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[[2008年]][[12月11日]]に番組の放送が1000回を迎えた。しかし[[2009年]][[3月6日]]をもって放送を終了した<ref>[[勝谷誠彦]]、[[やしきたかじん]]が「[[たかじん胸いっぱい]]」などで同様の発言をした。また、番組内で発表する前の発行であるが、番組本「勝谷誠彦のまだまだ知られてたまるか!」の帯には番組終了と書かれ、番組内で本を映す際にはこの部分の活字を隠しており、勝谷は「ここに何と書いてあるか書店で見てください」と言っている。勝谷は「[[たかじんのそこまで言って委員会]]」で、ゼロから「ちちんぷいぷい」と並ぶ番組にまで育て上げた番組を単なる経費節減のためにやめることを批判している。また大谷昭宏は2011年9月20日付の事務所ホームページのコラムで、番組内容に局の上層部が腰が引けたため終了したと書いている。</ref>。後継番組は、2009年[[3月16日]]から「[[NEWSゆう]]」をリニューアルした報道ワイド番組『[[NEWSゆう+]]』がスタートした。新番組では『スーパーJチャンネル』の5時台を一部ネットする他、「ムーブ!」のコメンテーター陣の二木啓孝、大谷昭宏、井上公造は引き続き出演する。 |
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2009年8月、番組4年間の裏側をスタッフの観点から描いたノンフィクション作品「ムーブ」([[片瀬京子]]著・西日本出版社刊)が発刊された。巻末には「[[勝谷誠彦]]の知られてたまるか!」で紹介できなかったラスト5軒のお店のデータを紹介している。 |
2009年8月、番組4年間の裏側をスタッフの観点から描いたノンフィクション作品「ムーブ」([[片瀬京子]]著・西日本出版社刊)が発刊された。巻末には「[[勝谷誠彦]]の知られてたまるか!」で紹介できなかったラスト5軒のお店のデータを紹介している。 |
2011年9月23日 (金) 23:02時点における版
この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2008年1月) |
ムーブ! | |
---|---|
ジャンル | 報道・情報番組 |
出演者 |
堀江政生 関根友実 上田剛彦 加藤明子 ほか 出演者欄を参照 |
製作 | |
制作 | ABC |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
回数 | 1051回 |
番組公式サイト | |
開始から2006年3月まで | |
オープニング | PSYCHEDELIX(チャー)「Move on」 |
放送期間 | 2004年10月4日 - 2006年3月31日 |
放送時間 | 平日 15:55-17:54 |
放送分 | 119分 |
2006年4月から2009年3月まで | |
オープニング | 杏里「ムーブ・ミー」 |
放送期間 | 2006年4月3日 - 2009年3月6日 |
放送時間 | 平日 15:49-17:54 |
放送分 | 125分 |
『ムーブ!』は、朝日放送(ABCテレビ)で、2004年10月4日から2009年3月6日まで、平日夕方に放送された報道・情報番組(関西ローカル)である。ステレオ放送・ハイビジョン制作を実施していた。
概要
朝日放送で10年半に渡り放送された前番組『ワイドABCDE〜す』シリーズ(『ワイドABCでーす みよ缶』、『わいど!ABC』、1994年4月~2004年9月)と比べ、ニュース・報道番組色を前面に押し出し、従来の地域密着型の生活情報を抑えた。メインキャスターには、同局のアナウンサーの堀江政生を起用。堀江は『ABC News Report』や、『ワイド630』、『ANNスーパーJチャンネル』(週末版)、『ABC NEWSゆう』など、報道のキャスター色が強い。ゲストコメンテーターも他の在阪局番組に登場するお笑いタレントは一切出演せず[1]、東京を拠点としたジャーナリストや評論家を番組コメンテーターとして多数据え、ニュースや視聴者からの疑問、他のメディアが伝えない見解や評論を発信する。番組開始の記者会見では「(在宅率が低いと予想される)壮年以上の男性視聴者を想定」し、「硬派」と銘打った。そして2006年5月にはついに月間視聴率が裏番組の『ちちんぷいぷい』(毎日放送)を上回った。
2008年6月20日まで、スタジオのセットは『ABC NEWSゆう』と共通に使われていたが、新社屋に移転してから『ABC NEWSゆう』と別のスタジオを使用(翌週の6月23日放送分から)。
2008年12月11日に番組の放送が1000回を迎えた。しかし2009年3月6日をもって放送を終了した[2]。後継番組は、2009年3月16日から「NEWSゆう」をリニューアルした報道ワイド番組『NEWSゆう+』がスタートした。新番組では『スーパーJチャンネル』の5時台を一部ネットする他、「ムーブ!」のコメンテーター陣の二木啓孝、大谷昭宏、井上公造は引き続き出演する。
2009年8月、番組4年間の裏側をスタッフの観点から描いたノンフィクション作品「ムーブ」(片瀬京子著・西日本出版社刊)が発刊された。巻末には「勝谷誠彦の知られてたまるか!」で紹介できなかったラスト5軒のお店のデータを紹介している。
構成
- 番組の流れは、前半に番組取材の政治・経済・社会問題等のニュースや報道の特集を放送。日替わりで出演するコメンテーターらの専門分野を活かした企画や視聴者の疑問に迫る企画もある。後半に夕刊・雑誌の気になる記事を紹介、番組最後に芸能を取り上げる(朝日放送の新社屋移転後は番組構成が大きく入れ変わる日もあったがほどなく元に戻された)。
- 基本的にVTRよりもスタジオでのコメンテーターらの議論がメイン。前半の特集にはニュース素材としてのVTRが用意されている。スタジオにある大型モニターを用いてそれらのニュースを解説していくことが多い。また、スタジオトーク中はBGMやテーマに関する資料VTRが流れる。
- 扱いづらいテーマも自由に取り上げ、コメンテーターらの発言に対する制約は少ない。[3]。内部告発者が生出演することもある。番組の一部が動画サイトなどにアップロードされることで評判を呼び、放送エリア外の人々からも「放送を見たい」という要望もある[4]。各人が専門分野を活かして解説を行うが、出演者によってその主張やイデオロギーが異なる点も特徴。
- 2005年には『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の大阪府立淀川工業高等学校の回にねつ造があることを指摘し番組が終了するきっかけの一つとなった。2006年春には、視聴者の告発を受けて番組が独自調査し社会保険庁の年金不正免除問題をはじめとする年金問題をスクープ、これが日本全体を揺るがす年金問題の火付け役となった。2006年7月には京都市環境局西京まち美化事務所の職員の無免許運転を番組で明らかにした。11月にはひろしまドッグぱーく問題で動物保護団体アークエンジェルズによる寄付金流用疑惑を現地の系列局・広島ホームテレビ(HOME)『HOME Jステーション』と共同でスクープ。2007年には、高槻市の市バスの不正問題や連合高槻の不正問題をスクープ。その他、牛肉偽装事件のミートホープ事件では内部告発者と共に農林水産省へ番組が同行し公開。食肉業界にはびこる偽装の問題を明らかにした。
出演者
司会
- 堀江政生(ABCアナウンサー)
- 関根友実(フリーアナウンサー、元ABCアナウンサー)
- 上田剛彦(ABCアナウンサー)
- 加藤明子(ABCアナウンサー)
- 山本モナ(ABCアナウンサー、現フリーアナウンサー)
開始当初は堀江政生と山本モナだったが、山本が局を退社し降板。2005年4月からの1年間は堀江が1人で担当し、加藤がアシスタントとして堀江の隣に着く。2006年4月3日からは、関根がレギュラーに加わり、堀江・関根が進行する4人体制になる。
コメンテーター・天気キャスター
※番組終了時
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 不定期 |
---|---|---|---|---|---|
ムーブ!コメンテーター | |||||
勝谷誠彦 竹内薫(隔週) 吉富有治(隔週) |
勝谷誠彦 須田慎一郎 富坂聰(隔週) 有馬晴海(不定期) |
須田慎一郎 二木啓孝 やくみつる |
大谷昭宏 藤井誠二 本村健太郎(不定期) |
吉永みち子 若一光司 財部誠一(隔週) 山本健治(隔週) ジェフ・バーグランド(月1回コーナー出演) |
花田紀凱 重村智計 山本譲司 石丸次郎 上杉隆 伊藤惇夫 吉崎達彦 鈴木邦男 星浩 |
芸能コメンテーター | |||||
山崎寛代 | 佐々木博之 | みといせい子 | 二田一比古 | 井上公造 | |
天気キャスター | |||||
清水とおる | 吉田裕一 |
- 日替わりで各界から評論家や文化人をコメンテーターとしてスタジオに招く。朝日放送の『おはようコールABC』や『おはよう朝日です』、テレビ朝日の『やじうまプラス(朝日放送では放送なし)』・『スーパーモーニング』など朝の情報番組・ワイドショーに出演歴のあるコメンテーターに多い。特に芸能リポーターは『おはようコール』か『おは朝』と重複。
- 山本譲司は主に国会議員の裏問題や刑務所関連の際、曜日を問わず出演。
- 井上公造はコメンテーターも兼ねてオープニングから出演することもある。
- ジェフ・バーグランドはコメンテーターをやめた後にコーナー担当で復帰。
- 浅井慎平(2008年3月で降板)と財部誠一は芸能コーナーの前に退席していたが、2008年7月4日のムーブ!ニュースシアターで吉永みち子がそのことを批判する文章を発表し、以後は財部が芸能コーナーに出演するようになった。
- 桑田佳祐の姉が死去した際、勝谷がそのことについて話すためだけに金曜の芸能コーナーへ出演した。
- かつてのコメンテーター
リポーター
※全員ABCアナウンサー。
放送時間
放送開始当初は15:55開始だが2006年4月3日からは、直前の番組『ABCニュース』を含めて6分早い15:49からのスタートとなった。
※原則として『ANNスーパーJチャンネル』の17時台はネットされていなかった(当時、同番組がネットされていないのは、朝日放送と自社制作の帯ワイド番組『とびっきり!しずおか』を放送する静岡朝日テレビのみ。以前はその他数局あった)。重大な事件等が起こり『ANNスーパーJチャンネル』を17時台から放送する場合などは、放送を約1時間繰り上げて番組は15時スタートとなる。新潟県中越地震の際はその日の午後に15時スタートを決定。2006年4月から15時台には2時間ドラマの再放送が編成されており、定時スタートで17時前後に『Jチャンネル』を放送することが多い。また場合によってはそのまま『ムーブ!』を放送することがある。また、ANN報道特別番組で放送自体が休止の場合、“裏ムーブ!”と銘打って報道特別番組の裏で同時に収録しておき翌日にOAする(過去に、安倍内閣総辞職・安倍改造内閣発足などによる放送休止翌日の放送)。
毎年8月の全国高校野球選手権大会中継期間(試合中止は別番組で対応)は休止。水曜ナイターで甲子園・阪神タイガース戦の中継があるときは17:14までの短縮放送になり、『ABC NEWSゆう』が繰り上げ放送(2008年7月9日は、短縮放送のムーブ!が終了した後で阪神戦の中止が決まった)。
祝日は『ABCお笑い新人グランプリ』など特番で休止する以外は通常どおり番組を放送。2008年3月以降は祝日の放送を完全に休止し、自社制作の特別番組やドラマ・バラエティの再放送をしている。
主なコーナー
- Today's ムーブ!
- 関西地区や全国のニュースを2~3項目ほど取り上げ、VTRやモニターを用いてキャスター(主に上田)が解説。コメンテーターと議論を繰り広げる。最近は番組上で「Today's ムーブ!」という呼称はされない。
- このコーナーの合間には加藤が担当するストレートニュース(廃枠となった平日昼の「ABCニュース」の代替)が挿入される(2008年3月31日から、ニュースが17時過ぎに移動し、「夕刊パラパラ」と統合されて上田が担当)。
- 特集
- 日替わりの特集。こちらは「Today's ムーブ!」と比べると、予め作成されたVTRが中心となる。ただし放送のないことも。
- ムーブ!の事件ファイル
- 番組初期に放送された。ニュースをいくつか取り上げる。
- ムーブ!のブーム
- 番組初期に放送された。はやっているものを紹介する。
- ムーブ!のジャッジ
- その日のコメンテーターがニュースや話題についてジャッジを下していく。
- ニュースのみかた
- ニュースに対して、一般に取り上げられない視点で斬り込む。
- ムーブ!の疑問
- 視聴者から寄せられたさまざまな疑問を総力取材する。採用者にはプレゼントを用意(2007年9月以降はオリジナルマフラータオル3本(色は6色、色の希望は不可)。過去には時計、電気シェーバー、番組本「社長のベンツは本当に4ドアなのか?」など数カ月ごとに変わる)。
- 夕刊パラパラ(-2008年3月28日)
- 上田がその日の新聞の夕刊(大阪本社版)の記事をいくつか紹介。2008年3月31日以降、ニュースのコーナーに取り込まれる形で消滅。
- ムーブ!マガジンスタンド(-2008年6月20日)
- 週刊誌等の雑誌の記事を数項目取り上げ、堀江と上田がスタジオのモニターを用いて解説する。
- 夕刊とマガジンスタンドではそれぞれスタジオのコメンテーターがコメントするほか、出演していない別曜日のコメンテーターがコメントを寄せることもある。
- 2007年10月29日まで毎週月曜日には週刊プレイボーイでの宮崎の連載記事「明日はどっちだ!ニュースジャッジ」が取り上げられていた(月曜日にこの番組の放送自体がなかった週や月曜に宮崎が不在だった週については、木曜日にこの記事が取り上げられる)。
- 毎週火曜日には必ずSPA!における勝谷の連載記事「ニュースバカ一代」が取り上げられていた。(この記事のみモニターではなくアニメーションと堀江のナレーションで構成されたVTRで解説していた)。
- 2008年6月20日をもって終了[5]。以後は、フリーライターなどがこの番組のために独自に取材した記事を紹介する「ムーブ!ニュースシアター」になる。
- ニュースコーナー(2008年3月31日-)
- 最新のニュースを上田が伝える。「夕刊パラパラ」から引継き新聞夕刊の社会面の記事も紹介する。
- ムーブ!ニュースシアター(2008年6月30日-)
- 番組スタッフや週刊誌で活躍するライターが現代の出来事を、独自の情報網で取材し纏めたものを発表、紹介する。
- 6月30日~7月4日には、各曜日のコメンテーターが「ムーブ!をほめ殺す」というタイトルで、番組に対する思いを書いたコラムを紹介した。
- 毎週火曜日は、勝谷が書いた「ニュースバカ一代」の記事を紹介(雑誌週刊SPA!連載)。毎週水曜日はやくの描き下ろし4コママンガ「がっつりムーブ君!」を紹介。
- 芸能ムーブ!
- 加藤と芸能コメンテーターの2人でその日の芸能ニュースを取り上げる。
- また、曜日によって後半がミニコーナーになる。
- 月曜/山崎寛代のイケメン塾
- 火曜/ささやんのザ・芸能記者
- 水曜/みといせい子のザ・エンターテイナー
- 木曜/二田一比古の言いたい放題
- 金曜/公造ステーション(一週間の芸能ニュースの中からピックアップ)
- 金曜は当初は「公造新聞」というコーナーだったが、100回を迎えたのを機に終了し、「公造ステーション」というニュース番組のパロディー企画になった(金曜のみ「芸能ムーブ」のオープニング映像を使わず、コーナー全体が「公造ステーション」になる)。
コメンテーターコーナー
- 日替わりのコメンテーターによるディスプレイを使う独自の解説。いずれかひとつを放送、休止の回もある。
- 番組終了時
月曜 | 竹内薫 | ムーブ!科学班の挑戦(タイトル映像なし) |
---|---|---|
火曜 | 上村幸治 | チャイナ電視台(中国情勢分析)上村は2008年秋以降出演しておらず(コメント紹介のみ)、12月9日以降、富坂聰が担当した。 |
勝谷誠彦 | 知られてたまるか!(VTR取材、隔週、場所が秘密のグルメ案内) | |
須田慎一郎 | 須田金融道(経済政策から闇金融まで解説) | |
水曜 | ||
二木啓孝 | 二木啓孝 真相の深層 | |
やくみつる | やく・みつるの不思議な大阪 | |
木曜 | 大谷昭宏 | 事件にヤマあり大谷あり |
大谷・藤井 | 激突!!生激論 | |
藤井誠二 | 事件後を行く! | |
金曜 | 財部誠一 | 財部経済シンクタンク |
若一光司 | 週刊若一ワールド | |
時代の証人を訪ねて | ||
山本健治 | 関西オンリーワン企業(VTR取材、山本がスタジオで総括。2008年3月までは木曜日) | |
ジェフ・バーグランド | NIPPONを支える外国人(VTR取材) | |
不定期 | 重村智計 | KOREA ナウ(北朝鮮&韓国情勢分析) |
吉富有治 | 特命取材班 | |
上杉隆 | 上杉政経塾 |
- 過去
月曜 | 二宮清純 | スポーツ清純派 |
---|---|---|
火曜 | 福岡政行 | 公開!福岡ゼミ |
水曜 | ジェフ・バーグランド | 関西21世紀の匠(VTR取材) |
金曜 | 若一光司 | ミステリアス・ジャパン |
現代!若一コージ苑 | ||
不定期 | 加藤明子 | 加藤明子のいまどきエコノミー |
エピソード
- 2004年10月に、秘書給与流用疑惑で当時執行猶予中だった辻元清美を出演させる。しかし抗議の電話などが殺到した。
- 当初、コメンテーター陣は(芸能リポーターを除き)2人体制だった。月曜担当の二宮清純が取材で欠席する可能性を考慮、10月半ばには火曜担当の勝谷誠彦が月曜にも出演するようになる(勝谷のこの連日出演によって、番組の全体印象が右派的な色彩を強める結果となる)。以降、関西在住のコメンテーターの登用など徐々に出演者を増やし、3人前後のコメンテーターらが常時出演するようになった。
- 2005年11月に、大阪市長選挙が行われる前後の時期に、番組で大阪市政を総力的に取り上げたことがあった。關淳一市長をゲストとして呼ぶも、大阪市政に対する市民の関心のなさも相まって視聴率が急落。コメンテーターらの強い発言も空回りした。
- 2006年に『小さき勇者たち〜ガメラ〜』の撮影に使用されたカメが虐待された可能性があると報じた
- 2006年9月のムーブ!マガジンスタンドで、植草一秀に痴漢7件で示談の過去という『女性セブン』の記事を紹介したが、この記事が事実無根であり名誉を棄損したとして植草がABCを提訴した。この和解に基づき、2008年10月の番組内で1分間のおわび放送を2度繰り返した。
- 2006年11月に、AERA2006年12月4日号に掲載されたムーブ!に関する記事をムーブ!マガジンスタンドで取り上げた。スタジオは終始和やかな雰囲気となったが、勝谷誠彦は記事中に自分のコメントが全く触れられていないことに対して非難していた。
- 2008年4月17日~22日は、関根が水疱瘡のため番組を欠席。加藤がメインMCの代理をつとめた。
- 開始当初と比べると(主に朝日新聞社からやってきた)上層部や番組審議委員からの圧力・批判が出てくるようになり、宮崎哲弥はこれらとの意見の対立から自ら降板を決めたと主張している(読売テレビ・『たかじんのそこまで言って委員会』内で宮崎自ら発言)。現在、宮崎は裏番組である関西テレビの『スーパーニュースアンカー』のコメンテーターをつとめる。勝谷誠彦もTBSラジオ『ストリーム』で同様の発言を行っている。
- 朝日放送アナウンサーHPの男性アナコラム「ちゃんこ四方山」に書かれた堀江アナのコラム(2009年3月10日付)で、「2009年3月2日~6日の番組最終週は、スタッフ達が出演者の顔写真が貼られたTシャツを着て作業しました。「まるで文化祭みたいだ…」とあるコメンテーターは目を丸くしました。」と綴っている。
- 日本のアイドルグループ嵐のメンバー大野智の大麻・乱交写真がフライデーに掲載された際、東京キー局その他系列局はこれを全く報じなかったが、ムーブだけはこれを取り上げた。
自社不祥事の匿名報道
- 2006年11月、自社(朝日放送)アナウンサー3人によるセクハラ(性犯罪)事件が発覚。過去に同業他社の社員が痴漢事件を起こした際は、マスコミの中でもいち早く実名報道を行い批判したにも関わらず、処分された3人について「被害者のプライバシーもあり公表できない」として実名報道をせず、発覚日に番組冒頭にて会社として謝罪するにとどまった。
- 事件の詳細は、朝日放送#その他>不祥事 を参照。
書籍
- 「社長のベンツは本当に4ドアなのか? 知らなかった!世の中のカラクリ」(アスコム ISBN 4-7762-0371-5)
- 「勝谷誠彦の知られてたまるか!」(西日本出版社 ISBN 978-4-901908-32-0)
- 「勝谷誠彦のまだまだ知られてたまるか!」(西日本出版社 ISBN 978-4-901908-41-2)
- 「ムーブ!」 (片瀬京子著・西日本出版社 ISBN 978-4-901908-47-4)
テーマ曲
オープニング
エンディング
- 奥華子『光の場所』(2006年4月3日-9月29日)
スタッフ
- プロデューサー:奈良修、安田卓生
- 制作著作:ABC
参照・脚注
- ^ 「AERA」での報道によれば、吉本興業のタレントが出る番組枠が大幅に減るので、局の営業関係者には苦労をかけたと振り返っている。
- ^ 勝谷誠彦、やしきたかじんが「たかじん胸いっぱい」などで同様の発言をした。また、番組内で発表する前の発行であるが、番組本「勝谷誠彦のまだまだ知られてたまるか!」の帯には番組終了と書かれ、番組内で本を映す際にはこの部分の活字を隠しており、勝谷は「ここに何と書いてあるか書店で見てください」と言っている。勝谷は「たかじんのそこまで言って委員会」で、ゼロから「ちちんぷいぷい」と並ぶ番組にまで育て上げた番組を単なる経費節減のためにやめることを批判している。また大谷昭宏は2011年9月20日付の事務所ホームページのコラムで、番組内容に局の上層部が腰が引けたため終了したと書いている。
- ^ 勝谷誠彦は他局の番組で朝日新聞と関係の深い高校野球に関し、特待生問題などでの報道には制約があったと語っていた。
- ^ 日本一わかりやすい「ムーブ!の疑問」の大発見(アスコム)2006年12月 ISBN 4776203715
- ^ 勝谷はTBSラジオの「ストリーム」の中で、「朝日新聞からの天下り社長が『雑誌なんか取り上げるな』と言ったからだ」と発言。
関連項目
ABCテレビ 平日15:49 - 15:51枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
刑事ドラマ再放送
※15:00 - 15:55 |
ムーブ!
|
紗綾さーやるぞ
※15:46 - 15:51 |
ABCテレビ 平日15:51 - 15:55枠 | ||
刑事ドラマ再放送
※15:00 - 15:55 |
ムーブ!
|
再放送枠
※15:51 - 16:50 |
ABCテレビ 平日16時台 | ||
わいど!ABC
※15:55 - 17:54 |
ムーブ!
|
再放送枠
※15:51 - 16:50 |
ABCテレビ 平日17時台 | ||
わいど!ABC
※15:55 - 17:54 |
ムーブ!
|
NEWSゆう+
※16:50 - 18:54 |
ABCテレビ 平日午後のABCニュース枠 | ||
ABCニュース
※14:55 - 15:00 |
ムーブ!
※番組の1コーナーとして代替 |
廃枠
|