ミーミルの泉
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ミーミルの泉(- のいずみ)は、北欧神話に出てくる泉の名でユグドラシルの三つに分かれた根のうち、ミッドガルドに伸びた根の根元にある泉で、その水を飲めば世界のすべての知識を得られるとされる。
ミーミルという賢い巨人の首がこの泉を護っているといわれている。『ユングリング家のサガ』によれば、アース神族とヴァン神族の諍いにからんで彼は首を切り落とされるが、オーディンがこれを拾い薬草で防腐処理をして、以後この首にさまざまな相談をしたという。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』15章では、知識を求めて訪ねてきたオーディンは、その代価に片方の眼球を求められ、これを差し出したために以来片目なのである。
『古エッダ』の『巫女の予言』によれば、その眼球は「戦士の父(オーディン)の担保」と呼ばれ、泉の中に沈んでいるとされている。

