アダム・リンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アダム・リンド
Adam Lind
トロント・ブルージェイズ #26
Adam Lind on April 24, 2012.jpg
2012年4月24日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 インディアナ州マンシー
生年月日 1983年7月17日(31歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手左翼手指名打者
プロ入り 2004年 ドラフト3巡目
初出場 2006年9月2日
年俸 $5,150,000(2012年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アダム・アラン・リンド(Adam Alan Lind, 1983年7月17日 - )は、メジャーリーグベースボールアメリカンリーグ東地区トロント・ブルージェイズ所属、左投左打の一塁手アメリカ合衆国インディアナ州出身。

略歴[編集]

2002年にドラフト8巡目でミネソタ・ツインズから指名を受けたが契約せずサウスアラバマ大学に進学。

2004年にドラフト3巡目でブルージェイズから指名を受けプロ入り。プロ3年目となる2006年9月2日に、ブルージェイズでメジャーデビューを果たした。2006年はわずか18試合の出場ながら、.367という高打率をマーク。その他の打撃部門でも軒並みハイレベルな成績を記録した。

2007年は右打ちのリード・ジョンソンとの併用でレフトを守り、89試合に出場。2008年はレフトの他、DHでも16試合に出場した。

2009年は開幕戦にDHでスタメン出場し、ブルージェイズの開幕戦記録となる6打点を挙げた。また、2001年カルロス・デルガドに並ぶ開幕5試合で11打点のチームタイ記録をマークした。8月31日には自身初の満塁本塁打を打ち、自身最多の1試合8打点を記録。9月6日に週間MVPを受賞した。この年はDHで92試合、レフトで55試合に先発出場し、打率.305、35本塁打、114打点をマーク。ヤンキースの松井秀喜、ツインズのジェイソン・クベルらを抑え、DH部門でシルバースラッガー賞を受賞した。また、最優秀指名打者に贈られるエドガー・マルティネス賞も受賞した。

2010年は開幕直前の4月3日に4年総額1800万ドル、2014年から2016年までのオプションも含めると7年総額3850万ドルで契約を延長した[2]。チームの主砲として更なる飛躍を期待されたシーズンだったが、5月以降に深刻な打撃不振に陥り、打率は一時.203まで低下した。終盤はやや持ち直したものの、打率.237、23本塁打、72打点、OPS.712という成績に終わった。特に対左投手は打率.117、OPS.341と全く打てず、後半戦は相手先発が左投手の際にはスタメンを外れることも増えた。この年限りで正一塁手ライル・オーバーベイの契約が満了することもあり、シーズン終盤に入ると翌年以降のコンバートを見込んで大学以来となる一塁守備に就くこともあった。

2011年からは一塁手として起用されている。シーズンとしては、前年比マイナス25試合の出場だったが、打撃3部門の成績はいずれも向上。

2012年、4年ぶりに規定打席到達を逃したシーズンとなった。出場機会減少の影響により、それまで3年連続で記録していた20本塁打・70打点の水準に、いずれも届かなかった。一方で選球眼が向上し、低打率の影響で.300未満の数値が続いていた出塁率は3年ぶりに.300以上の水準に戻った。

2013年、再び規定打席に到達した。打率は3年連続で上昇し、出塁率と長打率はいずれも規定打席に到達したシーズンとしては自己2番目の水準となる数値をマークした。

プレースタイル[編集]

高校時代にはウエイトリフティングもしていたパワーヒッター[3]。広角に長打を放てる打撃が最大の持ち味。2009年は35本塁打のうち17本を中堅から左方向に放った[4]。弱点は選球眼と左投手である。

外野の守備力は低く、UZR/150は通算で-10.9となっている。近年は外野での出場機会が減少しており、指名打者での出場が増えている。2007年には89試合中80試合で守備に就いていたが、2010年は一塁と合わせても150試合中24試合しか守備に就かなかった[5]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2006 TOR 18 65 60 8 22 8 0 2 36 8 0 0 0 0 5 0 0 12 0 .367 .415 .600 1.015
2007 89 311 290 34 69 14 0 11 116 46 1 2 2 2 16 0 1 65 7 .238 .278 .400 .678
2008 88 349 326 48 92 16 4 9 143 40 2 0 1 4 16 3 2 59 8 .282 .316 .439 .755
2009 151 654 587 93 179 46 0 35 330 114 1 1 0 4 58 7 5 110 15 .305 .370 .562 .932
2010 150 613 569 57 135 32 3 23 242 72 0 0 0 3 38 3 3 144 10 .237 .287 .425 .712
2011 125 542 499 56 125 16 0 26 219 87 1 1 0 8 32 4 3 107 12 .251 .295 .439 .734
2012 93 353 321 28 82 14 2 11 133 45 0 0 0 3 29 1 0 61 10 .255 .314 .414 .729
2013 143 521 465 67 134 26 1 23 231 67 1 0 0 4 51 5 1 103 20 .288 .357 .497 .854
通算:8年 857 3408 3117 391 838 172 10 140 1450 479 6 4 3 28 245 23 15 661 82 .269 .322 .465 .787
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Adam Lind Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年10月8日閲覧。
  2. ^ Jordan Bastian(2010-04-03), Lind, Jays reach four-year deal, MLB.com(英語), 2010年12月11日閲覧
  3. ^ Bob Elliot(2010-09-02), It's no longer raining on Adam Lind's RBI parade, Toronto Sun(英語), 2010年12月11日閲覧
  4. ^ Ian Hunter(2010-01-04), Hill, Lind, and Snider: Toronto Blue Jays' Young Guns at the Rogers Centre, Bleacher Report(英語), 2010年12月11日閲覧
  5. ^ Adam Lind » Statistics » Batting | FanGraphs Baseball

外部リンク[編集]