国民の生活が第一
| 国民の生活が第一 People's Life First |
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|---|---|
| 成立年月日 | 2012年(平成24年)7月11日 |
| 解散年月日 | 2012年(平成24年)12月16日 |
| 解散理由 | 日本未来の党への合流 |
| 後継政党 | 日本未来の党 |
| 本部所在地 |
〒100-0014
東京都千代田区永田町二丁目12-8 永田町SRビル3F |
| 政治的思想・立場 | 反新自由主義 消費増税法(2012年)廃止[1][2] 「脱原発」実現[1][2] 地域主義[1] |
| 公式サイト | 国民の生活が第一 |
国民の生活が第一(こくみんのせいかつがだいいち、英語: People's Life First)は、かつて存在した日本の政党。略称は生活、LF。
目次 |
概要 [編集]
2012年(平成24年)6月26日に衆議院で採決された消費税増税法案に反対し、民主党に離党届を提出中の衆議院議員37人(加藤学を除く36人が同年7月9日付で除籍[3][4])および同党を離党した参議院議員12人、計49人により7月11日に結成された[1]。
主要3つの政策として「いのち」と「暮らし」と「地域再生」をキーワードに、「消費税増税の廃止」、「原発ゼロ」、「地域が主役の社会」を挙げていた[5]。また、党議拘束を否定している点が特徴だった[1][6]。
第46回衆議院議員総選挙を目前とする11月27日に「脱原発」「反増税」「反TPP」「地方分権」勢力(第三極)の結集を目的として、嘉田由紀子滋賀県知事が結党した日本未来の党へ合流した。
名称 [編集]
党名は、一般の人からも党名案の候補が出され350を超える候補が寄せられた[7]が、代表に就任予定であった小沢一郎の判断で「国民の生活が第一」が提案され、決定された。この「国民の生活が第一」は、民主党が2007年(平成19年)の第21回参議院議員通常選挙および2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙で使用したスローガンと同一である[1]。
2012年(平成24年)7月13日、英語名称を「People's Life First」、英語略称を「LF」に決定したと発表[8][9]。また、7月17日、次期衆議院議員選挙の比例代表で用いる略称を「生活」とすることを中央選挙管理会に届け出た[10][11]。
党史 [編集]
結党 [編集]
結党に先がけ、2012年(平成24年)7月4日に院内会派として衆議院では「国民の生活が第一・無所属の歩」、参議院では「国民の生活が第一」を届け出たが[12]、翌日の7月5日には衆議院についても「国民の生活が第一」に改めた[13]。議会内での会派略称は「生活」[14]。
同年7月11日18時より結党大会が憲政記念館で開催され政党名が公表された[1]。結党時の所属議員は一年生議員が半数以上を占めており[14]、衆議院は民主党・自由民主党に次ぐ第3党[14]、参議院は民主・自民・公明党に次ぐ第4党であった[15]。同年7月12日に新党きづなと衆議院で統一会派を結成。衆議院での会派名を「国民の生活が第一・きづな」とした[16]。結成直後の7月中旬から8月中旬の世論調査での支持率は、読売新聞は1%[17]、毎日新聞は2%[18]、朝日新聞は1%[19]であった。
地方へのひろがり [編集]
公に地方首長や地方議員を抱えていないが、達増拓也岩手県知事は、「生活」の結党の趣旨に賛同すると記者会見で表明して、所属していた民主党を離党した。また、岩手県議会で民主党を離党した県議会議員10人も、「生活」の結党の趣旨に賛同して、新会派「希望・みらいフォーラム」を2012年7月26日に結成している。この会派の規模は民主、自民に次ぐ第3党である[20]。また、千葉県議会の県議1人は、同党の結党に同調し、新会派「生活が第一」を2012年7月20日に結成している[21]。2012年8月1日には栃木県議会で山岡賢次衆議院議員の直系で民主党会派を離脱した県議2人が新会派「県民第一の会」を結成した[22]。
新党きづなが合流 [編集]
2012年(平成24年)10月以降、衆議院議員渡辺義彦と三輪信昭が新党きづなを離党して国民の生活が第一に入党した。
同年11月14日、国民の生活が第一代表として小沢一郎が初めて党首討論に立った。しかし、その前に党首討論では野田佳彦首相が安倍晋三自民党総裁との討論において、野田首相が期日を明言して衆議院解散について明言したため、小沢一郎の党首討論参加はメディアであまり取り上げられなかった。
早期の衆議院解散が確実視される政局になったことをうけ、翌11月14日に新党きづなの合流が発表され、翌15日に合流した[23]。
日本未来の党へ合流のため解党 [編集]
2012年(平成24年)12月16日の第46回衆議院議員総選挙の執行を控え、脱原発を目指す勢力の結集の必要があるとして、11月27日に嘉田由紀子滋賀県知事が結党する日本未来の党に合流するために解党することを決定[24]。それに先駆けて、嘉田は「卒原発」「脱増税」の政策を掲げる日本未来の党の結党を正式に表明した[25]。なお党そのものは総選挙が終了するまで便宜的に存続しており、12月10日には党代表が小沢一郎から主浜了へと交代した[26]。
国民の生活が第一に残っていた石田三示が総選挙に立候補せず、前議員の資格を失ったため、第46回衆議院議員総選挙終了後の12月16日に政治資金規正法に基づく政党でなくなり[27]、解党した。12月18日には政治資金団体の国民生活会議が「政治資金規正法に基づく政治資金団体になるべき団体としての指定の取消しの届出」を提出している[28]。党に残っていた主浜ら参議院議員4人は日本未来の党に合流した[29]。
その後、日本未来の党は小沢派と代表の嘉田との間で考え方の違いが生じ、嘉田側が同党を離党。代表も国民の生活が第一に所属していた森裕子に交代して「生活の党」へと党名変更した。[30][31]。
役職 [編集]
役員 [編集]
| 代表 | 小沢一郎 | |
|---|---|---|
| 代表代行 | 山岡賢次 | |
| 副代表 | 広野允士 | |
| 幹事長 | 東祥三 | |
| 幹事長代行 | (政策担当) | 牧義夫 |
| (国会担当) | 樋高剛 | |
| (参議院担当) | 森裕子 | |
| 国会対策委員長 | 鈴木克昌 | |
| 選挙対策委員長 | 小沢一郎[33] | |
| 財務委員長 | 佐藤公治 | |
| 総務委員長 | 岡島一正 | |
| 広報委員長 | 青木愛 | |
| 組織・団体委員長 | 小宮山泰子 | |
| 衆議院議員会長 | 熊谷貞俊 | |
| 参議院議員会長 | 広野允士[34] | |
| 参議院幹事長 | 森裕子[35] | |
| 参議院国対委員長 | 主浜了 | |
| 参議院政審会長 | 中村哲治 | |
なお2012年12月10日に党代表が小沢一郎から主濱了へ変更したことを総務省へ届け出ているが、あくまで形式的な措置のためここでは事実を記すに留める。
党勢 [編集]
衆議院 [編集]
| 選挙 | 当選/候補者 | 定数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2012年(平成24年)7月11日(結党時)[36] | 37/- | 480 | 民主党からの離党で結成。 |
| 2012年(平成24年)11月15日(新党きづな合流時)[37] | 46/- | 480 | 新党きづなと合流。 |
参議院 [編集]
| 選挙 | 当選/候補者 | 定数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2012年(平成24年)7月11日(結党時)[36] | 12/- | 242 | 民主党からの離党で結成 |
所属国会議員 [編集]
「国民の生活が第一国会議員一覧」を参照
地方政治 [編集]
- 地方首長:0人
- 地方議員:0人
訴訟 [編集]
岩手県連所属議員らの政治資金移転問題 [編集]
民主党を離党し同党に移籍した議員のうち、同党岩手県連所属の菊池長右ェ門・衆議院議員と佐々木順一・岩手県議の2人が、民主党岩手県連が管理していた資金を、民主党に無断で各々の資金管理団体に移していたことが発覚。民主党岩手県連は2012年(平成24年)10月11日に、この2名の議員を相手取る形で、約4,950万円の損害賠償の支払いを求め盛岡地方裁判所に提訴し、現在係争中である[38]。
脚注 [編集]
- ^ a b c d e f g 新しい政党「国民の生活が第一」の結党にあたって (PDF) 小沢一郎website 2012年7月13日
- ^ a b 小沢新党、旗揚げ 党名は「国民の生活が第一」 - 中国新聞 2012年7月11日
- ^ 民主党 (2012年7月9日). “第557回常任幹事会を開催”. 2012年7月14日閲覧。
- ^ 鳩山元首相、党員資格停止3カ月に短縮 小沢元代表ら37人除籍処分は原案通り 民主党臨時常任幹事会 - 産経ニュース 2012年7月9日
- ^ 「国民の生活が第一」の「消費税増税の廃止」、「原発ゼロ」、「地域が主役の社会」の3つの政策 - 「国民の生活が第一」
- ^ 党議拘束設けず=民主との違い強調-新党 - 時事ドットコム 2012年7月11日
- ^ 党名候補は350超 最後は小沢氏が判断 - スポーツニッポン 2012年7月11日
- ^ 国民の生活が第一は「People's Life First」 英語名決まる - 産経新聞 2012年7月13日
- ^ 英語略称は「LF」=PLFは避ける-国民生活第一 - 時事ドットコム
- ^ “小沢新党の略称は「生活」、「国民」では国民新党に”. 産経新聞. (2012年7月17日) 2012年7月17日閲覧。
- ^ 2012年7月26日中央選挙管理会告示第10号「衆議院比例代表選出議員の選挙における政党その他の政治団体の名称、略称等について届出があった件」
- ^ 小沢新党11日に…新会派「国民の生活が第一」 - 読売新聞 2012年7月5日
- ^ 会派名から「無所属の歩」外す - 産経新聞 2012年7月5日
- ^ a b c 衆議院 (2012年7月12日). “会派名及び会派別所属議員数”. 2012年7月14日閲覧。
- ^ 参議院 (2012年7月13日). “会派別所属議員数一覧”. 2012年7月14日閲覧。
- ^ 新党きづな (2012年7月12日). “統一会派結成”. 2012年7月14日閲覧。
- ^ 読売新聞 7月13・15日
- ^ 毎日新聞 7月29日
- ^ 朝日新聞 8月4・5日
- ^ 新会派:民主離党の県議グループ、「希望・みらいフォーラム」/岩手 毎日新聞 2012年7月27日 地方版 2012年8月24日閲覧
- ^ 千葉県議会に新会派「生活が第一」 民主離党の大川氏 2012.7.20 産経ニュース
- ^ “新会派「県民第一の会」 離党し無所属で活動へ”. 下野新聞: p. 5. (2012年8月2日) 2012年8月29日閲覧。
- ^ きづな、生活に合流へ 15日にも解党手続き - 産経新聞 2012年11月15日
- ^ 生活 解党し嘉田新党に合流へ - NHK 2012年11月27日
- ^ 滋賀県・嘉田知事 新党結成を表明 - NHK 2012年11月27日
- ^ “「生活」、代表を小沢一郎氏から主浜参院議員に”. 読売新聞. (2012年12月10日) 2012年12月10日閲覧。
- ^ 政治資金規正法に基づく政党でなくなった旨の公表 (PDF) - 総務省、2012年12月18日
- ^ 政治資金規正法に基づく政治資金団体になるべき団体としての指定の取消しの届出があった旨の公表 (PDF)
- ^ “国民の生活が第一が解党”. 時事通信社. (2012年12月18日) 2012年12月18日閲覧。
- ^ “日本未来の党:1カ月で分裂 小沢氏また「壊党」 「母屋」乗っ取る形に”. 毎日新聞. (2012年12月28日) 2013年1月3日閲覧。
- ^ “未来が分裂、「生活の党」に 嘉田・阿部両氏は離党”. 日本経済新聞. (2012年12月28日) 2013年1月3日閲覧。
- ^ 「国民の生活が第一」が結党=小沢代表、増税阻止へ行動-49人参加、衆院第3勢力 - 時事ドットコム 2012年7月11日
- ^ 代表兼任。
- ^ 副代表兼任。
- ^ 幹事長代行兼任。現生活の党代表。
- ^ a b 新党の参加議員 - 時事ドットコム 2012年7月11日
- ^ 新党きづな:「国民の生活が第一」に合流の方針決める - 毎日新聞 2012年11月15日
- ^ 民主岩手県連、生活2議員を提訴…資金移転巡り 読売新聞 2012年10月11日
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 国民の生活が第一 公式サイト
- 国民の生活が第一チャンネル - 公式YouTubeチャンネル
- Daiichi Seikatsu - Facebook
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