ジェイソン・クベル

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ジェイソン・クベル
Jason Kubel
AAAA8569 Jason Kubel.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 サウスダコタ州ベルフーシュ
生年月日 1982年5月25日(32歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2000年 ドラフト12巡目でミネソタ・ツインズから指名
初出場 2004年8月31日 テキサス・レンジャーズ
年俸 $1,900,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイソン・ジェームズ・クベル(Jason James Kubel, 1982年5月25日 - )は、アメリカ合衆国サウスダコタ州ベルフーシュ出身のプロ野球選手外野手)。右投左打。クーベルないしキューベルと表記する事も多い。

同じツインズに在籍するマイケル・トンキンにあたる。

略歴[編集]

ツインズ時代[編集]

2000年に、ドラフト12巡目でツインズから指名を受け、プロ入り。

プロ5年目となる2004年8月31日に、ツインズでメジャーデビューを果たした。2004年は、限られた出場機会の中で打率.300をマークするなど、きっちりと結果を残した。同年のマイナーリーグでの活躍も素晴らしく、ツインズのマイナーリーグ最優秀選手に選ばれている(3Aでは打率.343、本塁打15、打点71の成績。2Aでは打率.377、本塁打6、打点29の成績)。しかし、アリゾナリーグで膝に大怪我を負ってしまい、2005年のシーズンを丸々、棒に振ってしまった。

2006年はメジャー復帰を果たしたが、期待されていたような成績は残せなかった。

2007年は、左翼手指名打者として128試合に出場。打率.273、初の2桁本塁打となる13本塁打、65打点、5盗塁と軒並み、前年を上回る成績をマーク。

2008年は、指名打者として77試合に出場したほか、外野手としても試合に出場。打率こそ、前年と殆ど変わらない数値だったが、初めて規定打席に到達し、自身初の20本塁打を記録した。

2009年4月18日の対エンゼルス戦で、サイクルヒットを記録。シーズントータルの成績でも、出場試合数、打数、安打、二塁打、本塁打、打点、四球、打率、出塁率、長打率、OPS、塁打数、死球の各部門で自己最高の数値を残した。打率.300・25本塁打・100打点のラインをクリアしたのは、いずれも自身初の事であった。また同年は、28本塁打中26本、103打点中83打点を右投手から記録し、対右打率も.322と右投手キラーぶりが顕著だった[2]

2010年は、本塁打で3年連続20本以上、打点で2年連続90打点以上を記録したが、打率は.249まで低下した。守備では、前年より守りに就く機会が増え、ライトを83試合、レフトを16試合で守ったが、外野全体でのDRSは - 10という内容だった。

2011年は、デルモン・ヤングジム・トーミがトレードで移籍。更にジョー・マウアージャスティン・モルノー西岡剛らが怪我によって戦線離脱し、クーベルも足の捻挫により約2ヵ月間戦列を離れた[3]。故障の結果、出場試合数が5シーズンぶりに100未満に終わり、ホームランが4年ぶりに20本を割り込んだ。シーズンオフにFAとなり、2年1600万ドルでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約した[3]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

ダイヤモンドバックス加入1年目は中軸打者として14試合に出場し、自身初の30本塁打を記録。一方で打率が.253まで低下し、三振も151まで急増。チャンスでも.209と打てず、勝負強さが影を潜めていた[4]。守備では、DH制のないナ・リーグという事でレフトを守り、124試合の守備機会で1失策と堅実さを見せた。

2013年は、4月に大腿四頭筋を痛めてDL入りした[5]。復帰後はホームランの生産ペースが急減し、89試合で僅か5本塁打に終わった。また、ミート面でも苦しみ、打率.220・出場試合数とほぼ同数の82三振を喫した。8月中旬、クリーブランド・インディアンズにトレードされた[5]

インディアンス時代[編集]

インディアンズ移籍後は8試合にしか出ず、打率.167に終わった。11月1日にFAとなった。

ツインズ復帰[編集]

2013年12月13日、古巣・ツインズとマイナー契約で合意した[6]

2014年3月29日にツインズとメジャー契約を結んだ[7]。しかし、45試合の出場で打率.224・1本塁打・13打点という成績に終わって、往年の打力復活はならなかった。そのまま6月8日にDFAとなった。

特徴[編集]

打撃センスの良さは、2004年のマイナーリーグでの成績を見れば、一目瞭然である。足の速さ、肩の強さも兼ね備えているが、膝の故障の不安が付きまとう為、指名打者で出場する機会が多くなっている(しかし、打撃のみでの結果を求められるせいか、2006年の指名打者での成績は.194という低打率だった)。

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2004 MIN 23 67 60 10 18 2 0 2 26 7 1 1 0 1 6 0 0 9 0 .300 .358 .433 .792
2006 73 235 220 23 53 8 0 8 85 26 2 0 2 1 12 0 0 45 13 .241 .279 .386 .665
2007 128 466 418 49 114 31 2 13 188 65 5 0 1 5 41 2 1 79 9 .273 .335 .450 .785
2008 141 517 463 74 126 22 5 20 218 78 0 1 0 7 47 2 0 91 12 .272 .335 .471 .805
2009 146 578 514 73 154 35 2 28 277 103 1 1 0 5 56 9 3 106 13 .300 .369 .539 .907
2010 143 582 518 68 129 23 3 21 221 92 0 1 0 5 56 5 3 116 16 .249 .323 .427 .750
2011 99 401 366 37 100 21 1 12 159 58 1 1 0 2 32 2 1 86 8 .273 .332 .434 .766
2012 ARI 141 571 506 75 128 30 4 30 256 90 1 1 0 6 57 7 2 151 11 .253 .327 .506 .833
2013 89 267 241 21 53 8 1 5 78 32 0 1 0 2 24 3 0 82 6 .220 .288 .324 .612
CLE 8 23 18 0 3 1 0 0 4 0 0 0 0 0 5 3 0 10 0 .167 .348 .222 .570
'13計 97 290 259 21 56 9 1 5 82 32 0 1 0 2 29 6 0 92 6 .216 .293 .317 .610
通算:9年 991 3707 3324 430 878 181 18 139 1512 551 11 7 3 34 336 33 10 775 88 .264 .330 .455 .785
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Jason Kubel Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年4月2日閲覧。
  2. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2010』 廣済堂出版、2010年、122頁。ISBN 978-4-331-51439-9
  3. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』 廣済堂出版、2012年、419頁。ISBN 978-4-331-51612-6
  4. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013』 廣済堂出版、2013年、446頁。ISBN 978-4-331-51711-6
  5. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』 廣済堂出版、2014年、170頁。ISBN 978-4-331-51809-0
  6. ^ Jason Kubel gets minor league deal ESPN MLB
  7. ^ Twins select contracts of Bartlett and Kubel, reassign Rohlfing”. MLB.com Twins Press Release (2014年3月29日). 2014年3月30日閲覧。

外部リンク[編集]