ALONE (B'zの曲)
「ALONE」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『IN THE LIFE』 | ||||||||||||||||
B面 | GO-GO-GIRLS | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
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作詞・作曲 | ||||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「ALONE」(アローン)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。1991年10月30日にBMGルームスより9作目のシングルとして発売された。
解説
5thアルバム『IN THE LIFE』からの先行シングル。
このシングルからB'zのロゴマークが新しくなった。また、松本・稲葉の英語クレジットが従来のロゴの下から右に変更になった。同時にクレジットも変更され、それぞれのパートが外れて"TAKAHIRO MATSUMOTO"・"KOHSHI INABA"と名前のみになった。なお、このロゴマークは1993年の13thシングル『裸足の女神』まで使用される。
ジャケットの表には左側に稲葉の顔が左半分、右側に松本の顔が右半分映っている。裏ジャケットには稲葉の顔の右半分と松本の顔の左半分が映っていて、2枚以上同じジャケットの表と裏を組み合わせるとそれぞれの顔が完成する様になっている[6]。
前作『LADY NAVIGATION』に続き、2週連続1位、オリコンの集計ではミリオンセラー。この年、B'zはCDセールスナンバーワンアーティストになった。
2003年3月26日にリマスタリング、12cm化で再発売された。
収録曲
- ALONE (6:03)
- イントロで初めてオーケストラ・ヒットを使用している。シングル曲では「愛しい人よGood Night...」の6分13秒に次いで演奏時間が長いが、5thアルバム『IN THE LIFE』とバラード・ベスト・アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』ではラストのコーラスが最初に入って始まるバージョンが収録され、そちらは「愛しい人よGood Night...」よりも長い6分20秒である。 ちなみに、松本は5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲の「もう一度キスしたかった」をシングルにしたかったが、スタッフの判断でこちらがシングルとなった[7]。20周年ライブのリクエスト投票で5位と高順位になるなど、B'zの代表バラードの1曲である[注釈 1]。
- この曲について松本は「ロックバンドにありそうなメジャーなバラードを意識して作った」と話しており、稲葉も「自分がやってみたかったタイプの曲だった」と述べている。
- アルバム『IN THE LIFE』制作過程の中で、2曲目として制作がスタートした。作曲は『B'z LIVE-GYM '90-'91 "RISKY"』の移動中に少しずつコードを考え、Aメロができたときに松本は「これは絶対いい曲になる」という手ごたえを感じたとのこと。その後、現在とは違うBメロがつけられていた時期もあったが、ライブツアーで別の場所に移動したときに違うメロディが思いついて現在のBメロに変更になり、そしてサビが最後に完成した。松本は「(楽曲の完成までに)ほんとにすごい時間をかけた」と振り返っている[8]。
- 作詞を担当した稲葉は、松本からのデモテープを聞いた後に一気に歌詞を書き上げたという。デモテープを聞いた稲葉が、最初に浮かんだイメージは「夕焼け」とのことで、そこから「夕焼けの中を好きな人を思いながら一人佇む光景」がイメージとして思い浮かんだ。同時に「花」もイメージとして思い浮かび、「花束を抱えた男」というイメージにつなげて、歌詞が制作された[8]。
- GLAYのTAKUROが、思い出の曲の一つに挙げている[9]。
- GO-GO-GIRLS (3:48)
タイアップ
参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター、全曲作曲・編曲、コーラス(#1)
- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞、コーラス(#1)
- 明石昌夫:全曲編曲、マニピュレーター(#1)
- 田中一光:ドラム(#1)
- 青山純:ドラム(Great Fuckin' Fill)(#2)
- 小野塚晃:キーボード
- 坪倉唯子:コーラス(#2)
- B+U+M
収録アルバム
ALONE
- IN THE LIFE(アルバムバージョン)
- ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック
- B'z TV Style SONGLESS VERSION(TV Style)
- B'z The Best "Pleasure"
- The Ballads 〜Love & B'z〜(アルバムバージョン)
- B'z The Best "ULTRA Pleasure"
- B'z The Best XXV 1988-1998
ライブ映像作品
ALONE
- "BUZZ!!" THE MOVIE
- B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-
- B'z The Best XXV 1988-1998(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
他アーティストによるカバー
- 中森明菜 - アルバム『歌姫3 〜終幕』に収録。
- W-NAO - アルバム『W-NAO』に収録。
- エリック・マーティン - アルバム『Mr. Rock Vocalist』に収録。演奏にはスティーヴィー・サラスも参加している[11]。
またライブでは、Revo(Sound Horizon、Linked Horizon)などがこの曲をカバーしたことがある。
脚注
注釈
- ^ 実際は20周年ライブでは、ランキングトップ10内の楽曲で唯一演奏されなかった。
出典
- ^ 「日本レコード協会 ミリオン以上認定作品」『The Record』第443号、日本レコード協会、1996年10月1日、4頁。
- ^ 「GOLD DISC 2011年1月度」『The Record』第616巻、日本レコード協会、2011年3月、14頁。
- ^ “B’z、前人未到のシングル総売上3500万枚突破”. ORICON NEWS (オリコン). (2011年4月26日) 2021年10月31日閲覧。
- ^ “■ オリコン ENTERTAINMENT SITE”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月27日閲覧。
- ^ “「どんなときも。」で見せたアーティスト・槇原敬之の本質を丁寧に作品へと映させた『君は誰と幸せなあくびをしますか。』”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年5月22日) 2019年11月29日閲覧。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、135頁。
- ^ 佐伯明『B'z ウルトラクロニクル』ソニー・マガジンズ、2003年、40頁。ISBN 4-7897-2101-9。
- ^ a b 『be with!』第56巻、B'z Party、2002年12月。
- ^ 『別冊カドカワ総力特集B’z―15年目の真実』KADOKAWA、2003年9月1日。ISBN 4-0472-1503-1。
- ^ “MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「サンプリング」「sampling」の項)”. エムアールエム. 2019年9月28日閲覧。
- ^ “エリック・マーティン、B'zからBOΦWY、LUNA SEAまで今度は男性J-ROCKの名曲を鮮烈カバー”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2012年7月30日) 2019年9月29日閲覧。