MBSニュース

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MBSニュース』(エムビーエスニュース)は、毎日放送MBSラジオMBSテレビ)が放送するニュース番組のタイトル・総称。テレビでは2011年(平成23年)11月から、『MBS NEWS』のタイトルで放送している。

ラジオ

1951年9月1日新日本放送 (NJB) として開局した当初から、毎日新聞社の協力による『毎日新聞ニュース』のタイトルで放送されてきた。1974年にニュース編集権が毎日新聞からMBSへ移管されたのに合わせて『毎日ニュース』に改題したが、後にタイトルを『MBSニュース』に改めた。現在は、共同通信社、毎日新聞、JNN、JRNから配信したニュースと、MBSの(テレビ)報道局・ラジオ報道部が独自に取材したニュースを織り交ぜている。

5分枠の単独番組として『MBSニュース』を放送する場合には、担当のアナウンサーがストレートニュースを伝えた後にスポットCM・タイトルコールをはさんで天気予報(放送上のタイトルは「お天気のお知らせ」)の原稿も読む。1990年代の一時期には、日曜深夜の最終番組になっていたため、当番組で「お天気のお知らせ」を伝えた直後にラジオのクロージングを流していた。

生ワイド番組の内包ニュースとして放送される場合は、ニュースの合間に、番組の出演者と担当のアナウンサーでクロストークを展開することがある。『それゆけ!』金曜日のパーソナリティをやしきたかじんが務めていた時期には、12時過ぎの『毎日ニュース』で、たかじんと平松邦夫(当時の担当アナウンサー、後の大阪市長)のやり取りをはさんで40分以上も時間を費やしたこともあった。また、2005 - 2013年度の『ノムラでノムラだ♪ EXトラ!』内包分でも、緊急時を除いて同様の掛け合いが放送されていた(当初は16時台 → 後期は17時台)。2009年4月から2019年7月までは、『子守康範 朝からてんコモリ!』内で当時平日の5時台に放送されていたニュースを馬野雅行が担当する場合に、メインパーソナリティの子守康範(元MBSアナウンサー)との間で共通の関心事(主に鉄道関連)についてのクロストークを展開することがあった。その一方で、『松井愛のすこ〜し愛して』内で放送する平日12時台のニュースでは、放送直前に『ひるおび! JNNニュース』(TBSテレビ制作の全国ニュース)で使われたJNN系列各局記者のリポート音源を随時挿入している[1]

平日の放送では、編成形態を問わず、一部の曜日・時間帯にスポンサーが付いている。土曜日の一部の時間帯については、不二食品が長らく単独で提供していた。いずれの場合も、一部の時間帯[2]を除いて、本編終了後のCM明けに提供クレジット(「〜がお送りしました」、いわゆる「後クレ」)を入れていない。また、平日12時台(詳細前述)・17時台(「ネットワークトゥデイ~今日のニュースのまとめ~」というタイトルで『上泉雄一のええなぁ!』平日夕方版に内包)のニュースについては、放送で伝えた項目の概要を放送後にMBSラジオの公式サイトに文字で表示[3]。かつては、放送後にCMと提供クレジットを削除したうえで、公式サイトから音源を配信していた[4]

プロ野球シーズン中の土曜日午後・夜間および日曜日の夜間に『MBSベースボールパーク』としてプロ野球の試合を中継する場合には、中継のカードや時間帯を問わず、5回裏終了後のインターバルゾーンで1 - 2項目のストレートニュースを放送。選抜高校野球大会の全試合完全中継を実施していた時期(2008年度まで、3月下旬 - 4月上旬)には、前の試合と次の試合の合間にニュースを放送していた。

テレビ

関西のローカルニュース番組のタイトル。日本教育テレビ (NET) とニュースネットワークを組んでいた1960年4月から1970年3月までは、全国ニュースのタイトルを差し替える場合にも使われていた。

歴史

1959年の開局当時から、『毎日新聞ニュース』(ラジオ東京(現在のTBSテレビ)からの裏送り)を除くMBSテレビの全ニュース番組を『MBSニュース』のタイトルで放送していた。1960年4月に当時のキー局・NET(現在のテレビ朝日)とニュースネットワークを組んでからは、同局発の『NETニュース 朝日新聞制作』のタイトルを『MBSニュース』と差し替えて放送した。1970年1月にNET系のニュースネットワーク・ANNが発足したが、同年3月までは引き続きネットワークニュースのタイトルも『MBSニュース』のまま(この場合、『ANNニュース』としてネットした場合であれば画面右下に「ANN」のロゴが入った)で放送した。以降はローカルニュースとスポットニュース扱いのネットワークニュースのタイトルとして存続(後者は右下に「ANN」が入った)。新聞社との資本連携の明確化を目的としたネットチェンジ(1975年3月31日)以降は全国ネットのスポットニュースが『JNNフラッシュニュース』となったことから完全にローカルニュースのみとなり、現在へ至る。

MBSテレビはネットチェンジを機に、朝日放送に替わってJNNTBS系のニュースネットワーク)に加盟した。同系列のテレビ局が徳島県福井県に存在しないことから、(「JNN NEWS」として放送される全国ニュースを含めて)徳島県全域と福井県嶺南地方のニュースも取材・報道している(徳島県の県域放送局は四国放送 (JRT)、NHK徳島FM徳島のみ。福井県の県域放送局は福井放送 (FBC)、福井テレビ (FTB)、NHK福井FM福井のみ。読売テレビ (YTV)、NHK以外の在阪局は徳島県のニュースも読売テレビ、関西テレビ (KTV)、NHK以外の在阪局は福井嶺南のニュースも各々取材・報道)。

なお、ネットチェンジの1年前(1974年4月)からは、板倉俊彦(当時・MBSアナウンサー)を皮切りに担当アナウンサーの顔出し出演を開始(板倉俊彦#エピソードで詳述)。ニューススタジオは、毎日放送本社の移転(1993年)などで複数回の変遷を経て、2015年10月から担当アナウンサー席の横に放送用の大型モニターを設置している。

放送時間の変遷

平日昼間の放送は、2005年3月25日まで14:50 - 14:55に放送されていたが、同年4月11日からローカル情報番組『っちゅ〜ねん!』のワンコーナーとして内包されるために終了し、このタイトルでの放送が深夜のみになった。その後、同年10月3日から『っちゅ〜ねん!』に内包されていたニュースの枠を14:55から半年ぶりに単独番組として放送、平日昼間と深夜に同じタイトルでの放送が復活した。しかし、2006年4月10日から『ちちんぷいぷい』が14時スタートになるため、番組内で『ぷいぷいニュース』として放送される。これにより、平日は再び深夜だけの単独番組となる。祝日昼間に単独番組として放送する場合もある。

さらに2005年10月8日から、『MBSニュース&天気』に替わって土曜日の夕方にも放送が開始されたが、2008年4月5日より『報道特集NEXT』に内包され単独番組としては終了した。深夜の放送も2009年3月30日より『NEWS23』にローカルニュース枠が設置されたため、金曜日のみ『NEWS23』を途中飛び降りして単独番組として放送されていた。2010年3月29日から『NEWS23』の後番組として放送されている『NEWS23X』にはローカル枠が設定されない都合上、同日からは月 - 木曜日のローカルニュースも単独番組に戻った。2011年のセンバツからの大会期間中は、放送時間はそのままで、新聞やEPG番組表では「MBSニュース」のタイトルは出さず、センバツのダイジェスト番組『みんなの甲子園』に内包扱いとして放送されている。

2014年3月31日から『NEWS23』(月 - 木曜日)にローカルニュース枠が再び設定されたため、単独番組としては金曜日深夜(土曜日未明)の同番組の直後(0:15 - 0:20)にのみ編成している。その一方で2015年4月からは、長らく『毎日新聞テレビ夕刊』として放送されていた日曜夕方のローカルニュース(編成上は『Nスタ』の関西ローカルパート扱い)のタイトルも「MBS NEWS」に統一している。

現在の放送時間

2020年4月以降の編成が基準で、ローカルニュースに続いて気象情報を伝える。

単独番組としての放送枠

※時刻表記はすべて日本時間

土曜日(金曜日深夜)
  • 0:15 - 0:20

平日については、『VOICE』(関西ローカル向けのワイドニュース)を18時台に編成していた2018年度まで、年末年始や特別編成で同番組を放送できない場合に、代替措置として『MBSニュース』を5分 - 15分間の単独番組扱いで編成していた。平日の15:49 - 19:00に『ミント!』(関西ローカル向けの総合情報番組)を放送する2019年度には、ローカルニュースを「Newsミント!」(『VOICE』の後継パート扱いで16:30 - 17:10に編成)と18時台の関西ローカルパート(10月改編以降は「今日のニュース 大事なトコロに赤えんぴつ」として18:15 - 18:35頃→18:40 - 19:00頃に編成)で伝える体制に移行したため、上記の場合にも『MBSニュース』を単独番組として編成せず、『ミント!』の放送枠を調整することで対応。『ミント!』の全編を休止する年末年始には、『Nスタ』(年末年始短縮版)や『報道の日』(毎年12月30日、いずれもTBSテレビ制作)の中に関西ローカル向けのニュース・気象情報パートを設けている。

平成」に代わる元号の発表が予定されていた2019年4月1日(月曜日)には、9:55 - 12:55に『JNN報道特別番組「まもなく新元号発表!」歴史的瞬間いまなにが?なぜその元号に』(TBSテレビ制作)を同時ネットで放送したことに伴って、12:55 - 13:00に『MBSニュース』を単独番組扱いで放送[5]。新しい元号が「令和」に決まったことを、河田直也(毎日放送アナウンサー)が伝えた。

『JNN NEWS』差し替え枠
月曜日 - 金曜日
  • 6:39頃・7:41頃(『あさチャン!』内)※TBSと同じ『あさチャン!』用のテロップを使用。2018年度までは7:41頃にも放送枠を設けていたが、2019年度から放送枠を7:50頃(2020年1 - 3月は7:57頃)へ移したうえで、関西地方の交通情報と天気予報のセット編成(放送上のタイトルは「近畿・徳島の交通情報&お天気」)に変更している。『あさチャン!』全体のリニューアルに伴って、2020年の4月改編から7:41頃の放送枠が復活。
  • 11:49(『ひるおび!』内、CS放送・TBS NEWSでも一部項目抽出の上時差放送)
月曜日 - 木曜日
  • 23:49頃(『news23』内)※TBSに準じて『news23』用のテロップを使用。
月曜日
  • 0:46頃(『S☆1』内、日曜日深夜)
土曜日
  • 6:54頃(『まるっと!サタデー』内)※TBSと同じ『まるっと!サタデー』用のテロップを使用。
  • 11:54頃(『せやねん!』内)
  • 17:43頃(『報道特集』内)※TBSと同じ『報道特集』用のテロップを使用。
日曜日
  • 0:56頃(『S☆1』内、土曜日深夜)
  • 6:54頃
  • 11:35頃
  • 17:45頃(『Nスタ』内)※TBSに準じて『Nスタ』用のテロップを使用。

担当アナウンサー

  • 毎日放送では、NHKや一部の民放テレビ・ラジオ兼営局と同じく、基本としてアナウンサー全員がニュースを持ち回りで担当。スポーツアナウンサーがプロ野球シーズン中にニュースを担当したり、テレビ・ラジオの生ワイド番組でメインパーソナリティを務めるアナウンサーが、当該番組の前後の時間帯のニュースを読んだりすることもある。ただし実際には、レギュラー番組・生中継・イベントへの出演や取材などとの兼ね合いで、アナウンサーが担当する頻度に差がある。
    • 2020年の6月以降を例に取れば、MBSラジオで平日帯ワイド番組のメインパーソナリティを務める上泉雄一松井愛[6]、『ミント!』メインキャスターの大吉洋平が、テレビ・ラジオとも定時ニュースを担当していない。
      • 定年を過ぎても「シニアスタッフ」(嘱託契約扱いのアナウンサー)として勤務するアナウンサーについては、ラジオ局のラジオ制作センターで競馬・ゴルフ・高校野球中継へ専念している美藤啓文(2016年9月定年)がニュースの担当から外れているのに対して、定年後もアナウンス室へ勤務する柏木宏之(2018年2月定年)・赤木誠(同年10月定年)は、深夜帯を除いてテレビ・ラジオとも定時ニュースの担当を継続している。
      • 一部の曜日では、以下のように、特定のアナウンサーが泊まり勤務で深夜~早朝5・6時台の定時ニュースを担当することが多い。
        • 土曜深夜~日曜早朝:清水麻椰(2019年4月から)または山崎香佳(2020年10月から、隔週交代で担当)
          • 清水は2020年4月から『サタデープラス』(MBSテレビで午前中に全国ネットで生放送)で「プレゼンター」を務めているが、宿直勤務の担当の有無にかかわらず、基本としてVTR企画にのみ出演。
        • 日曜深夜~月曜早朝:森本尚太(2020年4月から担当)
          • 森本は2020年4月から月3回のペースで『ヤングタウン日曜日』(MBSラジオの生放送番組)に出演しているため、森本が同番組へ出演する週には、福島暢啓(ナイターイン期間と年末限定)、管理職(アナウンス副部長)の河田、スポーツアナウンサー(森本栄浩金山泉三ツ廣政輝など、いずれも主にナイターオフ期間)が交互に入る。
        • 月曜深夜~火曜早朝:藤林温子(2020年4月から交代で担当)
        • 火曜深夜~水曜早朝:福本晋悟または川地洋平(いずれも2020年10月から交代で担当)
          • 福本は2020年9月まで、金曜深夜~土曜早朝を長らく担当。火曜日には、藤林と同じパターンで、『 - ええなぁ!』のコーナー出演を終えてから宿直勤務に就く。
        • 水曜深夜~木曜早朝:亀井希生(2016年3月までは土曜深夜~日曜早朝を担当)
          • 2020年度のナイターオフ期間には、『次は〜新福島!』21時台前半のコーナー出演を終えてから担当。
        • 木曜深夜~金曜早朝:上田崇順(2020年4月から)
        • 金曜深夜~土曜早朝:川地洋平(2020年10月から)

テレビ

  • 『ちちんぷいぷい』メインパーソナリティ(総合司会)の1人であった西靖が、2015年度から『VOICE』のメインキャスターも兼務。両番組の間で人材の交流・報道素材の共用・取材テーマや特集企画の共通化が進んでいることを背景に、前年度まで複数のアナウンサー(加藤康裕千葉猛来栖正之・上田崇順・井上雅雄など)が日替わりで担当していた『ちちんぷいぷい』内のニュースを、西が全曜日を通じて担うようになった。なお、西は『VOICE』メインキャスターとしての活動を優先させるべく、2016年4月でメインパーソナリティを勇退。勇退後の『ちちんぷいぷい』では、基本として、ニュースコーナーの「Today's VOICE」にニュースキャスターとして出演するだけにとどめていた。2019年4月からは、『VOICE』の終了や『ちちんぷいぷい』内のニュースコーナーの廃止を背景に、「Newsミント!」メインキャスターとしての活動へ事実上専念。日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年には、4月中旬から『ちちんぷいぷい』および関連番組内(14:45頃から5分間)にニュースコーナーがノンタイトルで復活したことに伴って、「Newsミント!」のサブキャスター(上田悦子玉巻映美など)と交互にストレートニュースを伝えている(6月第1週以降は基本として月・火曜日に上田悦子、水 - 金曜日に玉巻が担当)。

ラジオ

  • 一部の時間帯でフリーアナウンサーが定時ニュースを担当する他の在阪民放ラジオ局と違って、自社で制作する定時ニュースを、(シニアスタッフの柏木・赤木を含む)毎日放送の現役アナウンサーだけで賄う。
    • 毎日放送が新卒扱いでアナウンサーを採用した年には、7月下旬 - 8月中旬の平日11時台(2015年度以降は『松井愛のすこ〜し愛して♥』内)の定時ニュースが、当該アナウンサーによる初鳴き(同局が制作するテレビ・ラジオ番組への本格デビュー)の舞台になる。
      • ただし、複数名を採用した年の初鳴きでは、当該アナウンサーから1名を平日11時台、残りのアナウンサーを午後(主に同じ日の13時台=『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』への内包分)の担当に充てる。
      • いずれの場合にも、初鳴きの直後には、『ちちんぷいぷい』での自己紹介(テレビ番組へのデビュー)を経て、報道陣への合同取材や記者会見に臨むことが恒例になっている。ちなみに、『ちちんぷいぷい』の自己紹介では、初鳴き前後の模様を収録した映像が(年によってはアナウンス研修中の映像を交えながら)放送される。
  • ラジオニュースで使用するスタジオ(毎日放送本社M館内のδスタジオ)については、2018年9月まで、放送上「報道スタジオ」(または「ニューススタジオ」)と称していた。同年10月からは、「報道フロア」という呼称に改めている。
  • 平日に『MBSニュース』を放送する場合には、前日深夜から泊まり勤務のアナウンサーが、午前5時台のニュース(『レイディオ・ゴー!』内)まで担当(緊急時や祝祭日を除く)。基本として、6時台のニュース(『子守康範 朝からてんコモリ!』内)から別のアナウンサーに交代する。『 - てんコモリ!』を5時から放送していた時期(2009年4月 - 2019年6月)には、5時台のニュースも内包していたため、担当アナウンサーを交代する6時台のニュースでは、子守康範(元・MBSアナウンサー)が「『MBSニュース』、この時間から担当は〜アナウンサーです」と紹介していた。
    • 火 - 金曜日の6時台にニュースを読むアナウンサーは、基本として7時台(『 - てんコモリ!』への内包分)および9時台・10時台(『ありがとう浜村淳です』への内包分)も担当。曜日やアナウンサーによっては、11時台(『松井愛のすこ〜し愛して♥』への内包分)のニュースまで読むこともある。2016年度までは月曜日にも同じ体制を取っていたが、2017年度以降は、前日からの泊まり勤務のアナウンサーが7時台まで担当している。
    • 水 - 金曜日の未明(午前2 - 4時台)に生放送の『あどりぶラヂオ』でアナウンサーがパーソナリティを務める場合には、そのアナウンサーが、本番終了後に午前6時台のニュースを担当することがある。
  • 上泉雄一のええなぁ!』(平日夕方の生ワイド番組)では、16時台のニュースと17時台の『ネットワークTODAY』(企画ネット形式のニュース)を上泉以外のアナウンサーが1人で読むことが多い。
    • 『ネットワークTODAY』の月 - 木曜日分については、2013年度まで曜日ごとに担当のアナウンサーを「キャスター」という肩書で固定。アナウンサーとして2006年7月に定年を迎えてから、MBSとの間で2009年7月まで専属パーソナリティ契約を結んでいた松井昭憲は、契約期間中に「キャスター」という肩書で月 - 木曜日に『ネットワークTODAY』と12時台のニュースを担当していた。
    • 月曜日には、ラジオ報道部が制作する生放送の報道番組(2018年4月から2020年3月までは『ニュースなラヂオ』)を夜間に編成することから、同番組のレギュラーアナウンサー(上田崇順か福本)が主に16時台のニュースと『ネットワークTODAY』を1人で担当することが多い。『ニュースなラヂオ』では、上記のアナウンサーが、月曜最終版のラジオニュースと「お天気のお知らせ」を伝えていた。
      • 『ニュースなラヂオ』が月1回放送の『月刊 ニュースなラヂオ』へ移行する2020年4月改編からは、月曜日の20:55 - 21:00(『MBSベースボールパーク』としてNPBのナイトゲーム中継を編成する週には中継終了の直後から5分間)に、定時ニュースと「お天気のお知らせ」をセットで編成する。さらに同年には、新型コロナウイルスへの感染拡大の影響でNPBレギュラーシーズンの開幕が6月19日(金曜日)にまで延期されたため、開幕前日の18日(木曜日)までは、火 - 木曜日の21:55 - 22:00にも定時ニュースと「お天気のお知らせ」の放送枠を設けていた。
  • 2018年3月までは、土曜日に『しあわせの五・七・五』(5時台の川柳番組)のパーソナリティを務める水野晶子(同年12月31日付で定年退職)が、金曜深夜からの泊まり勤務扱いで、同番組の生放送に続いて6時台・7時台のニュース(2016年度以降は『かめばかむほど亀井希生です!』に内包)へ出演していた。2018年4月以降は、水野が生放送番組や報道番組から勇退したことや、『しあわせの五・七・五』が生放送番組から収録番組へ移行したことから、当該時間帯のニュースを柏木、福本、(土曜深夜からの宿直勤務を控えていない週の)野嶋、(土曜深夜からの宿直勤務や土曜午前の全国ネット向けテレビ番組『サタデープラス』への生出演を控えていない週の)清水からいずれか2名で分担している。
    • 水野が上記の事情でニュースの担当を外れてからの『かめばかむほど亀井希生です!』では、6時台[7]と7時台のニュースを別々のアナウンサーが担当するため、パーソナリティの亀井が7時台の冒頭で「『MBSニュース』、この時間から担当は〜アナウンサーです」と紹介。亀井自身も、土曜日には、同番組の終了後にテレビの定時ニュース(11時台『JNNニュース』内のローカルニュース・気象情報)を担当する機会が多い。
  • ナイターオフ期間には例年、火 - 金曜日の夜間に自社制作の生ワイド番組を編成する関係で、当該時間帯のニュースを担当するアナウンサーを曜日ごとに固定させている。
    • 2017・2018年度には、火 - 金曜日の19:00頃(『MBSヨル隊』に内包)と火 - 木曜日の21:15頃(『次は〜新福島!』シリーズに内包)に放送されるニュースを、以下のアナウンサーが担当。『次は〜新福島!』内では、主なニュースの背景も解説している。
      • 火曜日:上田崇順(2017年度)→ 柏木宏之・加藤康裕[8](2018年度、隔週交代で担当)
      • 水曜日:柏木宏之(2017年度)→ 上田崇順(2018年度)
      • 木曜日:千葉猛
      • 金曜日:福本晋悟(土曜早朝までの宿直勤務の一環で担当)
    • 2019年度には、火 - 金曜日の19:00頃(前述)と火 - 木曜日の21:15頃(火・水曜日は『次は〜新福島!』シリーズ、木曜日は『石田英司のプカプカ気分』に内包)に放送されるニュースを、以下のアナウンサーが担当。上記の生ワイド番組を放送しない金曜日にも、プロ野球のナイトゲーム中継を編成しない週の20:56 - 21:00に、「お天気のお知らせ」とのセットによる単独番組として放送していた。
      • 火曜日:千葉猛(2020年8月に報道局へ異動)
      • 水・木曜日:上田崇順
      • 金曜日:福本晋悟(19時台のみ担当)、赤木誠・柏木宏之(隔週交代で20時台のみ担当)
    • 2020年度には、『MBSヨル隊』と『次は〜新福島!』の放送枠や定時ニュースの内包体制を維持する一方で、『石田英司のプカプカ気分』の放送枠移動(月曜深夜=火曜未明の通年番組化)に伴って木曜日20・21時台の番組を一新[9]。このため、金曜日に加えて、木曜日にも20:56 - 21:00に「お天気のお知らせ」とのセットによる単独番組として放送する。レギュラーで担当するアナウンサーは、例年と違って火・水曜日にのみ配置。以下の女性アナウンサーが、『次は〜新福島!』内のニュース解説との兼務扱いで担当する。
  • 2019年3月までは、日曜日の21:55 - 22:00に、「お天気のお知らせ」とセットで(編成上)1週間の最終定時ニュース枠を設定。プロ野球のナイトゲーム中継を当該時間帯以降に延長した場合でも、放送枠のスライドによって中継の終了後に放送していた。同年のプロ野球シーズン中は、『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継(中継のない週には『MBSベースボールパーク番外編』)へ内包する方式で、中継のある週には5回裏の終了後、ない週には19:30前後に定時ニュースの最終版と「お天気のお知らせ」を放送[10]。なお、2019年度のプロ野球のオフシーズンには上記の定時ニュース枠を復活させていたが、2020年度のオフシーズンには日曜日の18:56 - 19:00に編成。

脚注

  1. ^ HBCラジオ河原多恵子の夕刊ほっかいどう』、TBCラジオ河北新報ニュース』(平日正午分)、TBSラジオジェーン・スー 生活は踊る』(平日11:53の放送分の『TBSニュース』)、RKBラジオRKBラジオニュース』(平日正午分)、TBSラジオ制作・JRN系列局向けの『ネットワークTODAY』(企画ネット形式で本編を独自に制作するMBS・和歌山放送では未放送)でも実施。
  2. ^ 『 - てんこモリ!』内で7時過ぎに放送されるニュースについては、『お早うネットワーク』(ニッポン放送制作)の企画ネットゾーンに当たるため、ネットスポンサーが付く日の放送では子守が後クレを読む。逆に、スポンサーが付かない日には、本編後のCM明けに子守が「MBSニュースでした」と言っている。
  3. ^ MBS RadioNews
  4. ^ 金曜日の放送分以外は、放送翌日に更新(金曜放送分は月曜日に差し替え)。『ノムラでノムラだ♪ EXトラ!』内で放送していた時期には、17時分の配信音源に前述の掛け合いも収められていた。
  5. ^ 前述したように、通常は平日昼の関西ローカルニュースを、『ひるおび!・午前』内の11:49頃 - 11:55に内包している。
  6. ^ ただし、独立番組としてラジオで放送する場合には、松井の声でタイトルコールとアナウンスを吹き込んだ音源をオープニングで流す。
  7. ^ 金曜日の深夜から宿直勤務に就いているアナウンサー(主に福本)が、午前6時台終盤のテレビニュース(『JNNニュース』の関西ローカルパート)との兼務扱いで担当。前任者の水野は、当該時間帯を含めて、ラジオニュースの担当へ事実上専念していた。
  8. ^ 担当期間終了後の2019年4月に、毎日放送を早期定年退職。
  9. ^ 20時台には『森たけしのスカタンラジオ』を生放送(20:00 - 20:56)。21時台には、『山之内すず・すずの音』(21:00 - 21:30)と『橋本愛の、ここにしかないどこかへ』(21:30 - 22:00)を編成。
  10. ^ 『MBSニュース』は日曜深夜~月曜早朝の宿直勤務に就くアナウンサー、「お天気のお知らせ」は週末のプロ野球中継のスタジオアシタント兼『ベースボールパーク番外編』アシスタント(フリーアナウンサーで2019年は市川いずみ→2020年から豊永真琴)が担当。

関連項目

外部リンク