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「豊後高田市」の版間の差分

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=== 主な名所・旧跡等 ===
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2019年1月8日 (火) 12:37時点における版

ぶんごたかだし ウィキデータを編集
豊後高田市
熊野磨崖仏
地図
豊後高田市旗
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
市町村コード 44209-7
法人番号 9000020442097 ウィキデータを編集
面積 206.24km2
総人口 21,399[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 104人/km2
隣接自治体 宇佐市杵築市国東市
市の木
市の花 コスモス
豊後高田市役所
市長 佐々木敏夫
所在地 879-0692
大分県豊後高田市御玉114
北緯33度33分26.1秒 東経131度26分40.5秒 / 北緯33.557250度 東経131.444583度 / 33.557250; 131.444583座標: 北緯33度33分26.1秒 東経131度26分40.5秒 / 北緯33.557250度 東経131.444583度 / 33.557250; 131.444583
外部リンク 公式ウェブサイト

豊後高田市位置図

― 市 / ― 町・村

特記事項 市役所のデータは高田庁舎のもの
ウィキプロジェクト

豊後高田市(ぶんごたかだし)は、大分県北部に位置する

地理

大分県北部の国東半島の北西部に位置し、周防灘に面する。市内中心部を二級河川の桂川等の川が流れる。中津市から車で約30分、大分市から車で約1時間ほどの位置にあり、旧豊前国豊後国のほぼ境界に位置する都市である。大分県北部に位置することから、生活面、文化面等で中津市・宇佐市・福岡県豊前市との関係が深い。経済的に中津市を中心とする小規模経済圏の中津都市圏に属する。

隣接している市町村

地名

旧豊後高田市

市が誕生してからも基本的には以前からの大字を用いている。ただし、平成に入ったころ(推定。詳細は不明)に2町が新設されている。斜体は平成の大合併で大字名が変更された地区である(田染地区)。

  • 高田(旧高田町)
  • 新栄(旧玉津村)
  • 玉津(旧玉津村)
  • 鼎(旧美和村)
  • 払田(旧美和村)
  • 美和(旧美和村)
  • 来縄(旧来縄村)
  • 界(旧来縄村)
  • 小田原(旧河内村)
  • 佐野(旧河内村)
  • 森(旧河内村)
  • 荒尾(旧西都甲村)
  • 大力(旧西都甲村)
  • 築地(旧西都甲村)
  • 長岩屋(旧西都甲村)
  • 松行(旧西都甲村)
  • 草地(旧草地村)
  • 一畑(旧東都甲村)
  • 梅木(旧東都甲村)
  • 加礼川(旧東都甲村)
  • 新城(旧東都甲村)
  • 呉崎(旧呉崎村)
  • 相原(旧田染村)
  • 池部(旧田染村)
  • 上野(旧田染村)
  • 平野(旧田染村)
  • 蕗(旧田染村)
  • 真中(旧田染村)
  • 嶺崎(旧田染村)
  • 水崎(旧封戸村)
  • かなえ台(鼎より独立。)
  • 御玉(高田・玉津より独立。)

以下は平成の大合併で大字高田の一部に町名設置が行われた地域である。(旧町名復活運動)。

  • 今町
  • 鍛治屋町
  • 金谷町
  • 是永町
  • 新地
  • 新町
  • 中央通
  • 浜町
  • 本町
  • 水取

また、平成の大合併では、田染地区では地名の頭に「田染」を冠するようになり、一部の大字が変更された。

  • 田染相原
  • 田染池部
  • 田染上野
  • 田染小崎(合併前は嶺崎)
  • 田染平野
  • 田染蕗
  • 田染真木(合併前は真中)
  • 田染真中
  • 田染横嶺(合併前は嶺崎)

2015年、住宅団地造成により、以下の町が発足した。

  • 城台(玉津より分立)[1]
真玉町

大字がそのまま豊後高田市に引き継がれた。ただし、大字のない区域に中真玉という大字が設置された。

  • 中真玉(旧真玉村。豊後高田市として合併するまで大字なしの区域であった。)
  • 大平(旧真玉村)
  • 西真玉(旧真玉村)
  • 臼野(旧臼野村、真玉村として合併時に東真玉から改称)
  • 大岩屋(旧上真玉村)
  • 黒土(旧上真玉村)
  • 城前(旧上真玉村)
香々地町

大字がそのまま豊後高田市に引き継がれた。

  • 香々地
  • 見目
  • 夷(旧三重村)
  • 上香々地(旧三重村)
  • 堅来(旧三浦村)
  • 小畑(旧三浦村)
  • 羽根(旧三浦村)

歴史

古代

  • 718年(養老2年) 宇佐八幡神の応現とされる仁聞が六郷満山を開く(この年代は伝説的なものであるが、奈良から平安時代にかけて国東半島に寺院群が形成された)。
  • 11世紀後期 内陸部の田染地区に宇佐神宮の最も重要な荘園のひとつと評価される田染荘や来縄郷が開かれる。
  • 11世紀前半 同じく宇佐宮神宮寺の弥勒寺の荘園として都甲荘、草地荘、真玉荘、臼野荘、香々地荘が立荘される。
  • 平安末期 現存する九州最古の木造建築物である富貴寺大堂が建立される。

中世

近世

近現代

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
    • 高田町・玉津町・来縄村・美和村・河内村・東都甲村・西都甲村・草地村・呉崎村・田染村・西真玉村・中真玉村・上真玉村・臼野村・岬村・三浦村・三重村
  • 1907年(明治40年)4月1日 高田町・玉津町・来縄村・美和村が対等合併し、新町制による高田町となる。
  • 1919年(大正8年)1月1日 岬村が町制施行し、香々地町となる。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 西真玉村・中真玉村が対等合併し、真玉村が発足。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 高田町・河内村・東都甲村・西都甲村・草地村が対等合併し、新町制による高田町となる。
  • 1954年(昭和29年)3月31日
    • 呉崎村を高田町に編入。
    • 真玉村・上真玉村・臼野村が合併し、真玉村が発足。
  • 1954年(昭和29年)5月10日 高田町が名称変更し、豊後高田町となる。
  • 1954年(昭和29年)5月31日 田染村を豊後高田町に編入。同時に豊後高田町が市制施行し、豊後高田市となる。
  • 1954年(昭和29年)8月31日 香々地町・三浦村・三重村が対等合併し、香々地町が発足。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 真玉村が町制施行し、真玉町となる。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 封戸村の水崎地区を豊後高田市に編入(封戸村の他地域は宇佐町・北馬城村と対等合併して宇佐町となる)。
  • 2005年(平成17年)3月31日 豊後高田市・真玉町・香々地町が対等合併し、新市制による豊後高田市が発足。

市政

歴代市長

氏名 就任年月日 退任年月日
市長職務執行者 安永信義 2005年3月31日 2005年4月24日
初-3代 永松博文 2005年4月24日 2017年4月23日
4代 佐々木敏夫 2017年4月24日 現職

市議会

  • 定数 : 20人
会派構成

(2011年3月1日現在)

会派名 人数
市民クラブ 12
新友会 6
無所属 2

市役所

  • 高田庁舎(旧豊後高田市役所・議会設置庁舎)
  • 真玉庁舎(旧真玉町役場)
  • 香々地庁舎(旧香々地町役場)

国政・県政

国政

衆議院小選挙区選挙では、大分3区に属する。直近の第47回衆議院議員総選挙2014年12月)での選出議員は以下のとおり。

県政

大分県議会議員選挙では、本市でひとつの選挙区をなす。定数は1人。直近の第18回統一地方選挙2015年4月)での選出議員は以下のとおり[2][3]

  • 佐々木敏夫(自由民主党)

公共機関

県の行政機関

  • 北部振興局豊後高田事務所
  • 北部保健所豊後高田保健部
  • 豊後高田土木事務所
  • 豊後高田警察署

司法機関

経済

産業

  • 主な産業
  • 産業人口

豊後高田市に本社を置く主要企業

大分北部中核工業団地に進出した主要企業

  • TRI九州 - 住友理工のグループ会社、自動車用防振ゴム、ホースの製造・販売
  • TRI大分AE - 住友理工のグループ会社、精密機器用合成樹脂製品の製造・販売
  • 東プラスチック・エンジニアリング - プラスチック射出成形品、射出成形用金型の製造・販売
  • 北田金属工業所 - 大型プレス加工、アーク溶接・スポット溶接
  • キャム - 精密エンジニアリングプラスチックス金型及び成形品の製造・販売
  • ヒロテック - 自動車部品の設計製作
  • 浅野歯車九州 - 歯車および歯車装置の設計・製造
  • 東陽九州 - 自動車部品の製造・販売

姉妹都市・提携都市

国内

地域

人口

豊後高田市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 33,561人
1975年(昭和50年) 31,527人
1980年(昭和55年) 30,705人
1985年(昭和60年) 29,812人
1990年(平成2年) 28,798人
1995年(平成7年) 27,337人
2000年(平成12年) 26,206人
2005年(平成17年) 25,114人
2010年(平成22年) 23,906人
2015年(平成27年) 22,853人
2020年(令和2年) 22,112人
総務省統計局 国勢調査より

教育

高等学校

小中一貫校

中学校

小学校

交通

空港

最寄の空港は大分県国東市にある大分空港

鉄道路線

※市内に鉄道路線はない。かつては大分交通宇佐参宮線が通っていた。

バス・乗合タクシー

JTB時刻表には、豊後高田バス停が中心駅として記載されている。

  • 大交北部バス - 大分交通グループ。豊後高田市と大分空港を結ぶ空港特急バス「ノースライナー」、豊後高田市中心部と宇佐市(宇佐駅・四日市)を結ぶ路線、旧真玉町・旧香々地町を経由して豊後高田市中心部と国東市国見町を結ぶ路線がある。市内内陸部への路線はすべて廃止され、市民乗合タクシーに転換された(詳細は大交北部バス#高田営業所参照)。
    • ノースライナー:大分空港 - 豊後高田市(中心部) - 宇佐市 - 中津市
    • 宇佐市(四日市・宇佐駅) - 豊後高田市(中心部)
    • 国東市(伊美・竹田津) - 豊後高田市(旧香々地町・旧真玉町・中心部) - 宇佐市(宇佐駅)
  • 市民乗合タクシー - 主に内陸部の集落と豊後高田市中心部・旧真玉町中心部・旧香々地町中心部を結んで運行する。

道路

一般国道

県道

主要地方道
一般県道
  • 大分県道525号高田港線
  • 大分県道548号地蔵峠小田原線
  • 大分県道655号新城山香線

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光スポット

主な名所・旧跡等

真木大堂
富貴寺

祭事・催事

著名な出身者

政治家

学者

文化人

アナウンサー

スポーツ選手

軍人

電波銀座

豊後高田市は、福岡県のテレビ7局(民放5局)が受信可能なため、市内では北九州中継局皿倉山)にアンテナを向けた家を見かける事が非常に多い。(特に、旧・真玉町や旧・香々地町の沿岸部エリアでは北九州中継局1本しかアンテナを立てていない家屋すらあり、大分局の番組を視聴出来ない世帯もある。)また、山口防府局の電波も届いており視聴可能であり、さらに天候などの条件次第では愛媛、広島のテレビ放送が受信できる事もある。FM放送でも近県の福岡県(行橋北九州局)、山口県防府局)、愛媛県松山局)の3県の放送が受信可能で、AM放送では大阪のラジオ局まで受信でき、夜間は大韓民国等の近隣諸国や東日本の局まで受信可能なため、地元局にも混信することもある。

このため、大分の3局しかない民放局ではネットされていない番組の中継やロケが行われることがある。2006年7月31日には、テレビ西日本で視聴可能なフジテレビ系「めざましテレビ」の“めざまし体操キャラバン”が同市を訪れた。また、2004年にはTVQ九州放送で視聴可能な(ただし、テレビ大分でも約1か月遅れでネットされている。)「開運!なんでも鑑定団」の出張鑑定が訪れたこともある。

郵便番号

  • 豊後高田郵便局:879-06xx、879-07xx、879-08xx
  • 真玉郵便局:872-11xx
  • 香々地郵便局:872-12xx

その他

  • ケーブルテレビ加入者内で視聴可能なCS放送や市民チャンネルだが衛星放送受信所が真玉庁舎しかない為、落雷や大雨など悪天候な場合受信が困難になり、視聴できない状態に陥ってしまう時がある。

出典

  1. ^ [公益財団法人国土地理協会・地名変更2015年5月付 http://www.kokudo.or.jp/place/index.html]
  2. ^ 開票結果-道府県議選・大分県【統一地方選2015】 読売新聞
  3. ^ 選挙区別議員名簿 大分県ホームページ

外部リンク