島津久季

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島津 久季(しまづ ひさすえ、寛文元年8月18日1661年9月11日) - 享保19年7月26日1734年8月24日))は、江戸時代中期の薩摩藩士、加治木島津家第3代当主。

幼名は虎助。通称は内匠、兵庫。初名は久住。

略歴[編集]

寛文元年(1661年)8月18日、江戸芝藩邸で、藩主世子島津綱久の次男として生まれる。寛文11年(1671年)、加治木島津家島津久薫の養子となる。

正徳2年(1712年)、嫡男の久連が死去する。享保14年(1729年)、藩主島津継豊の次男の善次郎(久門)を養子に迎える。享保17年(1732年)、隠居して家督を久門に譲る。享保19年(1734年)7月26日没。享年74。

人物[編集]

和歌に秀で、正室、嫡男久連と共に歌を残している。

系譜[編集]

参考文献[編集]

  • 「加治木郷土史料」