高千穂大学

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高千穂大学
高千穂大学 新1号館
高千穂大学 新1号館
大学設置 1950年
創立 1903年
学校種別 私立
設置者 学校法人高千穂学園
本部所在地 東京都杉並区大宮2-19-1
北緯35度40分59.6秒 東経139度38分17.7秒 / 北緯35.683222度 東経139.638250度 / 35.683222; 139.638250座標: 北緯35度40分59.6秒 東経139度38分17.7秒 / 北緯35.683222度 東経139.638250度 / 35.683222; 139.638250
キャンパス 東京都杉並区
学部 商学部
経営学部
人間科学部
研究科 経営学研究科
ウェブサイト 高千穂大学公式サイト
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高千穂大学(たかちほだいがく、英語: Takachiho University)は、東京都杉並区大宮2-19-1に本部を置く日本私立大学である。1950年に設置された。大学の略称は高千穂大。

沿革[編集]

高千穂大学 1号館
高千穂大学 1号館

高千穂大学は、私学として我が国最初の高等商業学校を前身としている。

  • 1903年 (明治36年)4月 - 川田鐵彌東京府豊多摩郡大久保村字高馬(現在の東京都新宿区新宿七丁目)に高千穂学校を創立。高千穂尋常高等小学校を開校
  • 1907年 (明治40年)4月 - 高千穂幼稚園を開園
  • 1909年 (明治42年)4月 - 高千穂中学校旧制)を開校
  • 1914年 (大正3年)4月 - 高千穂高等商業学校旧制)を東京府豊多摩郡和田堀内村字大宮に開校(国内初の私立の高等商業学校)
  • 1944年 (昭和19年)3月 - 高千穂高等商業学校を高千穂経済専門学校(旧制)に改称
  • 1950年 (昭和25年)
    • 3月 - 新学制に移行し、高千穂商科大学へ昇格(商学部商学科)
      • 4月 - 商学会発足
  • 1953年(昭和28年) - 高千穂学校 創立50周年
  • 1959年(昭和34年) - 創設者川田鐵彌逝去
  • 1963年(昭和38年) - 高千穂小学校が休校(旧制より55期)
  • 1966年(昭和41年)
    • 4月 - 経理研究所設置
    • 5月 - 高千穂学校から高千穂学園に法人名改称
  • 1968年(昭和43年) - 高千穂中学校が休校(新制より20期)
  • 1971年(昭和46年)6月 - ストア・マネジメント研究所設置
  • 1972年(昭和47年)4月 - 語学研究所設置
  • 1973年(昭和48年) - 高千穂高等学校が休校(新制より25期)
  • 1987年(昭和62年)4月 - 三研究所を統合し、総合研究所として設置
  • 1990年(平成 2年)4月 - 商学部に経営学科を設置
  • 1996年(平成8年)4月 - 大学院経営学研究科(修士課程)を設置
  • 1997年(平成9年)4月 - アジア研究交流センター設置
  • 1998年(平成10年)4月 - 大学院経営学研究科に博士後期課程設置
  • 2001年(平成13年)4月 - 高千穂大学に校名を改称。経営学部経営学科を設置
  • 2003年(平成15年)5月 - 高千穂学園創立100周年
  • 2007年(平成19年)4月 - 人間科学部人間科学科(人間科学専攻・児童教育専攻)を設置
  • 2011年(平成23年) - 経営学部に経営法務コースを設置
  • 2013年(平成25年)5月 - 高千穂学園創立110周年
  • 2015年(平成27年)9月 - 新しい1号館が竣工
  • 2016年(平成28年)4月 - 人間科学部に心理・コミュニケーションコース、社会・ライフデザインコースを設置
  • 2017年(平成29年)
    • 4月 - 経営学部に情報コース、商学部に観光・地域プログラムを設置
    • 10月 - 新体育館・7号館竣工
  • 2018年(平成30年)4月 - 商学部にファイナンシャルマスタープログラムを設置

建学の精神[編集]

学風の指針[編集]

  • 「常に半歩先立つ進歩性」

学風の目標[編集]

  • 心の交流を大切にする「偏らない自由人」
  • スケールの大きな「気概ある常識人」
  • グローバルな視野を持つ「平和的国際人」

校章・シンボルマーク・校歌[編集]

校章・シンボルマーク[編集]

校章には稲、鏡、鵄(とび)が刻まれている。稲は「知性(知)」、鏡は「徳(真心)」、鵄は「体(勇気)」を意味し、これら知・徳・体を4年間の大学生活において体現することを意味している。

シンボルマークの3つのパーツは、知・徳・体それぞれを表現している。

校歌[編集]

教育及び研究[編集]

学部[編集]

  • 商学部
    • 商学科
      • マーケティングコース(2017年4月観光・地域プログラム新設)
      • 金融コース(2018年4月ファイナンシャルマスタープログラム新設)
      • 会計コース(税理士養成プログラム)
  • 経営学部
    • 経営学科
      • 企業経営コース
      • 経営法務コース
      • 起業・事業承継コース
      • 情報コース(2017年4月新設)
  • 人間科学部
    • 人間科学科
      • 人間科学専攻
        • 社会・ライフデザインコース
        • 心理・コミュニケーションコース
      • 児童教育専攻

大学院 修士課程[編集]

大学院 博士後期課程[編集]

  • 経営学研究科
    • 経営学分野
    • 会計学分野

附属機関[編集]

  • 図書館
    • 旧制高千穂高等商業学校の伝統を受け継ぎ、図書館には経済学・商学関連の稀覯書や社史など多くの書籍を所蔵している。
  • 杉並区図書館ネットワーク

研究所[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

学外施設[編集]

  • 白根セミナーハウス
  • 所在地:群馬県吾妻郡草津町前口3-107
  • 吾妻線 万座・鹿沢口駅下車、送迎バスあり。 施設宿泊やゼミ合宿で利用することができる。
  • 登戸総合グラウンド
  • 所在地:神奈川県川崎市多摩区登戸新町1-1
  • JR南武線、小田急線登戸駅下車、徒歩7分。 授業やサークル/部活で利用することができる。

対外関係[編集]

大学間交流[編集]

国際・学術交流協定校[編集]

系列校と歴史[編集]

高千穂の由来[編集]

創立者川田鐵彌が高千穂小学校と名付けたことに始まり、一貫して学校名に高千穂を冠している。 日本の建国神話に由来する日本人の心のふるさと、天孫降臨に象徴される日本民族の精神的な発祥の聖地、すなわち日本人の精神的原点を指している。

旧制時代[編集]

明治〜大正時代、高級住宅街として知られた豊多摩郡大久保町(現在は新宿区新宿七丁目)に開校。明治36年 小学校の設立から12年で幼稚園・小学校・中学校・高等商業学校を擁する一貫教育を実現した。創設者川田鐵彌の教育理念により、創設時より少人数教育で家族的な一貫教育を目指し、新宿大久保四谷界隈の資産家や実業家の子弟が学ぶ名門校であった。教授陣は充実し、当時の評議員や式典来賓には、渋沢栄一、男爵団琢磨、公爵山県有朋など実業界の第一人者、政府高官、貴族の名が連なっており、旧制高千穂高等商業学校は官立東京高等商業学校や有名私塾と肩を並べると評されていた。

新制以降[編集]

昭和20年5月までに空襲で大久保の校舎が全焼し、高商のある杉並区大宮に全てが移転した。戦後の学制改革で幼稚園・小学校・中学校・高等学校へ改組、高商は新制大学へ改組、再び一貫教育の体制が整い、昭和20年代の中学校、高等学校は、商大の他、有名校に多くの進学者を輩出していた。しかし、戦後の再建期の中、さまざまな問題により小学校・中学校・高等学校が休校に追い込まれるまでに至った。

その後、商大卒業生有志が中心となって学校経営体制の刷新に立ち上がり、昭和40年代は、校舎、グラウンドをはじめとした設備面の拡充、教職員の向上、経営体制の整備を着々と推し進め、商大を中心とした学園再建の動きに向かった。幾多の困難の末に混乱は収束し、社会問題であった学生運動学園紛争の盛んな時期でも、商大では目立った事件・事故はなかった。

現在[編集]

現在では文系3学部、大学院、付属研究機関を擁する。企業出身者による実学の充実、国内外協定校との連携、創設以来の方針である少人数制を活かした教育を目指している。高千穂幼稚園は都内で100年以上の歴史をもつ3つの幼稚園の一つとして知られている。

産学提携[編集]

大学関係者一覧[編集]

参考文献[編集]

  • 高千穂学園八十年編集委員会編『高千穂学園八十年史』(学校法人高千穂学園、1983年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]