ブラマーナンダ

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1908年当時

ブラマーナンダブラフマーナンダ, Swami Brahmananda, स्वामी ब्रह्मानंद, 本名:ラーカール・チャンドラ・ゴーシュ (राखाल चंद्र घोष, Rakhal Chandra Ghosh) 、1863年1月21日 - 1922年4月10日)はインドヨーガ行者であり導師(グル)。ラーマクリシュナの愛弟子の1人であり、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと共に弟子の双璧とされる人物。

コルカタから58km程離れた西ベンガル州北24パルガナー県シクラ・クリングラムに生まれる。ラーマクリシュナは彼を「霊性の子」と認め、のちに、ヴィヴェーカーナンダが設立したラーマクリシュナ・ミッションの初代ミッション長に就任した。「ラージャ・マハーラージ(偉大な支配者)」として知られた彼は、ラーマクリシュナ・ミッションの初期の発展に際し重責を担った。彼はヴィヴェーカーナンダの早すぎる死を、大いに悲しんだという。

特徴

師であるラーマクリシュナの「霊性の息子」と呼ばれたブラマーナンダは、ラーマクリシュナが与えたように周りの人間に不思議な高揚感と喜びを与えた。自身が言うには、教えをもたらす自分は一体何ものなのか?と疑問に思うときがあるという。なぜなら、彼には、あらゆる存在、あらゆる人が、様々な仮面をつけた神にしか見えなくなることがあるからだ。そして、その神の驚異と喜びに浸る彼の周りの人間は、不思議と恐怖や不安・悩みが解消されて喜びが湧き出てくるのを感じたという。


関連項目

参考文献

  • 『永遠の伴侶』 日本ヴェーダーンタ協会

外部リンク