モバイルオペレーティングシステム

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モバイルオペレーティングシステムとは、 スマートフォン携帯情報端末(PDA)、Ultra-Mobile PCMIDなどの携帯機器に搭載される汎用のオペレーティングシステム。モバイルOS、携帯汎用OS、モバイルプラットフォームともいう。

組み込みオペレーティングシステムの一種ではあるが、Windowsなどのデスクトップコンピュータで利用されるOSのようにユーザインタフェースや各種設定ツールなどのユーティリティが組み込まれ、直接ユーザに意識される機会が多い。ソフトウェア開発のためのライブラリ、ユーザインタフェースフレームワークなどが開発元から提供され、サードパーティーによって開発されたソフトウェアが利用可能となっている。

モバイルオペレーティングシステムには、Symbian OSのように携帯機器向けに独自に開発されたもの、iOSのようにデスクトップOSから派生したもの、Androidのように組み込みLinuxから派生したものなどがある。

主なモバイルオペレーティングシステム[編集]

スマートフォンOS別販売台数推移[1]
スマートフォンOS別販売シェア推移[1]
Android (Google)
Linuxをベースにした組み込みプラットフォーム。2010年以降にスマートフォンの主流の一つになった。
iOSアップル
Mac OS Xから派生したモバイルオペレーティングシステム。iPhoneiPadiPod touchに搭載される。
Badaサムスン電子
スマートフォン向けOS。
BlackBerry OSブラックベリー
BlackBerryに搭載される独自のモバイルオペレーティングシステム。
Firefox OS (Mozilla Foundation)
HTML5CSSJavaScriptなどをベースとしたオープンソースOS。2013年に搭載端末が発売予定。
Symbian OS (Symbian Foundation)
携帯電話やスマートフォンに特化した設計をもつオペレーティングシステム。元はノキアが開発した。従来型携帯電話にも多く採用された。初期のスマートフォンで普及したが、iOS・Androidが主流化し衰退。
TizenLinux Foundation、Tizen Project等)
LinuxベースのオープンソースOS。様々な企業が開発に参加している。2013年に搭載端末が発売予定。
Ubuntu for Phones(カノニカル
Ubuntuのモバイル版。2013年に搭載端末の発売を目指している。一部のAndroid端末にインストールすることも可能。
HP webOSPalmヒューレット・パッカードLG電子
Palmが携帯情報端末向けに開発したが、Palmを買収したHPが事業継続を断念しオープンソース化した。LGがスマートテレビ向けのプラットフォームとして買収[2]
Windows Mobileマイクロソフト
Windows CEをベースにしたオペレーティングシステム。
Windows Phone(マイクロソフト)
Windows Mobileの後継製品。スマートフォン向けに新たに開発された。
Windows RT(マイクロソフト)
Windows 8ARMアーキテクチャ版であり、タブレット向けのOS。

脚注[編集]

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  1. ^ a b Technology Research”. Gartner Inc.. 2013年3月2日閲覧。
  2. ^ “LG、HPからwebOSを買収してスマートTVのOSに PalmはHPがサポート継続”. ITmedia. (2013年2月26日). http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1302/26/news031.html 2013年3月12日閲覧。