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** 特急「日本GPごてんば号」([[富士スピードウェイ]]で[[フォーミュラ1|F1]][[日本グランプリ (4輪)#F1日本グランプリ|グランプリ]]が開催された際の臨時列車):静岡→御殿場(6両編成、1日1本…片道のみの運転 返却は御殿場→沼津の臨時快速列車) |
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** 特急「下曽我梅観号」:浜松 - [[下曽我駅|下曽我]](3両編成、御殿場回り) |
** 特急「下曽我梅観号」:浜松 - [[下曽我駅|下曽我]](3両編成、御殿場回り) |
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* 特急「しだれ桜」:静岡 - [[身延駅|身延]](3両編成、1日1往復。身延 - [[鰍沢口駅|鰍沢口]]間を延長して運行したこともある) |
* 特急「しだれ桜」:静岡 - [[身延駅|身延]](3両編成、1日1往復。{{要出典範囲|身延 - [[鰍沢口駅|鰍沢口]]間を延長して運行したこともある|date=2011年9月}}) |
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** 特急「80周年みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年3月30日 |
** 特急「80周年みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年3月30日 |
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** 特急「山梨DC記念みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年6月22日 |
** 特急「山梨DC記念みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年6月22日 |
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* 快速:大垣 → 米原(3両編成、途中駅通過・[[新垂井駅|新垂井]]経由)2008年春季・夏季の多客期。大垣8:08発。 |
* 快速:大垣 → 米原(3両編成、途中駅通過・[[新垂井駅|新垂井]]経由)2008年春季・夏季の多客期。大垣8:08発。 |
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* JR東海「[[さわやかウォーキング]]」関連 |
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** 「さわやかウォーキングはまなこライナー」:2007年秋季より静岡 - 浜松~[[新所原駅|新所原]]間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングはまなこ号」として運行開始。2009年秋季より定員制列車としての区分を明確化するために改称された。 |
** 「さわやかウォーキングはまなこライナー」:2007年秋季より静岡 - 浜松~[[新所原駅|新所原]]間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングはまなこ号」として運行開始。2009年秋季より{{要出典範囲|定員制列車としての区分を明確化するために改称された|date=2011年9月}}。 |
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** 「さわやかウォーキングごてんばライナー」:2007年秋季より静岡 - [[大岡駅 (静岡県)|大岡]]~御殿場間で実施されるウォーキング開催時に定員制列車の「さわやかウォーキングごてんば号」として運行開始。2009年秋季より{{要出典範囲|定員制列車としての区分を明確化するために改称された|date=2011年9月}}{{-}} |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2011年9月10日 (土) 02:35時点における版
JR東海373系電車 | |
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JR東海373系電車(2007年9月10日 名古屋駅) | |
基本情報 | |
製造所 | 日本車輌製造、日立製作所 |
主要諸元 | |
編成 | 3両(1M2T) |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 | 直流1,500V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 2.1 km/h/s |
編成定員 | 179人 |
編成重量 | 新製時97t |
全長 | 21,300 mm |
全幅 | 2,946 mm |
全高 | 3,630 mm |
主電動機 | C-MT66 |
駆動方式 | TD平行カルダン駆動方式 |
歯車比 | 15:98=1:6.53 |
編成出力 | 185kW×4=740kW |
制御装置 | C-SC35形VVVFインバータ制御(定速運転制御機能付) |
制動装置 |
電気指令式ブレーキ 抑速ブレーキ 回生ブレーキ 発電ブレーキ |
保安装置 | ATS-ST, ATS-P |
373系電車(373けいでんしゃ)は、1995年(平成7年)に登場した東海旅客鉄道(JR東海)の直流特急形車両。
165系急行形電車の老朽取替えを主目的として、185系電車と同様に普通列車から特急列車まで、幅広い運用に堪える汎用性の高い車両として開発され、1995年8月から1996年1月にかけて、3両編成14本(42両)が製造された。
構造・仕様
- 編成体系
東京方から制御電動車クモハ373形、付随車サハ373形、制御車クハ372形の各形式で汎用性の高いモノクラス3両編成を組成する。これを基本単位として、3両・6両・9両編成で運用される。身延線・飯田線などローカル線での短編成運用に多く使用するため、本系列ではグリーン車の設定はない。
- 車体
最大長21.3mのステンレス製軽量構体を主構造とし、先頭部分のみ普通鋼製である。客用扉は両開き式で、車両端部の片側2か所に設ける。この扉配置はJRグループの特急車両では唯一のもので、出入台と客室を仕切るデッキ扉は省略され、車内保温対策として客用扉の開閉方式は半自動方式とされた。客用扉の隣接部にドア開閉用の押ボタン[1]を設ける。
運転室正面窓はキハ82形気動車の設計を参考としたパノラミックウィンドウで、平面視で後退角が付けられており、客室照明の映り込みを抑制している。客室との仕切窓は大型のものを用い、運転室越しに前方を展望できる。
- 室内設備
座席は各車とも回転式リクライニングシートで、横2+2列で配置され、座席間隔は970mmである。各座席にはインアームテーブル(肘掛け内蔵テーブル)・灰皿を装備したが、全車禁煙化に伴い灰皿は撤去された。夜行運用でも車内の減光をしないため、夜間減光装置は設けられていない。
クモハ373形・サハ373形では、連結部寄りに4人掛け・固定テーブル付きのセミコンパートメント席を併設する。クハ372形には車椅子対応洋式トイレ、男性専用トイレ、洗面所、テレホンカード式の公衆電話[2]が設けられている。
バリアフリー対応として、客用扉へのドアチャイム追設を後年に実施している。
- 制御系・電装系
制御方式は東芝製のVVVFインバータ制御を採用し、主変換装置の整流素子にはGTO素子を用いる。JR東海の在来線電車では383系電車(量産先行車・1994年)に次ぐ採用例であるがJR東海でのGTO素子の採用は本系列で終了し、本系列の次に製造された313系や700系ではIGBT素子のVVVFインバータが採用された。主電動機は かご形三相誘導電動機C-MT66形(185kW)を搭載する。
パンタグラフはシングルアーム式のC-PS27A形で、関節部を車体端側に向けた配置でクモハ373形に1基搭載する。トンネル断面が極度に小さい身延線への入線ができるよう、最低作用高さを極力下げた仕様である。従来の狭小トンネル対応車両にみられた「低屋根構造」は、本系列では採用されない。なおデビュー後はパンタグラフのホーン部分が1本のタイプであったが、後に2本のものへ全車両が交換された。
- 台車・ブレーキ装置
台車は211系電車などに使用されたDT50系ボルスタレス台車の仕様を踏襲したC-DT63形(動力台車)・C-TR248形(付随台車)である。円錐積層ゴムを用いた軸箱支持装置、ダイアフラム形空気バネをダイレクトマウント方式にて搭載した枕バネはDT50系と共通の仕様であり、本系列特有の装備として、蛇行動抑制のためのヨーダンパ・空転防止のための砂箱(動力台車のみ)を装備する。
ブレーキ装置は電気指令式で、回生ブレーキ・抑速ブレーキを装備するほか、列車本数の少ない区間で回生失効の発生を防ぐため発電ブレーキも併設する。基礎ブレーキ装置は踏面片押し式のほか、付随台車ではディスクブレーキを併設する。
- 運転・保安装置
保安装置はATS-ST形を全編成に装備する。
1996年3月ダイヤ改正用に製造したF6編成以降は、東日本旅客鉄道(JR東日本)管内乗入れ運用のため当初からATS-P形(以下P形と略記)を併設する。「ふじかわ」用として製造した初期のF1-F5編成ではP形の準備工事のみなされていたが、同改正でF4・F5編成にP形が追設された。F1-F3編成は「ふじかわ」限定運用となったが、後年にP形追設工事を施工した結果、共通運用が可能となった。
-
車内:デッキ・客室間に扉がない(奥の扉は連結部のもの)。座席のリネンは特急と一部の「ホームライナー」に限り装着。
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座席はフリーストップ式のリクライニングシートで、足元に跳ね上がり式フットレストが装備される。
-
車端部のセミコンパートメント席
-
車内に設置されている案内表示器
- 車内放送
車内放送は特急列車の運用時では自動放送を使用し普通列車や快速「ムーンライトながら」、ホームライナーの運用時では車掌による肉声放送を行う。詳細は「車内放送#アナウンス」を参照。
形式別概説
F1-F12編成の36両(1 - 12)は日本車輌製造、F13・F14編成の6両(13, 14)は日立製作所で製造された。
- クモハ373形
- 制御電動車で、編成の東京方に連結される。室内の連結面側車端部にセミコンパートメント席をもつ。
- 屋根上にパンタグラフを搭載し、主変換装置・補助電源用静止形インバータ(SIV)を床下に装備する。
- サハ373形
- 中間に連結される付随車で、室内の両車端部にセミコンパートメント席をもつ。
- 床下には発電ブレーキ用抵抗器などを搭載する。
- クハ372形
- 制御車で、甲府・飯田・大垣・米原方に連結される。室内の連結面側車端部にトイレと洗面所を備え、セミコンパートメント席はない。
- 床下にはスクロール式の電動空気圧縮機(CP)と真空式汚物処理装置を搭載する。
運用
1995年10月1日、静岡運転所(現・静岡車両区)に配置され、身延線の特急「ふじかわ」で運用を開始した。次いで1996年3月16日には東海道本線特急「東海」・飯田線特急「伊那路」、夜行快速「ムーンライトながら」での運用を開始し、同所の165系を淘汰した。
また、一部の普通列車にも使用されている。東京 - 静岡間(9両編成)、浜松 - 豊橋間および大垣 - 米原間で各1往復(いずれも3両編成)運用されている[3]。
さらに、特急列車の間合い運用として東海道本線の「ホームライナー」にも使用される。2009年3月ダイヤ改正前では「ホームライナー豊橋」上り2本(いずれも3両編成、内1本は下り「ムーンライトながら」の名古屋切り離し3両を充当)名古屋・大垣から飯田線特急「伊那路」に使用するための豊橋への送り込み、「ホームライナー大垣」(6両編成)は昼間「伊那路」に使用した車両をその日の上り「ムーンライトながら」に使用するための返却列車であった。
以前は身延線でも普通列車として運用されていた時期があったが、こちらは313系の投入に伴い消滅している。2000年には予想外の好評により車両不足となった中央西線「セントラルライナー」にも313系増備車落成までの間、一時的に運用されたことがある。
「ムーンライトながら」は2009年3月14日のダイヤ改正によって、年間運転予定日数120日前後の臨時列車とされ、同時に使用車両はJR東日本田町車両センターに配置されている183・189系に変更されたが、以前より送り込みと返却を兼ねて運用されていた東京 - 静岡間の普通列車は、引き続き373系のままで運行されている[3]。なお改正前に「ムーンライトながら」の間合い運用として設定されていた大垣 - 米原間の3両編成による2往復の普通列車に関しては改正後は運用が1往復へと減少したものの引き続き運行されている。また、この改正で新たに浜松 - 豊橋間の普通列車(987M、994M)での運用を開始した[3]。
2009年現在、前述のとおり特急「東海」廃止と、「ムーンライトながら」臨時列車化に伴う車両変更により、車両の運用に余裕が生じている。そのため、同車が配置されている静岡地区ではJR東海が主催するウォーキングイベント「さわやかウォーキング」の開催時に同車を活用した定員制列車「さわやかウォーキングライナー」の運用にも就いている。
特急列車
- ふじかわ:静岡 - 甲府(3両編成、1日7往復。多客期に静岡 - 新居町間を延長して運行したこともある)1995年10月1日 -
- 伊那路:豊橋 - 飯田(3両編成、1日2往復。多客期に飯田 - 駒ヶ根間を延長して運行したこともある)1996年3月16日 -
快速・ホームライナー
- ホームライナー(大垣・豊橋・浜松・静岡・沼津):(3両編成・6両編成)1996年3月16日 -
普通列車[3]
- 東京 - 静岡(9両編成、1日1往復)
- 大垣 - 米原(3両編成、1日1往復)2006年10月1日 -
- 浜松 - 豊橋(下りは6両編成、上りは3両編成、1日各1本)2009年3月14日 -
過去の定期列車
- 特急「東海」:東京 - 静岡(6両編成、1日2往復)1996年3月16日 - 2007年3月17日
- ムーンライトながら:東京 - 大垣(9両(下り名古屋→大垣間は6両[4])編成、1日1往復)1996年3月16日 - 2009年3月13日
臨時列車
- 特急「ごてんば」:浜松 - 御殿場(3両編成、1日1往復・一部は上り谷峨行き、下り山北発)
- 特急「しだれ桜」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復。身延 - 鰍沢口間を延長して運行したこともある[要出典])
- 特急「80周年みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年3月30日
- 特急「山梨DC記念みのぶ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年6月22日
- 特急「みのぶもみじ号」:静岡 - 身延(3両編成、1日1往復)2008年11月22日
- 急行「飯田線秘境駅号」:豊橋 - 天竜峡(3両編成、1日1往復)
- 快速:大垣 → 米原(3両編成、途中駅通過・新垂井経由)2008年春季・夏季の多客期。大垣8:08発。
- JR東海「さわやかウォーキング」関連
脚注
参考文献
- 交友社「鉄道ファン」
- 1995年11月号 新車ガイド:JR東海373系
外部リンク
- JR東海車両図鑑 373系(JR東海公式)
- Gマーク受賞概要 - 1995年度グッドデザイン商品(現・グッドデザイン賞)に選定された。
関連項目
- ^ “地球環境保全への貢献”. 東海旅客鉄道. 2023年11月29日閲覧。