経エンタテインメント!』第10巻第8号、日経BP社、2006年6月、20-21頁、2011年8月9日閲覧 
  2. ^ “オリラジ・中田敦彦の弟は世界一のダンサーだった”. 日刊アメーバニュース. アメーバブログ. (2011年5月19日). http://news.ameba.jp/20110519-207/ 2011年8月9日閲覧。 
  3. ^ a b 2006年10月8日放送回『笑っていいとも!増刊号』(フジテレビ)出演時の本人談。
  4. ^ a b 川渕一彦「オリエンタルラジオ オリラジムックカッキーン!」『お笑いポポロ』第4巻第1号、麻布台出版社、2006年2月、10-11頁、2011年8月9日閲覧 
  5. ^ 川渕一彦「オリラジ最新"武勇伝"5!」『お笑いポポロ』第4巻第2号、麻布台出版社、2006年5月、10頁、2011年8月9日閲覧 
  6. ^ 2007年3月10日放送回『オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR』での本人談。
  7. ^ “オリラジ中田、福田萌と熱愛発覚!”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2012年1月15日). http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/01/05/0004722337.shtml 2012年1月16日閲覧。 
  8. ^ “オリラジ中田 福田萌と熱愛宣言”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2012年1月16日). http://www.daily.co.jp/newsflash/2012/01/16/0004747831.shtml 2012年1月16日閲覧。 
  9. ^ “オリラジ中田、福田萌バースデー5日に結婚!”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2012年6月3日). http://www.sanspo.com/geino/news/20120603/mar12060303580000-n1.html 2012年6月3日閲覧。 
  10. ^ “中田&萌、デレデレ会見「顔の大きさ格差婚」”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2012年6月5日). http://www.sanspo.com/geino/news/20120605/mar12060505060001-n1.html 2012年6月5日閲覧。 
  11. ^ みやび (2011年2月1日). “【エンタがビタミン♪】「利害関係が、友情。」オリラジ中田の言葉に、幼なじみが呆然。「俺たち、友達だよな!」”. TechinsightJapan. http://japan.techinsight.jp/2011/02/oriraji_nakata20min1101311113.html 2011年8月9日閲覧。 
  12. ^ ““チャラ男”藤森、次の標的は「少女時代です!」”. オリコン. (2011年8月5日). http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/2000459/full/ 2011年8月9日閲覧。 
  13. ^ コ○助 (2007年5月13日). “連続ドラマ「牛に願いを Love&Farm」、香里奈ら6人で農大生の青春描く。”. Narinari.com. http://www.narinari.com/Nd/2007057424.html 2011年8月9日閲覧。 
  14. ^ 2008年4月25日放送回『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日)の企画「エヴァンゲリオン芸人」出演時の本人談。
  15. ^ 『みんな十四歳だった!―よしもと芸人が語る、何者でもなかった「あの頃」の話―』吉本興業・新潮社(2012/09/28)
  16. ^ オリラジ中田、妻へマニフェスト守ります
  17. ^ “関ジャニ・横山&大倉、高卒認定試験に挑戦”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年12月25日). http://www.oricon.co.jp/news/2046402/full/ 2015年1月24日閲覧。 
  18. ^ “関ジャニ大倉&横山、高卒認定試験に合格「頑張ってよかった!」”. ORICON STYLE (オリコン). (2015年1月17日). http://www.oricon.co.jp/news/2047326/full/ 2015年1月24日閲覧。 
  19. ^ 久保谷裕美「『10カラット』満点攻略BOOK」『お笑いポポロ』第4巻第1号、麻布台出版社、2006年2月、50頁、2011年8月9日閲覧 

外部リンク