六字大明呪
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ラサのポタラ宮殿外の岩に刻まれた六字大明呪
| 仏教 |
|---|
| 基本教義 |
| 縁起 四諦 八正道 三法印 四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 波羅蜜 |
| 人物 |
| 釈迦 十大弟子 龍樹 |
| 信仰対象 |
| 仏の一覧 |
| 分類 |
| 原始仏教 部派仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道 |
| 宗派 |
| 仏教の宗派 |
| 地域別仏教 |
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| 聖典 |
| 経蔵 律蔵 論蔵 |
| 聖地 |
| 八大聖地 |
| ウィキポータル 仏教 |
六字大明呪(ろくじ だいみょうじゅ)、正式には六字大明王陀羅尼(ろくじ だいみょうおう だらに)とは、仏教の陀羅尼(呪文)の1つ。六字真言とも。
目次 |
[編集] 概要
唵(口+奄) - 麼 - 抳(手+尼) - 鉢訥 - 銘 - 吽(Oṃ - ma - ṇi - pad - me - hūṃ、オーン・マ・ニ・パド・メー・フーン)の6字から構成される短呪。
観世音菩薩の慈悲を表現した真言であるため、観音六字とも呼ばれ、特にチベットではダライ・ラマが観世音菩薩の化身であることから、人々によく唱えられるほか、岩や転輪車に刻まれて信仰されている。
[編集] 意味
この真言には様々な意味が込められているが、最も知られているものが、「蓮華の宝珠よ、幸いあれ」である。それぞれ、オーンが「幸い」、マニが「宝珠」、パドメーが「蓮華」、フーンが呪文の完成を意味する。
ドナルド・ロペスの異説によれば、マニパドメーは1つの菩薩の名(「マニパドマ」の呼格)であり、観音の異称であるという。[1]
[編集] 六字大明呪と六道
そのほか、六字を六道の各道に充て、一語一語にそれぞれの罪を浄化する意味を持たせている。
| 六字 | 浄化の対象 | 六道 |
|---|---|---|
| 唵 | 自我・高慢 (慢) | 天 |
| 麼 | 嫉妬・娯楽への渇望(嫉) | 阿修羅 |
| 抳 | 欲望・欲求(貪) | 人 |
| 鉢訥 | 無知・偏見(痴) | 畜生 |
| 銘 | 貧窮・所有欲 | 餓鬼 |
| 吽 | 憤怒・憎悪(瞋) | 地獄 |
[編集] 効果について
大乗仏教の経典である『六字大明王陀羅尼経』や『仏説大乗荘厳宝王経』では、この真言を唱えれば、様々な災害や病気、盗賊などから観世音菩薩が護ってくれると、この真言を唱えた際の効果が説かれている。
[編集] 外部リンク
[編集] 参考文献
- The Origins of Om Manipadme Hum(アレクサンダー・スタッドホルム著、ニューヨーク州立大学出版局、2002年)
- Lopez, Donald (1998). Prisoners of Shangri-La: Tibetan Buddhism and the West. University of Chicago Press: Chicago. ISBN 0-226-49311-3.
[編集] 脚注
- ^ Lopez, 331