オウィディウス

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オウィディウス
Ovidius
誕生 Publius Ovidius Naso
紀元前43年3月20日
イタリアスルモナ
死没 紀元17年(60歳没)
トミ(現ルーマニアコンスタンツァ
職業 詩人
国籍 ローマ帝国
代表作 変身物語」紀元8年
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オウィディウスPublius Ovidius Naso, 紀元前43年3月20日 - 紀元17年)は古代ローマ、「アウグストゥスの世紀」に生きた詩人オヴィディウス(ドイツ式)、オーヴィッド(英語式)とも記されることがあるが、ラテン語を日本語でカタカナ表記する方式の違いであり、どれが正しいというものではない。

中部イタリアのスルモナの生まれで、公職の道を志すが、断念して詩作に従事。

エレギアの詩体を得意とし、エロティシズム溢れる恋愛詩を多く残し、ラテン文学の黄金期を代表する詩人の一人に数えられる。しかし同時代人であるウェルギリウスホラティウスたちがアウグストゥス、マエケナスの庇護の元で詩作を行なったのに対して、オウィディウスは終始そうした庇護を受けることはなかった。

その後彼は『愛の歌』をギリシア神話を参考に書いたが、あまりに露骨な性的描写が多かったため、実際に読んだアウグストゥス帝が激怒し、紀元8年黒海沿岸の僻地であるトミス(現在のコンスタンツァ)へ流されそこで没した。最も有名な作品は、『変身物語』である。彼は、これにより大手を振ってギリシャに行けると、かえって喜ぶ発言をしたという逸話が伝わるが、事実かどうかは不明である。

[編集] 作品

現存する作品名は以下の9つ。日本語訳も挙げる。

  • 『恋の歌』 Amores
    • 『ローマ恋愛詩人集』 中山恒夫編訳、国文社、1985年に所収。
  • 『恋愛術(恋の技法)』 Ars amatoria
  • 『恋愛治療』 Remedia amoris
    • 『恋の手ほどき  ほれた病の治療法』 藤井昇訳、わらび書房、1984年。
  • 『名婦の書簡 』 Heroides
    • 『ローマ文学集』 世界文学大系67:筑摩書房、1966年に松本克己の抄訳。
  • 『変身物語』 Metamorphosen
  • 『祭暦』 Fasti
    • 『祭暦』 高橋宏幸訳、国文社、1994年。
  • 『哀歌(悲しみの歌)』 Tristia
  • 『黒海からの手紙』 Epistulae ex ponto
    • 同上.
  • 『イービス』 Ibis

[編集] 参考文献

  • ピエール・グリマル 『アウグストゥスの世紀』 北野徹訳、白水社〈文庫クセジュ〉872、2004年。

[編集] 外部リンク

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