鹿児島市交通局1000形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユートラムから転送)
移動: 案内, 検索
鹿児島市交通局1000形電車
1000形 1015号(2次車)
1000形 1015号(2次車)
編成 9両
営業最高速度 40 km/h
設計最高速度 40 km/h
車両定員 55(24)人
全長 14,000 mm
全幅 2,450 mm
全高 3,750 mm
車両質量 19t
軌間 1,435 mm
電気方式 直流600V(架空電車線方式
主電動機 東洋電機製造TDK-6309-A (60kW)
かご形三相誘導電動機(クリーンストレーナ方式)
制御装置 東洋電機製造製2レベルPWMIGBT-VVVFインバータ制御
(ベクトル制御)
駆動装置 WN駆動方式
台車 シェブロン式コイルばねボルスタレス台車
住友金属工業SS-01
ブレーキ方式 抵抗式回生発電ブレンディングブレーキ
電動ばね式ブレーキ(Tread-EBI)
製造メーカー アルナ工機(現、アルナ車両
備考 定員、重量の数値は1次車のもの
Wikipedia laurier W.png
第43回(2003年
ローレル賞受賞車両

カテゴリ / テンプレート

鹿児島市交通局1000形電車(かごしましこうつうきょく1000がたでんしゃ)は、2002年に登場した鹿児島市交通局(鹿児島市電)の路面電車車両である。愛称はユートラム

目次

[編集] 概要

アルナ工機(現、アルナ車両)の設計・製造による、日本初の国産超低床路面電車である。アルナ工機で「リトルダンサーA3」と発表されていた形式で、客室車体(C車体)を運転室車体(A・B車体)の間にフローティングした3車体連接構造である。台車は車端に寄せられたうえ、運転室車体に固定されており、独自に回転しない固定構造となっている。行先表示器は鹿児島市電初のLED式を採用した。車内はロングシートで、車椅子スペースがある。また、液晶テレビもとりつけられており、広告映像などを放映している[1]。運転台機器は、右手操作式ワンハンドルマスコンである。パンタグラフは、9700形で採用したシングルアーム形が1基、C車体に搭載されている。制御装置は2140形以来のVVVFインバータ制御となり、鹿児島市交通局で初めてIGBT素子を採用した。通常は床下に搭載される制御機器などは、C車体が超低床構造になっていることから、屋根上に搭載されている。

なお、車体は連接構造であるが登録上は3車体で1両である。

2001年冬、1次車の 1011 - 1013 が登場した。翌2002年1月15日から運行を開始する。2003年には、鹿児島市交通局の車両初の鉄道友の会ローレル賞を受賞した。2004年には定員を1次車の55人から58人に増やした増備車(2次車)の 1014 - 1016 が登場した。

1000形の乗降口は車体の端にそれぞれ位置しているという構造から、特に乗車口に関して混み合っているとき乗りにくく、利用客から改善を求められていた。これを受け、乗車口を1mほど中央寄りに移す改良がされた3次車の 1017 - 1019 が2005年に登場している。

2007年からは、5車体連接車の7000形が登場したため、1000形の投入は終了した。

なお2010年からは、1015に初の全面広告車も登場している。

低床電車としての性格上、本形式専用のダイヤが設定されており、各停留所の時刻表に表記されているほか、ホームページでも確認することができる。

[編集] 愛称について

愛称のユートラムは、優トラム・悠トラム・遊トラム・友トラム・YOUトラムからとったものであり、一般公募で選出されたものである。

1012(1次車) 1012(1次車) 1012(1次車)
1012(1次車)
車内(1次車)
1017(3次車)


[編集] 脚注

  1. ^ 営業開始当時は市電が走る鹿児島市内の写真が放映されていた。

[編集] 外部リンク


個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス