波の乙女

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エーギル、ラーン、波の乙女
ニルス・ブロメールが描いた、水の妖精ネッケンと波の乙女。

波の乙女(なみのおとめ)は、北欧神話に登場する巨人の9人の女性である。

概要[編集]

父は海の神エーギル、母はラーンとされる[1]

神のヘイムダルの9人の母となる。

ギュルヴィたぶらかし』第二部『詩語法』では次の9人の名前があがっている[1]

  • ヒミングレーヴァHiminglæva)(天に輝く者)
  • ドゥーヴァDúfa)(沈める波)
  • ブローズグハッダBlóðughadda)(血まみれの髪)
  • ヘヴリングHefring)(高くせり上がる波)
  • ウズUðr)(叩き付ける波)
  • フレン[注釈 1]Hrönn)(重なる波)
  • ビュルギャByrgja)(取り囲む者)
    • 『詩語法』の別の箇所ではドゥロヴン[2]またはドロヴン[2]Dröfn)。
  • バーラBára)(漂流者を弄ぶ大波)
  • コールガKólga)(押し寄せる大波)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『「詩語法」訳注』101頁ではフロン

出典[編集]

  1. ^ a b 『「詩語法」訳注』34頁。
  2. ^ a b 『「詩語法」訳注』101頁。

関連項目[編集]

参考文献[編集]