みなべ町
みなべちょう みなべ町 | |
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南部梅林 | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 和歌山県 |
郡 | 日高郡 |
市町村コード | 30391-7 |
法人番号 | 2000020303917 |
面積 |
120.28km2 |
総人口 |
11,113人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) |
人口密度 | 92.4人/km2 |
隣接自治体 | 田辺市、日高郡印南町 |
町の木 | ウバメガシ |
町の花 | 梅 |
他のシンボル |
町の鳥 : ウグイス 町の魚 : イワシ |
みなべ町役場 | |
町長 | 小谷芳正 |
所在地 |
〒645-0002 和歌山県日高郡みなべ町芝742番地 北緯33度46分20.5秒 東経135度19分17.5秒 / 北緯33.772361度 東経135.321528度座標: 北緯33度46分20.5秒 東経135度19分17.5秒 / 北緯33.772361度 東経135.321528度 |
外部リンク | みなべ町役場 |
ウィキプロジェクト |
平成の大合併において2004年10月1日、旧南部町と南部川村が合併し和歌山県内で一番早く誕生した町。日本一の梅の里として知られ、梅の代表品種として知られる「南高梅」発祥の地である(原種「高田梅」および地元にある「南部高校」の略称から生まれた名前である)。また、青梅とともに、梅干しの生産が日本一である。 町の木ウバメガシを使った備長炭(びんちょうたん)の生産では同県の日高川町が2005年5月に誕生するまでは日本一であった(現在は国内2位)。
地理
人口
みなべ町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制実施により、岩代村、南部村、上南部村、高城村、清川村が発足。
- 1897年(明治30年)9月11日 - 南部村が町制施行し南部町となる。
- 1954年(昭和29年)8月1日 - 南部町と岩代村が合併し南部町が発足。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 上南部村、高城村、清川村が合併して、南部川村が発足。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 南部町と南部川村が合併し「みなべ町」が発足。
行政
歴代町長
- 初代(2004年10月~2008年10月)山田五良(やまだごろう) - 旧南部川村長
- 二代(2008年10月~)小谷芳正(こたによしまさ)
条例
梅の栽培と梅干し生産が盛んなことから、町内におけるおにぎりの食材は梅干しに限るという「おにぎり梅干条例」というユニークな条例を2014年(平成26年)に制定している[1]。
経済
産業
梅関連産業は生産農家だけにとどまらず、梅加工業、流通業、小売業などへの波及効果が大きく、地域経済の基幹産業となっている。 あまり知られてはいないが、黒潮に近いこともあって伊勢海老やイワシ、アジ、サバ、タチウオなど魚種が豊富で、水揚げ量も多い。
名産一覧
- 梅干し-生産日本一。特に南高梅を使用したものは最高級品とされ特産品。
- 備長炭-木炭の最高級品。
- 蒲鉾(かまぼこ)-南蛮焼(なんばやき)、ごぼう巻は特産品。
- 干物-めざし、イカの一夜干し、しらす干し、アジの開き、カマスの開きなど。
- 盆石界で知られる瓜谷石は同町から採掘される。
日本郵政グループ
- 南部郵便局(芝)
- 清川郵便局(清川)
無集配郵便局
- 高城(たかぎ)郵便局(滝)
- 岩代郵便局(西岩代)
- 上南部郵便局(谷口)
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、南部郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年6月現在)。
※みなべ町内の郵便番号は「645-00xx」(旧南部川村域の一部を除く/南部郵便局の管轄)・「645-02xx」(旧南部川村域の一部/清川郵便局の管轄)となっている。
姉妹都市・提携都市
国内、海外ともになし。
地域
学校・園
- 保育園(所)
- みなべ町立南部保育所
- みなべ町立上南部保育所
- みなべ町立高城保育所
- みなべ町立清川保育所
- 愛之園保育園
- 幼稚園
- みなべ町立南部幼稚園
- 白梅幼稚園
- 小学校
- みなべ町立南部小学校
- みなべ町立岩代小学校
- みなべ町立上南部小学校
- みなべ町立高城小学校
- みなべ町立清川小学校
- 中学校
- みなべ町立南部中学校
- みなべ町立上南部中学校
- みなべ町立高城中学校
- 高等学校
- 中高一貫教育
- 大阪星光学院南部学舎
交通
鉄道
役場の最寄駅は南部駅で、同駅は代表となる駅ともなっている。この南部駅には一部の特急とすべての普通列車が停車する。岩代駅は普通列車のみ停車の無人駅である。このあたりの紀勢本線の普通列車はおよそ1時間に1本ほどの割合で運行されている。
バス
- みなべコミバス
主要道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事
- 景勝地
- 梅林
- 南部梅林 - 「一目百万、香り十里」と称される日本最大の梅林で、田辺藩によって始められたという梅林。尚、この梅林は観梅用ではなく、産業(果実採取)用の農林である。しかし、地元農家の好意で開花シーズンに一般公開されているものである。
- 開園時期 梅の開花期の8:00 - 17:00
- 所在地 みなべ町晩稲(梅の里観梅協会)
- 岩代大梅林 - 2万本の梅の海
- 所在地 みなべ町西岩代(岩代大梅林観梅協会)
- 千里梅林 - 千里の浜の海を見下ろす丘に位置する
- 所在地 みなべ町山内
→これら梅栽培地が田辺市と合わせ2015年に国連食糧農業機関の世界重要農業遺産システムに登録された
- 旧跡
- 施設
- 温泉
祭事
- 梅祭り - 2月21日
- 須賀神社の秋祭り - 10月9日
- 鹿島神社の秋祭り - 10月第3日曜日
- 高城天宝神社の秋祭り - 10月第4日曜日
- 清川天宝神社の秋祭り - 10月の最終日曜日
宿泊
出身著名人
関連著名人
- 藤本勝巳 - 元プロ野球選手(南部高校出身)
- 上田次朗 - 元プロ野球選手(南部高校出身)
- 植田幸弘 - 元プロ野球選手・広島東洋カープコーチ(南部高校卒業生、出身は和歌山県田辺市)
- 濱中治 - 元プロ野球選手・阪神タイガース他(高校・出身地は植田に同じ)
- 本多立太郎 - 市民運動家(在住者。出身は北海道小樽市)。
- 桂紗綾 - 朝日放送アナウンサー(2010年みなべ町「ふるさと大使」)
関連項目
- ひらがな・カタカナ市町村名一覧
- 全国市町村一覧
- びんちょうタン - 同町に所在する「みなべ川森林組合」のイメージキャラクター。