KUNOICHI

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KUNOICHI
ジャンル スポーツ番組/特別番組
演出 髙山和大、清水宏幸
乾雅人(総合演出)
出演者 女性合計50人の挑戦者[注釈 1]
ナレーター 垂木勉(第1 - 4・9 - 11回)
製作
プロデューサー 畠山渉、田崎真洋、大久保徳宏、神田祐子
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2001年12月22日 - 現在 (長期ブランクあり)
放送時間放送日を参照
回数11
公式サイト

特記事項:
いずれも第11回(2018年7月1日)現在
テンプレートを表示

KUNOICHI(クノイチ)は、2001年12月21日からTBS系列で不定期に放送されているスポーツエンターテインメントの特別番組である。

概要

女性版SASUKEとして、2001年12月に初めて放送され、2018年7月の時点で11回開催されている。番組タイトルは女性の忍者くノ一」に由来。

完全制覇は、2004年末の第4回、2006年新春の第5回、2006年秋の第6回に、三宅綾子が、2009年秋の第8回に小宮理英門井佐登美がそれぞれ達成している。完全制覇の確率は0.52%

毎回50人(第8回までは100人)が出場し、4つのステージに分かれたさまざまな障害物をアクションゲームのようにクリアしていく巨大フィールドアスレチック。途中で池に落下するか、池の水面に着水したり、コースアウト、タイムオーバーになるとその場でリタイアとなる。

出場できるのは女性のみ。SASUKEより年齢制限が小さくかつては小学生が出場したこともあった[注釈 2]が現在の出場資格は中学生以上。ゼッケン(挑戦順)はスタッフが決めており、後半になるほど、また、一の位が1の時に有力選手や注目選手を多く配置する傾向にある。第8回のみ1stが4人1組によるサバイバルレースで、ゼッケンはなく、挑戦順は1st挑戦前に発表された(2nd以降は1stのタイム順に行われていた)。

競技の服装は自由だが、主にTシャツに短パン、靴下に運動靴の格好で参加する選手が多い。

ほぼ毎回何らかの新エリア設置、あるいはリニューアルが行われている他、SASUKEからリメイクされたエリアやSASUKEに逆リメイクされたエリアもある(例:大跳躍→ダウンヒルジャンプなど)。第7回までは、エリア名は漢字3文字で統一されていた。なお、第1回は筋肉番付スペシャル、第2回は体育王国スペシャルとして放送されたので番組レギュラー出演者によるスタジオパートがあり、第3回からSASUKE同様独立番組となりスタジオパートも廃止された。ちなみに収録場所は第8回まではSASUKEと同様に緑山スタジオ・シティで屋外にて開催されていたが、第9回からは屋内(幕張メッセ)で開催されている。

選手以外の出演者

実況経験アナウンサー

太字はメイン実況経験者、梅田以外はTBSアナウンサー(当時)。有馬と梅田以外はSASUKEでも実況経験があり、初田、駒田、杉山は両番組でメイン実況の経験がある。

リポーター

  • 賀集利樹(俳優、第2回)
  • 志賀大士(元TBSアナウンサー、第2回)
  • 安東弘樹(フリーアナウンサー、第2-3回)
  • 竹内香苗(フリーアナウンサー、第3回)
  • 川田亜子(TBSアナウンサー、第4回)
  • 中澤麗華(フリーアナウンサー、第4回)
  • 小笠原亘(TBSアナウンサー、第4-5回、第4回ではサブ実況も兼務)
  • 広澤草 (TBSアナウンサー、第5回)
  • 崎山一葉(タレント、第7-8回)
  • 片岡由衣(TBSアナウンサー、第9回)
  • 常世晶子(フリーアナウンサー、第9-10回)
  • 出水麻衣(TBSアナウンサー、第8回、第11回)
  • 皆川玲奈(TBSアナウンサー、第10回)
  • 宇垣美里(TBSアナウンサー、第11回)

スタジオパート出演者

解説者

過去の上位成績者

  • 区切りをよくするために、5大会ごとに区切っている。
  • 記録は細かく計測し、1stクリア者のみを掲載している。
  • 氏名の前の数字はゼッケン番号である。

第1回大会 - 第5回大会

第1回大会 KUNOICHI2001冬 合計11エリア(1st-6 2nd-4 FINAL-1)

記念すべき第1回大会は1st序盤エリアでリタイア者が続出して、1st突破者はわずかに2人。その2人も2ndのスタートエリアである大跳躍で共にリタイアし、かつこれまでにおいてSASUKE含め2nd進出者全員が2ndで脱落した回がないため、SASUKEも合わせて、史上初の2ndでの全滅となった。

この大会から出場している常連選手は、遊佐雅美、川本裕子、佐竹ひろみ、森洋子ら。森は第3回、佐竹は第4回、川本、遊佐は第5回まで皆勤賞

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介 2名 80秒 遊佐雅美 8.8秒 6.95秒
2nd 初田啓介 0名 50秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
100 遊佐雅美 2nd 大跳躍
83 山田海蜂 2nd 大跳躍

第2回大会 KUNOICHI2002冬 合計11エリア(1st-6 2nd-4 FINAL-1)

1st舞踊石でリタイア者が続出して、1st突破者は3人。2ndを2人が突破して初のファイナリストが誕生したが、共にリタイアしたため、完全制覇とはならなかった。なお、全ステージで天候が非常に悪く、Final時には雪が降っていた。また、今大会でスタジオパートは終了した。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介 3名 90秒 水野裕子 16.68秒 13.73秒
2nd 初田啓介 2名 45秒(第2エリアまで) 水野裕子 8.8秒 5.9秒
FINAL 初田啓介 0名
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
81 水野裕子 FINAL 天空道 残り5m
89 渡辺和江 FINAL 天空道 残り7m
96 遊佐雅美 2nd 大跳躍

第3回大会 KUNOICHI2003秋 合計17エリア(1st-8 2nd-4 3rd-3 FINAL-2)

この大会より、3rdが新設され、SASUKE同様4ステージ制となる。また、1st、2nd、FINALが共にリニューアルされた。1stクリア者は14人と格段に増え、3rd進出者も11人と史上最多(2017年現在)。FINAL進出者は最多タイの3人。2大会連続ファイナリストの水野裕子は、あと僅かの所で完全制覇を逃す。なお、今大会でKUNOICHI史上最高視聴率17.2%を記録した。

今大会からSASUKE同様実況が2名体制となった。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介 14名 85秒 水野裕子 18.07秒 11.03秒
2nd 有馬隼人 11名 40秒 渡辺奈緒 11.34秒 7.48秒
3rd 初田啓介 3名 90秒 水野裕子 7.9秒 4.56秒
FINAL 初田啓介 0名 35秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
100 水野裕子 FINAL 天空棒 ゴール地点、約0.2秒届かず
92 泉美香 FINAL 天空棒 残り約5cm
95 半澤友美 FINAL 天空棒 残り約20cm
97 渡辺奈緒 3rd 倒連板 32枚目、33枚目に手を付き失格
81 森洋子 3rd 倒連板 29 - 30枚目
78 浅見清香 3rd 倒連板 29 - 30枚目
85 渡辺和江 3rd 倒連板 25 - 26枚目
70 吉浜愛梨 3rd 倒連板 25 - 26枚目
5 中西百重 3rd 倒連板 4 - 5枚目
84 RUO 3rd 二連棒 2本目、コースアウト
71 西村知恵 3rd 二連棒 2本目、コースアウト

※中西のゼッケンは、テロップでは10と表記されていたが、実際には5を付けていた。

第4回大会 KUNOICHI2004冬 合計17エリア(1st-8 2nd-4 3rd-3 FINAL-2)

1stの全長は当時SASUKEを超える89.2m。1stクリア者は8人。前回のファイナリストが2ndまでで全滅。

3rdで脱落した5人は全員倒連板でのリタイア。そんな中ただ一人FINALに進出した、初出場の三宅綾子が完全制覇を達成。初出場での完全制覇もSASUKE、KUNOICHIを通じて初の快挙。

第1回からナレーターを務めてきた垂木勉はこの回をもってナレーターを降板した(第9回で復帰)。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介(1-30番、51番、81番以降)
小笠原亘(31-50番、52-80番)
8名 105秒 三宅綾子 28.86秒 16.23秒
2nd 小笠原亘 6名 35秒 浅見清香 9.08秒 4.65秒
3rd 初田啓介 1名 90秒 三宅綾子 11.98秒 11.98秒
FINAL 初田啓介 1名 35秒 三宅綾子 4.1秒 4.1秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
58 三宅綾子 FINAL 完全制覇 4.1秒残し
70 小宮理英 3rd 倒連板 30 - 31枚目
50 渡辺和江 3rd 倒連板 30 - 31枚目
95 浅見清香 3rd 倒連板 29 - 30枚目
81 吉田沙保里 3rd 倒連板 29 - 30枚目
90 山田海蜂 3rd 倒連板 14枚目、手を付き失格
98 バン・オアナ 2nd 浮遊島 5つ目
99 泉美香 2nd 三連跳 3つ目

第5回大会 KUNOICHI2006謹賀新年 合計19エリア(1st-9 2nd-5 3rd-3 FINAL-2)

完全制覇者が出たため、2度目のリニューアルが行われた。泉美香や渡辺和江、半沢友美といった有力者のほとんどが出場しない大会となった。

3rdステージは夢幻道のみタイムがあった。

三宅綾子が2大会連続の完全制覇を達成し、1st終了後に聞いた祖母の死を乗り越えての完全制覇だった(SASUKEVIKINGも合わせ、2大会連続で完全制覇者が出たのは史上初)。なお、Final初進出となる小宮理英は、あと一歩の所で完全制覇を逃す。また、今大会のみ多比良健ナレーターを担当した(第16回のSASUKEも同様)。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介(1-40番、71番以降)
駒田健吾(41-70番)
6名 100秒 三宅綾子 20.85秒 10.26秒
2nd 駒田健吾 5名 50秒 三宅綾子 19.54秒 11.44秒
3rd 初田啓介 2名 15秒(夢幻道のみ) 小宮理英 0.60秒 0.49秒
FINAL 初田啓介 1名 35秒 三宅綾子 7.74秒 7.74秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
100 三宅綾子 FINAL 完全制覇 7.7秒残し
72 小宮理英 FINAL 天空棒 残り約1m
91 水野裕子 3rd 倒連板 34 - 35枚目
83 今村ゆり子 3rd 倒連板 32 - 33枚目
95 浅見清香 3rd 倒連板 28 - 29枚目
90 ミラベラ・アフヌ 2nd 回転筒

第6回大会 - 第10回大会

第6回大会 KUNOICHI2006秋 合計18エリア(1st-8 2nd-5 3rd-3 FINAL-2)

2大会連続の完全制覇のため、リニューアル。1stクリア者は11人でうち三宅綾子以外は全員が1st初クリアという珍しいことが起きた。また、前回(第5回)と比べると、跳躍力も重要になった。

今大会の2ndはタイムアタック形式で、クリアタイム上位6名が3rdに進出した。

三宅がリニューアルされた新FINALをクリアし、3連覇を達成。

今回は1stに万国旗が飾られていたためか、20ヶ国の選手が多く参加した。この大会では挑戦中にゼッケンを付けている選手が殆どいなかった。また、今大会から第7回大会まで小林清志ナレーターを担当した。なお、今大会は前回まで全大会出場していた川本裕子と遊佐雅美が欠場したため、皆勤出場者がいなくなった。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 初田啓介
小笠原亘
11名 95秒 エリン・ジェシカ・ドルティ 15.17秒 9.28秒
2nd 駒田健吾 8名 75秒 岩井智香 18.57秒 9.72秒 クリアタイム上位6名が3rd進出。
3rd 初田啓介 2名
FINAL 初田啓介 1名 30秒 三宅綾子 0.66秒 0.66秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
100 三宅綾子 FINAL 完全制覇 0.6秒残し
83 田中真帆 FINAL 天空棒 移行直後
? 前田瑞穂 3rd 天秤橋 残り1/3
88 岩井智香 3rd 倒連板
96 エリン・ジェシカ・ドルティ 3rd 剣山道 1→2本目
51 東玲奈 3rd 剣山道 1→2本目
80 松本美佳里 2nd タイムトライアル クリアタイム1分9秒08
68 北川成美 2nd タイムトライアル クリアタイム1分9秒86
79 太刀川麻也 2nd 舞乱道 3本目
? 岡本さやか 2nd 舞乱道 3本目
32 吉田友子 2nd 大跳躍

※上記の北川のゼッケンはテロップでは77となっていたが出場選手がアップしたと思われる挑戦者リストの画像(こちらを参照[信頼性要検証])によると68となっているのでこちらのほうが正しいと思われる。また、岡本はテロップでは66となっていたが、2ndでの放送順では前田より後なので84~87のどこかに当てはまると思われる。前田はテロップでは75となっていたが、2ndでの放送順では田中より後(3rdでは放送順的に田中より前)で、岡本同様84~87のどこかに当てはまると思われる。これらは挑戦中にゼッケンを付けている選手がほとんどおらず、1st、2ndで放送順の異なる選手に関してはゼッケン的に2ndでの放送順と同じタイミングで挑戦していると思われる[要出典]

第7回大会 KUNOICHI2007秋 合計19エリア(1st-8 2nd-5 3rd-4 FINAL-2)

合計7つの新エリアが登場するなど、KUNOICHI史上最大のリニューアル。特に、1stの段違棒~飛翔柱のセット障害で約40人の脱落者がでた。更には、2大会ぶりの登場となった八艘飛が次々と実力者を飲み込んでいった。1stのクリア者は、ワースト3位の4人。

2ndも大跳躍と舞乱道以外のすべてのエリアが入れ替わり、かつての1stの難関、舞踊石が復活。クリア者も過去最低の1人。三宅綾子は初となるリタイアを喫した。

3rdも倒連板が一部リニューアルされ、唯一のクリア者である田中真帆は前回クリアした倒連板で脱落。第1回以来のファイナリスト0人となる。なお、今大会では梅田淳がメイン実況を務めたが、TBSアナウンサー以外が実況を担当した大会は2017年現在で今大会のみである。また、第1回以来メイン実況を務めてきた初田啓介は今大会は休演していた。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 梅田淳(1-50番)
小笠原亘(51-100番)
4名 90秒 三宅綾子 22.72秒 15.86秒
2nd 小笠原亘 1名 65秒 田中真帆 3.81秒 3.81秒
3rd 梅田淳 0名
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
91 田中真帆 3rd 倒連板 イエローゾーン、残り3枚
92 西村知恵 2nd 舞乱道 3本目クリア後、タイムアップ
100 三宅綾子 2nd 舞乱道 3本目
80 小宮理英 2nd 吊梯子 着地失敗

第8回大会 KUNOICHI2009秋 合計16エリア(1st-7 2nd-6 3rd-1 FINAL-2)

2年ぶりの開催。1stが4人1組による勝ち抜き制となり、敗者復活戦も実施(4人全員リタイアの組のみ)。1stでは前回1st突破の2人脱落する波乱が起きた。2ndでは、今までの難所エリアを集めた通常通りのステージで構成され、第6回以来となるタイムアタック形式(上位10名が3rd進出)であった。また、今大会のみ平野義和ナレーターを担当した。

3rdでは、トランポリンを使った走り高跳びによる記録で争われるという、これまでとは全く異なる形式で行われた。

小宮理英と門井佐登美が完全制覇を達成し、かつこれまでにおいてSASUKEも含め1大会で複数の完全制覇者が出た回がないため、史上初の1大会で複数の完全制覇者が誕生となった。なお、有松知美も制限時間内にクリアしたが、突起以外を掴んだため無念の失格。また、今大会はMonster9が制作に関わった最後の回である。

前回休演していた初田啓介がメイン実況で復帰したが、今大会をもって実況から降板した。

この大会はゼッケンがなかったため、下表は氏名のみの表記とした。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
1st 佐藤文康(敗者復活戦も兼任)
初田啓介
26名 120秒 門井佐登美 50.34秒 敗者復活者9名を含む、35名が2nd進出。
2nd 佐藤文康
初田啓介
5名 210秒 門井佐登美 76.19秒 37.45秒 クリアタイム上位10名が3rd進出。
3rd 初田啓介 3名
FINAL 初田啓介 2名 60秒 門井佐登美 21.4秒 12.55秒
名前 ステージ エリア 備考
門井佐登美 FINAL 完全制覇 残り21.4秒
小宮理英 FINAL 完全制覇 残り3.7秒
有松知美 FINAL クライムボード 突起以外を掴んだため、ゴール後の審議でコースアウト失格
山田幸代 3rd フライングロール 記録1m60cm
加藤有香 3rd フライングロール 記録1m60cm


第9回大会 KUNOICHI2017(2017年2月12日放送[2]) 合計16エリア(RED-7 BLUE-7 FINAL-2)

およそ7年ぶりの開催。収録は、これまでの緑山スタジオに代わり、室内の幕張メッセで行われた。出場者は従来の半数の50人となった。ステージは第2回以来となる3ステージ制で、1stを「RED」、2ndを「BLUE」という表記に改め、エリア名は既存のエリアを含めほぼ全てのエリアがカタカナ表記となった。今回は、SASUKEで登場したエリアも設置され、解説に山田軍団黒虎のリーダーである、山田勝己が出演した。また、垂木勉が第4回大会以来となるナレーターに復帰して駒田健吾も第6回大会以来となる実況に復帰し、杉山真也が実況初出演となった。

REDステージでは、新エリアのフィッシュボーンが最大の難関となり、猛威を振るった。20名以上がこのエリアに飲み込まれ、BLUEステージ進出者は5人に留まった。

BLUEステージでは、スパイダーウォーク、リバースコンベア、クリフハンガーといったSASUKE名物エリアが登場した中、過去の大会でも難関とされたスポンジブリッジで5人中4人がリタイア。初出場の泉ひかりが唯一ファイナリストとなったが、完全制覇はならず。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
RED 駒田健吾 5名 140秒 大嶋あやの 49.93秒
BLUE 杉山真也 1名
FINAL 杉山真也 35秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
42 泉ひかり FINAL 綱登り 残り約2m
44 陳竹音 BLUE スポンジブリッジ 6 - 7枚目
45 大嶋あやの BLUE スポンジブリッジ 3 - 4枚目
43 渡辺華奈 BLUE スポンジブリッジ 2 - 3枚目
48 川端友紀 BLUE スポンジブリッジ 1 - 2枚目

第10回大会 KUNOICHI2017夏(2017年7月2日放送[3]) 合計19エリア(RED-7 BLUE-5 BLACK-5 FINAL-2)

新たにBLACKステージが加わり、2大会ぶりの4ステージ制となった。

REDステージは、SASUKEからのエリアであるダブルペンダラムでのリタイア者が多く、クリア者は6人。

BLUEステージでは、制限時間が設けられスピードが重視される内容となった。前回ファイナリストの泉ひかりは、RED・BLUE共に最速タイムでクリア。

新たに新設されたBLACKステージは、過去のSASUKE3rdステージで登場したエリア4つと、スポンジブリッジの計5エリアの構成となった。渡辺華奈と泉が最終エリアのパイプスライダーに到達するも、共にクリアできず、3大会ぶりにファイナリストが出ない大会となった。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
RED 杉山真也(40番まで)
駒田健吾(41番以降)
6名 110秒 泉ひかり 19.55秒 7.17秒
BLUE 駒田健吾 3名 75秒 泉ひかり 17.01秒 8.96秒
BLACK 駒田健吾 0名
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
50 泉ひかり BLACK パイプスライダー 着地失敗
49 渡辺華奈 BLACK パイプスライダー 最終地点
40 AYA BLACK クリフハンガー 1→2本目
36 岡部紗季子 BLUE ウォールリフティング 第3ウォール
32 渡邉美香 BLUE リバースコンベア
7 才木玲佳 BLUE スライドウォーク 中間地点でタイムアップ

第11回大会 -

第11回大会 KUNOICHI2018(2018年7月1日放送[4]) 合計19エリア(RED-7 BLUE-5 BLACK-5 FINAL-2)

前回大会と同じく4ステージ制の構成。泉ひかり、渡辺華奈が欠場となり、第10回大会の最優秀成績上位2名を欠く形での開催となった。SASUKE選手の森本裕介、漆原裕治、竹田敏浩、松田大介、日置将士、佐藤惇らが客席として参加した。

REDステージは、ダブルペンダラムに代わりドラゴングライダーが導入されSASUKE同様猛威を振るったものの、初挑戦の宮原華音がクリアした事を皮切りにクリア者が続出し、前回より4人増の10人がBLUEステージ進出となった。

BLUEステージは前回と同一の構成で制限時間が5秒延長したものの、スパイダーウォークに苦戦するメンバーが続出。そんな中、前回BLUEステージリタイアの岡部紗季子が、RED・BLUE共に最速タイムでクリア。BLACKステージ進出は4名となった。

BLACKステージは、クリフハンガーがSASUKEでも登場したプラネットブリッジに変更され、前回同様計5エリアの構成となった。岡部が女性として初めてパイプスライダーをクリアし、今大会唯一のファイナリストとなった。

ファイナルステージは、全長15mは変わらないものの、スパイダークライムの距離が10mに延長され、綱登りが5mに短縮された。唯一の挑戦者である岡部は命綱とロープが絡んだ事によりタイムロスとなり、約2m程の距離を残しタイムアップ。今大会も完全制覇者は出なかった。

STAGE 実況 クリア人数 制限時間 最速タイム者 残りタイム 平均タイム 備考
RED 駒田健吾 10名 110秒 岡部紗季子 29.07秒
BLUE 伊藤隆佑 4名 80秒 岡部紗季子 22.18秒
BLACK 伊藤隆佑 1名
FINAL 伊藤隆佑 35秒
ゼッケン 名前 ステージ エリア 備考
32 岡部紗季子 FINAL 綱登り 残り約2m
47 大嶋あやの BLACK パイプスライダー 着地失敗
29 山本華歩 BLACK パイプスライダー 着地失敗
33 津吹アイリ BLACK スポンジブリッジ 1 - 2枚目(板に手をついて失格)
30 坂井絢香 BLUE ウォールリフティング 第3ウォール
40 須藤美青 BLUE ウォールリフティング 第2ウォール
49 渡邉美香 BLUE ウォールリフティング 第1ウォール
25 宮原華音 BLUE 5連ハンマー 渡り切った瞬間タイムアップ
48 才木玲佳 BLUE スパイダーウォーク
43 朝比奈彩 BLUE スパイダーウォーク

主な出場者

◎は、SASUKEにも出場経験がある選手。 ○は応援などで出演経験がある選手。

完全制覇者

第11回終了時点で5回完全制覇が達成されている。

史上初の完全制覇者現時点で唯一の複数回制覇者でもある。第5回から第7回までゼッケン100を背負う、クイーン・オブ・KUNOICHI。初出場となる第4回でのゼッケンは58番。
類いまれな身体能力を持っている。勢いで乗り切るというよりは、慎重さが最大の武器。初出場の第4回は1stを最速タイムでクリアし、2nd・3rdも危なげなく突破してFinalでは4.1秒残しでクリアし、初出場での完全制覇を達成した。続く第5回は1st、2ndと最速タイムを出して、Finalでは7.74秒残しでクリアして2連覇を達成。第6回はFinalでは0.66秒残しでクリアして3連覇を達成した。第7回は1stを最速タイムでクリアするも、2ndのラストエリアである舞乱道の鉄パイプでバランスを崩しリタイア。4連覇達成はならなかった。また、ファイナルステージに進出した回は全てクリアしており、ファイナルステージ成功率100%でもある。
史上2人目の完全制覇者。第4回に初出場し3rd倒連板でリタイア(ゼッケン70)。第5回は71人目の挑戦者までクリア者0人の中、同大会初めての1stクリア者となり、2nd、3rdも突破するも、Final天空棒でタイムアップ(ゼッケン72)。第6回は1st飛翔柱でリタイア(全カット)。第7回は79人目までクリア者0人という状況で、同大会初めての1stクリア者となるも、2ndに新設された吊梯子の着地に失敗し落下(ゼッケン80)。第8回は、1stを危なげなく突破して2ndの舞踏石でバランスを崩す場面もあったが、他のエリアを完璧に退け、2ndを突破。3rdフライングロールでは完璧な跳躍を見せ、ファイナリストに。Finalでもクリアして悲願の完全制覇を果たした。
史上3人目の完全制覇者。第8回初出場。1st、2ndと最速タイム(1st:1.09.66、2nd:2.13.81)でクリアし、3rdフライングロールでは完璧な跳躍を見せ、ファイナリストに。Finalでは、圧倒的なスピードで21.4秒残しでクリアして史上2人目の初出場での完全制覇を達成した。

有力選手

これまでの大会に活躍したものを記述する。対象は、ファイナリスト、最優秀成績経験者、3rd・BLACK以降に複数回進出した者。最新の大会で活躍した者を記述する。

その他の出場選手

ここでは、出場回数や成績に関わらず、様々な面で会場を沸かせた人物を挙げていく。最速タイム経験者、1度だけ3rd以降進出など良い成績のある挑戦者もいる。原則として初出場の早い者から記述する。

最新の障害物

「KUNOICHI2018」バージョン。全19エリア。

RED STAGE

制限時間 110秒

1.ローリングヒル
SASUKEにも登場しているエリア。坂状に配置された回転する5本のローラーに飛びついて登った後、同じく回転するローラーが5本設置された坂を下って対岸に着地する。尚、SASUKEよりも上り・下り両方の対岸とローラーの間隔が狭くなっている。
2.パイプホールド
長さ3.6m、直径30㎝の回転する丸太(実況ではパイプと言われる)に掴まり渡っていく。SASUKEに登場した「ぶら下がり丸太」と同じエリア。
3.シェイキングブリッジ
SASUKEに登場した「揺れる橋」と同じエリア。幅1.2m、長さ3.5mの板の上を渡る。
4.フィッシュボーン
飛び石状に設置された狭い足場を、電動で上下に回転する18本のポールを避けながら渡る。SASUKE第33回大会からは、足場の高さが異なるバージョンで登場している。[5]
5.ドラゴングライダー
SASUKEにも登場したエリア。トランポリンで跳躍し、レールに乗っている金属のバーに掴まり対岸に着地する。SASUKEと異なり、レールは途中で切れていない。
6.反り立つ壁
SASUKE名物エリアの一つ。湾曲している壁を駆け上がり、頂上に手をかけてよじ登る。SASUKEとは違い平面がある。高さは4.2m。
7.キャノンボール
32kgのビーズが入った大きなボールを転がしながら坂を上る。「バイキング」に登場した同名のエリアとは別物である。

BLUE STAGE

制限時間 80秒

1.スライドウォーク
リング状の足場がある棒に掴まりながらレールを滑り降りる。途中にある突起物は棒を持ち上げて越える。SASUKE第33回大会では、足場の無いバージョンである「リングスライダー」として登場している。[6]
2.スパイダーウォーク
SASUKE名物エリアの一つ。壁に手足を突っ張って進む。SASUKEでは垂直方向の移動や動く壁もあったが、この形態では平行移動のみとなっている。幅は1.1mで長さ8m。
3.5連ハンマー
かつてSASUKEにあったエリアの一つ。左右に揺れる5つのハンマーを避けながら幅30cmの平均台を渡る。
4.リバースコンベア
トンネル内で動くベルトコンベアを匍匐前進で流れに逆らいながら進む。SASUKEでも同名のエリアが登場しており、こちらは四つん這いで前進する。
5.ウォールリフティング
SASUKE名物エリアの一つ。1枚目・10kg、2枚目・15kg、3枚目・20kgの壁を持ち上げてくぐる。

BLACK STAGE

制限時間 無制限

1.プロペラ雲梯
かつてSASUKEにあったエリアの一つ。回転するバーに手をかけながら進む。バーは全部で3本。なお、1つ目のバーに掴まった後でバーがスタート地点に戻った時、バーを離すことは許されている。
2.アームバイク
かつてSASUKEにあったエリアの一つ。自転車のペダルを腕で回して進む。
3.スポンジブリッジ
15枚(第7回までは40枚)ある発泡スチロール製の板の上を渡る。板に手を付いた場合はその時点で失格。第8回までのエリア名は「倒連板」だった。
4.プラネットブリッジ
SASUKEにも登場したエリア。両手で、玉からの距離が電動により120cm~140cmの間隔で動く壁を両足で突っ張って進む。
5.パイプスライダー
SASUKE名物エリアの一つ。レール上にあるパイプにぶら下がり、体重移動によって進む。最後まで来たら、体を振って向こう岸に飛び移る。

FINAL STAGE

地上15m、制限時間35秒

1.スパイダークライム 10m
SASUKEにも登場したエリア。スパイダーウォークの要領で、壁に手足を突っ張った状態で壁を上に登る。第10回は8mだった。
2.綱登り 5m
赤く塗られた綱を登る。第7回では「天空綱」のエリア名で登場していた。第9・10回は7mだった。

過去の障害物

1st STAGE・RED STAGE

  • 風車渡:第1回から第5回までのエリア。電動で回る風車形の足場を渡る。第1回のみ小さめの足場が3つあり、それらの上を乗り継ぐ。それ以降は大きなものが1つあるのみ。なお、第4回から風車の羽ではない部分に立ってしまうとコースアウト(失格)となった。第6回に三角橋になった。
  • 暴風道:第1回のみのエリア。風速25mの暴風が吹いている細い道を渡る。第2回に関所道になった。
  • 三連跳:第1回から第2回までのエリア。トランポリンからジャンプし、横渡の細い足場に乗る。これを3回繰り返す。第4回では同一のエリアが2ndに登場した。
  • 忍梯子:第1回のみのエリア。現在の脱出縄と同じ仕組み。第2回に脱出棒になったが、脱出縄として復活。
  • 関所道:第2回のみのエリア。上下に曲線を描く細い道を渡る。第3回に斜面走になった。
  • 脱出棒:第2回のみのエリア。棒を登る。第3回に脱出縄になった。
  • 障壁越:第3回のみのエリア。2つの壁を越える。2つ目は高い。
  • 不安道:第3回から第7回までのエリア。穴のあいた回転する橋を渡る。初登場の第3回はSASUKEにあった揺れる橋と同様のエリアだった。
  • 斜面走:第3回から第7回までのエリア。45度の2つある坂を、一気に駆け抜ける。第4回までは坂が1つだった。
  • 脱出縄:第3回から第7回までのエリア。揺れる縄はしごを登る。
  • 超登板:第4回のみのエリア。傾斜45°、長さ5mの急な坂を登る。
  • 大滑降:第4回から第5回までのエリア。リフトから小島に飛び移り、細い橋を渡る。第6回に落下棒になった。
  • 気負坂:第5回のみのエリア。SASUKEのそり立つ壁のミニチュアのようなものを登る。
  • 浮遊走:第6回のみのエリア。乗ると沈む島を渡る。第7回に飛石走になった。
  • 三角橋:第6回のみのエリア。揺れる三角型のシーソーを渡る。SASUKEにあった、プリズムシーソーと同じ仕組み。第7回に段違棒になった。
  • 飛翔柱:第6回から第7回までのエリア。ボタンを押し流れてくるサンドバッグに跳んでしがみつく。第7回は段違棒の前にボタンを押す仕様。
  • 落下棒:第6回のみのエリア。下り向きの棒を滑り降りる。第7回に八艘飛に戻り、斜面走の前に移動した。
  • 飛石走:第7回のみのエリア。飛石の上を跳んで渡る。仕組みはSASUKEの六段跳びとほぼ同じ。
  • 段違棒:第7回のみのエリア。段が違う2本の丸太の上を渡っていく。2本目は細い。1本目から2本目に飛び移るとき、間があいている。第7回では約40人脱落者が出た。また、SASUKE第21回の予選会「SASUKEトライアル2008夏」のFinalSTAGEにも、このエリアが登場した。
  • 八艘跳:トランポリンから思い切りジャンプし、対岸へ。第3回のみ、池の真ん中に浮島があり、それを使ってクリアするものだった。第6回に落下棒になったが第7回に復活、リニューアル。円柱に飛びつく仕組みになり、水野裕子などを落としいれた。
  • 不安走:第8回のみのエリア。ハードルが設置されてある浮島を渡る。
  • 丸太橋:第8回のみのエリア。丸太の橋を渡る。丸太は3本しかない。
  • 吊天棒:第8回のみのエリア。ロープで吊るされてある丸太の足場を乗り継いで進む。SASUKEのハングムーブのリメイク。
  • 鉄条網:第8回のみのエリア。鉄製の網に、手足を突っ張って進む。足元には突起があるためそれを使って進む。SASUKEのスパイダーウォークのリメイク。
  • ブラン跳:第8回のみのエリア。ブランコに乗り、その下にある浮島に着地。着水しても浮島に体が残っていればリタイアにはならない。
  • イカダ渡し:第8回のみのエリア。ブラン跳で浮島に着地した後、浮島に乗った状態でロープを引っ張って、次のエリアに進む。
  • 消耗壁:第8回のみのエリア。網を登る。SASUKEのロープラダーとほぼ同じエリア。
  • エックスブリッジ:第9回のみのエリア。X状に付けられたゴムで伸縮する4つの足場を渡る。放送上でのリタイア者はいなかった。尚、SASUKE第24回大会に登場した同名のエリアとは別物。
  • ジャンプハング:第9回のみのエリア。トランポリンからネットに飛びつき、下を伝って対岸まで移動する。SASUKEと異なり、上からの移動はセットの鉄骨位置の関係上不可能。
  • ダブルペンダラム:第10回のみのエリア。トランポリンで跳躍し、掴むと動くバーに捕まった後、動いた反動を利用して、前方にある大きなサンドバッグに飛び移る。サンドバッグもしがみ付くと動くため、その反動を利用して対岸へ飛び移る。

2nd STAGE・BLUE STAGE

  • 大跳躍:第1回からの皆勤エリアで、カタパルトつきの坂から、思い切りジャンプして浮島へ。滑降中カタパルトから転落するとコースアウトとなる。第1回では1stを突破した2人が脱落し、ここで100人が全滅した。第3回までの着地地点までの距離は2.5m。着地地点の直径は1.8m。第4回に着地地点が近くなり、飛びすぎによる脱落も起こった。SASUKEのダウンヒルジャンプの原型。
  • 回転柱:第1回のみのエリア。回転する板の上に乗り渡って行く。登場したのは第1回のみであり、かつ同回で2ndに進出した2人がその前の大跳躍でリタイアしたため、このエリアに挑戦した人はいなかった。
  • 天秤橋:第1回からあるエリア。幅15cm、長さ5m、高さ1.8mの揺れる橋を渡る。第3回から3rdに移動した。
  • 浮遊島:第1回からあるエリア。水面に浮かぶ丸太を渡る。丸太の直径は45cm・幅120cm。若干の着水は認められた模様。第6回に舞乱道になった。
  • 壁際伝:第2回のみのエリア。壁際の幅15cmの細い道をバランスをとって渡る。SASUKE第6回に登場したナローに似たエリア。
  • 回転筒:第3回に新設されたエリア。回転する直径30cmの丸太の上を駆け抜ける。長さ3.8m。第6回に撤去されたが、第7回に復活。第8回に倒連板になった。
  • 三連跳:第4回に第2エリアとして登場したエリア。第2回まで1stにあったものと同じ。3本目を超えたところにある浮島が無いため、3本目の足場を伝っていく。
  • 超登板:第4回に1stにあったものと同じ。ただし、途中にあるロープがなくなっている。SASUKEにあった、そそり立つ壁のリメイク。
  • 振子道:第5回のみのエリア。4つのハンマーが襲いかかる平均台を渡る。ハンマーの振れ方は、1本目と3本目、2本目と4本目でそれぞれタイミングが同じである。かつてSASUKEにあった5連ハンマーのリメイク版。
  • 二本橋:第6回のみのエリア。平行になっている二本の棒を渡る。
  • 網渡り:第6回のみのエリア。網を渡る。
  • 吊梯子:第7回のみのエリア。揺れるうんていを渡る。SASUKEにも、第20回にスイングラダーとして登場した。第8回に円柱乗になった。
  • 三連跳:第6回・8回のエリア。高さの異なる3つのハードルを越える。高さは1つ目は60㎝、2つめは80㎝、3つ目は100㎝である。
  • 舞踊石:池の上にあるたくさんの杭の上を渡る。第1回 - 第5回では1stの第1エリアだった。第4回には、3歩目の足場にばねが取り付けられた。1stでは、第6回に浮遊走になった。脱落者も多かった。
  • 円柱乗:ドラム缶を転がして進む。数少ない第1回からの皆勤エリアだった。SASUKEにもバランスタンクとしてリメイクされた。第7回までは1stに設置されてあった。
  • 舞乱道:第6回から第8回までのエリア。細い足場(白樺鉄パイプ)をつり下がっているロープを使ってうまく渡る。最後の鉄パイプにはロープはつり下がっていないため落ちやすい。
  • スラントエッジ:第9回のみのエリア。過去のKUNOICHIに登場した「壁際伝」と「無情壁」を組み合わせたエリア。傾斜(前半10度、後半20度)のついた壁から出ている足場を進む。壁には指を掛ける部分がある。
  • ウェーバーブリッジ:4本のゴムで支えられた揺れる橋(幅12cm、長さ5m、高さ1.8m)を渡る。橋に手を付いた場合は失格。第6回までのエリア名は「天秤橋」だった。

3rd STAGE・BLACK STAGE

  • 二連棒:第3回から第4回までのエリア。棒を使い運河跳びの要領で渡る。SASUKEのポールジャンプに似ている。第5回に無情壁になった。
  • 無情壁:第5回のみのエリア。手前に傾いた壁があり、上にある4本の溝に手を引っ掛けて、下の足場に足をかけて進む。第6回に剣山道になった。
  • 夢幻道:第5回のみのエリア。自分でスタートのボタンを押して、15秒の間に幅10cm、長さ10mの橋を渡った先にあるゴールボタンを押せばクリア。第7回に天秤橋に戻った。
  • 天秤橋:第2回まで2ndにあったものと同じ。第5回に夢幻道になったが、第6回に復活。第9回ではウェーバーブリッジに改名される。第7回に魔性壁になった。
  • 剣山道:第6回から第7回までのエリア。直径20cmの柱の上をジャンプで渡って行く。初登場した第6回は、柱の直径は30cmだった。
  • 魔性壁:第7回のみのエリア。壁にある突起に手をかけて登っていく、ロッククライミング。途中には、オーバーハングした箇所がある。
  • フライングロール:第8回のみのエリア。トランポリンから跳躍し、バーを落とさないようにバーを越える。1m60cmから試技を開始し、同高度を2回失敗で試技終了、脱落となる。残り挑戦者が3人になるまで競技が続けられ、残った3人がFinal進出。
  • クリフハンガー:第9回から第10回までのエリア。第9回では4.5cm、第10回では4cmの突起にぶら下がって進む。第9回では途中に60cmの空白、第10回では上り段差がある。

Final STAGE

第1形態(第1回 - 第2回)クリア者:なし 挑戦者延べ2名
地上5m、全長10m、制限時間なし
10m天空道。唯一横に進むタイプでなおかつ時間無制限だったファイナルステージ。
  • 天空道:最大幅6cmの道を渡る。途中に、円柱エリア(1m)と三角柱エリア(2m)がある。
第2形態(第3回 - 第4回)クリア者:三宅綾子(第4回) 挑戦者延べ4名
地上15m、制限時間35秒
10m梯子壁→5m天空棒。この形態からSASUKE同様上に登るタイプで2エリア構成のファイナルステージになった。
  • 梯子壁:スパイダークライムのように、両手両足を突っ張った状態で梯子を登る。第9回では「左右はしご」のエリア名で再登場した。
  • 天空棒:赤く塗られた棒を登る。
第3形態(第5回)クリア者:三宅綾子 挑戦者延べ2名
地上15m、制限時間35秒
10m梯子跳び→5m天空棒
  • 梯子跳び:梯子を交互に飛び移りながら登る。
第4形態(第6回)クリア者:三宅綾子 挑戦者延べ2名
地上15m、制限時間30秒
10m大絶壁→5m天空棒
  • 大絶壁:交互に取り付けられたブロックを登る。
第5形態(第7回)クリア者:なし 挑戦者なし
地上17.5m、制限時間30秒
12.5m天空網→5m天空綱。唯一挑戦者がいなかったファイナルステージ。エリア名は、2008年に発売された体感ゲーム「究極!筋肉スタジアム!サスケ完全制覇」より。
  • 天空網:網を登る。
第6形態(第8回)クリア者:小宮理英、門井佐登美 挑戦者延べ3名
地上15m、制限時間60秒
8m鉄梯子→7mクライムボード
  • 鉄梯子:鉄製の梯子を登る。
  • クライムボード:ロッククライミング。前半はブロック製、後半は自然岩を模した突起になっている。また、前半から後半へは右に移動しなければならず、突起以外の場所をつかんではならない。つかんでしまった場合、コースアウト(失格)となる。
第7形態(第9回)クリア者:なし 挑戦者延べ1名
地上15m、制限時間 35秒
8m左右はしご→7m綱登り
第8形態(第10回)クリア者:なし 挑戦者なし
地上15m、制限時間35秒
8mスパイダークライム→7m綱登り
  • スパイダークライム:スパイダーウォークの要領で、壁に手足を突っ張った状態で壁を上に登る。
第9形態(第11回 - )クリア者:なし 挑戦者延べ1名
地上15m、制限時間35秒
10mスパイダークライム→5m綱登り

主な番組内での記録

※第11回大会終了時点

完全制覇者

最多記録

  • 最多完全制覇回数:三宅綾子 3回
  • 最多出場回数:水野裕子 9回
  • 最多2nd進出回数:三宅綾子、小宮理英、渡邉(泉)美香 4回
  • 最多3rd進出回数:三宅綾子、小宮理英 3回
  • 最多Final進出回数:三宅綾子 3回
  • 最多ステージクリア総回数:三宅綾子 13回
  • 最多ステージ連続クリア記録:三宅綾子 13ステージ(第4回 - 第7回1st)
  • 最多STAGE挑戦総回数:水野裕子 15回
  • 最多最優秀成績回数:三宅綾子 3回
  • 最多最速タイム回数:三宅綾子 6回
  • 最多1st最速タイム回数:三宅綾子 3回
  • 2nd最多クリア人数:11人(第3回)
  • 3rd最多クリア人数:3人(第3・8回)
  • 1st最少クリア人数:2人(第1回)
  • 2nd最少クリア人数:0人(第1回)[注釈 9]

初出場・初挑戦記録

  • FINAL初挑戦でのクリア:三宅綾子(第4回)・門井佐登美(第8回)
    • FINALそのものの初挑戦ではないが、小宮理英はFINALステージ第6形態を初挑戦でクリアしている。
  • 初出場でのFINAL進出:水野裕子、渡辺和江(以上第2回)、泉美香、半澤友美(以上第3回)、門井佐登美(第8回)、泉ひかり(第9回)
  • 初出場での1st最速タイム達成者:遊佐雅美(第1回)、水野裕子(第2回)、三宅綾子(第4回)、エリン・ジェシカ・ドルティ(第6回)、門井佐登美(第8回)、大嶋あやの(第9回)
  • 初出場での2nd最速タイム達成者:水野裕子(第2回)、渡辺奈緒(第3回)、岩井智香(第6回)、門井佐登美(第8回)
  • 初出場での最優秀成績達成者:山田海峰、遊佐雅美(以上第1回)、水野裕子(第2回)、三宅綾子(第4回)、門井佐登美(第8回)、泉ひかり(第9回)

連続記録

  • 初出場からの連続出場:水野裕子(第2回 - 第7回)6回
  • 最多1st連続クリア記録:三宅綾子 4回(第4回 - 第7回)
  • 最多2nd連続クリア記録:三宅綾子 3回(第4回 - 第6回)
  • 最多3rd連続クリア記録:三宅綾子 3回(第4回 - 第6回)
  • 1大会の連続1stクリア人数記録:4人(第9回・ゼッケン42泉ひかり~ゼッケン45大嶋あやの)
  • 1大会の連続2ndクリア人数記録:6人(第4回・ゼッケン50渡辺和江~ゼッケン95浅見清香)
  • 1大会の連続3rdクリア人数記録:2人(第3回・ゼッケン81水野裕子~ゼッケン89渡辺和江)
  • 連続最優秀成績記録:三宅綾子(第4 - 第6回)3回

最年少・最年長記録

  • 最年少出場:廣田麻里衣(第2回)9歳
  • 最年長出場:立野敏子(第5回)55歳
  • 最年少1stクリア:鈴木咲(第3回)、東玲奈(第6回)13歳
  • 最年長1stクリア:北川成美(第6回)41歳
  • 最年少2ndクリア:東玲奈(第6回)13歳
  • 最年長2ndクリア:今村ゆり子(第5回)38歳
  • 最年少ファイナリスト:水野裕子(第2回)20歳
  • 最年長ファイナリスト:門井佐登美(第8回)34歳
  • 最年少最優秀成績者:水野裕子(第2回)20歳
  • 最年長最優秀成績者:門井佐登美(第8回)34歳

その他の記録

  • 1st&2ndダブル最速タイム達成者:水野裕子(第2回)、三宅綾子(第5回)、門井佐登美(第8回)、泉ひかり(第10回)、岡部紗季子(第11回)

放送データ一覧

内容は省く。視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。

回数 放送日 放送時間 視聴率 備考
第1回 2001年 12月22日 19:00 - 20:54 16.4% 「筋肉番付スペシャル!!」として放送
第2回 2002年 12月21日 15.7% 「体育王国スペシャル!!」として放送
第3回 2003年 9月24日 18:55 - 21:09 17.2%
第4回 2004年 12月25日 19:00 - 20:54 16.2%
第5回 2006年 1月7日 10.4%
第6回 2006年 9月20日 18:55 - 20:54 14.9%
第7回 2007年 9月5日 12.7%
第8回 2009年 10月7日 19:55 - 22:54 09.5% 一部地域では21:00 - 22:54の2時間放送
第9回 2017年 2月12日 18:30 - 20:54 09.1%[注釈 10][7]
第10回 2017年 7月2日 19:00 - 21:48 07.9%[8]
第11回 2018年 7月1日 19:00 - 21:48

主要スタッフ

第11回(2018年7月1日放送分)

  • ナレーター:垂木勉(第1-4回、第9-11回)
  • 構成:堀田延、海老根豊、井上修
  • TM:八木真
  • TD:高橋功
  • チーフカメラ:加賀谷顕二
  • VE:掛田大輔
  • VTR:南原光三
  • 音声:岡邊竜海
  • 照明:中川清志
  • ENG:松永拓也
  • 技術協力:東通エヌ・エス・ティーTAMCOティ・エル・シー
  • 美術:澁谷政史、小美野淳一
  • デザイン:金子靖明、太田卓志
  • 美術制作:杉山智之、若松真夢、保田大介
  • 装置:谷平真二、尾高義信
  • 操作:今野貴司、佐藤謙紫郎
  • 特殊装置:勝大輔
  • 幕装飾:中野浩
  • 電飾:西田和正
  • アクリル装飾:渡邊卓也
  • 装飾:野呂利勝
  • メイク:大桶恭子
  • 編集:佐藤美奈(IMAGICA
  • MA:阿部雄太
  • 音響効果:樋口謙(メディアハウス・サウンドデザイン)
  • CG:小室泰樹(ノットアットオール)
  • TK:五味真琴
  • 衣装協力:adidasUNDER ARMOUR
  • 宣伝:小山陽介、井上修二
  • web制作:西岡恒平
  • 編成:高橋正尚
  • デスク:曽我益千子、伊藤藍、市村友希
  • AD:山岡将成、後藤玄希、山浦久弥、卜部将斗
  • AP:岩崎ゆかり、松本あゆみ、西田早耶香
  • 制作進行:高橋隼人
  • ディレクター:飯島玄太郎、吉村拓、須藤駿、藤田亘、柳沢光一郎
  • 中継車ディレクター:平元克二
  • 演出:髙山和大、清水宏幸(第10回はチーフディレクター)
  • 総合演出:乾雅人
  • プロデューサー:畠山渉、田崎真洋、大久保徳宏、神田祐子
  • 制作協力:FOLCOM.
  • 製作著作:TBS

過去のスタッフ

  • ナレーション:多比良健(第5回)、小林清志(第6-7回)、平野義和(第8回)
  • 構成:藤井誠 / つかはら小林昌弘 / 渡邊健一、太田光洋、石原大二郎 / 井手啓太郎、重倉涼
  • VE:伊深拓也(第10回)
  • ENG:渡辺明(第10回)
  • MA:土屋由香(第10回)
  • 編成:辻有一、竹内敦史(第10回)
  • デスク:川野友美(第10回)
  • AD:福島伸浩、根津壮太朗、山浦裕斗、不破遥
  • AP:宮本知佳
  • ディレクター:浅賀善伸、斉藤哲夫、塚田一道、福田翔吾/佐藤大輔、市丸信也
  • 総合演出・プロデューサー:小掛義之
  • 総合プロデューサー:樋口潮
  • 技術協力:TBSテックス
  • 美術協力:アックス
  • 制作:Monster9
  • 製作:TBS

事故

2006年8月28日に行なわれていた第6回大会の収録中に参加者が水槽に落下し感電し、病院で手当てを受ける事故が発生したが、この事故についてTBSテレビは警察や消防への通報および事故の公表をしなかったことが判明した。

脚注

注釈

  1. ^ 第1 - 8回は100人の挑戦者
  2. ^ SASUKEの出場資格は中学生以上。
  3. ^ 第1・2回は全ステージの実況を担当した。
  4. ^ 大会にも出場。
  5. ^ リポーターとして参加。
  6. ^ 石井杏奈佐久間由衣山本舞香大友花恋、箭内夢菜、志田彩良が番組宣伝も兼ねて出演
  7. ^ 第10回では応援席で泉ひかりを応援していた。
  8. ^ Kozue、Hitomi、Natsune、Juriが出演
  9. ^ クリア者がいた回での最少記録は、第7回・第9回の1人となる。
  10. ^ 19:00 - 20:54放送部分。18:30 - 19:00放送部分は5.2%だった。

出典

関連項目

外部リンク