電源

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発電所原子力発電所)。大元の「電源」。
パソコンの電源の規格ATX電源」の内部

電源(でんげん)は、電力供給の源、またはそれから供給される電力そのもの。さまざまな段階での「源」が電源と呼ばれる。

発電所など[編集]

大元の電源は、発電所発電機、あるいは電池である。商用の電力網に電力を供給する発電所、またそれから供給される電力は、商用電源と呼ばれる。

電気製品[編集]

個々の電気製品について、機器への電力供給の源も電源と呼ぶ。

家庭用電源[編集]

機器にとっては、電灯線から供給される100~200ボルト程度(日本では通常100ボルト)の交流電力が、電源となる。俗に家庭用電源と呼ばれる。

また、電灯線と機器を接続する配線用差込接続器(ソケットとプラグ)を電源ということもある。

電源回路[編集]

ごく単純な機器を除けば、電気製品はソケットから供給される電力をそのままは使わず、電源回路で機器に適した形態の電力に変換する。

電源回路には、機器内に組み込まれているもの、ACアダプタとして分離されているもの、単一の機器となっており電源のない機器に接続するものなどがある。PC/AT互換機の電源は交換可能な電源ユニットとして規格化されており、現在主流の規格はATX電源である。

電池[編集]

主に携帯する機器や小型機器に用いられる。携帯型ラジオ懐中電灯、電気式時計や電気式腕時計電気シェーバー、電気式体重計、電気式自動血圧計ラジオカセットレコーダー携帯音楽プレーヤーラジコンワイヤレスマイク、携帯型トランシーバー携帯電話PHSなどである。この中にはACアダプタや電灯線からも電源を取れる機器もある。

電源スイッチ[編集]

電源スイッチは、電力路を機器の最上流でON/OFFする。電源スイッチをONにすることを電源を入れる、点ける、OFFにすることを電源を切る、落とすなどと言う。

電源スイッチは、実際に電源回路の上流で電灯線からの電力供給をON/OFFしていることもあるが、電源回路に指示を送っているにすぎないこともある。その場合、そのための回路(パソコンなどの場合マザーボード上にある)には電源OFFでも電力が供給されている。これが待機電力である。

電源ボタンに描かれている|と◯を使ったマークは通電のオン(1)とオフ(0)を組み合わせて図式化したと言われている[1]

交流電源と直流電源[編集]

交流の電源を交流電源(AC電源)、直流の電源を直流電源(DC電源)と呼ぶ。

電源回路について言うことが多いが、商用電源や家庭用電源もまた交流電源である。

脚注[編集]

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  1. ^ 【|と◯】知ってる? アプリや電機のスイッチと電源ボタンの記号の意味