上田剛彦

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うえだ たけひこ
上田 剛彦
2024年3月撮影
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 東京都大田区
生年月日 (1974-09-30) 1974年9月30日(49歳)
最終学歴 上智大学外国語学部
勤務局 朝日放送テレビ
活動期間 1998年 -
ジャンル 情報番組ラジオパーソナリティ
配偶者 あり
公式サイト 上田剛彦のプロフィールホームページ
出演番組・活動
出演中 ABCニュース(テレビ・ラジオとも)
出演経歴 ムーブ!
おはよう朝日です(平日版)
おはよう朝日土曜日です(土曜版、いずれもテレビ)
キャスト
上沼恵美子のこころ晴天
ABCミュージックパラダイス
上田剛彦のミュージック・バイキング
上田剛彦のなにわ音楽ハツラツ団(全てラジオ)

上田 剛彦(うえだ たけひこ、1974年9月30日 - )は、朝日放送テレビ(ABC)所属のアナウンサー。血液型はA型。

来歴[編集]

東京都大田区蒲田の出身で、実家は理容店を営んでいる[1]國學院高等学校から上智大学外国語学部スペイン語学科へ進学。高校時代の同級生に、お笑い芸人ふかわりょうがいる。

大学卒業後の1998年に、アナウンサーとして朝日放送(当時)へ入社した。同期入社のアナウンサーに、山本モナ(現在はフリーアナウンサー)がいる。入社後は、主に報道・情報番組やラジオパーソナリティを中心に担当。『おはよう朝日です』のリポーターや『ムーブ!』(いずれも朝日放送テレビ)のサブキャスター、ラジオ番組『ABCミュージックパラダイス』のパーソナリティなどを歴任した。2004年アテネオリンピック開催期間中には、朝日放送代表のリポーターとして、開催地のアテネに派遣。関連会社のスカイ・Aで、テニス中継の実況を担当したこともある。

2010年1月23日から3月13日まで、朝日放送ラジオの報道番組『ニュース探偵局DX』で、後輩アナウンサーの八塚彩美と共にキャスターを担当。同年4月3日以降も、八塚と共に『おはよう朝日土曜日です』(早朝のテレビ番組)で司会を務めていた。2018年の4月改編からは、『キャスト』(『ムーブ!』と同じく平日の夕方に編成されていた朝日放送テレビの関西ローカル向け報道・情報番組)のメインキャスター[2]を、2022年3月30日水曜日)の最終回まで任されていた。

『キャスト』の終了後は、ラジオ番組を中心に担当。2022年4月2日から2023年7月1日まで放送されていた『上田剛彦のなにわ音楽ハツラツ団』でラジオパーソナリティへ本格的に復帰したほか、『キャスト』への出演開始前まで担当していた定時ニュースのシフト勤務を再開している。

人物・エピソード[編集]

『ABCミュージックパラダイス』で金曜日のパーソナリティを担当していた2002年には、同番組の企画で、金曜日のパートナー・渡辺たかねと漫才コンビ「楽楽笑」を結成。同年度のM-1グランプリに出場したところ、2回戦まで勝ち残った。ちなみに、コンビ名の「楽楽笑」は、麒麟がコンビ名を決める際の候補になった名前を譲り受けたものである。

スペイン語・フランス語英語などの外国語を話せるほか、料理テニスが得意。2010年11月11日には、朝日放送ラジオ創立60周年企画として当日放送の生ワイド番組(『慶元まさ美のおはようパートナー』『おはようパーソナリティ道上洋三です』『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』『桑原征平粋も甘いも』『武田和歌子のぴたっと。』『歌謡大全集』)内に組み込まれた「世界の国からおめでとう!」で、生中継のリポーターを務めた。この企画では、世界60カ国の人たちから母国語による「おめでとう」のメッセージをもらうために、早朝から夜間まで関西各地を駆けめぐっていた。

2021年11月、朝日新聞のポッドキャスト「MEDIA TALK」にて、「この言い方、本当嫌いなんですけど、『第4の権力たれ』ってあるじゃないですか。すべての権力を監視して良くないところをつまびらかにするのがメディアの役割っていう。そうなるとほぼ批判」「結局僕らは文句言いしかない」などと発言し、メディア関係者から批判を受けた[3]

出演番組・作品[編集]

現在[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

『おはよう朝日土曜日です』の担当期間中は、本番終了後(土曜日の午前10時台以降)の定時ニュースを担当することもあった。
2022年4月から、平日を中心に担当を再開。土曜日の早朝(7・9時台)に『サクサク土曜日 中邨雄二です』内で担当する場合には、メインパーソナリティで先輩アナウンサー(朝日放送テレビシニアアナウンサー)の中邨雄二からの呼び掛けに応じる格好で、7時台のニュース直後に「サクスポ」(スポーツの話題を取り上げるコーナー)へ出演することが(緊急時・異常気象の発生時を除いての)恒例と化している。
『おはようパーソナリティ道上洋三です』では、2009年8月17日・18日、2013年8月5日 - 9日、2016年8月8日・9日に、夏季休暇を取得していた道上洋三(先輩アナウンサー)に代わってパーソナリティを担当。道上の脳梗塞発症(2021年9月11日)をきっかけに2022年3月25日(金曜日)放送分で終了したことから、自身がメインキャスターを務めていた『キャスト』では、45年間にわたる『おはようパーソナリティ道上洋三です』の歴史を振り返る特集を最終回の前日(同月29日=火曜日)に放送していた。
2022年3月28日(月曜日)から『おはようパーソナリティ道上洋三です』の月 - 木曜分を引き継いだ『おはようパーソナリティ小縣裕介です』では、パーソナリティの小縣裕介(先輩アナウンサー)が(上田の入社前から長らく従事しているスポーツ実況や朝日放送グループの内規との兼ね合いで)祝日や全国高等学校野球選手権大会中継(8月上 - 中旬)の期間中および前後に休演する方針をあらかじめ表明している。このような事情から、同年5月3日(火曜日・憲法記念日)以降は、小縣が上記の方針に沿って休演する日にパーソナリティ代理を随時担当。

2023年度プロ野球オフシーズン(2023年10月 - 2024年3月)の木曜日には、犬塚あさなとのコンビで『UP↑↑』(アップ:火 - 木曜日18:00 - 21:00の生放送番組)のパーソナリティを務めることが発表されている[4]

CM[編集]

過去[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

古川音座衛門』(『キャスト』のサブキャスターで後輩アナウンサーの古川昌希が2021年度の下半期にパーソナリティを務めていた生放送の音楽番組)から、基本の放送枠(土曜日の17:00 - 17:55)を継承[6]
  • 伊藤史隆のラジオノオト(2023年2月28日・3月1日)
    • メインパーソナリティの伊藤史隆(先輩アナウンサー)が朝日放送テレビからの定年退職(2023年3月31日)を前にリフレッシュ休暇を取得したことを受けて、番組のタイトルを変えずにパーソナリティを代行。伊藤が『ラジオノオト』の生放送を休演することは、2017年10月3日にナイターオフ期間限定番組として放送を始めてから(ナイターイン期間中の派生番組を含めても)初めてであった。ちなみに、2023年度のナイターオフ期間に木曜日のパーソナリティを担当する『UP↑↑』は、『ラジオノオト』前半期(2019年度)までの放送枠から火 - 木曜分を継承。
  • 武田和歌子…and music。(2023年7月30日)
    • パーソナリティの武田和歌子(先輩アナウンサー)が体調不良を理由に出演を見合わせたことを受けて、番組のタイトルを変えずにパーソナリティを代行。

映画[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『おはようパーソナリティ道上洋三です』2016年4月6日放送分7時台『ABCニュース』担当終了後のフリートークにて、本人談。両親とも理容師だが母親は既に他界しており、現在は父親が1人で切り盛りしているという。
  2. ^ ABC「キャスト」新MCに上田剛彦アナ!“土曜朝の顔”から“夕方の顔”へ (『スポーツニッポン2018年2月1日付記事)
  3. ^ ABCテレビが夕方帯情報番組をリニューアル 上田アナ炎上の「キャスト」は〝打ち切り〟(東スポWeb)”. Yahoo!ニュース. 2022年3月2日閲覧。
  4. ^ "ABCラジオ2023年秋の新番組のお知らせ" (Press release). 朝日放送ラジオ. 14 September 2023. 2023年9月15日閲覧
  5. ^ 『ふるらぼチャンネル』「【ふるラボ♪ ふるラボ♪】ふるさと納税 新CM完成!【知らんけど♪】
  6. ^ ABCラジオ春の新番組のお知らせ(朝日放送ラジオ2022年3月23日付プレスリリース)
  7. ^ 「映画スタプリ」ABCテレビ「キャスト」上田剛彦アナウンサーが本人役で出演”. コミックナタリー (2019年8月27日). 2019年8月26日閲覧。

外部リンク[編集]

先代
古川昌希
2018.1.4 - 3.30
キャスト メインキャスター
第4代:2018.4.2 - 2022.3.30
次代
終了