DUAL SIM

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デュアルSIMは、2つのSIMスロットを有し、一台の端末で任意に回線を切り替えられる携帯電話端末のことである。もしくは、通常の携帯電話に2枚のSIMカードを装着し、必要に応じて切替えて使用できるようにするためのアダプターのことを言う場合もある。ビジネス用とプライベート用、又は違った契約内容のSIMカードを1台の電話機で切替えて使う事が出来るので、電話機を2台持ち歩く必要が無くなる便利なグッズである。日本での利用者は少ないが、欧州やアジアのGSM圏では過去から利用者の多いポピュラーなアイテムである。

日本では、Ghost Dual SIMやTop Twin Card,2in1 Dual SIMと言った製品をネットショップやインターネットオークション、秋葉原等で入手する事が可能である。

携帯電話[編集]

携帯電話本体にデュアルSIMとしての機能が備わっているもの。SIMカードスロットが2つ搭載されていて、回線を任意に切り替えることが出来る。 日本で売られている端末ではまず見かけないが、海外(とりわけ発展途上国)を中心に普及している。海外では、プリペイドSIMが普及しているため、複数のSIMカードを保有していても日本のように負担額が増えるわけではない。そこで、かける相手によってSIMカードを切り替えたり、あるいは家族で一台の端末を共有するといった使い方がされている。

アダプター[編集]

通常の携帯電話に、アダプターを挿入し無理矢理2つのSIMカードを使用するタイプ。電話機のSIMスロットにダミーSIMを差込みフレキ基板を介してSIMカードを装着するタイプと、SIMカードのICチップ部分だけを小さく切取り、SIMカードと同じ大きさのアダプターに装着するタイプの2種類に分類できる。両者とも搭載されているチップで2枚のSIMカードを切替える。

SIMカードの切替えは、電話機本体の電源のON/OFFで切替える物と、搭載されているチップにソフトウェアがセットされており、ソフトウェアを操作する事によって2枚を切替える物がある。

種類[編集]

SIMカードに手を加えないタイプ

このタイプは携帯電話のSIMスロットにダミーSIMを差込み、フレキシブル基板を介してスロットに有るホルダーにSIMを設置する。基本的にSIMカードや携帯電話を加工する事無く設置できる。携帯電話によってSIMスロットの位置や向きが異なる為、形状の違う物が数種類あり、自分の電話機に適した物を選択する必要がある。切替えは携帯電話の電源のON/OFFで切替える物が主流である。

メリット
  • 電話機もSIMカードも加工が必要ない。
  • チップとの相性問題が少なく、スペースさえ有れば使用できる。
デメリット
  • バッテリーとバッテリーカバーの間に設置する為、カバーが閉め難くなったり膨れたりする。
  • スペースの問題で設置出来ない電話機がある。
  • 構造上、リアカバーを頻繁に開け閉めすると断線しやすい。

SIMカードを切断して装着するタイプ

このタイプはSIMカードに付属のステッカーを貼り、ステッカーに書かれている切取り線に合わせて切断してDual SIMに設置する。SIMの固定は薄い金属のカバーで押さえる様になっており、一度セットするとカバーを開けるのは苦労する。Dual SIMはSIMカードと同じ大きさで、若干厚みは増すが設置場所は問わない。ICチップにソフトウェアがインストールされており、切替えはソフトウェア上で行なう。SIMを切断する専用工具(バイスグリップに専用パンチが付いた物)も販売されている。

メリット
  • SIMスロットに装着するため、基本的に機種を問わない。
  • ソフトウェアで切替える為、携帯電話の電話機を切る必要が無い。
デメリット
  • SIMカードを切断するので、切断に失敗するとSIMカードは使えなくなる。
  • 厚みが増すので、携帯電話のスロットから抜けなくなる場合がある。
  • ソフトウェアの関係なのか、動作しない電話機が有る。

日本の場合、SIMカードはキャリア(通信会社)からの貸与であり、解約の際には返却しなければならないので、SIMカードを切断する事によって後々問題が発生する可能性がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]